白山(中宮道〜楽々新道・北弥陀ヶ原が大当り)
- GPS
- 13:57
- 距離
- 41.6km
- 登り
- 3,339m
- 下り
- 3,345m
コースタイム
- 山行
- 12:56
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 13:57
天候 | 晴れ(猛暑) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
中宮ビジターセンターで車中泊してそのまま中宮道登山口からスタート。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆中宮道 ・全般的に整備されているが藪が濃い場所や崩落している個所があるので注意する。 ・水場はシナノキ平避難小屋の手前2か所とゴマ平避難小屋の裏にある。 ・お花松原の花はまだ2週間ほど先。 ・北弥陀ヶ原のコバイケイソウとハクサンコザクラがピーク。 ・ヒルバオ雪渓はまだ雪が残るが足前と相談してアイゼンを準備することをお勧めする。 ◆楽々新道 ・全般的に雪も融けて危険個所はない。 ・一部藪が濃い箇所があり足元が見づらいので注意する。 ・小桜平の水場は出ていなかった。 |
その他周辺情報 | くろゆり荘の温泉を利用。飲用化でおいしい! ラーメン、イワナ定食等ランチも楽しめます。 |
写真
感想
北海道遠征から土曜日に帰還し、中1日で白山へ行くことにした。
北部白山管理人の乾さんから中宮道の様子を見てきてほしいとの依頼があったこと、北弥陀ヶ原の様子が気になった事などが理由だ。
当日夕方から予定があるので夜0時スタートで中宮道から上がり、楽々新道を降りることにする。
前日のうちに新岩間温泉の下山口にチャリデポ。
そのまま車を中宮温泉ビジターセンターまで走らせて車中泊する。
日中は猛暑だったので寝苦しかったらどうしようかと心配していたが夜はそれなりに涼しくなってくれてよかった。
睡眠時間4時間で予定通り0時過ぎにスタート。
中宮道はいつも暗闇ばかり歩いているので慣れてきた。
夜中の気温が少しでも低いうちに高度を上げてしまいたい。
ゴマ平避難小屋までいくと周囲が明るくなってきた。大体予定通りだ。
天空の縦走路を楽しみながら歩いていくとうぐいす平の手前で女性2人と会った。akemiさんとお友達のY子さんだった。
akemiさんも元々北部白山愛好家で自分と同じ乾さんグループのメンバーなので今日ここを歩くことはわかっていた。
自分と逆で中宮温泉に下山予定であり、帰りの車に困っているとのことだったので「くろゆり荘で待っててくれたら駅まで送っていきますよ」ということになった。
北弥陀ヶ原は圧巻だった。
まず北弥陀ヶ原に至る登山道の脇をニッコウキスゲのオレンジが彩っている。
そして北弥陀ヶ原の大草原に到着するとコバイケイソウの白で覆いつくされていた。
去年来たときはニッコウキスゲだったのに・・・その年、その時のタイミングで随分植生も変わるものだ。
その先、池塘地帯に入るとハクサンコザクラの大群落が待っていた。
例年8月になってから来ると少し色もくすんで数も減ってしまっていたが今回はピーク真っ盛りに当てることができたようだ。
写真を撮りまくりながらエネルギー補給して滞在時間を長くとる。
これだけで中宮道に来た甲斐があったというものだ。
次はお花松原だが、この時期はまだ雪が融けたばかりなので花がないことはわかっていた。
しかしなぜだか何人かの登山者がお花松原を目指して上から降りてくるではないか。
どうやら室堂で「お花松原にはクロユリが咲いている」というデマが流れていたらしい。
いやいや、今年は谷筋は雪が多かったし、例年8月でしょう。
ヒルバオ雪渓も多少雪が多めだが特にアイゼンなしで問題なく登ることができた。
大汝峰を踏んだら楽々新道から下山する。
しかし暑い!
この時期の気温とは思えない。
水がなくなりつつあったので七倉ノ辻の残雪で水分補給。
小桜平の水場で水が取れればよかったが水流がなかったのでやめておいた。
小桜平から下は暑さと闘いながらなんとか下山。
いつもよりパフォーマンスが悪かった気がする。
最後はチャリで中宮温泉まで飛ばしてゴール!
下山後はクロユリ荘でお風呂を借りて乾さん、akemiさん達と食事しながら会話を楽しんだ。
夏休みの最後を完全燃焼で締めくくることができてよかった。
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