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記録ID: 1533336
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沢登り
白山

別山(岩屋俣谷-別山平-チブリ尾根・周回)

2018年07月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
12:29
距離
20.8km
登り
1,824m
下り
1,808m

コースタイム

日帰り
山行
10:28
休憩
2:00
合計
12:28
1:44
109
3:33
3:33
33
別山谷分岐
4:06
5:02
51
滝高巻き(1箇所目)
5:53
6:43
250
滝高巻き(2箇所目)
10:53
10:53
28
夏道乗り上げ
11:21
11:23
23
11:46
11:56
9
12:05
12:05
35
12:40
12:42
31
13:13
13:13
16
13:58
13:58
14
14:12
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーで市ノ瀬まで。
前夜のうちに入っておけば駐車場を利用できるが朝になると下の方に路駐する羽目になるかも。
コース状況/
危険箇所等
◆岩屋俣谷(沢登り)
・沢初心者の感想として、厳しい高巻きを求められる滝が多数ある。
・それなりに時間もかかるので暗くても早出した方が良いと思われる。(トラブルがあった際にリカバリーする時間がなくなる)
・アブは一切いなかった。

◆別山平〜別山〜市ノ瀬(チブリ尾根)
・危険個所なし
・別山平はニッコウキスゲのピークだった。
今日は記念すべき初沢です!
YSHR先生、ご指導よろしくお願いします。
2018年07月22日 02:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 2:16
今日は記念すべき初沢です!
YSHR先生、ご指導よろしくお願いします。
暗闇の滝。
左岸から高巻きするもカメラを無くす事件が;;
2018年07月22日 04:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 4:27
暗闇の滝。
左岸から高巻きするもカメラを無くす事件が;;
気を取り直してガンガン行きましょう!
まさにアドベンチャー。
2018年07月22日 05:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 5:03
気を取り直してガンガン行きましょう!
まさにアドベンチャー。
手を変え品を変え次から次へと滝が現れる
2018年07月22日 05:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 5:05
手を変え品を変え次から次へと滝が現れる
ワイルドすぎる
2018年07月22日 05:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 5:09
ワイルドすぎる
使えるものは何でも使う
2018年07月22日 05:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 5:10
使えるものは何でも使う
見てるだけなら「きれいな滝だなー」で済むのだが直後に必ず越えなければならない(笑)
2018年07月22日 05:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/22 5:19
見てるだけなら「きれいな滝だなー」で済むのだが直後に必ず越えなければならない(笑)
普通の登山靴なら滑るような岩場でも安定して歩ける。沢靴スゲー。
2018年07月22日 05:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 5:24
普通の登山靴なら滑るような岩場でも安定して歩ける。沢靴スゲー。
まさに秘境
2018年07月22日 05:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 5:37
まさに秘境
滝の水が気持ちいい!
2018年07月22日 05:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 5:38
滝の水が気持ちいい!
ってことで滝に打たれてみたり
2018年07月22日 05:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 5:51
ってことで滝に打たれてみたり
二人で記念撮影
2018年07月22日 05:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 5:52
二人で記念撮影
結構な高度感。
あのー初めてなんですけど〜
2018年07月22日 05:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 5:57
結構な高度感。
あのー初めてなんですけど〜
ドボンした場所。
ここで先生のカメラが死んだ。
2018年07月22日 06:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/22 6:02
ドボンした場所。
ここで先生のカメラが死んだ。
YSHR先生は慣れた感じでガンガン登る。
多少でもクライミングの練習経験あってよかった。
2018年07月22日 07:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
7/22 7:15
YSHR先生は慣れた感じでガンガン登る。
多少でもクライミングの練習経験あってよかった。
ようやく日が差してきた
2018年07月22日 07:57撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/22 7:57
ようやく日が差してきた
滝つぼ涼しい!
オーソコーツァイトの壁
2018年07月22日 07:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 7:59
滝つぼ涼しい!
オーソコーツァイトの壁
日が差すと滝も綺麗に見える
2018年07月22日 08:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 8:06
日が差すと滝も綺麗に見える
高いよ高いよぉ〜
2018年07月22日 08:33撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/22 8:33
高いよ高いよぉ〜
ロープのお世話になることも何回か。
持ってきてよかった。
2018年07月22日 08:42撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/22 8:42
ロープのお世話になることも何回か。
持ってきてよかった。
誰もいない谷の遡行、楽しすぎる
2018年07月22日 08:42撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/22 8:42
誰もいない谷の遡行、楽しすぎる
沢のせせらぎを聞きながらエネルギー補給
2018年07月22日 08:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 8:53
沢のせせらぎを聞きながらエネルギー補給
泥んこ街道もあります
2018年07月22日 09:02撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/22 9:02
泥んこ街道もあります
段々水が細くなってきた
2018年07月22日 09:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 9:06
段々水が細くなってきた
V字谷。
水が増えたら逃げ場がなくなるので注意。
2018年07月22日 09:06撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/22 9:06
V字谷。
水が増えたら逃げ場がなくなるので注意。
キラキラ。見てるだけで涼しくなる
2018年07月22日 09:07撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/22 9:07
キラキラ。見てるだけで涼しくなる
最後の分岐、これは右に行きます。
緑が素晴らしい。
2018年07月22日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 9:23
最後の分岐、これは右に行きます。
緑が素晴らしい。
でかい雪渓が残っていた
2018年07月22日 09:26撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/22 9:26
でかい雪渓が残っていた
足を滑らせないように最後まで気を抜かずにいこう
2018年07月22日 09:28撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/22 9:28
足を滑らせないように最後まで気を抜かずにいこう
水浴びタイム!
天然のシャワーが最高に気持ちいい
2018年07月22日 09:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 9:40
水浴びタイム!
天然のシャワーが最高に気持ちいい
最後の雪渓。
やっぱり雪の上は涼しくていい。
2018年07月22日 10:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 10:25
最後の雪渓。
やっぱり雪の上は涼しくていい。
ヘルメットに雪を詰めて稜線歩きに備えます
2018年07月22日 10:27撮影 by  iPhone 7, Apple
7
7/22 10:27
ヘルメットに雪を詰めて稜線歩きに備えます
ハクサンコザクラの群落。
ここを登った人だけが見られる。
2018年07月22日 10:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 10:33
ハクサンコザクラの群落。
ここを登った人だけが見られる。
激藪を漕いでようやく稜線に出た。
2018年07月22日 10:53撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/22 10:53
激藪を漕いでようやく稜線に出た。
花を愛でながら別山平を目指す
2018年07月22日 10:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 10:54
花を愛でながら別山平を目指す
オオバギボウシやらクガイソウやら紫系が目立った。
2018年07月22日 10:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 10:54
オオバギボウシやらクガイソウやら紫系が目立った。
三ノ峰を振り返る
2018年07月22日 11:13撮影 by  iPhone 7, Apple
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三ノ峰を振り返る
別山平に来た。
期待通りのニッコウキスゲの大群落。
2018年07月22日 11:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 11:17
別山平に来た。
期待通りのニッコウキスゲの大群落。
黄色の絨毯
2018年07月22日 11:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/22 11:17
黄色の絨毯
御手洗池。
辛うじて逆さ別山ゲット。
2018年07月22日 11:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 11:21
御手洗池。
辛うじて逆さ別山ゲット。
別山登頂。
いつも通りガスガス(笑)
2018年07月22日 11:47撮影 by  iPhone 7, Apple
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別山登頂。
いつも通りガスガス(笑)
チブリ尾根を足早に下山
2018年07月22日 12:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 12:48
チブリ尾根を足早に下山
チブリの主を超えて。
センセーのおかげで最高の沢デビューを飾ることができました!
2018年07月22日 13:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/22 13:42
チブリの主を超えて。
センセーのおかげで最高の沢デビューを飾ることができました!

感想

とうとう沢登りデビューの日がやってきた。
これまで興味を持ちながらも「足を踏み入れない」と決めていた沢登りだが、これだけ猛暑日が続くと普通に稜線を歩く気にはなれなかった。
それに一度きりの人生、食わず嫌いのまま終わるのは勿体ない。
ということで、いよいよ沢登りを始めちゃおう!

本当なら初沢登りなので優しい先生についてビギナーコースからやんわりと慣れていきたいところだが、地獄軍団の盟主YSHR先生から声がかかったとあれば行くしかない。
山スキーの方は地獄軍団のメンバーとしてそこそこ一人前になれたかなと思うけど、さすがに沢となると全く自信がない。
センセー優しく教えてくださいね、期待してないけど。

既に靴とソックスは買ってあったがロープやらウェアやら必要最低限の装備が全然足りていなかったので前日にモンベルで買い出しを済ませた。
お金はそれなりに掛ったけど何とか必要そうなものは揃えることができたかな。

朝2時に市ノ瀬で待ち合わせということでいつも通り車中泊とする。
どうせフライングになるのはわかっているので1時過ぎに起床、準備を終えるとやっぱりフライングのタイミングでYSHR先生がやってきた。
2時前だけど出発しましょう。
初めての沢登りが暗闇の人ってどれだけいるんだろう・・・まあこっちの方が慣れてるし涼しくていいんだけど。

市ノ瀬を出発してチブリ尾根登山口の方へしばらく歩いたら気持ちの準備をする間もなく入渓。
いきなりデカい堰堤をいくつか乗り越えながら遡上する。
通常尾根歩きの場合は最初にグンと標高を上げてしまうパターンが多いが沢はその逆でダラダラと河原を歩くことになる。
だが登山道と異なり常に足の踏み場を気にする必要があるので飽きることはなかった。

4時を過ぎて明るくなってきたところで最初の難関に遭遇・・・滝の高巻きである。
草付きの斜面を掴めるものはなんでも掴んで登っていくが、センセーココほんとに初心者コースすか。
何とか滝はクリアしたものの気付くとデジカメがなくなっていた。途中で落としたようだ。
探しても見つからない可能性が高いし苦労して登った斜面を降りてまた登り返す気力はないので諦めることにした。
安いカメラでよかった。

その後も(自分にとって)厳しい滝が次から次へと現れる。
ついつい山スキーのノリでYSHR先生より先行して登ったら進退窮まりセンセーの指示を仰いで何とかクリアするという場面もあった。
そのベテランセンセーも滝つぼに落ちてデジカメを水没させてしまったりiPhone落としてみたり、なかなかイベント盛りだくさんで刺激的な山行になった。
難しい滝はショルダーやロープでクリアしたり、高巻いたり・・・山スキーと同じで試行錯誤の連続だった。
沢にハマる人の気持ちが分かる気がします。

日が差してきた頃には水量も落ち着いてきたのでのんびり水浴びタイム。
これぞ沢登りの醍醐味といった感じで火照った体を一気に水風呂でクールダウン!
いやー楽しい!まさに想像通りでした。

夏道直下まで登ったら雪渓があったのでヘルメットに雪を詰めて稜線歩きに備える。
上の登山道からは登山者の声が聞こえてくる。
楽しい沢タイムが終わってしまうのは寂しいが、藪を漕いで夏道に合流するとホッとする自分もいた。

あとは別山平、別山の花畑を楽しみつつ先生とあーだこーだ会話しながらチブリ尾根を足早に下山。
やっぱり初心者にとって厳しい沢でしたね(笑)
初沢登りとしてはかなり刺激的だったが一生の記憶に残る楽しい山行になった。

YSHR先生、ご指導ありがとうございました!

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