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記録ID: 1533364
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

灼熱の綿向山【文三ハゲから塩の道峠へ】

2018年07月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
onetotani その他4人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:10
距離
8.9km
登り
861m
下り
869m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:38
休憩
1:33
合計
6:11
7:39
61
熊野神社
8:40
8:45
45
林道の舗装が尽きる
9:30
9:35
25
文三ハゲから尾根に出る
10:00
10:29
31
11:00
11:05
15
滝山(P992)
11:20
11:49
26
大菊ガレの下部:昼食
12:15
12:25
46
塩の道峠
13:11
13:11
9
西向きの尾根から離れ林道へ
13:20
13:30
20
日野川へ降りる
13:50
ゴール地点
天候 快晴 
【気温】熊野神社出発時:28℃  綿向山:30℃  熊野神社帰着時:35℃
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R477を走り、野洲川ダムを過ぎしばらくして現れる案内看板に従い
平子地区へ入り、日野町・熊野神社へ。
(境内の駐車場をお借りしました。)
熊野神社の境内に駐車させてもらい、スタート。
2018年07月22日 07:40撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/22 7:40
熊野神社の境内に駐車させてもらい、スタート。
今日は水無山に向かわず、熊野林道を詰めて文三ハゲまで向かいます。
2018年07月22日 07:40撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/22 7:40
今日は水無山に向かわず、熊野林道を詰めて文三ハゲまで向かいます。
林道の舗装が尽きて、しばらくすると正面に文三ハゲが見えた。
2018年07月22日 08:47撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/22 8:47
林道の舗装が尽きて、しばらくすると正面に文三ハゲが見えた。
文三ハゲのガレ場を登る。
2018年07月22日 08:56撮影 by  Canon IXY 180, Canon
6
7/22 8:56
文三ハゲのガレ場を登る。
蟻地獄は何処まで続くのかな〜。
2018年07月22日 08:58撮影 by  Canon IXY 180, Canon
8
7/22 8:58
蟻地獄は何処まで続くのかな〜。
荒々しい岩壁。
2018年07月22日 09:02撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
7/22 9:02
荒々しい岩壁。
草付きへ逃げて、尾根へ向かう。
2018年07月22日 09:16撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
7/22 9:16
草付きへ逃げて、尾根へ向かう。
尾根から林道と文三ハゲを見下ろす。
2018年07月22日 09:41撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/22 9:41
尾根から林道と文三ハゲを見下ろす。
灼熱の稜線に到着。
2018年07月22日 09:57撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/22 9:57
灼熱の稜線に到着。
静まり返った綿向山山頂。
2018年07月22日 10:10撮影 by  Canon IXY 180, Canon
6
7/22 10:10
静まり返った綿向山山頂。
杉峠〜雨乞岳と清水頭、鎌ヶ岳〜鎌尾根を展望する。
2018年07月22日 10:11撮影 by  Canon IXY 180, Canon
6
7/22 10:11
杉峠〜雨乞岳と清水頭、鎌ヶ岳〜鎌尾根を展望する。
正面に奥草山を見て、ブナの木平(明神平)へ下る。
2018年07月22日 10:40撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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7/22 10:40
正面に奥草山を見て、ブナの木平(明神平)へ下る。
ブナの木平の笹原を振り返る。
2018年07月22日 10:42撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/22 10:42
ブナの木平の笹原を振り返る。
ブナの木平のブナ林を行く。
2018年07月22日 10:43撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/22 10:43
ブナの木平のブナ林を行く。
山名標識は無いけど、ここが滝山(P992)ですよね。
2018年07月22日 10:54撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/22 10:54
山名標識は無いけど、ここが滝山(P992)ですよね。
大菊ガレ(菊ハゲ)
2018年07月22日 11:10撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/22 11:10
大菊ガレ(菊ハゲ)
ガレの縁を下る。
2018年07月22日 11:11撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/22 11:11
ガレの縁を下る。
野洲川ダムを囲む山々。(双耳峰は仙ヶ岳、手前はサクラグチかな)
2018年07月22日 11:14撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/22 11:14
野洲川ダムを囲む山々。(双耳峰は仙ヶ岳、手前はサクラグチかな)
昼食を終えて平坦な尾根筋を行く。
2018年07月22日 11:55撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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7/22 11:55
昼食を終えて平坦な尾根筋を行く。
最低鞍部の塩の道峠に到着。
2018年07月22日 12:12撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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7/22 12:12
最低鞍部の塩の道峠に到着。
日野川へ下降する尾根はこれかな?
2018年07月22日 12:39撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/22 12:39
日野川へ下降する尾根はこれかな?
地形図で下降地点を確認。
2018年07月22日 12:40撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/22 12:40
地形図で下降地点を確認。
塩の道峠へ通じる杣道に合流したようだ。
2018年07月22日 12:58撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/22 12:58
塩の道峠へ通じる杣道に合流したようだ。
日野川支流の源流を左岸へ跨ぐ。
2018年07月22日 13:12撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/22 13:12
日野川支流の源流を左岸へ跨ぐ。
水辺でクールダウンしましょう。
2018年07月22日 13:23撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
7/22 13:23
水辺でクールダウンしましょう。
日野川本流の様子。
2018年07月22日 13:25撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/22 13:25
日野川本流の様子。
整備された水路に変わった日野川を右岸へ渡ると、
2018年07月22日 13:41撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/22 13:41
整備された水路に変わった日野川を右岸へ渡ると、
2018年07月22日 13:44撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/22 13:44
5分程で熊野神社に帰着。写真は神社のシンボル:巨大杉(愛称:足を空に向けたタコのような「タコ杉」、樹齢推定400年)。
2018年07月22日 13:46撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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7/22 13:46
5分程で熊野神社に帰着。写真は神社のシンボル:巨大杉(愛称:足を空に向けたタコのような「タコ杉」、樹齢推定400年)。
本殿に参拝して帰ります。
2018年07月22日 13:54撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/22 13:54
本殿に参拝して帰ります。
撮影機器:

感想

梅雨明け以来、いきなり猛烈な夏がやって来た。
6時半頃の鈴鹿スカイラインにも最盛期の賑わいは無く、
路肩駐車は殆ど見られなかった。

熊野神社の境内から林道の緩い坂を行くが、樹林で風が入らず
一時間もしないうちにもう汗びっしょりだ。
蔵王ダムの雨量観測局の建物を過ぎ、しばらくして林道が地道に
変わると正面にこれから歩く稜線や文三ハゲが目に入ってくる。

林道の樹林を抜けて、剥き出しの文三ハゲに入ると陽射しに
さらされる。まだ九時前というのに強烈な暑さだ。
ガレ場の左寄りに流れる浅い凹面に沿って高度を稼ぐが、
ザレ混じりの蟻地獄を登るような感覚は、鈴鹿の山では貴重な
経験だ。

中間辺りで現れた土砂崩れの防護柵に沿うようにジグザグと登り、
岩壁下部の急な草付きから尾根へ逃げ、ガレの縁を辿る。
文三ハゲを眼下に見下ろし、木の根を踏んで一気に急登すると
やっと傾斜が尽き大展望の稜線に飛び出す。

いつもなら早速、綿向の山頂に広がる鈴鹿の展望を楽しむところだが、
一目散に木陰に逃げ込み涼を求める。
灼熱の登りに体力も気力も奪われ、計画していたイハイガ岳の往復を
中止して大休止に切り替える。

たっぷりと休んだ後は、先回も歩いた塩の道峠までの尾根を辿る。
秋の様に澄み切った青空に連なる鈴鹿の山並みを眺めながら
ブナの木平(明神平)のブナ林辺りまで来ると、日野川の谷から
上がってくる風を感じられるようになり、いくらか快適な尾根歩きに
変わって来た。

大菊ガレ(菊ハゲ)を下り切った風の通る平坦地で食事を摂り
下山地点の綿向山〜奥草山の最低鞍部・塩の道峠へ向かう。

一旦緩んだ尾根から一気に高度を吐き出し、先人が熊野と野洲を
行き来した杣道が交差する峠に下り着くが、山腹にへばりつく様な
杣道は一部危険な状態になっているらしいので、50m程登り返した
ピークから西側へ派生する尾根を下山コースに選ぶ。

登りが落ち着いたピークから西を眺めると顕著な急尾根が下っている。
地形図で地点を確認し下って行くと、僅かだが踏み跡が認められる。
明確な尾根筋を辿ると、やがて尾根を捲く様な杣道に合流した。

後は尾根筋を外れて日野川へ下る踏み跡を逃さず左折すると
やがて支流源流部の流れに出合い、左岸へ跨ぐとまもなくして
立派なナメが見られる日野川本流の左岸に出て林道に下り着く。

早速、水辺に降りて汗にまみれた体を休め、舗装に変わった林道で
最初の橋を渡ると熊野神社までわずかな距離だった。

【灼熱の陽射しにさらされ、綿向山頂を踏んだだけで体力も気力も
萎えてしまい、大幅に計画を短縮しての山行に終わったが、
文三ハゲからの綿向山登頂コースは鈴鹿では数少ないガレ場登りが
体験できる魅力的なコースだった。】

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訪問者数:1105人

コメント

灼熱
こんにちは。
なんとこの酷暑の中の綿向ですかぁ〜!!!!
それも、お得意のバリ周回!
恐れいりました。
計画の変更もあったようですが、あの天候では賢明な判断ですね。
みなさん、お元気です

私も久しぶりに山へ行けたのですが、森林限界こえた稜線の強烈な日差しに負けて、計画変更して、すぐに降りてきてしまいました
今年の夏は、たまりませんね。
お疲れさまでした
2018/7/24 8:36
Re: 灼熱
totokさん 今晩は。

覚悟はしていても、それを上回る暑さですね、今年は・・・。
暑い!暑い!を何度繰り返したかわかりません。

未踏だった綿向山も二度目になりましたが、ガレ場を登って尾根を
目指すコースはアルプスの山中を登る様な雰囲気で良かったですよ。

ブナの林に入ってからは風も通り、最後は水辺で涼む事ができた
今回のコースは綿向山をゆっくり楽しめる良いコースでした。
2018/7/24 19:13
殺人的な暑さ
こんにちはonetotaniさん
いやあ〜レコ写真を拝見しているだけで体が熱くなってきますね
この時期の鈴鹿でこんな青空は考えられないです。
先日の山では、上からは強烈な日差しで、背中はザックが保温材になってしまい、熱くて参りました。

なんでも現在の日本列島は太平洋高気圧の勢力の強さに加えて、フェーン現象でさらに暑くなっているそうです。沢歩きじゃないと倒れてしまいそうですね。
天気が良過ぎてかえって歩けないなんて、こんな夏は想像もしていませんでした。

この周回、参考にさせて頂き、涼しくなったら歩いてみたいと思います。
2018/7/24 10:49
Re: 殺人的な暑さ
teppan2013さん 今晩は。

日陰の多い林道から日向に出たら身体が焼けるかと思うほど
強烈な陽射しでしたが、予定を短縮したおかげでリタイアする事無く
周回できました。

熊野神社を起点に向かった綿向山も二度目になりました。
水無山経由で行くか、文三ハゲ経由で行くか、どちらも淡々と行く印象の
表参道よりも変化を楽しめると思います。

それにしてもこれほど暑いと、好きな山も二の足を踏んでしまいます。
2018/7/24 19:28
onetotaniさん、こんにちは。
暑さには、お強いと思うonetotaniさんでも
ここのところの暑さは、格別堪えるようで。
沢から吹き上がる風は、救いの風ですね。

草原のような、稜線部の景色が
いいですね。好天で、何よりですが
日差しが強すぎるのも、困り者ですね。
ガレ場の登りは、アルペン気分を
体験できますね。
2018/7/26 8:23
Re: onetotaniさん、こんにちは。
komakiさん 今晩は。

夏山本番になった途端、ここ数日の暑さは異常ですね。
体力の消耗を考慮し、剥き出しの稜線が続く綿向山〜イハイガ岳往復を
中止して正解だったかも知れません。
おかげで暑いながらも、変化に富んだコースを楽しく歩けました。

人気のお山ですので山頂に出れば誰かがと思ったのですが、
この暑さで敬遠されたのか、ひっそりとしていました。

楽しいコースなので綿向山〜イハイガ岳往復を含めた周回は、
また次回にします。
2018/7/26 21:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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