初 飯豊【涼を感じる石転び】
- GPS
- 19:09
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,123m
- 下り
- 2,208m
コースタイム
- 山行
- 9:34
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 10:51
天候 | 1日目:8時前後まで晴れ、以降稜線部はガス。夕方に晴れ。 2日目:稜線部はガス、高度を下げていくと炎天下 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○温身平〜石転び出合い 地味なアップダウンが続く沢沿いの道ですが、草はあるものの沢側に切れ落ちているトラバースが続く。梶川との出合い周辺は沢沿いと巻き道とあるが斜面の石が不安定となりやすい場合は巻き道使用。 ○石転び沢雪渓 雪は硬すぎず、見たところ薄くなっている箇所も少ない。技量にもよりますが6本爪の軽アイゼンでもこの日は問題なくスピードハイカーはトレランシューズにチェーンスパイクで登ってました。 石は概ね目立った箇所は落ちた様子で、落石は一度も遭遇せず。 ○梶川尾根 梶川峰から滝見場までは花崗岩質の砂利で滑りやすい急坂。 湯沢峠から登山口までは激下りで太ももイジメが堪能できます(笑) |
その他周辺情報 | ・登山口の飯豊山荘にトイレはありますが大の方が流れません… ・下山後は梅花皮荘にて入浴。日帰り入浴500円です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
山を歩くようになってから次第に飯豊への興味は自然と湧き、登ってみたいという気持ちを持ちながらも足を運ぶ機会はなかった。
尚更、石転び雪渓からの梅花皮へはまさか自分がと思っていた所で山想会の会山行にて計画が進み参加。
前日金曜日に天狗平へと移動し駐車場の空きスペースにてテント泊、夜は星がそこそこ綺麗でした。
飯豊といえども夏場は暑いため、涼しいうちに石転び出合いまで行けるようにと朝4時30分に出発。
暑い沢沿いの道を歩き、頭痛が始まってきた所で出合いに到着。
冷風が気持ちよく、例えていうと設定温度20度くらいのエアコン風をパワフルモードで浴びているような涼しさ(笑)
雪渓、昔は地下足袋に4〜6本爪アイゼンで登ったそうですね〜
雪渓と草付きを登りきった先には梅花皮小屋。
近くの水場も水量豊富でキンキンに冷えていて5秒も手をつけていられないほどです。
なんと!小屋のトイレは水洗!清潔で臭いもなく手も洗えるのには驚きましたΣ(・□・ )
休憩後にガスの中、梅花皮岳方面を散策。
周辺は終盤のニッコウキスゲやタカネマツムシソウ、クルマユリ、イブキトラノオ、ヒメウスユキソウ、ハクサンフウロなどお花畑が広がっていました。
イイデリンドウは…ガスのため戸締り中…一輪だけやや開いているものがありました!
夕食中に聞き覚えのある声と思ったら百名山で飯豊のガイドをしていた吉田さん
すると会長としばし会話。会長…人脈がすごいっす…(笑)
その後、夕食後にガスが抜け夕焼けタイム
今までほとんど見えていなかった大日岳や北股岳が望め綺麗な夕焼けを見る事が出来、夜の星空に期待し就寝。
●二日目
軽量化のためシュラフは持っていかず、ダウンとフリースのブランケットで夜は問題なく眠りについたが…
足が痛い…筋肉がやや悲鳴を上げている…傾斜がきつくなってからの泊まり装備と私の自重では相当重かった様子(笑)
夜は完全に日が落ちてからは再びガスへと変わり、パワフルウィンドウで星が見れずでした(^^;)
朝になっても状況は変わらず、ゆっくり準備し北股〜門内〜梶川尾根経由で下山の行動開始。
○梶川尾根
・梶川峰まではチングルマなど咲く草原地帯だが植生復元のためネットやロープ規制があるため立ち入らないように。
・梶川峰からは長く急な下りがスタート…滝見場まで花崗岩質の砂利で滑りやすい急坂が続きます。
・滝見場からは世界百名瀑の梅花皮滝が望むことが出来る。雪のある時期にしか近づくことが出来ない4段の滝(ここからは3段しか見えない)
そんな滝を40代に登ってTV撮影した会長は相変わらず凄すぎる…。
途中に五郎清水なる水場があり、給水。下へと急な道を少し降りると水量がそこそこの水場。冷えていた美味しい♪
高度を下ろすにつれて暑さも増していくが水場からは下がってからの湯沢峠まで登り返し(^^;)
昔はこの近くに温泉のある掘立小屋があったようです。
さて、湯沢峠からは登山口まで激下りが始まります…途中ロープ箇所も1カ所あり…小石程度だが落石を起こさぬように配慮も必要。
そして膝が笑い始める(笑)
正直、登りで使うとなるとまさに這って登るような道で暑い時期には石転びから登ったほうが良いと思えてしまうほど。
最後の最後まで急坂は続いて、ようやく下山(^^)
今回、初の飯豊で石転びという中々ない貴重な経験が出来ました♪それも会長含め会の大先輩方のおかげですが、それと同時に「飯豊は1回行くとハマる」と言われた言葉の意味がわかり日本アルプスとはまた違ったこの山の魅力にひかれてしまいました。アルプスよりも何というか…登れる人しか来れないという要素も強いのかもしれませんが、とても良い山に感じ今まで勿体ないと思うほど(^^)
ただ、足はしばらくぶりに棒のように大変なことになっていま〜す(笑)
来週はどこに行こうかな〜
コメント
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telくん、こんにちは。
飯豊デビューおめでとう‼
それも石転び雪渓からとは!お疲れ様でした。雪渓の雄大さが迫力満点!
あれは、足やられるよ(笑)
日の出は、残念だったけど、また、飯豊にチャレンジして下さい。いろんなルートがあるからもっともっと楽しめるね☺
筋肉痛の足をグリグリしてやりたい(笑)😆
こんにちは〜(^^)
ありがとうございます!テレビでしか見たことがないし、行けるところではないだろうと思っていたので行けて感動でした♪
上の中の島が露出していないと急角度の雪渓登りなので休むに休めないらしいです…。
gurikoさんは飯豊いつ行くんですか〜?
足はグリグリせずとも今日の仕事で既に大変なことになっています…( ;∀;)
おはようございます。
今年、飯豊デビューしようと考えてましたが大朝日で撃沈され、飯豊に行く気持ちが…
喜多方在住の山友さんに「かなり頑張らないと」と、言われて自信がないなぁと思って。
まだ、先になりそうです(笑)
飯豊に行ける体力をもっと付けたいと思います!
今年の夏は、どこのお山に行く予定なんでしょう?レコ楽しみにしてます(^▽^)/
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