富士山 初めての3000メートル超えハイキング


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,602m
- 下り
- 1,605m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 9:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | スバルライン五合目に休憩所あり |
予約できる山小屋 |
頂上富士館
江戸屋
胸突江戸屋
日の出館
本七合目鳥居荘
白雲荘
|
写真
感想
職場の若い人たちとの飲み会で,富士登山することになった.彼らは全員20代前半で,登山経験はほとんど無い人たちばかりである.ちょっと不安だが,若さを武器に,なんとかやってくれるだろう!
夜中12時に集まって,車2台で富士北麓駐車場を目指す.途中コンビニで飲料・食料を調達し,駐車場に着いたのは午前1時30分だった.駐車場にいてもしょうがないので富士スバルライン五合目に移動することにし,タクシー乗り場に行ったところ客待ちの運転手に声をかけられた.都合のいいことに7人乗りの車を手配してもらう.五合目に到着したのは2時半ごろ.当然辺りは真っ暗闇だった.ここで,たまたま先ほどのタクシー運転手が通りかかり,「休憩所があるからそこで休んで行くといいよ.気を付けて行っておいで!」と声をかけてくれた.真夜中にもかかわらず,とても親切にしてくれて,ありがとうございます.
あんまり休めなかったが,あたりが薄明るくなり始めた4時半前に出発することに! さぁー!ガンバって登るぞー! ハイキング開始となった.
歩きはじめてから間もなく日の出となる.しばらく歩みを止めて見入る.普段ではなかなか見られない光景に,若い人たちと見入った.歩き再開後,すぐに安全センター前を通過する.ここから先は,滑りやすい道や溶岩路をひたすら登る.途中,途中に山小屋があるのが心強く感じた.
それにしてもK君とH君がとても速い.ふたりとも華奢な体なのに.ちょっと飛ばしずぎではないか?どんどん離されていく.
7合目を過ぎたあたりから,団体登山客が行く手を阻む?一歩進んでは立ち止まるため,ちっとも進めない.閉口していると,ツアーガイドの人から抜いていいよとの声がかかる.ちょっと登りづらい岩場を急いで登ったら,息が切れてしまった.平日だったからよかったが,休日だったらと思うとぞっとした.
そんななか順調に登り,9時前に吉田口頂上に到着した.K島くんとK林君が遅れていたため,先行者とともにここでしばらく待つことにした.3700メートルを超えているのに,山頂には人があふれ,いくつもの山小屋があって店前でお土産品を売っている.山バッジを買おうと覗いてみたら,700円!ちょっと高いなぁ!やめとこ〜.
そうこうしていると,遅れていた二人が登ってきた.
やったっー! 全員登頂できたー!
皆で喜びを分かち合ったあと,お鉢巡りに出発した.この先では噴火口の大きさに圧倒されながら,最高点の剣ヶ峯に向かった.ここの標柱前で全員そろっての記念撮影後,少し雲行きが怪しいので下山ポイントに急いだ.
下山開始になって分かったが,S君とK林君に高山病の症状がみられる.とくにS君は登りでの体力消耗が激しく,かなりよれよれになっている.I君やK島君,K林君らと交替で彼の様子を見ながら下山した.下山でもK君は快調に飛ばしていく.K君は車を持たず,日常の移動は自転車を使っているとのこと.だから速いんだね.
S君も高度が低くなるとともに,少しずつ元気を取り戻し,なんとか五合目まで下ることができた.朝とはうって変わって,大勢の観光客があふれていた.
今回の富士山は,これまでと違ってお金のかかる山だと思った.車で行くにしても駐車料金,バス代が掛かる(日帰り登山するにはタクシー料金が必要なこともある)し,さらには保全協力金,トイレ使用料など,多くの場面でお金が必要だ.いつもなら,下山後の反省会での飲み代に使うのだが...
追記:うっかり日焼け対策をしなかったら,顔面が真っ黒になり皮膚の一部が剥けてしまった.日焼け止めはしっかりしておいた方がいい.
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