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Yamareco

記録ID: 153567
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ハイキング
伊豆・愛鷹

伊豆半島の藪山 天城連峰 猿山

2011年11月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
yosi-yama その他5人
GPS
06:00
距離
10.6km
登り
777m
下り
765m

コースタイム

08:00 ゲート⇒ 08:20 黄金橋 二本杉林道⇒ 08:40 涸沢歩道⇒ 09:00 尾根筋⇒ 09:40 標高770m付近の歩道、作業道?⇒ 10:20 標高900m稜線尾根⇒ 10:30 猿山山頂⇒ 11:55 分岐のコル⇒ 12:35 諸坪峠⇒
14:00 黄金橋⇒ 14:20 ゲート
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊豆市国道414号線を天城峠に向かい天城トンネルを抜けて河津町に入りました。
ループ橋を下がり河津七滝方面に左折して戻るように進みループ橋の下を抜けて、河津七滝温泉を通り初景橋を渡りました。
道幅は狭くなり道なりに萩入川沿いに二本杉林道を上がりゲートの前の3〜4台は置ける駐車スペースに車を置きました。
コース状況/
危険箇所等
 一足先に萩入川沿いの二本杉林道を上がり天城森林管理署が管理している萩入川沿いの二本杉林道ゲートに着きました。
 すでに大阪ナンバーの軽ワゴン車が駐車していましたのでその横に車を置いて会の人達を待ちました。
 ほどなくして会の人達が車で上がってきました。今日は参加者6名で地図読み山行訓練を兼ねて猿山から 諸坪峠へと縦走します。
 ベテランの人達ばかりなので内心ドキドキして林道を登り始めました。
 大きなヘヤーピンカーブの頂点にある黄金橋を渡ると二本杉林道の標柱があり北方向の林道に入りました。
 やがて林道から涸沢歩道に入り人工林の中を地形図に標示された道を登りましたが道は不明瞭なので、分かりやすい尾根に出て小僧山からの稜線尾根にコンパスを合わせて登りました。
 時折木に巻いたテープを見ながら尾根を外さないように登り特徴あるポイントでは、お互いに現在地を確認し合い木の間をすり抜けながらまた細尾根を通り稜線尾根に出ました。
 稜線尾根に出ると勾配はなだらかになりブナやシャクナゲの樹林の中を登って、間もなく標高999.8mの猿山山頂に着きました。
 樹林の中の山頂は展望は無く山名標示と三等三角点がありました。
 長めの休憩を採りコンパスを分岐のコルに合わせて、南方向になだらかな広い尾根を下がりました。
 途中メンバーの一人が「進んでいる方向が間違っているようだ」と指摘しました。
 会長から「現在地を地図上に落とせ」と指示があり互いに地図を見て確認し合い、少し登り返して西方向に向きを変えてトラバースしながら下がりました。
 少し不安でしたが間もなく歩道にぶつかりその道を進んで行くと分岐のコルに出て一安心しました。
 ここからまた稜線尾根をたどり 諸坪峠へ向かいます。
 標高805mのピークを越え目印になるテープは無い自然そのままの稜線をたどると歩道に出ました。
 地形図で確認してみると歩道は表示されていませんが諸坪峠手前のピークをトラバースしているようでした。
 歩道を進むと猿山が後ろに見えさらに進むと諸坪峠に下り萩野入林道出ました。 紅葉が残っている林道を下がり黄金橋を通り二本杉林道ゲートに到着しました。
新天城トンネル伊豆市側
抜けると河津町
2011年12月02日 20:56撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:56
新天城トンネル伊豆市側
抜けると河津町
ループ橋付近からの河津七滝温泉方面
一番奥に見えるのが猿山
2011年12月02日 20:56撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:56
ループ橋付近からの河津七滝温泉方面
一番奥に見えるのが猿山
国道414号線を河津七滝方面に左折
2011年12月02日 20:56撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:56
国道414号線を河津七滝方面に左折
国道414号線に架かる直径40mのループ橋
2011年12月02日 20:56撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:56
国道414号線に架かる直径40mのループ橋
河津七滝温泉初景橋を渡り二本杉林道へ
2011年12月02日 20:56撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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河津七滝温泉初景橋を渡り二本杉林道へ
二本杉林道ゲート車を置く
2011年12月02日 20:57撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:57
二本杉林道ゲート車を置く
黄金橋を渡り右折
2011年12月02日 20:57撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:57
黄金橋を渡り右折
伊豆特産山葵田
2011年12月02日 20:57撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
12/2 20:57
伊豆特産山葵田
森林管理署の分収林区域図から涸沢歩道に入る
2011年12月02日 20:57撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:57
森林管理署の分収林区域図から涸沢歩道に入る
人工林の中を登る
道が不明瞭になる
2011年12月02日 20:57撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:57
人工林の中を登る
道が不明瞭になる
尾根伝いにルート変えて登る
2011年12月02日 20:57撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:57
尾根伝いにルート変えて登る
尾根の途中で歩道が現れる猿山の下をトラバースしているようでした
2011年12月02日 20:57撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:57
尾根の途中で歩道が現れる猿山の下をトラバースしているようでした
稜線尾根が近くなるとが木の密度が濃くなり
すり抜けるのが大変
2011年12月02日 20:57撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:57
稜線尾根が近くなるとが木の密度が濃くなり
すり抜けるのが大変
大きい岩が現れる
2011年12月02日 20:57撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:57
大きい岩が現れる
急登に
2011年12月02日 20:57撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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急登に
稜線尾根手前の急登
2011年12月02日 20:57撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:57
稜線尾根手前の急登
猿山山頂 三等三角点
2011年12月02日 20:58撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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12/2 20:58
猿山山頂 三等三角点
並んだブナの大木
2011年12月02日 20:58撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:58
並んだブナの大木
苔むしたブナの根元
2011年12月02日 20:58撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:58
苔むしたブナの根元
倒れても根を張るヤマグルマの木
2011年12月02日 20:58撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:58
倒れても根を張るヤマグルマの木
ブナの大木
2011年12月02日 20:58撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:58
ブナの大木
ブナの大木
2011年12月02日 20:59撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
12/2 20:59
ブナの大木
広くなだらかな尾根
2011年12月02日 20:59撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:59
広くなだらかな尾根
裂けたブナの大木
2011年12月02日 20:59撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:59
裂けたブナの大木
2011年12月02日 20:59撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:59
ツタが絡まったブナの太い幹
2011年12月02日 20:59撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:59
ツタが絡まったブナの太い幹
一点の紅葉
2011年12月02日 20:59撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:59
一点の紅葉
南側の猿山のコル分岐4本の道が交わっていました
コルから南へ805mのピークへ登る
2011年12月02日 20:59撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:59
南側の猿山のコル分岐4本の道が交わっていました
コルから南へ805mのピークへ登る
諸坪峠手前のピークをトラバースしていた歩道に出る
2011年12月02日 20:59撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:59
諸坪峠手前のピークをトラバースしていた歩道に出る
諸坪峠へ向かう歩道から振り返ると猿山が見えました
2011年12月02日 20:59撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:59
諸坪峠へ向かう歩道から振り返ると猿山が見えました
諸坪峠へ向かう歩道
2011年12月02日 20:59撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 20:59
諸坪峠へ向かう歩道
諸坪峠に下りる
2011年12月02日 21:00撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 21:00
諸坪峠に下りる
諸坪峠 池代方面から
2011年12月02日 21:00撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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12/2 21:00
諸坪峠 池代方面から
諸坪峠案内板
2011年12月02日 21:00撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 21:00
諸坪峠案内板
諸坪峠から黄金橋へ林道を下がる
2011年12月02日 21:00撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 21:00
諸坪峠から黄金橋へ林道を下がる
林道からの紅葉
2011年12月02日 21:00撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 21:00
林道からの紅葉
以前勘違いして猿山に向かった登山口にあった
森林管理署の分収林区域図以前来たときはありませんでした
2011年12月02日 21:00撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 21:00
以前勘違いして猿山に向かった登山口にあった
森林管理署の分収林区域図以前来たときはありませんでした
林道より萩入川の滝
2011年12月02日 21:00撮影 by  EX-Z1200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/2 21:00
林道より萩入川の滝

感想

 地図読みは「コンパスの使い方」を読んで覚えた自己流ですので、はたして通用するか今回地図読み山行には積極的に参加しました。
 まだまだ未熟ですが経験を重ねていけば自信が付いてくると思います。
 自分の悪い癖は地図を読まず見ているだけで、思い込みで判断してしまい失敗することがあります。
 単独の時はかなり慎重になりますがメンバーがいると気が緩みつい人任せに
なりがちになります。
 猿山には二回ほど登った時に地図と現地が合わないのでふしぎに思っていましたが今回の山行で地図を間違えて読んだことにきずきました。
 正に思い込みで判断してしまい今回の登山口と同じようなカーブの林道、橋と沢があり疑いなく山道に入りました。
 山葵田がありそれから先の道がわからなくなり猿山の三角点にコンパスを
合わせて強引に登ると、運良く山道にあたりたどって行くと猿山山頂に着きました。
 今回は自分の居る現在地を地形図で確認し稜線にコンパスを合わせて周囲をよく観察しながら登ることにしました。
 尾根道は登る時は尾根が狭まり登る尾根を外すことはありませんが、下がる時は広がりルートの取り方は難しい感じがしました。
 少しの角度の違いで進む方向がずれ方向修正は加減が難しくトラバースも距離がつかめず不安でした。
 あまりにも多くつけすぎたテープがあり自然と導かれてしまい、自分達の進む
方向が惑わされてしまいました。
 信用する方もしっかりと確認しないのは悪いのですが少し迷惑しました。
 現在地を地図に落してみると各自ズレがあり高度計などを見て確認し合いました。
 文明の利器を使うと一目瞭然ですが電波が届かない場合は役立たずです。
 古いやり方と思いますが基本はしっかりと身に着けようと思いました。
 猿山は近辺の山岳会の人達や山慣れした人が地図読み山行で登るようです。
 自然がいっぱい残っていてブナの新緑が芽吹く時季はシャクナゲの花も咲き静かな山旅を楽しんでもらえると思います。
 道標も無く地図とコンパスを使い自分の力で判断して楽しめる山もあった方がおもしろい、道標などが整備されたらただの山。

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コメント

はじめまして、
asinagaと申します。

静岡県東部に住んでいて天城山大好きです。

ただ天城山には毎年命に関わる事故が絶えないことを
憂いています。

杣道に伐採のためのテープが貼ってあるのを登山道の
ナビと間違えて気がつくと、全然違う方へ行ったりして読図に気をつけなければと思う日々です。

読ませていただきました。
2011/12/8 23:09
天城山
はじめまして asinaga様

コメントありがとうございます
天城連山は住民の生活圏に近く里山の感じです
森林管理署や山葵田の作業道が無数にあります
みじかな山ですが地図読みは必要ですね
ブナが芽吹く新緑の時季はおすすめです
身近に住んでいる同士よろしくお願いします
2011/12/9 20:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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