伊豆半島の藪山 天城連峰 猿山
- GPS
- 06:00
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 777m
- 下り
- 765m
コースタイム
14:00 黄金橋⇒ 14:20 ゲート
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ループ橋を下がり河津七滝方面に左折して戻るように進みループ橋の下を抜けて、河津七滝温泉を通り初景橋を渡りました。 道幅は狭くなり道なりに萩入川沿いに二本杉林道を上がりゲートの前の3〜4台は置ける駐車スペースに車を置きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一足先に萩入川沿いの二本杉林道を上がり天城森林管理署が管理している萩入川沿いの二本杉林道ゲートに着きました。 すでに大阪ナンバーの軽ワゴン車が駐車していましたのでその横に車を置いて会の人達を待ちました。 ほどなくして会の人達が車で上がってきました。今日は参加者6名で地図読み山行訓練を兼ねて猿山から 諸坪峠へと縦走します。 ベテランの人達ばかりなので内心ドキドキして林道を登り始めました。 大きなヘヤーピンカーブの頂点にある黄金橋を渡ると二本杉林道の標柱があり北方向の林道に入りました。 やがて林道から涸沢歩道に入り人工林の中を地形図に標示された道を登りましたが道は不明瞭なので、分かりやすい尾根に出て小僧山からの稜線尾根にコンパスを合わせて登りました。 時折木に巻いたテープを見ながら尾根を外さないように登り特徴あるポイントでは、お互いに現在地を確認し合い木の間をすり抜けながらまた細尾根を通り稜線尾根に出ました。 稜線尾根に出ると勾配はなだらかになりブナやシャクナゲの樹林の中を登って、間もなく標高999.8mの猿山山頂に着きました。 樹林の中の山頂は展望は無く山名標示と三等三角点がありました。 長めの休憩を採りコンパスを分岐のコルに合わせて、南方向になだらかな広い尾根を下がりました。 途中メンバーの一人が「進んでいる方向が間違っているようだ」と指摘しました。 会長から「現在地を地図上に落とせ」と指示があり互いに地図を見て確認し合い、少し登り返して西方向に向きを変えてトラバースしながら下がりました。 少し不安でしたが間もなく歩道にぶつかりその道を進んで行くと分岐のコルに出て一安心しました。 ここからまた稜線尾根をたどり 諸坪峠へ向かいます。 標高805mのピークを越え目印になるテープは無い自然そのままの稜線をたどると歩道に出ました。 地形図で確認してみると歩道は表示されていませんが諸坪峠手前のピークをトラバースしているようでした。 歩道を進むと猿山が後ろに見えさらに進むと諸坪峠に下り萩野入林道出ました。 紅葉が残っている林道を下がり黄金橋を通り二本杉林道ゲートに到着しました。 |
写真
感想
地図読みは「コンパスの使い方」を読んで覚えた自己流ですので、はたして通用するか今回地図読み山行には積極的に参加しました。
まだまだ未熟ですが経験を重ねていけば自信が付いてくると思います。
自分の悪い癖は地図を読まず見ているだけで、思い込みで判断してしまい失敗することがあります。
単独の時はかなり慎重になりますがメンバーがいると気が緩みつい人任せに
なりがちになります。
猿山には二回ほど登った時に地図と現地が合わないのでふしぎに思っていましたが今回の山行で地図を間違えて読んだことにきずきました。
正に思い込みで判断してしまい今回の登山口と同じようなカーブの林道、橋と沢があり疑いなく山道に入りました。
山葵田がありそれから先の道がわからなくなり猿山の三角点にコンパスを
合わせて強引に登ると、運良く山道にあたりたどって行くと猿山山頂に着きました。
今回は自分の居る現在地を地形図で確認し稜線にコンパスを合わせて周囲をよく観察しながら登ることにしました。
尾根道は登る時は尾根が狭まり登る尾根を外すことはありませんが、下がる時は広がりルートの取り方は難しい感じがしました。
少しの角度の違いで進む方向がずれ方向修正は加減が難しくトラバースも距離がつかめず不安でした。
あまりにも多くつけすぎたテープがあり自然と導かれてしまい、自分達の進む
方向が惑わされてしまいました。
信用する方もしっかりと確認しないのは悪いのですが少し迷惑しました。
現在地を地図に落してみると各自ズレがあり高度計などを見て確認し合いました。
文明の利器を使うと一目瞭然ですが電波が届かない場合は役立たずです。
古いやり方と思いますが基本はしっかりと身に着けようと思いました。
猿山は近辺の山岳会の人達や山慣れした人が地図読み山行で登るようです。
自然がいっぱい残っていてブナの新緑が芽吹く時季はシャクナゲの花も咲き静かな山旅を楽しんでもらえると思います。
道標も無く地図とコンパスを使い自分の力で判断して楽しめる山もあった方がおもしろい、道標などが整備されたらただの山。
コメント
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asinagaと申します。
静岡県東部に住んでいて天城山大好きです。
ただ天城山には毎年命に関わる事故が絶えないことを
憂いています。
杣道に伐採のためのテープが貼ってあるのを登山道の
ナビと間違えて気がつくと、全然違う方へ行ったりして読図に気をつけなければと思う日々です。
読ませていただきました。
はじめまして asinaga様
コメントありがとうございます
天城連山は住民の生活圏に近く里山の感じです
森林管理署や山葵田の作業道が無数にあります
みじかな山ですが地図読みは必要ですね
ブナが芽吹く新緑の時季はおすすめです
身近に住んでいる同士よろしくお願いします
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