一ノ倉沢（谷川岳沢めぐり）

2018年07月31日(火) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 13.3km
• 登り: 369m
• 下り: 367m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:44
• 休憩: 0:11
• 合計: 4:55

10:09 土合駅
10:19 10:19 白毛門登山口駐車場
10:30 10:38 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
10:44 10:47 西黒尾根登山口
11:13 11:13 巌剛新道登山口
12:48 12:48 中芝新道入口
14:35 14:35 マチガ沢駐車スペース
14:57 14:57 白毛門登山口駐車場
15:04 ゴール地点

天候

晴れ（最後は雷）

アクセス

利用交通機関：

電車

最寄り駅→高崎駅→水上駅→土合駅
とにかく長かったです。
帰りは逆ルートで。
青春18きっぷを使えば、かなり安く済みます。
土合駅は1日5本しか電車がないのでかなり注意が必要。

コース状況／危険箇所等

基本的には平坦な道で、歩きやすいです。
旧道は一ノ倉沢まで舗装路、その後は砂利道です。
芝倉沢の手前は崩落していて通るのを断念しましたが、歩こうと思えば歩けるかな？と思います。
新道は一部渡渉がありますが、水量が少なければ問題ありません。

その他周辺情報

土合駅近くの谷川岳ドライブインにて、谷川の月と山の一福（生どら焼き）を購入。
どちらもおいしいです。

写真

7/31 9:55

今回は、青春18きっぷを使って山に行こう！と思い立ち、谷川岳で沢めぐりをすることに。
上越線ではるばる土合駅までやってきました。
地下トンネル内にある駅で、とてもひんやりとしています。

7/31 9:57

土合駅下りホームは地下深くにあるため、地上に出るためにはこの長い長い階段を上る必要があります。
上まで10分ぐらいかかります。
この時点で軽い登山...

7/31 10:06

全部で486段ありました。

7/31 10:07

なんと、1日に5本しか電車が来ません。
帰りの時間は自ずと決まってきます。

7/31 10:09

地上に出ると、夏山らしい青空！
今日は期待できそうです。

7/31 10:15

今回はこの291号をずっと登っていきます。

7/31 10:21

土合橋から見える滝。
人工の滝ですが、水量が多くていい感じです。
滝の近くは虹になっていました。

7/31 10:34

ロープウェイがありましたが、今回は使いません。
平日でしたが乗っている人は結構多かったです。

7/31 10:38

国道についてのうんちくが書いてあります。

7/31 10:48

始めはこんな感じで、車は通らないですが舗装路が続きます。
ブナの緑が気持ちいい！

7/31 10:54

クサアジサイ
真っ盛りでした。

7/31 10:56

ソバナでしょうか。
少しだけ咲いていました。

7/31 11:00

ヒヨドリバナにチョウが来ていました。
初めて見たチョウで、小さくてきれいでした。

7/31 11:03

こんな感じの味がある看板が何か所か立っていました。
とても分かりやすい。

7/31 11:07

マチガ沢に到着。
いい景色。

7/31 11:11

うしろを振り向けば、白毛門と笠ヶ岳。
いつか行ってみたい。

7/31 11:14

シシウド？
派手な花です。

7/31 11:15

ここから見えるのはザンゲ岩、オキノ耳、トマノ耳など、谷川岳の尾根上の山々です。
岩だらけで荒々しく、ここから登れる気がしません。

7/31 11:20

ホツツジ
前回、大岳山では蕾だったので、花が見られてよかったです。

7/31 11:24

オカトラノオでしょうか？
標高が高いのでまだ咲いてました。

7/31 11:25

ノリウツギの花にもチョウ。
今回はチョウをたくさん見かけました。

7/31 11:30

実際は看板からしばらく行った所にありました。
暑かったので、ひんやりしていて気持ちよかったです。
ああ、家にも吹いてほしい...

7/31 11:37

一ノ倉沢ドーン！
マチガ沢とは迫力が全然違います。

7/31 11:39

振り返れば、白毛門と笠ヶ岳。
笠ヶ岳がよく見えてきました。

7/31 11:53

ここで何人もの方がなくなっているのですね...
それにしても不思議な魅力があります。
山の感じがカッコイイ。

7/31 11:53

暑いにもかかわらず、しっかり雪渓が残っています。
恐らく、1年中溶けないのでしょう。
この標高で雪渓、さすが豪雪地帯。

7/31 11:56

一ノ倉沢の水はとっても冷たく、ひんやりしています。
さすが雪解け水。

7/31 12:07

一ノ倉沢以降は砂利道ですが、れっきとした国道です。
かつての石垣の跡がしっかり残っています。

7/31 12:11

木々の緑に囲まれた素晴らしい道でした。
広葉の時期にまた訪れたいですね。

7/31 12:15

幽ノ沢に到着。
ちょっと山から離れてしまいました。
しかし、惚れ惚れする山ですね。

7/31 12:16

クルマユリ
青空に映えます。

7/31 12:17

幽ノ沢近くには、「ブナのしずく」という美味しい水が流れています。
冷たくて水分補給にはピッタリです。
本当にブナの根っこから流れ出ています。

7/31 12:27

エゾアジサイ
標高が上がるにつれてきれいに咲いているものが多くなりました。
自然に咲く花なのに、青色できれい。

7/31 12:47

最終目的地の芝倉沢に到着。
道が崩れていたので沢の近くまでは行かず、手前から観賞しました。
標高を上げてきたので、グッと山に近づいた感じがします。

7/31 12:49

よく見ると岩の斜面に穴が開いています。
何の穴でしょう？

7/31 12:52

今日のお昼ご飯は、高崎駅の駅弁、鶏めし弁当です。

7/31 12:53

山で食べる駅弁は絶品でした。

7/31 13:18

沢の下の方は滝がありました。
誰も来なかったので、この景色を独り占めしていると思うと、なんだかすごく得した気分になりました。

7/31 13:19

国道はここから先もまだまだ続き、清水峠まで行けるようです。
いつか行ってみたい。

7/31 13:20

笠ヶ岳のキレイなフォルムがくっきりと見えました。
ここも登ってみたい。

7/31 13:28

不思議な形の花！
カリガネソウという花です。
始めてみましたが、なかなかに変わった花ですね。

7/31 13:31

トリアシショウマ？
1つしか見かけなかったので、よくわかりません。

7/31 13:40

イヌトウバナ
たくさんありました。

7/31 13:47

沢が近づくと、カエルが足元にたくさん！
出てくるたびにちょっとびっくりします。
他にも、ヘビやクワガタを見かけました。

7/31 13:48

JRの監視小屋
古そうな建物で、なんだか味があります。

7/31 13:53

虹芝寮
有名な山小屋らしいのですが、知りませんでした。
ここを拠点に、登山やスキーをしていたんだとか。

7/31 13:54

トンボをアップで。
たくさん飛んでいました。

7/31 14:00

ダンシング・ブナ

7/31 14:02

新道はこんな感じの道が続き、展望はほとんどありません。
緑の中を歩くのは気持ちいいので、展望はなくてもいいのですが。

7/31 14:04

ブナの巨木！
こんな木があちこちに生えています。

7/31 14:07

幽ノ沢
渡渉しましたが、水量は少なく、問題ありません。
上の方に山が見えました。

7/31 14:16

一ノ倉沢
こちらも渡渉です。
問題なく渡れます。

7/31 14:19

湯檜曽川をはさんで対岸には、白毛門が見えます。
下から見るとまた良い。

7/31 14:27

ネジバナ
ランの仲間です。

7/31 14:34

マチガ沢には橋が架かっていました。
この辺りから雲行きが怪しくなり、少し急ぎます。

7/31 14:37

広場みたいなところに、こんな看板が。
この後、右手の藪で「ガサガサ」と動物の音が。
クマか！と思い、ここからはさらにスピードアップ。

7/31 14:54

なんと、橋が埋まっていました。
自然の力、恐るべし。

7/31 15:17

土合駅に帰ってきました。
看板にモグラが隠れています。

7/31 15:30

ドライブインで購入したどら焼き「山の一福」。
フワフワでおいしく、疲れた体に甘いものがうれしいです。

7/31 15:34

土合駅上りホームは地上にあり、普通の駅です。
ここからはるばる普通列車で帰ったのでした。

撮影機器：

D3400 ボディ ニコン

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 筆記用具 ガイド地図（ブック） 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

kypleiades

念願だった一ノ倉沢ハイキングに行ってきました。
ついでに、他の沢も巡ろうと思い、旧道で芝倉沢まで行って新道で戻るルートを選択。
このルート選びは正解で、午前中の天気が安定しているうちに一ノ倉沢などの雄大な景色を眺めることが出来ました。
一ノ倉沢の眺めは特に圧巻でした。
あそこを登ってしまう人がいるなんて考えられないぐらいの景色です。
また紅葉の時期に来たいと思います。

一ノ倉沢までは気軽に訪れることが出来るので、かなりオススメです。

思っていたより人が少なく、クマと出会わないかとても怖かった...
特に、すぐ近くの藪で「ガサガサ」と音がしたときには、クマからどう逃げるか、本気で考えていました。無事に帰ってこれてよかったです。