百花繚乱北岳テン泊4日稜線漫歩

2018年07月30日(月) 〜 2018年08月03日(金)

コースタイム

1日目

• 山行: 3:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:40

12:20 広河原
16:00 白根お池

2日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 0:20
• 合計: 8:30

3:30 白根お池
4:00 4:00 二股
8:50 9:00 八本歯コル
10:00 10:10 トラバース道
12:00 北岳山荘

3日目

• 山行: 11:00
• 休憩: 1:00
• 合計: 12:00

3:00 北岳山荘
4:20 4:30 中白峰
5:20 5:30 間ノ岳
6:20 6:20 農鳥小屋
7:30 7:40 西農鳥岳
8:10 8:20 農鳥岳
9:10 9:10 西農鳥岳
10:00 10:00 農鳥小屋
11:50 12:10 間ノ岳
14:00 14:00 中白峰
15:00 北岳山荘

4日目

• 山行: 10:40
• 休憩: 2:10
• 合計: 12:50

3:30 北岳山荘
4:30 5:30 中白峰
8:40 9:50 北岳
16:20 北岳山荘

5日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 2:20
• 合計: 9:10

3:10 北岳山荘
4:30 5:50 北岳
6:30 6:50 北岳肩の小屋
7:10 7:20 草すべり
9:30 10:00 白根お池
12:20 広河原

天候

5日とも晴れのちガス

アクセス

利用交通機関：

電車

公共交通機関利用

コース状況／危険箇所等

　特に危険箇所はありませんが、先の台風12号の影響で倒木が数箇所道を塞いでいました。しっかり山小屋の方たちがルート工作してくださっており、心配ありません。ありがたいことです。
　水場は広河原小屋水道、大樺沢左俣とお池直登分岐点の少し手前の沢、白根お池小屋水道、二股沢水、大樺沢左俣は沢筋で数箇所沢水とれます。最後水場は八本歯への尾根取り付き点の沢水。稜線に流水水場はなく小屋で入手。北岳山荘水道（無料）、農鳥小屋と肩の小屋は1L100円との事。なお肩の小屋も農鳥小屋もかなり下ると湧き水がありますが、往復20分ぐらいは見た方がよい。
　基本道標も完備され、道迷いするような場所はないかと。お天気良い日でも9時をすぎるとガスが湧き上がって、眺望が一気に悪くなるため、眺望期待するなら9時までが勝負です。ちなみに8/1と8/3は6時でガスが沸き始め、8時ではすっぽりガスに覆われてしまった。
　5日ともお天気に恵まれ、行動中は雨に降られることもなく、とてもラッキーでしたが、3日目の夜は雷雨で土砂降りだったので、行動中に見舞われるとやはり怖い。
早立ち、早着きの鉄則は大事です。

写真

最初にお目当てのひとつタカネマンテマですが、残念ながらすっかり花は終わって、写真のようにみんな実になってました。次回のお楽しみかな！

7/30 12:05

7/30朝秦野出発、甲府経由で広河原までのバスに乗り、ちょうど12時少し前に、現地到着！今日は白根お池までの余裕の行程。

7/30 12:57

広河原山荘で腹ごしらえして、いざ出発。大樺沢沿いには、いっぱいお花が登場。シモツケソウは旬でした。

7/30 14:40

お池への林間急登コースを選択！
急登中の癒し！コキンレイカ

7/30 15:26

やっとこ水場まで到達。この水場近辺はお花の宝庫。

7/30 15:33

バイケイソウ

7/30 15:38

よーく探すとフタバランあります。もう終盤。

7/30 16:26

お池到着！平日なのでテントサイト場所はよりどりみどり。最初池の周りにしようと思ったけど、正面に北岳望める高台に場所を選択。テントからのお池。

7/30 16:37

テント設営後、二股までお散歩。トモエシオガマはこれから。

7/30 16:59

センジュガンピが盛りでした。

7/30 17:22

二股のミヤマハナシノブ。今年も会えて良かった！
大輪の花をたわわにつけたブーケの様！

7/30 17:35

イブキトラノオ、盛夏のお花畑を飾るおおぶりのお花ですね。これで7〜8cmぐらいあります。

7/31 0:03

夜は晴れ渡り、月光が明るい！

7/31 4:36

7/31、今日は二股から北岳山荘まで荷物背負い上げる。2時起床、4時前にテントたたんで出発できた。二股にでると黎明の鳳凰三山シルエットが美しい。

7/31 4:56

そして北岳バットレスを照らす、モルゲンロート！真っ赤に燃える北岳

7/31 5:08

大樺沢左俣中腹はミヤマハナシノブの群生があちこち見られて、すばらしい。

7/31 5:09

奇岩にも朝日が・・

7/31 5:39

イワオウギ

7/31 5:48

ミヤマハナシノブ

7/31 5:52

シロウマオウギ

7/31 5:54

ちょっとだけ残っている雪渓地帯の付近は、ミヤマガラシがいっぱい。

7/31 5:58

タカネグンナイフウロ

7/31 6:36

クルマユリはもっと個体数が多いと思ったが咲いてたのはここだけ！これから咲くのだろうか？

7/31 6:41

ミソガワソウと鳳凰三山

7/31 7:28

八本歯への最後の取り付き点あたりの左俣上部沢筋は、モミジカラマツ、ミヤマキンポウゲのお花畑。モミジカラマツは旬でした。

7/31 7:49

高度を上げて、八ヶ岳が見えてきた！

7/31 7:52

ミヤマキンポウゲ。稜線はほぼ終わっていたが、雪渓が遅くまでのこるこの場所のみ群生が見られた。

7/31 7:54

ヨツバシオガマもきれい！

7/31 8:14

八本歯へのハシゴの道を上がっていくと、正面に北岳バットレスがドカーン！

7/31 9:00

八本歯コルに到着。カメ足で写真撮りながらなので、遅い遅い！せっかく4時に出たのに5時間もかかった！
トウヤクリンドウがお出迎え！稜線上全般に一番の旬のお花のひとつがこのトウヤクリンドウだった。季節の進みが早い！

7/31 9:26

タカネビランジは満開〜終盤。枯れているお花も多かった。満開の株は数えるほどだった。

7/31 9:28

これは見事なタカネビランジの大株でした。

7/31 10:07

八本歯から分岐まで最後の頑張り！そして待ちに待ったお花天国のトラバース道に入る。これはミヤママンネングサ

7/31 10:24

タカネコウリンカ

7/31 10:33

キタダケトリカブトとキタダケナズナ
トリカブトの群生は見事、色が目立って数も多く、お花畑を飾る旬のお花のひとつ。

7/31 10:45

カンチコウゾリナ

7/31 11:20

タカネナデシコも個体数が多く、これから満開になるでしょう。ピンク系でおおぶりのお花は目立ち、お花畑の主役のひとつ。

7/31 11:36

トウヤクリンドウ

7/31 13:16

これから3日お世話になります。北岳山荘テント場。800円／泊人水は水道から無料、トイレはバイオで臭いがほとんどなく快適。ただし和式です。グレーがマイテント。トイレ直近に設営。

7/31 14:13

ミヤマコゴメグサ

7/31 14:17

タカネニガナ

7/31 14:33

チシマギキョウの大株、チシマギキョウも満開〜終盤です。

7/31 14:42

キンロバイ。ほぼ咲き終わっておりわずかな咲き残りを撮りました。旬の時期から1週間は遅い感じ。

7/31 14:48

イブキジャコウソウ。丁度見頃でした。

7/31 15:02

またまた登場、トウヤクリンドウ。個体数も多く目立ちます。このお花も鈴なり、大株で見事でした。

7/31 15:35

ウサギギク群生

7/31 16:14

キンロバイ（黄）ミネウスユキソウ（灰）タカネナデシコ（桃）のコラボ

7/31 16:16

ウスユキソウ系もこの時期のお花畑を形成する主役。よく目立ちますし、個体数も多い。

7/31 18:07

テンバの一段上の稜線から入道雲

7/31 19:00

一筋の光と富士山(右端ではありません：中央雲の中にかすかにスカイライン）

7/31 19:05

入道雲を照らすアーベントロ−ト

7/31 19:16

今宵のテンバ風景。

8/1 3:45

8/1は農鳥岳ピストンの日。気合入れて1時半起き、3時前に出発です。これはオリオン座と甲府の夜景と富士山（右端）

8/1 5:03

間ノ岳の少し手前で御来光。ちょっと間に合わなかった！途中星の写真を撮りすぎて道草食ってしまったから仕方ない。

8/1 5:07

中央アルプス

8/1 5:07

振り返って北岳と左遠く甲斐駒

8/1 5:14

富士山が大きいゾ

8/1 5:16

間ノ岳到着！すばらしい絶景待ってました。雲海と塩見岳

8/1 5:19

農鳥岳への稜線と荒川三山

8/1 5:23

三脚使って自撮り。山頂独り占めでした！

8/1 5:30

少し下るとハイマツの緑広がる平坦な雪田地帯。チングルマ、アオノツガザクラ、ミヤマダイコンソウなどお花も多いですが、時期的には終盤でした。

8/1 5:33

チングルマの穂

8/1 5:36

荒川三山と塩見岳をアップで！

8/1 6:03

だいぶん下って農鳥小屋が指呼の先に見えてきた！
西農鳥岳がそびえたって来てる。あそこを登らなきゃ！

8/1 6:23

農鳥小屋のおやじさん、ひとりさびしく座っておられましたね。
挨拶したけど、返事ナシでした！振り返って間ノ岳が実に大きい！

8/1 6:32

これから行く手の西農鳥岳。まだ6時台なのにガスが沸きあがって、今日のお天気思いやられる。

8/1 7:44

西農鳥岳登りきると、目的地農鳥岳が見えてきた！一旦下ってからまた緩く登るのね！しかし稜線ははやくもガスガスで眺望は望めそうにないね。

8/1 7:57

農鳥岳へのコルから見上げる西農鳥岳。

8/1 8:06

仙塩尾根が長大ですね。塩見〜蝙蝠岳稜線も良く見える。一度行ってみたい。

8/1 8:16

農鳥岳到着！三脚自撮り。ここも山頂独り占め。ここまでにたぶん白根三山縦走奈良田へ向う2人に抜かれましたが、静かな山旅です。残念ながら山頂はガスに覆われ何もみえませんでした。

8/1 9:13

復路、続々白根三山縦走者と行き違いになります。結構いましたね。テンバでお隣に張ってた高校生の登山部のひとたちともすれ違い。西農鳥岳でガスから抜け出し、少しお天気持ち直す。ここから見る間ノ岳は実に立派で大きなお山ですね。

8/1 9:15

タカネヒゴタイ

8/1 9:22

ガス沸く西農鳥岳の稜線と間ノ岳

8/1 9:24

狂い咲きのオヤマノエンドウ！

8/1 9:41

間ノ岳と農鳥小屋

8/1 10:40

農鳥小屋を越えて三国平への分岐点でお昼ご飯。振り返って西農鳥岳と農鳥小屋

8/1 12:00

間ノ岳山頂のチングルマ。遅くまで雪渓残る場所なのでお花が残っててくれた。

8/1 12:00

間ノ岳山頂のアオノツガザクラ

8/1 12:03

間ノ岳山頂のミヤマタネツケバナ

8/1 12:10

間ノ岳へ戻ってきた。ここまでくれば長旅も終盤で、一安心です。

8/1 12:22

ヨツバシオガマ、背丈の低いこのタイプをクチバシシオガマと呼ぶらしい。

8/1 12:47

イワベンケイで咲いてた株はこれひとつでした。ほぼほぼ花は終わってます。雪解け跡なんでしょうね。

8/1 12:49

タテヤマキンバイ

8/1 12:59

チシマギキョウの美しい株。

8/1 13:08

ミヤマダイコンソウ

8/1 13:46

キタダケキンポウゲの実

8/1 13:49

シコタンハコベ

8/2 4:06

8/3朝、今日は北岳周辺を気ままに散策する日。お楽しみの稜線漫歩の一日です。3時半もる御来光を見に中白峰へ向います。
オリオン座と黎明

8/2 4:45

北岳シルエットと焼けだした上層雲

8/2 4:55

中央アルプスの山並み

8/2 4:56

仙丈ケ岳と甲斐駒

8/2 4:57

中白峰からの御来光！雲の中からでてくる真っ赤なお日様が実に美しい、いい日の出でした。

8/2 4:59

まん丸太陽！

8/2 5:04

モルゲンロートの自撮り

8/2 5:15

朝のこの時間帯、黄金色の斜光線がいい具合で好きです。
鳳凰三山(手前）と妙高方面

8/2 5:19

今日は今回の山行でもぴか一の快晴、空気も澄んで、視界良好でした。仙塩尾根にかかる滝雲と大仙丈岳、遠くは槍穂キレット

8/2 5:22

振り返って昨日登頂した間ノ岳。今日はパスして、これから北岳へと向います。

8/2 5:26

ちょっと笠のかかった富士山。

8/2 6:12

逆光に映えるトウヤクリンドウ

8/2 6:58

タイツリオウギ

8/2 7:19

イブキトラノオ

8/2 7:23

ヒメシャジン

8/2 7:30

キタダケトリカブト

8/2 7:34

ミヤマアキノキリンソウ

8/2 7:53

富士山がくっきり

8/2 7:57

キンロバイ

8/2 8:02

キンロバイと間ノ岳

8/2 8:30

ハハコヨモギ

8/2 8:34

北岳山頂より間ノ岳と塩見岳。
だいぶんお花で道草食ったので、頂上にガスが上がってこないか心配だったけど、ぎりぎりセーフ！でも雲は湧き上がりだしていますね（汗）

8/2 8:45

頂上で撮っていただきました。ありがとうございました。
さすがに人気のおやまで頂上には多くの登山の方が居られました。

8/2 8:46

甲斐駒

8/2 8:52

高校生のパーティーの下山風景

8/2 9:10

北岳頂上のタカネビランジ大株！ちょうど満開絶好調！

8/2 10:30

雷鳥親子、足首にモニタリングの輪っかしてあったので、放鳥したやつかも！

8/2 10:44

クロクモソウ

8/2 10:47

ミヤマタンポポ

8/2 10:53

ミヤマミミナグサ。今が旬です。

8/2 11:32

シコタンソウ。満開〜終盤です。

8/2 11:37

シコタンソウ、タカネツメクサ、タカネシオガマのコラボレーション。

8/2 11:37

シコタンソウ、タカネツメクサ、タカネシオガマのコラボレーション。その2

8/2 11:39

シコタンソウ、タカネツメクサ、タカネシオガマのコラボレーション。その3

8/2 11:41

タカネシオガマの大株

8/2 11:43

シコタンソウとタカネツメクサ

8/2 11:51

チシマギキョウの大株

8/2 11:58

シコタンハコベ

8/2 12:10

シコタンハコベ

8/2 12:36

ムカゴユキノシタ

8/2 12:38

シコタンソウ、タカネシオガマのコラボレーション

8/2 12:39

ウラジロキンバイ。ほぼ終わってますが数輪の咲き残り。

8/2 13:51

岩場の割れ目に根をおろすチシマギキョウ

8/2 13:57

シナノオトギリ

8/2 14:05

ミヤマアカバナ

8/2 14:07

ミヤマオトコヨモギ

8/2 14:12

ミヤマクワガタ
これもほぼ落花しており、咲き残りの1輪。

8/2 14:42

ハクサンフウロ

8/2 14:57

オオカサモチ、キンロバイ、タカネコウリンカの花畑

8/2 15:00

ミネウスユキソウとウメバチソウのコラボ

8/2 15:14

タカネナデシコとキタダケトリカブト

8/2 15:20

タカネコウリンカ

8/2 15:24

ミネウスユキソウとタカネナデシコ

8/2 15:35

キタダケヨモギとキタダケトリカブト

8/2 15:39

ミヤマシャジン
ヒメシャジンのほうが個体数は多い。花がシュッとスリムなのがミヤマ／ずんぐりがヒメです。

8/2 15:48

キタダケヨモギ

8/2 16:04

タカネコウリンカの群生

8/2 16:15

トウヤクリンドウ

8/2 16:19

ヒメシャジン

8/2 17:16

晩御飯のメニュウ：カレーメシ（ビーフ）、味噌汁、やさいいため（玉ねぎ、キャベツ、おくら、ポークソーセージ、ベーコン）

8/2 19:09

この日の夕焼けは、めっちゃきれい！アーベントロートを堪能。でもこの景色見に来る人、小屋からもテントからも直近なのに、一人も居なかった！もったいない！この景色独り占め！

8/2 23:40

夜中に起きて、星撮影にチャレンジ、仙丈ケ岳＆北斗七星、北岳＆カシオペアをばっちり撮りましたよ！

8/3 3:52

8/3はいよいよ下山日。1時半起床、テント撤収して3時15分（目標3時で15分遅れ）にテン場出発しました。北岳御来光が目的。
オリオン星と富士山

8/3 4:54

そして結構登りかんばって4時半には頂上着けました！今日もいい富士山！御来光目当ての肩の小屋からの登山者で結構盛況です。そして次々に登ってきます。

8/3 4:59

そして御来光！

8/3 5:01

塩見方面

8/3 5:05

間ノ岳モルゲンロート！すばらしい！

8/3 5:08

北岳山荘があんな小さい！塩見にもモルゲンが！

8/3 5:09

影富士ならぬ影北岳

8/3 5:11

今回2回目の北岳登頂！
記念に撮っていただきました。ありがとうございました。

8/3 5:13

甲斐駒

8/3 5:20

鳳凰三山の稜線には早くも湧き上がるガスが・・・

8/3 5:45

富士山くっきり。

8/3 5:59

すこし肩の小屋寄りのピークから振り返る北岳山頂と富士山。
山頂の人影よく見えます。

8/3 6:03

小太郎尾根と肩の小屋

8/3 6:30

北岳肩の小屋と甲斐駒

8/3 6:37

肩の小屋で朝食のビーフン。私の力の素、うまし！

8/3 7:16

ウサギギク

8/3 7:20

イワヒバリがケムシをついばんでいました。

8/3 7:30

ミヤマコウゾリナ
上部シナノキンバイ群生は当然落花後で、跡形もありません。
代わりに、ミヤマシシウド、イブキトラノオ、エゾシオガマ、ハクサンフウロなどに代わり、見栄えは劣ります。その中でも元気な姿だったのがこのミヤマコウゾリナでした。

8/3 7:38

ウメバチソウ

8/3 8:08

マルバダケブキ
中部のダケカンバ林の中は、マルバダケブキのお花畑でちょうど見頃です。下部は終盤でした。

8/3 8:40

シナノオトギリ

8/3 9:03

草すべりの花畑
ミヤマシシウドが目を惹きます。

8/3 9:09

タカネシュロソウ

8/3 9:11

ここだけにあったシナノキンバイ

8/3 9:18

いい雰囲気の花畑です。

8/3 9:28

鳳凰三山と白根お池

8/3 9:29

白根お池の北岳倒影

8/3 9:32

白根お池まで下ってきた。ここで大休止。ガスってた北岳、すっかり晴れ上がりました。

8/3 10:09

林間の下ばえでいっぱい咲いてるセリバシオガマ

8/3 10:19

クガイソウに吸蜜するクモマヒカゲ

8/3 10:59

ウドの花

8/3 11:05

コキンレイカは、群生地はほぼ終わっていて、上部わずかに咲き残り。

8/3 11:57

ソバナも満開です。

8/3 12:01

大樺沢沿いに下りた林間には、クサボタン

8/3 12:04

キツリフネソウ

8/3 12:06

春のめぐみおいしい山菜のイケマの花

8/3 12:07

ミヤマイラクサの花、これも春にはおいしい山菜

8/3 12:12

沢っぺりにオオレイジンソウ

8/3 12:57

広河原のシナノナデシコ。色鮮やかです。
無事下山、13時のバスで帰宅の途についたとさ。

撮影機器：

FUJIFILM X30 富士フイルム

感想

みのちゃん

　会社の夏休みを使って久しぶりの長期テンパク山行です。台風12号に出鼻をくじかれ、当初計画していた白馬〜雪倉〜朝日岳は北部のお天気が不安定になりそうな予報だったため、急遽南部の山に計画変更、浮上したのがお手軽北岳テンパク山行でした。日曜まで台風影響がありそうだったため、出発日を7/30月曜日と定め、北岳行きを決定。
　ただし1週間車を使うわけに行かないため、公共交通機関の利用による登山口までのアクセスがマスト。自宅を朝出れば、12時に到着するバスに何とか乗れるので白根お池で行程を切って、体力的負担を軽減する作戦とした。翌日稜線まで上がり、北岳山荘を基点としたテント3泊での北岳周辺稜線漫歩を楽しむというプランだ。
　それでも4泊5日分の食料を背負あげなければならず、この1年では背負った事のない重さになりそう。約20kgになったので、とにかくあせらず一歩一歩です。でも背負い上げてしまえば、あとは3000m稜線漫歩が待ってるので、それを楽しみに頑張りました。
　稜線はお天気にも恵まれ、すばらしい景色を堪能でき、大満足です。特に御来光登山を3日とも励行、朝早起きはきついけど、それに余りある得がたい絶景を見られるので、これはテント泊ならではの特権ですね。今回は2日目の御来光、およびアーベントロート、3日目のモルゲンロートが特にすばらしかったです。
　北岳のお花は期待に違わず、今回もすばらしい姿を見せてくれました。今年は花期が早いので、晩夏のお花はどうかな？と少し心配でしたが、遅い時期は遅いなりのお花畑が形成されて、北岳のお花はやっぱりすばらしいですね。何かしらのお花が旬の時期を迎えた状態でみられるので、あまりハズレということは無いような気がします。どうしても早い時期のハクサンイチゲやシナノキンバイといった華やかなお花畑に目が行きがちですが、晩夏は晩夏の美しさがあります。お目当てのタカネマンテマはすでに実になっていました。また季節をかけて訪れたいです。

コメント

asakiyume

お疲れ様でした☆彡
谷川、浅草岳でお会いしたものです。
お久しぶりです。北岳も花々が美しく楽しく拝見しました。20kgの担ぎ上げも凄いですが稜線で見る夕陽朝陽はたまりませんね。

みのちゃん

Re: お疲れ様でした☆彡
asakiyumeさん

ご無沙汰です。レコご覧戴きありがとうございます。
しばらくチェックできずにいたので、コメントに気づきませんでした。
返信が遅くなってしまい恐縮です。
　久々のテンパクでテンションはmaxだったのですが、体がついてこなかったですね。
当初体調良ければ、仙塩尾根を三伏峠まで縦走をもくろんでいましたが、
初日、２日目と重い荷物に心折れました！ポキッ・・・なんかもう縦走できそうに無いかも。
　でも頑張った甲斐あって、お天気には恵まれて、空身での稜線漫歩を楽しむ事ができたので、ヤッパ、テンパクは捨てがたいですね。今後のテンパクは拠点まで背負い上げて、数日稜線漫歩というスタイルに定着していきそうです。
　テントの醍醐味はご指摘の通りやっぱ、朝晩の景色ですよね。これは稜線にテント張った人の特権です。まだ担げるうちは、頑張ろうかな？？？
　北岳のお花は毎年楽しみにしており、どこかの季節に１回は行きたい山です。何時行ってもすばらしいお花が待っていてくれます。自宅から近いのもアドバンテージかな。これからも見守っていきたい山ですね。ヤマップの方もまた少し時間が出来たら訪問しようと思いますので、またよろしくお願いします。
それでは！