谷川／東黒沢（沢登り遡下降講習）

2018年08月04日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.9km
• 登り: 427m
• 下り: 408m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白毛門登山口駐車場
・数十台駐車可
・トイレはないので下の土合駅か道の駅水上紀行館などで
・登山届ポストもないので土合駅構内で提出
・水場は駐車場中央山側にあるが涸れていることも多い（今回は涸れていた）

コース状況／危険箇所等

■東黒沢
　白毛門東尾根上の丸山乗越から発する谷川岳周辺では初心者初級者向けで
　美しいナメ床が続く癒し系の沢。
　ただし最後まで詰めても登山道はないので、東黒沢だけが対象なら同沢を下降する
　ことになる。慣れているパーティならクライムダウンだけで下りられるが、初心者
　初級者を含む場合は1〜3箇所ほど懸垂下降が必要。
　また詰めの丸山乗越（笹薮の中に薄い踏み跡あり）から反対のウツボギ沢支流を
　1時間ほど下降して、ナルミズ沢とウツボギ沢二俣の広河原などでビバークし
　翌日はナルミズ沢やウツボギ沢を継続遡行すれば充実する。
　この場合の下山はナルミズ沢の場合、ジャンクションピーク〜朝日岳〜笠ケ岳〜
　白毛門経由で駐車場まで戻れるが長く疲れる。ウツボギ沢は一般的には左俣を遡行
　し白毛門と笠ケ岳間のコルに突き上げ、白毛門経由で下山する。

　東黒沢　遡行グレード：1級上（「上」は同沢下降を考慮してグレーディング）

■マウントファーム登山学校（JMIA加盟公認）
　http://mt-farm.info/

写真

8/4 6:51

沢登り衣料メーカーmetropoliceさんから試作品であるロングパンツをいただいたので試してみました。

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膝ガード

8/4 6:52

尻ガード
撥水性バッチリ、泳いでも冷たくありません。
評判よければ市販化するとのことなので、買いたいと思う方はfacebook（metropolice）などでご支持ください。

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白毛門駐車場

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白毛門への登山道に入ってすぐ右に派生する径路に入ります

8/4 7:28

径路を進めば堰堤の上で沢に入り、少し上流対岸の森の中のしっかりした径路を進みます

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径路を進むと再び沢に戻り、対岸のガレ涸小沢に渡って一段上がったところから更にしっかりした径路（東黒沢の左岸）を進みます

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沢が左に曲がると現れるハナゲの滝
今日は水量少ないですね

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ハナゲの滝は左側を登れます。
さらに左手のブッシュの中に巻き径もあります。

8/4 7:51

8/4 7:51

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ハナゲの滝落ち口。写真右手に巻き道の出口（下降なら入口）も見えます。

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快適なトロ

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ナメは上流まで終始続きます

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名物のひとつ大岩

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白毛門沢との二俣

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至るところに微妙なバランスを保っているケルンあり

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とりあえず入っておく。on

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酷暑にはこれが一番

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F山の会パーティはウツボギ沢だそうです

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森の中の癒し沢

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開放的なナメ床

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小ゴルジュ帯
今日は余裕で通過できましたが水量多いときは左岸を巻きます

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7mヒョングリ滝
（今日はヒョングリしていませんが）
右壁を登ります

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右壁登っているTさん

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onさんも続く

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朝日にキラキラ

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森と水に癒されます

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ポットホールもあり
金山沢二俣です

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8/4 9:31

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うわ、凄いオブジェだ
まるで海岸のイソギンチャク

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1080m二俣

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右沢に少しだけ入ります

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8/4 10:50

山の恩恵
おいしい

8/4 11:17

8/4 11:25

さて同沢を下降開始

沢の下降は怖いんだよなー　on

8/4 11:43

クライムダウンで対応します

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試供パンツの撥水性能は

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完璧でした

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この滝だけラペリング

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8/4 13:04

水と戯れる

8/4 13:04

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onさんは滝の中のオブジェと化す

岩に擬態してますね笑　on

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8/4 13:24

とりあえず飛び込む　on

8/4 13:33

8/4 13:41

おたまじゃくしいっぱい

8/4 13:44

キャニオニングにならって

8/4 13:45

8/4 13:46

身体が重いのか!？水が足りないのか!？すべらない on

8/4 13:46

8/4 13:46

ドボーン

8/4 13:47

8/4 13:49

8/4 13:51

8/4 13:55

8/4 13:55

8/4 13:56

8/4 14:08

8/4 14:08

8/4 14:09

やはりいらっしゃいました

8/4 14:11

キャニオニングは大盛況

8/4 14:13

お子様も積極的にウォータスライダー

8/4 14:23

8/4 14:35

駐車場へ戻ってきました

撮影機器：

FinePix XP90 富士フイルム

感想

kamog

谷川では一番の初級者向き癒し系である東黒沢で沢の遡下降講習。水量は平水よりも少なく楽でした。
沢幅が狭くなる1085m二俣先まで遡行し、往路を下降してきました。
開放的なナメが延々と続き、爽やかな夏風も気持ちよく下界の猛暑とは縁遠い世界はサイコー！の一言に尽きます。
ハナゲの滝下流部では相変わらずキャニオニングが盛況。百名以上はいたかな。
帰りのお風呂で奥利根の主、高柳さん（モリさん）とまた再会。利根川本谷など源流域を昔通っていた頃は、モリさんのボートでよく送っていただきました。

ONTHEROAD

久々の講習ありがとうございました。

猛暑日が続きますが、沢で遊ぶのが一番ですね。
前夜泊の水上では、意外にも私にはシーツだけでは寒く、お借りした厳冬期の厚いシュラフに半分巻き付いて寝ました。さすがにそれだと暑くて適温がムズイ。（道路わきの温度計で19度！こっちの昼間との温度差20度近く。色々と信じられない。）

今回はナメの沢、押し入れに眠っていたフェルトで行きました。濡れてるとこ、苔が生えてるとこ、乾いてるとこ、といろいろ歩きましたけど、思いもよらないところで滑るんでそのたびにドキドキ。
あとやっぱ暑いだろうし、と考えて（身体が冷えやすいので）いつもは着ているファイントラックのインナーなしで遡行しました。水にも入ったけど猛暑の頃はなくて平気なのかも。

オタマジャクシにヤゴの抜け殻、トンボの乱舞。キイチゴもたくさん生えてました。セミが非常ベルのように鳴いている。乾いた夏の風が鼻孔をくすぐり、昼寝をしたくなるー。鮮やかな空の青、森の緑。本当にここちよい！

ロープだしてもらった7mひょんぐりの滝、あれはクライムダウンできるのかなー。
水が少なかったんで楽しむ余裕があったけど、平水だともっと大変かも。
次回は丸山乗越からウツボギとかナルミズ行きたい。体力つけないと。