仙丈ヶ岳へ

2018年08月05日(日) [日帰り]

• GPS: 08:35
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,144m
• 下り: 1,170m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:46
• 休憩: 1:44
• 合計: 8:30

6:57 スタート地点
8:24 8:26 薮沢大滝ノ頭
9:44 9:54 小仙丈ヶ岳
10:49 10:50 仙丈小屋分岐
11:26 11:35 仙丈ヶ岳
11:44 11:44 地蔵尾根合流
11:49 12:44 仙丈小屋
13:08 13:09 丹渓新道合流
13:17 13:19 馬の背ヒュッテ
13:23 13:37 藪沢小屋分岐
13:45 13:45 薮沢小屋
14:09 14:19 薮沢大滝ノ頭
15:27 北沢峠

06:49 スタート(0.00km) 06:49 - ゴール(9.66km) 15:32

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

芦安の旅館に前泊、翌朝乗合タクシーにて宿→芦安駐車場→広河原バス停。
林道バスに乗り換えて北沢峠まで。30分ほど。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありません。
石がざれざれした道が多いので、下りは滑って転びやすいです。
北沢峠のバス停、また広河原ビジターセンターにも登山ポストがあるようでした。

その他周辺情報

前泊した芦安の宿。なとり屋さん。
http://natoriya.weebly.com
立ち寄り湯。天恵泉 白根桃源天笑閣
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/shisetsu/onsen-tensyokaku/
手打ち蕎麦 蔵
http://www.kura-soba.com

写真

8/4 16:40

前日、仕事終わってから東京出発。芦安のなとり屋さんで前泊です。

8/4 16:41

お向かいがバス停でしたしかし…

8/4 16:41

am5:20に広河原行きの始発バスが来るようですが、
もっと早く出るために乗合タクシーをお願いしていました。
本来、芦安駐車場→広河原間のタクシーなのです。宿の息子さんのご尽力で、なとり屋さんに寄り道してもらえるそうです。

8/4 16:42

静かな温泉街。

8/4 17:07

今日のワンピースは奄美大島の金井工芸さんで自分で泥染めしました。もとは藍染っていうかデニムだった。鉄分の黒色が少し色褪せて、下の藍色が出て来てるのがいい色で気に入っておる。
染色にちょっとはまっているけれど山の道具は、ウエアも含めて化繊が多いから染めるのには向かないです。ウールはいけるかもしれない。

8/4 18:36

なとり屋さんの夜ご飯。お鍋の中は豚、シメに数ヶ月前に修行から戻られたという息子さんの手打ちそばが出ました。

8/4 18:37

鶏もつ美味。。。お風呂は温泉で交代で入るタイプ、2食付き8000円。震えるコスパ。

8/4 19:22

創業者のかたは、山小屋にお勤めだったんですね。かっこいい写真。

8/5 4:08

出発が早いので、朝ごはんはおにぎりにしてもらいました。
一個食べかけ、すみません。
乗合タクシーが来るのはam4:20！震える早さ。
タクシーの中で寝ててグラグラして左右の人にご迷惑かけたみたい。すみません。
乗合タクシーは、広河原まで1200円でした。（協力金100円含む。）

8/5 6:09

広河原で妙に爽やかな林道バスに乗り換えて・・・（1000えん。）

8/5 6:48

30分ほどで到着。

8/5 6:47

北沢峠にあるこもれび山荘さん、おしゃれげでした。

8/5 6:48

出発。仙丈ヶ岳240分ということは、私ののんびりペースだと300分かな。（いい線いってた。）

8/5 6:52

セリバシオガマ。登り始めのあたりにたっくさん。好きな花になった。

8/5 6:53

スポットライト浴びている。

8/5 7:00

灰色がかった森。山に登るようになって、絞った写真が好きになったと思う。

8/5 7:03

こういうものが丁寧に整備されています。ありがとうございます。

8/5 7:06

木々の隙間からかっこいい山が見えて来ました。北岳でしょうか？北岳→間ノ岳→農鳥岳も候補の一つでした。でも急遽仕事が入ってしまって休みが1日ポッキリになってしまったので・・・今日は女王、仙丈ケ岳。

8/5 7:08

樹林帯はいいなあ。木漏れ日とか、日陰とか、涼しさとか、鳥の声とか。

8/5 7:11

ウラジロシラビソの松ぼっくりでしょうか。少し小振り。紫がかって孔雀の羽のよう。

8/5 7:19

もうですか。

8/5 7:20

いい道。

8/5 7:29

うん、頑張る。

8/5 7:45

良心、持ち帰ります。

8/5 7:45

これも北岳かなー。

8/5 7:48

なんか有望な子がいた。

8/5 7:58

4合目ではたくさんの方が休憩されていました。

8/5 8:03

私もこちらで残してあった最後のオニニニを・・・

8/5 8:06

普段は飲料は水だけなのですが、88円だったので買ってみました。おいしい。ただこういうものが微妙に重い。

8/5 8:15

イワオトギリでしょうか。ミヤマオトギリ（シナノオトギリ）というのもあるそうです。

8/5 8:26

5合目は、方々への分岐点となっていて、ここも賑わっています。

8/5 8:39

甲斐駒ケ岳も見えて来ました。山頂の花崗岩白く。そういえば日向山もそうでした。

8/5 8:41

見てみたいと思っていたミヤマホツツジ。終わりかけかな。

8/5 8:49

日曜日のためか登山客多く、つい流れに乗ってまあまあなスピード（私にとって）で上がって来ました。

8/5 8:49

振り返って、カイコマと鋸山のあいだ、向こうにうっすら見えてるの、八ヶ岳じゃない？
山が青く見えるのは、空が青く見えるのと同じ原理だと、
最近どこかで読みました。

8/5 8:49

開けたので目指すピークが見えて来ました。あれが仙丈ヶ岳か〜優美だな〜。と思ったけどはて？昨日みた地図を思い出すと、そうそうあれは小仙丈ヶ岳、手前の山でした。

8/5 8:52

鳳凰三山も憧れています。雪が降るころ、山小屋が11月に閉じる前くらいに、行けたらいいなあと思っています。地蔵岳のオベリスクくっきり。（アスタリスクと言ってしまった。）

8/5 8:57

稜線に出たらこのスタイルである。意外と暑くはないし、ムレもしない。

8/5 8:58

素直な目で見るとあの雲はニコちゃんマーク。

8/5 9:10

あーーー。こういう時間の空気、風、声・・・写真では何も伝えられはしない。

8/5 9:11

富士山、何かおしゃれなものをかぶってらっしゃる。

8/5 9:13

あの谷間に、テントがたくさん。あそこが北沢峠のテン場だそうです。あそこから上がって来たんですね。

8/5 9:17

「あ、○○さんのテント、見えますよー！」って話しておられました。（知らないひと。）

8/5 9:14

つき。

8/5 9:33

カイコマとogawandとわたし。

8/5 9:35

これちょっと・・・よくわかんなかった。

8/5 9:35

誰かのおうちがあるね。

8/5 9:41

わたしの記憶ではここまで元気だった。（このあと急激に電池切れる。）

8/5 9:45

さて仙丈ヶ岳ピークへ。すっばらしい景色。

8/5 9:45

みんながこぞって北岳を目指す理由がわかりました。かっこいい。

8/5 9:48

ここで写真撮ってもらってたら、「ここで写真撮るの、素敵ね〜」ってお食事されてた奥さまに話しかけられました。ここでお食事されるのも素敵ですー。

8/5 9:53

知らないひと。

8/5 9:58

知らないひと。

8/5 10:07

トウヤクリンドウ、今が盛り。他のリンドウより遅め。胃薬になるそうです。

8/5 10:11

見惚れてばかりでなかなか歩きださないのだった。

8/5 10:32

振り返るとこれ。

8/5 10:33

赤い帽子のひとが、緑の道をゆく。

8/5 10:34

小仙丈ヶ岳→仙丈ヶ岳の稜線で、
ぐったりしてしまいました。
（それまではしゃいであんまり休憩とらなかった。）
カントリーマームとチャイで栄養補給。

8/5 10:49

仙丈小屋には頂上経由で後から行きます。

8/5 10:58

上から見えた小屋。なかなか近代的な装い。

8/5 10:59

藪沢カール。この辺り、お花畑。初めて見る花もちらほら。

8/5 11:00

タカネヒゴタイ。雌しべ？の先がイカリ型になっているのが可愛いです。アザミに似ているけれど、棘はないです。

8/5 11:01

ミヤマコゴメグサ。こういうイヤリング持ってる。（アールヌーボー。）

8/5 11:08

もうすぐ頂上。
山頂に人が集まってる。

8/5 11:08

振り返って。雲が出て来ました。

8/5 11:09

3つ並んだミネウスユキソウ。エーデルワイスは同じ種類かと思っていましたが、ちょっと違うみたい。

8/5 11:13

何度でも振り返って。
あの馬の背みたいになったとこを、たくさんの人が小さく歩いてる。

8/5 11:16

着きました。
今度から山頂では360度写真撮っておこう。なんの山が見えるか記録して勉強したら、方向音痴も改善されるかもしれない。
（今日、八ヶ岳が自分でわかったから、うっすら感動していた。）

8/5 11:34

大仙丈ヶ岳への道も気持ち良さそうです。

8/5 11:44

味ある道しるべ。帰りのバスの時刻が迫っています。
ブルトッピンで仙丈小屋まで降ります。

8/5 12:09

仙丈小屋のテラスでランチ。昨日、仕事の後に都立大学駅近くのトシオークーデュパンさんでバゲットを買ってきました。バゲットにしてはやわらかめで、疲れてるときも食べやすいです。小袋のケチャップを買いに行く暇がなかったので丸ごと持って来ました。こういうのが地味に重い。

8/5 12:15

ホットドッグ、海老のマサラカレー、きゅうり浅漬け。（どうしても米も食べたい。）
隣のテーブルにいた子供達がこれ見て、「おとーさん今度はソーセージ持ってこよーよ！」って騒いでいました。ね、ソーセージ、いいよね。
コッヘル、もうちょっと大きいのを買い直そうかな、って思ってる。

8/5 12:42

近代的でありつつ山小屋の無骨さもある仙丈小屋さん。お手洗いをお借りしました。100円。

8/5 12:43

泊まってみたいです。

8/5 12:45

ミヤマアキノキリンソウ。枝の先に密集して花が咲くところが、アキノキリンソウとの違いだそうです。

8/5 12:49

さてここからほんとにチョッパヤで降りる！って思っていました。もう花とか（あんまり）撮らない。ぞ。

8/5 12:49

そのことはすぐに忘れた。
ヨツバシオガマとモミジカラマツ。

8/5 12:51

シシウド。
→みやまとうき？
シシウドは葉がギザギザではない。
→しらねニンジンかもしれない。

8/5 13:04

しばらく行くと、鹿よけのネットが。アルプスは今、鹿の被害がすごいそうです。（帰りによったビジターセンターで得た知識。）
将来的に、猟銃免許を取得したいという願望があります。山を知ることはその一環とも言える。

8/5 13:06

樹林帯に入ると歩きやすい。

8/5 13:09

韓国語表記も。

8/5 13:15

ハクサンボウフウ。かなあ。
ミヤマセンキュウかなあ。ハクサンボウフウは、もっと花が大きいみたい。
→これがシシウドかもしれない。

8/5 13:15

馬の背ヒュッテ通過。小屋の周りにマルバダケブキがたっくさん。

8/5 13:16

何かよくわからなかったのですが、あとでビジターセンターにある植物パネルを見たところサラシナショウマのようです。

8/5 13:24

すてきな小川に出ました。

8/5 13:28

靴脱いでやった。すごく冷たい水で、足がしびれます。
それと水の中の石は意外と滑る。滑ってバシャバシャしてたらズボンの裾がびしょびしょになってしまいました。（気にしていない。）

8/5 13:36

一口飲んで、思わず「うまい！」って叫んだけどそんなキャラじゃない。

8/5 13:44

えっ、「またいでください」・・・？

8/5 13:45

藪沢小屋が倒れないようにワイヤーで引っ張ってあったんでした。

8/5 13:46

小屋のそばの水場のタライがまあ!かわいい。

8/5 13:46

水場の周りはトリカブトの群生。ダース・ベイダーに似てるなー。わたしもダース・ベイダーに似てるって言われたことある。
毒は経皮吸収もあり得るそうなので触るのもやめたほうが良さそうです。

8/5 13:48

黄色いのはオタカラコウ？

8/5 13:49

これは不明。オミナエシじゃないし・・・。

8/5 13:56

ほんのちょっと間違えたルートを降りてしまったところ、岩場一面このお花でした。ミヤマダイモンジソウ。お、おしゃれすぎる！

8/5 13:57

終わりが近づくと切ない。

8/5 14:00

これはミソガワソウだと思うのですが結論は出ていないです。

8/5 15:13

すっかり一本ポールが板についてきた。てゆかすでに傷だらけだ。

8/5 15:29

降りてきました。バスに間に合ってよかったよかった。伊那方面に行かれる方、長蛇の列！広河原の方は、そうでもなかったです。

8/5 15:52

バスから見た空がもう、秋の気配。

8/5 18:11

仙丈小屋で買ったバッジかわいい600えん。
ただ今日、雷鳥もクロユリもコマクサも会っていないですけど・・・

8/5 18:28

立ち寄りその1。日帰り温泉天笑閣さん600えん。
お風呂の中でおばあさんの恋バナをたっぷりうかがいました。
高アルカリのお湯だそうで、まじツルツルになりました。

8/5 18:23

フルーツ牛乳110えん。
学生の頃これのパックのやつよく飲んでいた。

8/5 18:50

立ち寄りその2。手打ち蕎麦蔵さん。

8/5 19:22

ナスと温玉とエビ天とおろしとトマトソースが入ったぶっかけ蕎麦。1400えん。小ぶりでクルンとしたエビ天、珍しい。美味しかったです。

撮影機器：

D850 ボディ ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

mixer_3

今回の計画は同行者にほぼ全てを委ねていたのですが、
次は南アルプス・・・という予感がありました。呼ばれたと思う。