独り占めの編笠山 富士見高原よりピストン

2011年12月11日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.1km
• 登り: 1,185m
• 下り: 1,185m

コースタイム

駐車場6:40 → 7:00五叉路(不動清水方面への分岐) → 7:41「ここは標高1800m」の標識(休憩) → 8:41「ここは標高2200m」の標識(休憩) → 9:56編笠山山頂10:28 → (休憩1回)→ 12:14登山口

天候

晴れ+またしても強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊那IC AM5:15〜諏訪南IC〜造林小屋に向かうも駐車スペースがわからず〜AM6:30富士見高原ゴルフ場
ゴルフ場の駐車場はゴルフ客専用だから登山客は停めるなとの看板を見つけ、すぐ下のスキー場用の駐車場にP。

コース状況／危険箇所等

○雪
・薄めだがさらさらの雪で滑りやすい。隠れた石や木の根に足をとられることしばしば。
・アイゼン、ピッケルは出番なし。

○道
・道路の行き止まりまたはゴルフ練習場脇から登山道スタート。何度か車道を横切る。2.5万図とは微妙に違うような?
・終始テープや道標が豊富で安心。
・編笠らしい岩場に出るまでは単調な樹林帯。
・その岩場では道標や黄色いペンキマークを確認しながら進む。
この日は天候に恵まれましたが、今後雪が深くなった場合や視界が利かないときはそれらの目印は当てにならないかもしれません。登りは上を目指せばよいでしょうが、下りでホワイトアウトしたら・・・ゾゾ。
雪の付いた岩で滑らないように、穴ぼこに足をとられないように、強風に負けないように。。。結果、四つん這いのような状態で登る。
・単調な樹林は下りでは快適。スルスル〜と滑り降りる。ほとんど小走り。

○温泉
すぐそばの「鹿の湯」。キレイでしたが塩素がキツい。

写真

12/11 6:38

こちらのスキー客向け駐車場にP。南アルプスが目を覚まそうとしています。

12/11 6:37

うまく撮れてませんが皆既月食から明けた満月。ぼぅっと大きく浮かび上がっていました。

12/11 6:32

こちらはゴルフ客専用とのことです。※my赤フィットが写っていますが1枚目の駐車場に移動しました。

12/11 6:33

階段登って建物の脇をすすんでもよし、登らずに左手車道をすすんでもよし。同じ所に出ます。

12/11 6:39

とのことです。

12/11 6:55

朝ぼらけ〜の樹林帯。これから延々樹林帯。

12/11 6:57

この橋渡るべからず

12/11 7:00

五叉路。造林小屋からの道と合流です。

12/11 7:05

レコで報告されていたうそつきな看板。実際はここから山頂まで、休憩込みで3時間弱でした。

12/11 7:09

「盃流し」だそうです。

12/11 7:29

12/11 7:34

「展望台」だそうです。振り返ると・・・!樹林です。

12/11 7:38

ビバークできそう

12/11 7:44

これもレコによく上げてある看板。

12/11 8:12

森森っとしてきました。

12/11 8:22

樹林の中なのに・・・風つよーー!!!

12/11 8:22

心折れそうになる。でも負けないぞー!

12/11 8:22

12/11 8:23

12/11 8:32

目に刺さるってば。

12/11 8:37

12/11 8:40

いい感じに撮れました♪

12/11 8:41

この辺から急に風が穏やかに。ほっとする。

12/11 9:04

明るい空が見えてきました。がんばるぞー!

12/11 9:06

このまま風が穏やかでありますように・・・

12/11 9:20

森林限界も近いぞ〜。

12/11 9:22

は〜〜、やっと展望♪

12/11 9:23

編笠らしい岩が増えてきました。

12/11 9:26

南アまるっと。

12/11 9:26

富士見町〜原村の町並みと中央アルプス。

12/11 9:28

南アと富士山。フィルターが汚れてた・・・。

12/11 9:30

編笠らしい岩場。やっぱり風は強し。這うように進む。

12/11 9:34

遠くのほうまでよく見えます。山日和だ。

12/11 9:34

もういっちょう☆

12/11 9:38

12/11 9:40

あとひと登り!看板が激励の言葉をかけてくれます。

12/11 9:46

もうすぐもうすぐ!今のところ誰にも会ってない。頂上には誰かいるかなー。

12/11 9:52

看板が凍ってる!何て書いてあるのかな?

12/11 9:52

マジで!?よっしゃー。

12/11 9:55

夏ならやってもいい(笑)さあさあそしてそして・・・

12/11 9:56

着きましたーー!!何これ超きれい・・・しかも誰もいないし。独占じゃ〜。

12/11 9:57

三角点にVサイン♪

12/11 9:58

もはや神だね、神。

12/11 10:00

阿弥陀・横岳・赤岳・ギボシ・権現。主役級そろい踏み。なんて贅沢。

12/11 10:02

むふふふ。たまらん♪
むふふふふふふふふふ。

12/11 18:48

あっちのピークには誰かいるだろうか?

12/11 18:51

阿弥陀さま。

12/11 18:52

12/11 18:52

12/11 18:53

風の通り道

12/11 18:53

ギボシ・権現

12/11 18:54

冬の赤岳・・・行けるようになりたい。

12/11 18:54

12/11 18:55

おや・・・

12/11 18:56

強風に乗ってガスが・・・

12/11 18:56

12/11 18:57

あららら。

12/11 18:58

あららららら。帰り道がわからなくなっては困りますー。晴れるのを待つには寒いので帰るとしますー。

12/11 18:58

ほ。岩場を終えて一安心。南アも雲が増えました。

12/11 18:59

雪のおかげで下りは楽ちん。すすすーと滑りおりていく。

12/11 11:38

下の方は雪が融けていました。

12/11 12:14

登山口に到着。

12/11 12:16

この頃にはまた晴れました。んー、上は気持ちよさそうだなぁ。

12/11 13:56

帰り道。西岳〜編笠の奥に阿弥陀と権現。

12/11 13:57

なんという晴れっぷり。

12/11 14:05

あぁ、この辺に家が欲しい。

12/11 14:05

少し走っちゃー停めーの。

12/11 14:05

撮りーの。

12/11 14:07

撮り〜の。

12/11 14:07

爽快!

12/11 14:12

12/11 14:15

12/11 14:22

蓼科までまるっと。

12/11 14:24

八ヶ岳南部まるっと。

12/11 14:26

蓼科のきれいなシルエット。おしまい♪

撮影機器：

PENTAX K-5 ペンタックス

感想

yokowv

正直、なめてました。
冬の八ヶ岳がこんなに美しいとは!

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リソールに出していた愛靴が無事退院。これで多少の雪山も安心です。
てなわけで入門編、編笠山を目指しました。近いし(これが決め手w)、眺めがいいし。
予報は終日晴れマーク!ただし「暴風警戒」とのことで、覚悟を決めていざ参らん。

当初は造林小屋を起点にしようとそちらに車を走らせました。
エース証券研修所の丁字路を東に、、、あれ?通せんぼが。ここがゴール??
でもそれらしき駐車スペースが見当たらない。んんんん????どゆこと?
適当な所にとめて何かあっても嫌なので、あきらめて富士見高原の方へ。ちょうど朝焼けと富士山がキレイでした。

気を取り直してー!
と行きたいところですが、樹林帯だもんで・・・単調きわまりない。
隙間から鳳凰や甲斐駒仙丈がピンク色に染まっていくのがチラ見えして悔しい。

そして樹林の中なのに風強い。地面や木に付いた雪が吹雪っぽく飛んでいる。果たして上は大丈夫か??
体の冷えを感じ、森林限界を待たずにハードシェル・ネックウォーマ-・ニット帽・オーバーグローブを着用。

が、2200mくらいから急に風が穏やかに。しばらくすると道も編笠らしく岩がでてきたり、樹林が疎になって青空が増えてテンションUP♪

ようやく視界が開けると、うっひょー♪な世界。さ、最後の岩場を登ります。
やはり風は強し!
オモシロ道標に励まされながら、一歩一歩慎重に。そして・・・

目に飛び込んできた世界は想像を遥かに超えていました。

「わぁ〜キレイ!」と口をついて出る。

文字にするとなんとも工夫のない言葉。

でも、一切の雑念無く、そこにいたのが本当に「素」の自分だったからこそ、
思わず漏れた一声だったのではないかと思います。

阿弥陀に赤岳に権現に・・・
私の知ってる夏の彼らはいずこへ。

厳しいからこそ美しい。
そんな形容が似合いましょう。

好んで雪山に行く人の気持ちが少し分かった気がします。
私もいつか行けるでしょうか。

西岳経由で下山とも考えていましたが、まもなく雪けむりだかガスだかで白く巻かれてしまいました。
しばらく待てば収まるかもしれないけど・・・。

眺望に十分満足したので、来た道を戻ることにしました。
駐車場に着いた頃には編笠がくっきり見えていました。唯一すれ違ったオジサン3人組もあの絶景を見ることができていたらいいな。

帰りの車を走らせていると、それはそれは八ヶ岳の山並みがくっきりと!!ええわー。
すぐに高速に乗るのはもったいないのでしばらく下道を気ままドライブ。結局全部下道で帰宅。

八ヶ岳の良さを改めて知る一日となりました。ごちそうさま!

コメント

sanpo69

二週連続でしたか！
yokowvさん、こんにちは＾＾

今回も隣り山 でしたね
更に・・・またしても強風の洗礼

天気と景観がカバーしてくれた事が何よりですね

＞一切の雑念無く、そこにいたのが本当に「素」の自分
＞厳しいからこそ美しい

まさにその通り

だからまた行ってしまうのでしょうね＾＾

yokowv

3週連続に！？
sanpo69さんこんにちは。

あらまあ♪またお隣だったんですね。
稜線にいてあの風は・・・ご無事でなによりです。

わたし今週末も行っちゃいますよ。場所はまだ選定中ですが。また晴れるといいなー♪

noborunda

yokowvさん、こんばんは
自分のレコのアップ等にとらわれてて気が付きませんでした、お許しを・・・

しっかりと登ってますね、と云うか走ってるとこもあり？

八ヶ岳南部より見る赤岳・中岳・阿弥陀岳、確かに神々の住処のような雰囲気ですね。

夏の彼らとは打って変わって思わず手をついてしまいそう？

引き続き雪山も楽しんで下さい！

いつかどこかでお会いできる時がくると願ってます。

yokowv

noborundaさん、お久しぶりです！
きっとお仕事が多忙か、山に入りまくってるんだろうと想像していました。やっぱり後者でしたね♪

この日は天気に恵まれ、入山中も下山後も、八ヶ岳の美しさを堪能できて本当に良かったです。
山頂で気分良く過ごしたおかげか、身も心も軽く、下山はスススーとあっという間でした。
谷川のときも感じましたが、ある程度の雪なら逆に歩きやすくなるんですね。

・・・そうですとも！必ずお目にかかりましょうね！