剣山・次郎笈、絶景＆キレンゲ・・・？

2018年08月14日(火) [日帰り]

• GPS: 05:32
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,013m
• 下り: 1,013m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:16
• 休憩: 1:09
• 合計: 5:25

5:36 見ノ越登山口
6:13 6:21 リフト西島駅
6:31 6:31 刀掛ノ松
6:51 6:59 剣山頂上ヒュッテ
7:09 7:35 剣山
8:14 8:35 次郎笈
9:26 9:26 大剣神社
9:36 9:38 刀掛ノ松
10:22 10:22 刀掛ノ松
10:30 10:31 リフト西島駅
10:45 10:45 祖谷川源流
10:57 11:00 見ノ越登山口
11:01 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

涼しさを求めて見ノ越駐車場で車中泊。行きは徳島市内から438号、帰りは貞光経由坂出インター横まで438号を使いました。うーん、どちらも狭い場所が多くて緊張の連続でした。徳島側からアクセス→前半は快適路、最後の登りは狭い1車線のクネクネ。貞光駅側へ→山道は1.5車線あるけど、川沿いや集落内で広い/狭いの繰り返し。特に夜間の徳島側は鹿に3回も遭遇、山道に慣れていない方には、登山より狭隘路運転の方がハードル高いと思った。

コース状況／危険箇所等

全線、一般登山道。ただしキレンゲショウマ見学コースは険しく、要注意。

写真

8/14 5:28

真夜中、国道438号で剣山、見ノ越駐車場へ。夜明け前は十分余裕。夜中は天の川も見れました。

8/14 5:31

劔神社の石段から登山スタート。標高1400m。涼しい。

8/14 5:39

見ノ越の鞍部、既に日の出は過ぎています。1440m。

8/14 6:07

直登ルートは登山道らしい道。

8/14 6:16

まだ営業していないリフト西島駅横から。遠望も期待できます。1710m。

8/14 6:21

タカネオトギリ？はいっぱいありました。

8/14 6:31

刀掛ノ松、1800m。十字路になっています。ここから最短の尾根コースで登ります。朝は風が冷たくて気持ちいい。

8/14 6:51

眺めの良い尾根道を登りきって、剣山、山頂ヒュッテに到着。1930m。

8/14 6:53

すぐ上が広い山頂広場です。朝は体温を奪われるほど涼しすぎる強風。

8/14 6:56

まずは東側、一の森方向。

8/14 6:56

東北東の先には、紀伊半島の山々。中央の電波塔のある山は六郎山。（大川原高原の近く）

8/14 6:56

徳島市街望遠。吉野川が横たわっています。

8/14 7:09

広場の南に山頂標識と三角点。1955m。

8/14 7:24

高知市街、桂浜の浦戸大橋も見えている。

8/14 7:24

西側には石鎚山。手前の左端は三嶺。（みうね）

8/14 7:39

山頂でゆっくりしてから次郎笈（ぎゅう）に向かう。

8/14 7:49

何となく仙丈ケ岳みたいな景色？？

8/14 8:05

シコクフウロかな？これもいっぱい咲いていました。

8/14 8:11

次郎笈の手前から三嶺まで縦走もできるらしい。（写真が間違ってたので差し替えしました）

8/14 8:14

登り返して次郎笈に到着。1930m、4等三角点あり。

8/14 8:11

南側には剣山スーパー林道が見える。いつか挑戦してみたいが、多分、車は通れない。

8/14 8:45

南東方向によく見ると岩礁＆白波が見えているぽいので写真を撮っておいた。

8/14 8:45

写真の岩礁部分を拡大。帰って調べまくったら、どうも牟岐町の小津島付近が見えているっぽい。（感想に追記）

追加：カシミールで解析してみました。やっぱり見えていたのは小津島ですね。

8/14 8:47

ここで腹ごしらえをして剣山方向に戻ります。剣山の左の先は小豆島。

8/14 9:15

剣山は登り返さずに西側のトラバース巻道を通ります。前方の岩は大劔神社。

8/14 9:28

下山路から離れて、少し登り返し、大劔神社に寄ってみる。ここから次郎笈を振り返る。1810m。

8/14 9:37

刀掛ノ松の十字路に戻り、東の行者場にあるキレンゲショウマ保護地に行ってみる。

8/14 9:42

これはトリカブトかな。

8/14 9:52

看板は整備されているが、道はかなり険しい。登山装備の方以外は危険。

8/14 9:53

これは？ギンバイソウ？

8/14 9:55

途中、脇にある行場の鎖場。入ったら出られなくなりそう？時間があったら挑戦してみたかった。

8/14 10:11

キツリフネというらしい。（すみません、パクリです）

8/14 10:12

キレンゲショウマ。あまりいい株が見つけられない。＆写真ヘタ。

8/14 10:13

やっぱり写真ヘタ。失礼しました。・・こんなに苦労して行ったのに・・・

8/14 10:30

リフト西島駅に戻って来ました。リフトで上がって来た方で賑わっています。この時間は暑すぎて登る方も大変そうでした。

8/14 10:46

下山は木陰の多い遊歩道コースで。途中に祖谷川源流の湧き水。おいしかった。

8/14 11:12

駐車場に戻ってきました。ここから、車で狭い山道（国道438北方向）を延々と下ります。

8/13 21:02

おまけ：去年撮り損ねた瀬戸大橋のライトアップ1。

8/13 21:10

おまけ：廃墟となった与島第二駐車場から斜張橋ライトアップ。

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX60V SONY

感想

ずっぴー

8/13夜、帰省先から四国へ遠征。見ノ越の駐車場で車中泊してスタートしました。台風が近づいていて天気が心配でしたが、意外と晴れ渡り、絶景登山ができました。
中腹の行者コース入口にキレンゲショウマが天然記念物として紹介され（この場所で初めて知りました。orz）難路の見学コースがあり、帰りに寄ってみました。他の方のレコでは、きれいに咲いているのですが、いい株が見つけられない＆写真がヘタでも恥ずかしながら写真は一応UPしました。ただし群生地は網がかけられていて自由なアングルでの撮影が厳しかったのもあり、ちょっと想像したのと違っていました。それに小説に書かれていた・・なんて帰って知りました。

参考（現地看板より）
・キレンゲショウマ（※ユキノシタ科）はレンゲショウマ（キンポウゲ科）に似る。
・平成11年に宮尾登美子氏の小説で紹介され、平成12年に天然記念物群生地指定。
　※Wikiではアジサイ科となっています。（？？？）

次郎笈山頂の景色
南東方向の海岸の岩礁が見えたので、Webやグーグルマップで探しまくったら、どうも折宇谷山の右側、霧越峠の向こうに牟岐町の津島あたりが見えているっぽいです。
（追加検証結果）
慣れないカシミールで検証してみました。（初めてうまくいったorz)
やっぱり、見えているのは小津島の岩礁でした。
その少し左には津島が見えていました。

余談
実は30年以上前に一時、徳島に住んでたことがあって、レクで仲間とリフトを使用して登ったことがあります。また、徳島側の現438号を木屋平村まで自転車で来たこともありました。当時は延々と狭い山道で、木屋平で日が暮れてしまい、暗いダイナモライトだけで穴吹に下るのがめちゃ怖かった記憶があります。
まあ、その頃から山道は好きで四国の狭隘路も慣れていますが、山頂で他の登山者との会話も酷道の話題で盛り上がりました。