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Yamareco

記録ID: 1556714
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

上高地クラシックルートの旅 島々〜徳本峠〜河童橋

2018年08月17日(金) 〜 2018年08月18日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
27.8km
登り
1,664m
下り
851m

コースタイム

1日目
山行
4:53
休憩
1:15
合計
6:08
10:42
22
11:04
11:11
22
村の駅アルプスの郷
11:33
11:36
2
島々橋
11:38
11:38
6
11:44
11:46
49
12:35
12:40
5
砂防ダム
12:45
12:45
9
12:54
13:00
34
東電巡視路吊り橋入口
13:34
13:48
16
14:04
14:06
12
往き橋
14:18
14:25
49
戻り橋
15:14
15:19
6
二俣・岩魚留中間点ベンチ手前の沢
15:25
15:36
12
瀬戸下橋
15:48
16:01
49
離れ岩・瀬戸上橋
2日目
山行
6:19
休憩
3:12
合計
9:31
5:01
34
5:35
5:55
57
岩魚留から最初の橋
6:52
6:58
27
島々谷本谷最後の橋
7:25
7:35
75
8:50
10:00
30
10:30
10:35
67
はしご段近くの好展望地
11:42
11:52
6
11:58
12:06
4
12:10
12:40
40
13:20
13:35
9
焼岳を望むスポット
13:44
13:50
14
樹林帯の美しい流れの橋
14:19
14:25
7
14:32
ゴール地点
天候 17日……曇りときどき晴れ 18日……朝方薄曇りのち快晴☆
最高に爽やかで、谷筋は心地良い冷気がみなぎっていました。
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
START……アルピコ交通松本電鉄上高地線・新島々駅から。
(ふつうは、新島々からバスに少々乗って安曇支所BSから)

GOAL……上高地バスターミナルから各方面にバスがあります。
★新島々・松本方面に行く場合、乗車2日前から整理券を配付します。
整理券がないと乗車できませんので(乗車券だけでは×)、
バスターミナルに着いたらまず整理券を取得されることをお勧めします。
コース状況/
危険箇所等
★登山届はヤマレコ経由で提出。このルートは登山届提出が義務化されています。

★新島々駅〜島々……赤線つなぎの都合で飛騨街道を歩いています。
ほとんどの区間で歩道は片側にしかなく、たまに道路を渡る必要があります。
信号がずっと存在せず、車は総じて飛ばしていますので、横断時厳重注意。

★島々〜二俣……林道歩きです。害獣防止用ゲート通過時は必ず閉めること。
砂防ダムを過ぎたところの第三のゲートから先、道は荒れ気味となり、二俣の手前で崩落箇所を通過します。

★二俣〜岩魚留小屋……緩やかに島々谷を登る登山道となりますが、結構アップダウンはあります。
この区間中間点のベンチ(山と高原地図に記載あり)までは、数年前に台風で荒れた区間ということで、崩落した沢筋を何ヶ所か通過します。とりわけベンチ手前の大規模崩落箇所(これは最近のもの?)は危険ですので、通過は慎重に。落ち着いて歩けば大丈夫なはずです、
中間点のベンチを過ぎると総じて歩きやすい(?)です。
何ヶ所か桟道がかけられ、橋も新しくなっているなど、長野県が整備に努力されていることが分かります。

★岩魚留小屋……営業休止となっている小屋は劣化が激しく、再開されることはないでしょう。トイレも使用出来ません。
テントは5張可能とのことですが、利用者が少ないためか、カツラの大木の下が割とよく利用されているほかは草が生しています。
水は岩魚留沢橋から下に降りて沢水を組むことになります。煮沸せずにポカリスエットを溶かして飲みましたが、腹は壊していません。

★岩魚留小屋〜島々谷最後の橋……次第に傾斜がきつくなり、島々谷が緩い滝のように流れ下ってくる脇を遡行します。たまに道が付け替えられた区間ではきついアップダウンや狭いトラバースがありますが、無事岩魚留まで着いた人にとっては大したものではないはず(それほど上記の崩壊箇所はヤバイ)。

★島々谷最後の橋〜徳本峠小屋……次第に沢音が小さくなり、カツラの大木が目立つ森から、クマザサとダケカンバが素晴らしい高山の森へと進みます。ジグザグ登りがとにかくキツいですが、美しい森と力水に癒やされながらゆっくり確実に登れば吉。

★徳本峠……小屋前のテント場から僅かな登りで展望台があり、圧倒的な穂高ビューが待っています♪
テント場の雰囲気も上々です。
水は、島々谷から登る場合は力水で、上高地から登る場合は最後の沢で補給します。

★徳本峠〜明神の徳本峠分岐……しばらくは急な下りが続きますが、島々谷とは比較にならないほど歩きやすいです。沢を渡る際には足場が若干悪いため注意。小さなハシゴが1ヶ所あります。

★明神界隈〜河童橋界隈……ここはもう下界です (^^;
01. 高尾6:14発の松本行きは、北アルプス方面へ向かう登山客が結構多数。ボックスシートを確保し、日野春駅からの甲斐駒の絶景を激写♪
2018年08月17日 08:14撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
26
8/17 8:14
01. 高尾6:14発の松本行きは、北アルプス方面へ向かう登山客が結構多数。ボックスシートを確保し、日野春駅からの甲斐駒の絶景を激写♪
02. 松本駅に到着〜(「あずさ」と「しなの」の並びから、松本駅とご理解下さい)。
2018年08月17日 09:48撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12
8/17 9:48
02. 松本駅に到着〜(「あずさ」と「しなの」の並びから、松本駅とご理解下さい)。
03. 車体にラッピングされた「鉄道むすめ」。
「新島々のりかえ上高地方面はこちらでございま〜す☆」
車内放送もアニメ声 (驚)。
2018年08月17日 10:01撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
13
8/17 10:01
03. 車体にラッピングされた「鉄道むすめ」。
「新島々のりかえ上高地方面はこちらでございま〜す☆」
車内放送もアニメ声 (驚)。
04. 新島々に到着後、バスへと殺到する登山者の大群。
しかし私はこの奔流に加わらず、改札を出ると即!上高地への赤線延ばしスタート!
2018年08月17日 10:38撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
10
8/17 10:38
04. 新島々に到着後、バスへと殺到する登山者の大群。
しかし私はこの奔流に加わらず、改札を出ると即!上高地への赤線延ばしスタート!
05. 新島々駅の道路の反対側にひっそり保存されている旧・島々駅舎。

松本電鉄はかつて、もう一駅先の島々が終点でした(島々宿には到達出来ず、今の前淵BSあたりで途切れていました)。しかし島々駅はバスターミナルを拡充するスペースがなく、一つ手前にある赤松駅を再整備し改称した新島々駅がバスとの乗り換え駅となりました。そして1983年に土砂崩れのため、新島々〜島々間は廃線に。
2018年08月17日 10:41撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12
8/17 10:41
05. 新島々駅の道路の反対側にひっそり保存されている旧・島々駅舎。

松本電鉄はかつて、もう一駅先の島々が終点でした(島々宿には到達出来ず、今の前淵BSあたりで途切れていました)。しかし島々駅はバスターミナルを拡充するスペースがなく、一つ手前にある赤松駅を再整備し改称した新島々駅がバスとの乗り換え駅となりました。そして1983年に土砂崩れのため、新島々〜島々間は廃線に。
06. 梓川の新渕橋を渡ります。
2018年08月17日 11:01撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
4
8/17 11:01
06. 梓川の新渕橋を渡ります。
07. 「村の駅・アルプスの郷」でトイレ&買い物休憩。
それにしても、何故こんなところで青天白日旗?……台湾観光客のツアーバスが御用達なのでしょうか?
2018年08月17日 11:09撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
3
8/17 11:09
07. 「村の駅・アルプスの郷」でトイレ&買い物休憩。
それにしても、何故こんなところで青天白日旗?……台湾観光客のツアーバスが御用達なのでしょうか?
08. 山里はもう秋。
2018年08月17日 11:13撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 11:13
08. 山里はもう秋。
09. 島々宿に到着〜。まずは新道の島々橋から、これから分け入る谷を望み、前途の長さに戦慄。画面正面の橋の左側に「徳本峠入口」の掲示があります。
2018年08月17日 11:31撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 11:31
09. 島々宿に到着〜。まずは新道の島々橋から、これから分け入る谷を望み、前途の長さに戦慄。画面正面の橋の左側に「徳本峠入口」の掲示があります。
10. 桜並木をしばらく進むと最初のゲートが現れます。ここは聖界と俗界の境目。あるいは地獄の一丁目、彼岸と此岸の分かれ目……。
2018年08月17日 11:42撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 11:42
10. 桜並木をしばらく進むと最初のゲートが現れます。ここは聖界と俗界の境目。あるいは地獄の一丁目、彼岸と此岸の分かれ目……。
11. ひたすら林道歩きが続きますが、流れが近ければ気化熱で超ヒンヤリ♪
しかし、やがて林道は高度を上げ、流れから遠ざかります。今日は冷涼だから良いですが……。
2018年08月17日 11:56撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 11:56
11. ひたすら林道歩きが続きますが、流れが近ければ気化熱で超ヒンヤリ♪
しかし、やがて林道は高度を上げ、流れから遠ざかります。今日は冷涼だから良いですが……。
12. 「山の神」に到着……というか地蔵や菩薩の類でしょうか。古来山仕事の人や、神河内 (=上高地) へと分け入ろうとする人の信仰を集めてきたのでしょう。
2018年08月17日 12:08撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 12:08
12. 「山の神」に到着……というか地蔵や菩薩の類でしょうか。古来山仕事の人や、神河内 (=上高地) へと分け入ろうとする人の信仰を集めてきたのでしょう。
13. 水力発電の水を取っていない区間では水量豊富。
2018年08月17日 12:03撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 12:03
13. 水力発電の水を取っていない区間では水量豊富。
14. 砂防ダムの湖面を見下ろして休憩〜。
2018年08月17日 12:34撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 12:34
14. 砂防ダムの湖面を見下ろして休憩〜。
15. 森の雰囲気がなかなか素晴らしい☆
2018年08月17日 12:49撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
5
8/17 12:49
15. 森の雰囲気がなかなか素晴らしい☆
16. 東電巡視路の吊り橋から下流側を望む。結構コワい (^^;
2018年08月17日 12:54撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
6
8/17 12:54
16. 東電巡視路の吊り橋から下流側を望む。結構コワい (^^;
2018年08月17日 13:08撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 13:08
2018年08月17日 13:25撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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2018年08月17日 13:28撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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2018年08月17日 13:43撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 13:43
21. 砂防ダム先のゲートから俄然道は悪くなりますが、歩く分には関係なく、こんな感じの森の道を気持ち良く進みます。
2018年08月17日 13:04撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
6
8/17 13:04
21. 砂防ダム先のゲートから俄然道は悪くなりますが、歩く分には関係なく、こんな感じの森の道を気持ち良く進みます。
22. 二俣の手前で崩落。先月の大雨による新しいものだとか。踏み跡を慎重に進みます。(来し方を振り返る)
2018年08月17日 13:23撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 13:23
22. 二俣の手前で崩落。先月の大雨による新しいものだとか。踏み跡を慎重に進みます。(来し方を振り返る)
23. 発電所の取水口 (?) が現れると二俣。下に降りて合流点を撮影しました。画面左が島々谷本谷です。
2018年08月17日 13:41撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
5
8/17 13:41
23. 発電所の取水口 (?) が現れると二俣。下に降りて合流点を撮影しました。画面左が島々谷本谷です。
24. 二俣を出発するといきなりキツいアップダウンや危なげなトラバースが複数現れ、ヒーヒー言いつつ無事抜けると「往き橋」到着。新しめな橋から川面を見下ろす。
2018年08月17日 14:02撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 14:02
24. 二俣を出発するといきなりキツいアップダウンや危なげなトラバースが複数現れ、ヒーヒー言いつつ無事抜けると「往き橋」到着。新しめな橋から川面を見下ろす。
25. もう少々進むと「戻り橋」。ここから上流方向を眺めると、この通りの見事な渓流美☆ 画面左上に歩道が続いています。
2018年08月17日 14:20撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 14:20
25. もう少々進むと「戻り橋」。ここから上流方向を眺めると、この通りの見事な渓流美☆ 画面左上に歩道が続いています。
16. 渓谷の美が余りにも素晴らしいので
2018年08月17日 14:18撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 14:18
16. 渓谷の美が余りにも素晴らしいので
27. ザックを置いてしばし撮影☆
2018年08月17日 14:22撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 14:22
27. ザックを置いてしばし撮影☆
28. 苔モフ〜♪
2018年08月17日 14:40撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 14:40
28. 苔モフ〜♪
29. 炭焼き窯の跡。こんな山奥で……というよりも、豊かな森を活かすために原材料を採ったすぐそばで加工する、という発想だったのでしょう。
2018年08月17日 14:28撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 14:28
29. 炭焼き窯の跡。こんな山奥で……というよりも、豊かな森を活かすために原材料を採ったすぐそばで加工する、という発想だったのでしょう。
30. 二俣〜岩魚留の中間点ベンチ手前の大規模 (?) 崩落。
この手前でも何ヶ所か、崩落で荒れたところを恐る恐る通過しましたが、ここと比べればはるかにマシ! かなり崩落の距離が長く (?)、乗り越す最頂部では次の一歩がなかなか出ないほど足場が悪かったです。
もっとも、ここで激しく洗礼を受けたためか、この先のあらゆる場所が楽勝に思えたのも確かです。
2018年08月17日 14:48撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 14:48
30. 二俣〜岩魚留の中間点ベンチ手前の大規模 (?) 崩落。
この手前でも何ヶ所か、崩落で荒れたところを恐る恐る通過しましたが、ここと比べればはるかにマシ! かなり崩落の距離が長く (?)、乗り越す最頂部では次の一歩がなかなか出ないほど足場が悪かったです。
もっとも、ここで激しく洗礼を受けたためか、この先のあらゆる場所が楽勝に思えたのも確かです。
31. 崩落地点を過ぎたところで、美しい森の道の眺めにヤレヤレ。
2018年08月17日 15:03撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 15:03
31. 崩落地点を過ぎたところで、美しい森の道の眺めにヤレヤレ。
32. 中間点ベンチすぐ手前の沢。ここはジャブジャブと渡渉します。(来し方を振り返る)
2018年08月17日 15:14撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 15:14
32. 中間点ベンチすぐ手前の沢。ここはジャブジャブと渡渉します。(来し方を振り返る)
33. さらに進んで瀬戸下橋に到着〜。
2018年08月17日 15:29撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 15:29
33. さらに進んで瀬戸下橋に到着〜。
34. 本当に美しい流れです……♪
2018年08月17日 15:33撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 15:33
34. 本当に美しい流れです……♪
35. 瀬戸と名の付いている通り、急流が足元で激しく流れる中を進むと (足場は良好ですので心配なし。整備された桟道もあります)、「離れ岩」の下の深みで「島々ディープブルー」が待っています☆
2018年08月17日 15:50撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 15:50
35. 瀬戸と名の付いている通り、急流が足元で激しく流れる中を進むと (足場は良好ですので心配なし。整備された桟道もあります)、「離れ岩」の下の深みで「島々ディープブルー」が待っています☆
36. 離れ岩のすぐ上に瀬戸上橋。その真下を滝のように流れ下ります。
2018年08月17日 15:55撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 15:55
36. 離れ岩のすぐ上に瀬戸上橋。その真下を滝のように流れ下ります。
37. 瀬戸上橋から離れ岩を見下ろす。怒濤の流れが離れ岩の狭い空間へと吸い込まれて行きます。
2018年08月17日 15:57撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 15:57
37. 瀬戸上橋から離れ岩を見下ろす。怒濤の流れが離れ岩の狭い空間へと吸い込まれて行きます。
38. 瀬戸上橋を過ぎると、奥入瀬渓流を思わせるような、急流ながらも穏やかな (?) 風景に変わります。
2018年08月17日 16:24撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 16:24
38. 瀬戸上橋を過ぎると、奥入瀬渓流を思わせるような、急流ながらも穏やかな (?) 風景に変わります。
39. 岩魚留橋を渡るとすぐ目の前が岩魚留小屋 (休業中) です。本日はこれにて! (到着し設営した後に撮影)
2018年08月17日 17:18撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 17:18
39. 岩魚留橋を渡るとすぐ目の前が岩魚留小屋 (休業中) です。本日はこれにて! (到着し設営した後に撮影)
40. 本日のお宿。
この広大な島々谷で今宵眠る人間は自分一人だけ、というのは痛快です☆
小屋の西にカツラの巨樹があり、その下がテントを張る最適地となっています。
5張可能とのことですが、残りの4張分のスペースは余り使われていないためか、結構草が生えています。
食事は、小屋前の細長いベンチを利用しました。水は岩魚留沢から汲みました。
2018年08月17日 17:10撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 17:10
40. 本日のお宿。
この広大な島々谷で今宵眠る人間は自分一人だけ、というのは痛快です☆
小屋の西にカツラの巨樹があり、その下がテントを張る最適地となっています。
5張可能とのことですが、残りの4張分のスペースは余り使われていないためか、結構草が生えています。
食事は、小屋前の細長いベンチを利用しました。水は岩魚留沢から汲みました。
41. カツラの巨樹を見上げる。新緑や黄葉の頃はどれほど美しいのでしょうか……?
2018年08月17日 16:49撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 16:49
41. カツラの巨樹を見上げる。新緑や黄葉の頃はどれほど美しいのでしょうか……?
42. 岩魚留沢橋から本谷の岩魚留滝を見下ろす。(画面上の蔓がなければなぁ〜)
なお、この一帯は常に轟音が鳴り響き、寝付けないと最悪です (^^;)。
2018年08月17日 17:15撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/17 17:15
42. 岩魚留沢橋から本谷の岩魚留滝を見下ろす。(画面上の蔓がなければなぁ〜)
なお、この一帯は常に轟音が鳴り響き、寝付けないと最悪です (^^;)。
43. 初秋を感じますね……。
2018年08月17日 17:20撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
7
8/17 17:20
43. 初秋を感じますね……。
44. そして色づく葉も。
2018年08月17日 17:22撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
6
8/17 17:22
44. そして色づく葉も。
45. 轟音で余り眠れなかったものの、夜7時には寝袋に潜って朝3時半には起床ということで、8時間は休めたことになり、徳本峠に登る体力は十分回復しました。何となく朝焼けな薄雲を見上げつつ、果たしてこの先晴れるだろうか……と一抹の不安を感じながらもいざ出発!
2018年08月18日 04:57撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
5
8/18 4:57
45. 轟音で余り眠れなかったものの、夜7時には寝袋に潜って朝3時半には起床ということで、8時間は休めたことになり、徳本峠に登る体力は十分回復しました。何となく朝焼けな薄雲を見上げつつ、果たしてこの先晴れるだろうか……と一抹の不安を感じながらもいざ出発!
46. 岩魚留を出発して最初の橋。
下調べの際には、丸太の不安定な橋が何ヶ所か存在するのを眼にしましたが、関係諸方面による整備により、どの橋も歩きやすくなっています (個人の感想です)。
2018年08月18日 05:42撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 5:42
46. 岩魚留を出発して最初の橋。
下調べの際には、丸太の不安定な橋が何ヶ所か存在するのを眼にしましたが、関係諸方面による整備により、どの橋も歩きやすくなっています (個人の感想です)。
47. ここでは朝っぱらから水シャー撮影を楽しみました。
2018年08月18日 05:46撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 5:46
47. ここでは朝っぱらから水シャー撮影を楽しみました。
48. 早朝の流れの脇は爽やかな冷気がみなぎり、傾斜が増した登りの辛さを大いに慰めてくれました☆
2018年08月18日 05:49撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 5:49
48. 早朝の流れの脇は爽やかな冷気がみなぎり、傾斜が増した登りの辛さを大いに慰めてくれました☆
49. 何ヶ所かで沢を分け、かなり流れの音が弱くなる中、朝日に照らし出された美しい森を黙々と進みます (来し方を振り返る)。
2018年08月18日 06:32撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
5
8/18 6:32
49. 何ヶ所かで沢を分け、かなり流れの音が弱くなる中、朝日に照らし出された美しい森を黙々と進みます (来し方を振り返る)。
50. 島々谷本谷最後の橋を渡ります。ここまで来ると滝の連続にしか見えません。
2018年08月18日 06:51撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
3
8/18 6:51
50. 島々谷本谷最後の橋を渡ります。ここまで来ると滝の連続にしか見えません。
51. 四季折々に素晴らしそうな森に遊ぶ (ちょっと進んではザックを下ろし撮影、の繰り返しでちっとも進まず w)。
2018年08月18日 07:12撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
4
8/18 7:12
51. 四季折々に素晴らしそうな森に遊ぶ (ちょっと進んではザックを下ろし撮影、の繰り返しでちっとも進まず w)。
52. カツラの森からダケカンバの森へと移り変わって来ました☆
2018年08月18日 07:14撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 7:14
52. カツラの森からダケカンバの森へと移り変わって来ました☆
53. かなり高山感あふれる風景の中、1kmの余りの長さに打ちひしがれつつ登って行きます。
2018年08月18日 07:19撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 7:19
53. かなり高山感あふれる風景の中、1kmの余りの長さに打ちひしがれつつ登って行きます。
54. 峠沢を渡る際には渡渉で楽勝。さらに僅かな登りで力水が待っています。
2018年08月18日 07:20撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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54. 峠沢を渡る際には渡渉で楽勝。さらに僅かな登りで力水が待っています。
55. 力水に到着! 実に冷たくまろやかで美味い☆
徳本峠でテントを張る場合には、小屋から水を買うのでなければここで大量に水を確保することになります。
2018年08月18日 07:25撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 7:25
55. 力水に到着! 実に冷たくまろやかで美味い☆
徳本峠でテントを張る場合には、小屋から水を買うのでなければここで大量に水を確保することになります。
56. 力水から徳本峠まで、直線距離は数百mですが、実に遠くきつい……。とはいえ、鮮やかなダケカンバの緑、そして広がり行く青空に、気持ちははやります。
2018年08月18日 08:13撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 8:13
56. 力水から徳本峠まで、直線距離は数百mですが、実に遠くきつい……。とはいえ、鮮やかなダケカンバの緑、そして広がり行く青空に、気持ちははやります。
57. ますます高山ムードあふれる植生になって来ました♪
2018年08月18日 08:30撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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57. ますます高山ムードあふれる植生になって来ました♪
58. クマザサのスロープにダケカンバ……こういう風景は最高です! しかも、奥には空が間近!
2018年08月18日 08:34撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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58. クマザサのスロープにダケカンバ……こういう風景は最高です! しかも、奥には空が間近!
59. うひょ〜!青空が目の前に! 徳本峠小屋の薪ストーブの匂いも漂ってきました!
2018年08月18日 08:44撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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59. うひょ〜!青空が目の前に! 徳本峠小屋の薪ストーブの匂いも漂ってきました!
60. 万年ド素人へたれハイカー、ついに初めて北アルプスの入口に立つ!!
苦しい登りに耐え続けて、突如目の前にそそり立つ穂高連峰……かのウェストン卿をはじめ、往年のあらゆる岳人にとって夢のような歓喜の瞬間だったことでしょう!!
2018年08月18日 08:49撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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60. 万年ド素人へたれハイカー、ついに初めて北アルプスの入口に立つ!!
苦しい登りに耐え続けて、突如目の前にそそり立つ穂高連峰……かのウェストン卿をはじめ、往年のあらゆる岳人にとって夢のような歓喜の瞬間だったことでしょう!!
61. 徳本峠のテン場から僅かに登ると展望台あり。ここからの眺めは本当に圧巻です……。
この眺めが自分にとって生まれて初めての北アルプス、というのはとても幸せなことに違いありません!
2018年08月18日 08:52撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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61. 徳本峠のテン場から僅かに登ると展望台あり。ここからの眺めは本当に圧巻です……。
この眺めが自分にとって生まれて初めての北アルプス、というのはとても幸せなことに違いありません!
62. 雲の模様からして、何となくヤマレコ手拭いの図柄を思い出します (^^
2018年08月18日 08:54撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 8:54
62. 雲の模様からして、何となくヤマレコ手拭いの図柄を思い出します (^^
63. ジャンダルム、奥穂高岳、明神岳、前穂高岳……見事過ぎます。
2018年08月18日 08:59撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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63. ジャンダルム、奥穂高岳、明神岳、前穂高岳……見事過ぎます。
64. 前穂高岳をセンターに。余りにも強烈な眺めを前に、「いろいろなアングルで撮らなければ!」とてんやわんや。
2018年08月18日 09:01撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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64. 前穂高岳をセンターに。余りにも強烈な眺めを前に、「いろいろなアングルで撮らなければ!」とてんやわんや。
65. 西穂高岳から延びる破線ルート稜線。
2018年08月18日 09:08撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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65. 西穂高岳から延びる破線ルート稜線。
66. ジャンダルム&奥穂高岳界隈アップ。
2018年08月18日 09:02撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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66. ジャンダルム&奥穂高岳界隈アップ。
67. この眺めを楽しみながら早い昼食☆ 一時間少々ダラダラして、去りがたくも出発。
2018年08月18日 09:04撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 9:04
67. この眺めを楽しみながら早い昼食☆ 一時間少々ダラダラして、去りがたくも出発。
68. 少し下ったところで大天井岳方面 (?) を望む。あの稜線からの眺めは最高でしょうな……。
2018年08月18日 10:11撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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68. 少し下ったところで大天井岳方面 (?) を望む。あの稜線からの眺めは最高でしょうな……。
69. どんどん下って行く途中、短いはしご段の付近からの眺めも上々。
2018年08月18日 10:30撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 10:30
69. どんどん下って行く途中、短いはしご段の付近からの眺めも上々。
70. 傾斜が緩くなると、明神岳を森の奥に見上げる感じに。
2018年08月18日 11:02撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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70. 傾斜が緩くなると、明神岳を森の奥に見上げる感じに。
71. 徳本峠〜明神の半分の距離は、緩い坂を鼻歌気分で下る森の道。カツラの大樹が見事☆
2018年08月18日 11:20撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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71. 徳本峠〜明神の半分の距離は、緩い坂を鼻歌気分で下る森の道。カツラの大樹が見事☆
72. 徳沢・横尾方面へのメインルートとの分岐からの明神岳がお見事♪
2018年08月18日 11:45撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 11:45
72. 徳沢・横尾方面へのメインルートとの分岐からの明神岳がお見事♪
73. 同じく分岐にて、秋の気配満ちる空を多めに入れてみました♪
2018年08月18日 11:48撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 11:48
73. 同じく分岐にて、秋の気配満ちる空を多めに入れてみました♪
74. 明神界隈から突如喧噪の世界になってしまい辟易しつつも、明神橋からの眺めを楽しみ、河原に下りて汗を拭きました。
2018年08月18日 12:35撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 12:35
74. 明神界隈から突如喧噪の世界になってしまい辟易しつつも、明神橋からの眺めを楽しみ、河原に下りて汗を拭きました。
75. 画面左の鞍部が徳本峠。峠越えの苦労を全く知らないパンピーの皆様が河原遊びに興じるのを眺めつつ、無事下界に着いた安心感と、大自然に独り浸りきる旅が終わった寂しさが交錯します。
2018年08月18日 12:42撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 12:42
75. 画面左の鞍部が徳本峠。峠越えの苦労を全く知らないパンピーの皆様が河原遊びに興じるのを眺めつつ、無事下界に着いた安心感と、大自然に独り浸りきる旅が終わった寂しさが交錯します。
76. 自然探勝路を進んで河童橋を目指します。ところどころ現れる流れはどこまでも清らか。
2018年08月18日 12:50撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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76. 自然探勝路を進んで河童橋を目指します。ところどころ現れる流れはどこまでも清らか。
77. 芽吹きと紅葉の頃はさぞかし絶品な水辺となるのでしょう。
2018年08月18日 12:58撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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77. 芽吹きと紅葉の頃はさぞかし絶品な水辺となるのでしょう。
78. 焼岳を望むスポットで行動食をかじりました。
さて、いずれはあれを越えて、安房峠、平湯、乗鞍岳へ赤線延ばしを……。
2018年08月18日 13:33撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 13:33
78. 焼岳を望むスポットで行動食をかじりました。
さて、いずれはあれを越えて、安房峠、平湯、乗鞍岳へ赤線延ばしを……。
79. 樹間の美しい流れ☆
「この景色に何故誰もカメラを向けないのか?」と思いつつ、橋の上で三脚を立ててじっくり撮り始めると、パンピーの皆様がワラワラと集まって同じアングルで撮り始める法則……w
2018年08月18日 13:46撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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79. 樹間の美しい流れ☆
「この景色に何故誰もカメラを向けないのか?」と思いつつ、橋の上で三脚を立ててじっくり撮り始めると、パンピーの皆様がワラワラと集まって同じアングルで撮り始める法則……w
80. 人慣れしきった (?) 猿が目の前でまったり (^^;
2018年08月18日 13:54撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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80. 人慣れしきった (?) 猿が目の前でまったり (^^;
81. をを……これが上高地の名シーンとしてよく見かけるアングルか……。確かに詩情あふれ、季節と時間を変えて訪れたい……。
2018年08月18日 14:03撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 14:03
81. をを……これが上高地の名シーンとしてよく見かけるアングルか……。確かに詩情あふれ、季節と時間を変えて訪れたい……。
82. 人が多すぎてぶつかりそうな河童橋にゴールイン!
2018年08月18日 14:21撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 14:21
82. 人が多すぎてぶつかりそうな河童橋にゴールイン!
83. 河童橋から穂高を望む。雲が出てしまいましたが、徳本峠からの最高の眺めに恵まれましたので、まぁ良いでしょう。
2018年08月18日 14:22撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 14:22
83. 河童橋から穂高を望む。雲が出てしまいましたが、徳本峠からの最高の眺めに恵まれましたので、まぁ良いでしょう。
84. ともかくも、北アルプスに赤線を延ばす旅がこうして終わりました。
2018年08月18日 14:24撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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84. ともかくも、北アルプスに赤線を延ばす旅がこうして終わりました。
85. バスターミナルは人人人!! (@o@;;)
2018年08月18日 15:36撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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85. バスターミナルは人人人!! (@o@;;)
86. 14:35頃に着いたところ、出札口の係員氏曰く「新島々ですか……14:30のバスは出ちゃったばっかりなんですよ〜。次の15:15は整理券がなくなっちゃいまして、次は16時となります」。
マジか……。この口ぶりからして、14:30は整理券が発車まで余っていた可能性が高いです。
今さら、渋谷駅前並みにごった返した河童橋界隈まで戻る気もせず、しばらく撮りバス活動しました (^^;;)
2018年08月18日 14:59撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/18 14:59
86. 14:35頃に着いたところ、出札口の係員氏曰く「新島々ですか……14:30のバスは出ちゃったばっかりなんですよ〜。次の15:15は整理券がなくなっちゃいまして、次は16時となります」。
マジか……。この口ぶりからして、14:30は整理券が発車まで余っていた可能性が高いです。
今さら、渋谷駅前並みにごった返した河童橋界隈まで戻る気もせず、しばらく撮りバス活動しました (^^;;)
87. そして、目の前に甘く小さな山を用意……ウマ〜(笑)。
新島々に出た後は松本電鉄〜スーパーあずさ自由席を乗り継いで帰りました。
2018年08月18日 14:44撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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87. そして、目の前に甘く小さな山を用意……ウマ〜(笑)。
新島々に出た後は松本電鉄〜スーパーあずさ自由席を乗り継いで帰りました。
88. うちのにゃんこ・雪丸君。早いもので、間もなく推定生後1歳となり、あらゆる行動がツンデレそのものになって来ました (何を考えているのか分かりやすくてラクですが。笑)
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88. うちのにゃんこ・雪丸君。早いもので、間もなく推定生後1歳となり、あらゆる行動がツンデレそのものになって来ました (何を考えているのか分かりやすくてラクですが。笑)
撮影機器:

感想

 かつて20代を中心に山に登っていた頃、南アルプス・奥秩父・大雪山といったエリアでテン泊縦走したことがあるものの、北アルプスはミーハーな印象があってイマイチ興味が湧きませんでした。男は黙って深い森を往け……ってか (爆)。いや、人生もっと洒落っ気があった方が幸せに違いない……と、四十路になってから痛感するのですが。四十にして惑わず、などと言ったチャイナの孔某は大ボラ吹きの極みですな!

 というわけで、四十路になってから膝骨折を機に歩く喜びを痛感して山登りの世界に戻ってからというもの、ミーハーか硬派かという基準ではなく、単純に景色の良いところはどこでも行きたいし、どこにでもその場所なりの素晴らしさがあるはず、という悟りを開いたのでした。しかし今度は別の病にかかりました……ヤマレコ赤線延ばし病です (笑)。新たに開拓する山域にも、出来るだけMyヤマレコ赤線網がつながっているようにしておきたいという……。

 そこで北アルプスにも首都圏からヤマレコ赤線を延ばすなら、奥秩父・八ヶ岳・霧ヶ峰&美ヶ原経由とするのが王道ですが、それでは果たしていつ北アルプスの門戸に立てるか分かりません。そこで、あらゆる山域への手っ取り早い赤線延ばしの手段として中山道を完歩したのですが (鉄道開通前はあらゆる修験者が街道+登山道の組み合わせで頂きに立ったはずですので、攻略法として邪道ではないはず)、その途中、塩尻峠を越えたあとは松本&浅間温泉に寄り道し、翌日は松本電鉄沿いに歩いて新島々まで到達しておりました。

 これで、いつでも北アルプス初入域の準備完了! あとは休みと天候とヤル気が組み合わさるのを待って、島々谷を遡行して徳本峠に至る往年の名ルートを歩くだけとなりました。ただ、昨年中は中山道完歩に注力し、今年に入ってからは2日連続で山に使える時間的余裕がなかなかなく……この夏になってからも、休めるときに限って超高温や雨や風、ということが多く、ベストなタイミングをつかめないまま夏が過ぎ去って行くのを恨めしく思うばかりでした。

 ところが何と! お盆シーズンを過ぎてこれから仕事が忙しくなるという矢先に、空気が入れ替わって絶好の爽やかな天候とな?! これはもう、どれだけ上高地の混雑が予想されようとも、決然として出掛けるしかありません。折角徳本峠に立って、生まれて初めて北アルプスの地に足を踏み入れるからには、その瞬間真正面にドーンと穂高連峰が聳え立つのが見えなければなりませんから!

 こんな思惑を胸に、中央線高尾6:14の松本行きの客となり (しかもボックスシート編成に当たりました☆)、初秋の色に変わりゆく山岳展望を愛でながら松本に着き、美味い駅そばに舌鼓を打って、いざ新島々駅へ。上高地行きバスへと殺到する登山者の奔流をよそにたった一人、テン泊装備+写真機材+水分で計15〜16kgとなった重荷を担いでの、上高地までの山旅が始まりました。

 その一部始終は画像に付したコメントの通りですが、かのウェストン卿をはじめ明治・大正の岳人が歩いた島々谷のクラシックルートは、水清らかに滔々と、森涼やかに堂々と、本当に魅力満載のトレイルでありました……。徳本峠に着くまで、途中すれ違った人はお盆期間中でも十指に満たず、岩魚留でテントを張った際には、この広大な森の中に人間は自分一人という、究極の孤独という名の快感を味わいました。そしてついに登り詰めた徳本峠では、最高の穂高の眺めが待っていた! 思わず目頭が熱くなり、「高所恐怖症気味なヘタレハイカーでもやれば出来る! この先、北アルプスの赤線延ばし (※) で、どんな絶景が待っているのだろう……」という限りない期待に胸を膨らませたのでした。

 明神界隈から先は「ここは新宿か渋谷か?」と思うような混雑で、人の尻を見ながらバスターミナルに着くまでの消化試合気味になってしまいましたが、人が少ないタイミングや時間をしっかり狙えば、四季折々に本当に素晴らしい……ということが良く分かりました。そして、想像以上に山々が真正面に迫っているために、広角ズームレンズが必要だということも……(汗)。

 以上、個人的な思い入ればかりの長文で大変恐れ入りますが、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m
また今回の山行にあたっては、去る6月に歩かれたsion様のレコをはじめ、クラシックルートを歩いた方の記録を参考にしております。この場を借りて心よりお礼申し上げます m(_ _)m
 カテゴリは、全くピークに立っていないものの、『山と高原地図』で「上級」とランキングされた道をテン泊装備で歩いていますので、「無雪ピークハント・縦走」とさせて頂きます。

 ※この先、上高地〜槍ヶ岳 (ピークは省略。肩から見るだけ→ヘタレ ^^;)〜双六〜鷲羽〜雲ノ平〜太郎平〜折立、太郎平〜薬師岳〜五色ヶ原〜立山といったルートは確実に抑えたいですが、当面は蝶〜常念〜大天井〜燕といったルートにも登ってみたかったりします。また、焼岳〜安房峠〜平湯〜乗鞍もつないでみたいものです。

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コメント

絶景♪
bobando さん
こんばんは。(^-^)/

ため息が出てしまうような
素晴らしい景観の数々、
本当に画像が綺麗ですね!
また、何とも緻密なレコであり
思い入れの強さがひしひし伝わって参ります。

しかも、岩魚留小屋でテント泊とは
見事に意表を突かれました。。。
仰る通り、まさに痛快そのもの。

私のアバウトで稚拙なレコを
参考にして頂けたとは大変恐縮ですが
6月に歩いたルートをひとつひとつ
思い出しながら拝見しました。m(__)m

それから、“万年ド素人へたれハイカー”
これは全く当てはまりませんので
撤回なさってくださいね。
大変お疲れさまでした。\(^o^)/
2018/8/21 0:40
>sionさま
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
今回このルートを歩くにあたっては、sionさんのレコで予習をさせて頂きましたが、お陰様で安全無事に歩ききり、途中のあれこれも余裕を持って (?) 楽しむことが出来ました  さっそくレコをご覧頂きありがたい限りです
カメヲタ歴が長く、ヤマレコ赤線を延ばすなら途中のあれこれをキレイに記録して文章かせずにはいられませんので(※)、今回は伝統&大自然のルートであればなおのこと、気合いを入れました

※……「目で見て覚えておけば良い。写真ばかり撮っていて周りを見ないのは邪道だ」という考えもあるようですが、せっかく記録する道具があるのにそれを使わず、有限な脳力のため、時間の経過とともにどうしても記憶や印象が薄れてしまう方がもっとコワく、面白くないものです。ヤマレコはそんな発想とは真逆のメディアですし

岩魚留での宿泊ですが……有り体に申しまして、徳本峠の方が全然良いです
その理由は・・・・
(1)明るいテン場の雰囲気上々+すぐそばの展望台からの眺めサイコー
(2)気が向けばいつでも をゲット可能 (^^;
(3)島々谷の凄まじい轟音が全くないため安眠可能
(4)翌日下山・帰宅でも、早朝出発で霞沢岳往復可能

しかし今回そうせず岩魚留泊まりとしたのは、単純にヤマレコ赤線延ばしの都合と、青春18きっぷ消費のためだったりします。
前に松本市内から赤線延ばしした際、新島々駅で終了としてしまい、島々宿=安曇支所バス停まで歩かなかったことを、今回の実行にあたって激しく後悔しました……(^^;)。この時点では北アルプスについて超ド素人で、さわやか信州号などの情報を集めておらず、安曇支所バス停を早朝4時に出発できるということを全く念頭に置いていなかったのです 。しかも新島々駅は、さわやか信州号通過……w
ムーンライト信州 を利用すれば、18きっぷが使え、新島々を早朝出発可能ですが、天気予報を見ながらの山行では、指定券なんて手に入るはずもありません。
というわけで、今回は昼に島々宿スタートとなり、岩魚留で泊まるためのテン泊装備と写真機材がズシリと肩にのしかかったわけですが、また歩くとしたら安曇支所朝4時出発・徳本峠小屋泊まりで霞沢岳へ、という軽快な (?) プランにしたいですね〜

もっとも、他に誰もいない、または僅かな人しかいないテン場というのは大好きですので(例えば大雪山の裏旭キャンプ指定地や、奥秩父金峰山の大日小屋前)、岩魚留でのテン泊は、永遠に止むことのない轟音を除けばなかなか良かったです (本当か? )。

「万年ド素人ヘタレハイカー」は、「狭いトラバース怖いよ病」が克服できない限り撤回しません  慢心するとロクなことがなく怪我する、ということが過去にもありましたので (山ではないですが)、自戒みたいなものです

何はともあれ、参考にさせて頂き改めまして感謝です!!
2018/8/21 1:22
上高地クラシックルート
bobandouさんおはようございます。
天気もよく、良いときに行かれましたね
徳本峠からの穂高岳の景観は素晴らしいです。
いよいよ北アルプスに突入ですね。
もしかしたらTJARを逆にたどって日本海に抜けるのかなと期待しています。(ラスボスは強敵ですが)
レコありがとうございました。
2018/8/24 8:48
>kome100pyouさま
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
(現在、韓国ソウル出張中です w)
徳本峠に着いた瞬間ドドーンと目の前に穂高が見えるのをどうしても実現させたかったため、天気予報と休みが重なるのを待ち続けた甲斐がありました……
いろいろな場所から、いろいろな穂高の眺めというものがあるかと存じますが、徳本峠の場合は谷底と頂上の中間の高さで、ちょうど目の前に壁があるのと同じ視覚効果がありますので、高度・深さ・美しさの三拍子が揃っているかと思います
雪がもっと残っていれば……とも思いますが、こればっかりは高温の今年だけに仕方がないでしょうか [[sweat]
この先のルートですが、高所恐怖症(ヤセ尾根・トラバース・激狭クサリ場の部)へたれハイカーにつき、剱岳は遠慮しておきたいですので、TJARとは同じにはならず、あくまで自己満足でなるべく稜線をつなぐ予定です
2018/8/24 21:10
プロフィール画像
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