突然の雷雨。白毛門沢

2018年08月13日(月) [日帰り]

• GPS: 11:50
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,252m
• 下り: 1,237m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:48
• 休憩: 2:03
• 合計: 11:51

5:54 土合駅
6:04 6:04 白毛門登山口駐車場
6:10 6:46 東黒沢
7:21 7:38 ハナゲノ滝
13:49 14:45 白毛門
15:28 15:35 松ノ木沢の頭
17:12 17:17 東黒沢
17:31 17:33 白毛門登山口駐車場
17:45 土合駅

天候

晴れ。一時的に雷雨。

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：大宮-高崎-土合（JR）

写真

8/13 5:51

お互いJRにて千葉から終電に乗り土合駅へ。終電って言っても夕方6時には乗らないと行けない。

8/13 5:51

蛾が舞う中の駅ビバーク。昆虫採集の親子が夜に来ました。笑

曇り予報なのに晴れてるー。

8/13 6:08

行きましょう。今回もパートナーはA部先輩です。

8/13 6:14

土合橋を河原に降りる。

8/13 6:53

サワグルミの木々が美しい。

8/13 7:08

少し行くとナメが始まる。

きれいー。

8/13 7:14

そして間もなくハナゲの滝です。

8/13 7:14

すごい。これは記憶に残る景観。

8/13 7:19

水量は多くない。左端を楽ちんに登る。

8/13 7:21

高度感はあります。

8/13 7:30

上部トラバースの両端に支点があった。水量が多いときのためだろうが、今回は練習のためにロープを出す。

8/13 7:44

へつる。けっこう、苔がついている。私の渓流シューズはアクアステルスなので苔はつるつるです。

8/13 7:47

今回A部さんもカメラを持参。

東黒沢との分岐。ここを左です。

8/13 8:23

あらよっ。

8/13 8:27

ツリガネニンジン

8/13 8:28

晴れてます。思ったより水量がないので、もっと濡れたい。このとき、そう思いました。そう、このときは。

8/13 8:44

この滝は登れません。

8/13 8:44

ほぼ同時に入渓した先行者のお二人は左から巻いていくようです。我々も迷わずついていくと。

8/13 8:59

あれあれ、道がないと戻ってきます。トポ図と地形図を確認。右からの高巻きですね。ここは。

8/13 9:19

タラタラのセン下部。ここは登れるが。私は巻いた。

8/13 9:24

もちろん登れません。

8/13 9:24

タラタラのセン。中央部。

8/13 9:30

高巻き途中から見るタラタラ。

8/13 9:30

左、右岸草付から高巻きます。踏み跡あります。

8/13 9:42

途中、狭いルンゼに入り、中央の樹林帯に入る。

8/13 9:46

ミヤマホツツジ。

8/13 9:51

上がるとまた滝。

8/13 9:51

ここは右から高巻く。踏み跡あります。

8/13 10:11

大ナメの滝。これぞ谷川の沢。途中、バンドを辿り左へ。

8/13 10:16

でた。大岩。休憩をとって、左から回り込む。

8/13 10:16

回り込んだら二俣を左。ナメ滝へ。

8/13 10:39

ミヤマトリカブト。

8/13 10:44

ババ岩、ジジ岩が見えてきた。しかし心なしかうす暗くなってきた。青空が気が付けば消えていた。

8/13 10:45

バアソブ。まだ花を撮る余裕があった。このときは。

8/13 10:48

詰めていく。

8/13 11:01

二俣分岐。丁寧にリボンが下がっていた。沢では珍しい配慮。ここから少し進んだ頃、雷の音が聞こえた。

8/13 11:13

突然の大雨。私のツエルトを出して被る。雨は強くなり雷鳴が遠く聞こえる。高台に移動し1時間ほど停滞した。

8/13 12:41

一般登山道に藪漕ぎしエスケープする方法も考えたが、沢の増水は一時的で戻った時には引いていた。

8/13 12:52

最後の詰めに入っており、危険な滝はない。2人で話し、予定通り山頂を目指した。

8/13 13:09

水量は少ない。稜線が見えてきた。

8/13 13:16

最後の岩場は難しくないが易しくもない。

8/13 13:16

詰めていく。

8/13 13:21

詰めていく。晴れていたら快適だろう。

8/13 13:29

草原に入ってきた。

たまに私。後の空が明るくなってきた。雷鳴はもう聞こえない。

8/13 13:38

ここでa部さん靴を履きかえる。私はそのまま。

8/13 13:41

モウセンゴケの花が蕾をつけていた。

8/13 13:57

天気が回復していく。

8/13 13:57

太陽が出た。

8/13 14:00

イワショウブ。

8/13 14:01

山頂間近。

最後でしょ！a部さんが山頂を譲ってくれた。

8/13 14:08

出た！ほんとにひょっこり山頂に。

8/13 14:10

やりましたー。

a部さんありがとうございます。

8/13 14:10

クールすぎる。a部さん、白毛門自体初めてなのに。。

8/13 14:12

笠ヶ岳。朝日岳は雲の中。

でもここまで晴れたら奇跡。しかも山頂で晴れるという。

8/13 14:47

今回も無事に山頂にたどり着けて良かったです。

8/13 14:50

天神平。

8/13 14:57

山頂で小一時間ほど過ごし、地獄の下山へ。

8/13 14:53

アキノキリンソウ。

8/13 15:00

タムラソウ。

8/13 15:07

ワレモコウも咲く。

8/13 15:09

アカモノは果実になっていた。

8/13 15:10

白毛門沢、核心は下山かも。

8/13 15:12

ジジ岩、ババ岩。白毛門沢はあの下部に。

8/13 15:28

松ノ木沢の頭。

8/13 16:29

この先もきつかった。急です。下山。

8/13 16:40

ミヤマウズラ。最後のおまけかな。

8/13 16:41

お疲れさまでした。打ち上げは上越新幹線。立ち呑みで缶ビール🍻でした。笑

撮影機器：

GR II リコー

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ロープ クライミングシューズ ハーネス ヘルメット チョーク 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング 渓流シューズ トポ ルート図

感想

makasio

突然の雷雨だった。それまでの青空が消え、雨がぽつり。それが大雨になるまで5分もかからなかった。岩陰に隠れツエルトを出し雨宿りをするが、沢の増水を考え、樹林帯に登った。沢の水が引くまで1時間停滞した。これがほぼ全ての滝が終わり詰めの段階でなく、もっと中盤で起きていればと思うと少し怖くなった。
雨が止み、雷鳴が遠ざかっていくと、登ってきた後方に赤城山、はるか彼方に一瞬だけ富士山が見えた。頭上には太陽が顔を出し、穏やかな山に戻っていった。
山頂でa部さんと握手。いろいろあったけど、こんなに達成感のある白毛門もない。a部さんは白毛門自体が初めてだった。地獄の登山道を降るともうくたくた。水上駅直前で動物に接触したらしく30分停止。お盆休みで人がたくさんいたが、誰も文句を言わなかった。ただ打ち上げのビールを早く飲みたかった。