鳩待峠〜尾瀬ヶ原〜三条ノ滝〜見晴泊〜尾瀬沼〜大江湿原〜一ノ瀬


- GPS
- 17:36
- 距離
- 32.1km
- 登り
- 731m
- 下り
- 917m
コースタイム
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:56
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:45
8月18日 長蔵小屋無料休憩所で昼食
天候 | 8月17日 曇り時々雨 8月18日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
8月18日一ノ瀬からは低公害バスで大清水へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
8月16日から天気が悪かったようで、木道が濡れていて滑りやすかったです。一部の登山道もぬかるんでいて、合羽は着てましたが、スパッツも着用すればよかったと思います。 三平下尾瀬沼公衆トイレ改修中で使用不可です。(〜2018年10月31日まで) |
写真
感想
あまり暑い日が続いていたので、どこか涼しいところに行きたくなり、ずっと行きたかった念願の尾瀬に行ってきました。
初日は終日すごく寒くて、現地の方も異常気象だとおっしゃってましたが、合羽を着て歩くにはちょうどいいくらい。
鳩待峠で身支度を整え、すぐに出発。濡れている木道は滑りやすいと聞いていたので、元々こけやすい私はモンベルのリバーシブルグリッパーを装着。これが効果あったようで、結局一度もこけずに済みました。2日目の終わりころには裏がつるつるになってしまいましたが。
往復バスと小屋泊現地自由行動のツアーで行きましたが、戸倉でマイクロバスに乗り換え、鳩待峠に到着すると寒い〜!小雨が降っていたので合羽を着こみ、どうせ朝食とるなら山ノ鼻でと思い、すぐに出発です。峠出発だから、ひたすら下るだけ。寒いけど、歩いているうちに体もほどよく温まり、山ノ鼻到着。コーヒーを沸かし、持参のパンで軽く朝食。
降ったり止んだりで、ガスっていてあまり視界がよくないかなと思いつつも歩き始めると、燧ケ岳や至仏山の上の方は雲に覆われているものの、いかにも尾瀬という感じの湿原に伸びる木道はこれはこれで気持ちいい。のんびり歩き、目当てのひとつだったナガバノモウセンゴケ発見。栽培されているのは見たことあるけど、自生しているのは初めて見て感激。普通のモウセンゴケもありました。小さくてかわいい。しばらく歩いているとすれ違った人たちが虹のことを教えてくれて振り返ってみたらちょうど木道にかかる虹がきれい!
途中小腹がすいてきて、お弁当のおにぎりを一個食べてしまった。日光男体山でシャリバテしてから、お昼は2回に分けたり、行動食に気を付けるようにしてます。
逆さ燧ケ岳は残念ながら、肝心の燧ケ岳が雲に隠れて見えず。また来なきゃ(笑)あちこちでぽつぽつ花が咲いているのを見かけるものの、あまり花の名前は詳しくなくて、次回までにはちゃんと勉強しよう。
竜宮十字路から東電小屋方面に向かい、ヨッピ吊り橋へ。揺れるかと思いきや、そうでもなくてと油断していたら、後ろから子供が乗ってきて揺れる揺れる。ちょっと怖かった。東電小屋で一休みし、温泉小屋の前を通って三条ノ滝へ。三条ノ滝はうちの親が激しくお勧めしてたけど、時間を見て行けそうだったらという感じだったので、予定より早めに歩けたので行ってみました。
滝はどこもそうですが、途中がけっこうぬかるんで急な下り坂だったので、何度か戻ろうかと思ったのですが、まだ時間も早かったのでゆっくり向かいました。展望台まで行くとすごい!前日の雨で増水していたせいもありますが、すごい迫力。幅も高さもあるし、轟音が響く〜!来てよかった!止んでいた雨がまた降り始めたので、木の下に逃げ込み、残りのおにぎりで昼食。帰りはうさぎ田代経由段吉新道で見晴に向かいます。ここもやはり急な登り坂で、ゼイゼイはあはあ。暑過ぎてジョギングさぼっていたつけが…
やっとの思いで見晴に到着。弥四郎小屋に荷物を降ろし、お風呂に入り、カフェでコーヒーをいただき、ぼーっと尾瀬ヶ原を眺める。なんたる贅沢。夕食はハンバーグで、がっつりいただきました。夕焼けが見れないかとうろうろしましたが、あいにくのお天気。でも段々と雲が遠ざかって、明日はきっといい天気。完全に日が暮れてから外に出て、寒い中満点の星空を堪能。前日バスであまり眠れなかったので、8時に布団に入り爆睡。
翌朝は4時起き。身支度を整え、外でコーヒーを淹れ白んでくる景色を眺めながらいただく。寒いけど。燧ケ岳のシルエットが浮かび上がり、尾瀬ヶ原に朝もやがゆっくり広がる。ずっとやりたかったことができて、本当にうれしかった。寒い中ずっと立ち尽くし、ずっと眺めていた。残念ながら日の出の瞬間は雲が出てしまったけど、大満足。
朝食は写真撮り忘れたけど、和定食でした。予約しておいたお弁当を受け取り、すぐに出発。今度は尾瀬沼に向かいます。沼に着くまでは山道が続きます。ブナや白樺の中、澄んだ空気が気持ちいい。森の中の道なので、湿っていて何人か転んだ方を見かけ、一応声はかけましたが、その後大丈夫だったのかな?微妙にアップダウンを繰り返し、尾瀬沼到着。沼尻で一休み。燧ケ岳がすぐ間近にそびえてます。昨日とは打って変わって、風は寒いけどいい天気。
ビジターセンターを目指して進み、まだ時間も早いので大江湿原に立ち寄り。ここではナガバノモウセンゴケは見かけなかったけど、普通のモウセンゴケを見ることができました。ゆっくりゆっくりビジターセンターに向かい、見学。長蔵小屋の売店でトチの実大福とブナの森というお菓子を買い、無料休憩所で早めの昼食。
三平下尾瀬沼公衆トイレ改修中とのことだったのでトイレを済ませ、一ノ瀬に向かいます。途中尾瀬沼越しの燧ケ岳がきれいだった。名残惜しいものの、バスの時間があるので仕方なく進みます。三平峠までは登りですが、あとはずっと下り坂。膝が悪い私はストックで補助がないと辛い。途中岩清水が冷たくておいしかった。日光白根山も頭を覗かせてました。
一ノ瀬に到着すると低公害バスが出る直前で、乗せていただきました。(700円)運転手さんによると少し前に沼山峠方面に行こうとした人たちがなぜか一ノ瀬に降りてきてしまい、引き返していったとか。今年は間違える人が多いとのこと。ロングスカートの女性も見かけたし、大丈夫なのかちょっと心配。
低公害バスで大清水まで乗せてもらい、今回の旅は終了。充実した二日間でした。帰ったばかりなのにまた行きたくなって困る(笑)
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