早月尾根からの劔岳
- GPS
- 18:26
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,567m
- 下り
- 2,725m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 7:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
富山に出張の帰りに劔岳に登ってきました。もしかして日帰りで行けるかもと甘い考えが浮かんで、行ってみましたが、「試練」の連続でした。
富山市内のホテルを3時半頃に出て馬場島に5時前に到着。軽く食事をしてからスタート。皆さんが出掛けて行った方角に向かったのだが前にも後ろにも人が居ない。やっぱり早月尾根は空いてるね、なんて暢気に歩いていたが、待てよ、ここは尾根じゃなくて沢筋だと気が付いて焦って地図とGPSを見る。近くにあった看板をみて納得してUターン。
馬場島まで戻り今度は左側の道を行く。どこから尾根に登るんだろうと思いつつ歩くがずっと沢筋だ。馬場島で見かけた女性が前から歩いてきて「道が明瞭じゃないんで帰ってきました」との事。またも地図とGPSを出し睨めっこして確認。またしてもUターンして馬場島へ戻る。キャンプ場のテントサイトの様な所の奥に登山口を発見した。後で小屋で話をしていてこの登山口の話になり、私が最初に向かった道の左側に登山口の看板があったようだが、その前に軽のワンボックスが駐車してあって看板を隠していたらしい。もう、この時点で日帰りは諦めた。
正しい登山口に行くとヤマレコで見かけた「試練と憧れ」の石碑があった。ここから松尾平まではなだらかで歩きやすい道。ここを過ぎるとだんだん急になってくる。途中に「1200M」、「1400M」とかの看板が何回も出てきたが私の高度計と50M位多くなったり少なくなったりする。だいたい休憩に良い場所がこんな風にちょうど区切りのいい標高な訳がないと気がつき始める。これは何とかしていただきたいですね。実際の標高を明記してもらいたい。
約1000Mほど登った位からペースが落ち始める。だいぶ暑くなってきて休む回数が増えてきた。本当に「試練」だなと思いながら登る。ここをテン泊装備で登る人を尊敬します。20年近く前に便ヶ島から25KGぐらい背負って聖岳に登った事を思い出した。あの時もかなりきつかったけど、今はもうジジイだからアカンです。
小屋の手前のピークからのぞむ景色が素晴らしかった。小屋に着いてチェックインだが、原則として予約のみらしいが、何とかしてもらった。空きが無い場合は泊まれないらしい。ガスも出てきたし、今から山頂をねらうと食事に間に合わないので今日はここまで。荷物を小屋に入れて、体を拭いて小屋用の服に着替えてからビールを買う。入り口にある椅子に座って至福の時。その時に会った日帰りの人は1時半にスタートしたようだ。やっぱりそれくらいの意気込みじゃないと駄目だね。
その後、談話室に行って飲みながらいろんな人達と談笑。小屋はこれが面白いね。
翌朝は朝3時過ぎに起きて4時前に出発。最初はヘッデンを点けて歩く。後ろを振り返ると街の明かりが綺麗。一眼なら夜景が撮れるけどスマホでは撮れない。やっぱり持ってくれば良かった。だんだんと明けてくる様が美しい。完全に明るくなる頃から鎖が出てきた。しかし立山側と較べるとたいした事は無かった。カニのハサミもどこだか判らなかった。途中で合流してすぐに山頂に出た。うーん、素晴らしい。ガスが現れては消える。しかし遠くに見える山の山頂あたりにずっと厚い雲があって山座同定が出来なかった。
しばしパノラマを楽しんだ後に下り始める。持病の膝が心配なので下りは慎重にユックリと下る。なんだかんだ言っても岩場は楽しい。鎖は使わなくても何も問題が無い。ここも鎖が多すぎる感じがした。
小屋に着いて大休止。昨日の残りのパンを食べて、残りはゼリーのみ。まあ非常食があるから何とかもちそう。休んでいたら小屋の人がお裾分けですと言ってスイカをくれた。嬉しかったなあ。そして旨かった。
スイカに元気をもらって下山開始。下りは心配なのでストックを出した。ここのところ長い下りで急に靱帯が痛み出す時がある。あまり負担を掛けないようにユックリと下った。登りも長かったが下りも長かった。平坦になって松尾平に来た事がわかる。あとチョットだ。昨日から抜きつ抜かれつの群馬の人達と一緒になった。後をついて下り登山口に着き、車の所まで来たら雨が降り出してきた。
まさに「試練と憧れ」の山だった。
小屋でお話しさせて頂いたメガネの方です
その節は楽しい時間をありがとうございました
レコの地図を見てもしや!と思い、山頂写真で確信しました
二回の折り返しって結構行かれていたのですね
天候がいい山行きでよかったですね
またどこかでお会いした時はよろしくお願いします
コメントありがとうございました。
小屋では楽しく過ごさせていただきました。
二回も間違うなんてアホですよね。「試練と憧れ」の石碑が無いって事に早く気が付けばよかったんですが。早朝は涼しくて気持ちが良くて間違っているのにどんどん進んでしまいました。
ameotokoさんが雨男でなくて良かったですね。またの出会いを楽しみにしてます。
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