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Yamareco

記録ID: 1571374
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ハイキング
東北

秋田県大館市:猿間の中山、日詰の中山(撤退)

2018年07月20日(金) [日帰り]
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GPS
16:00
距離
3.5km
登り
471m
下り
463m

コースタイム

(中山(猿間))
07:22大館市街地出発
08:14国道103号に入る〜猿間集落で若干迷走
08:36猿間林道
08:43林道分岐点登山口
08:53登山開始
09:25第1ピーク、小休止
09:33再出発
09:42第2ピーク
10:14小休止
10:24再出発
10:56山頂
11:21下山開始
11:50第2ピーク
11:58第1ピーク
12:03小休止
12:06再出発
12:23下山終了

(中山(猿間)〜中山(日詰))
12:31中山(猿間)出発
12:36猿間林道を抜ける
12:39国道103号線のX字十字路を直進し三哲山方面へ
13:46三哲神社で水補給
13:04再出発
13:41道の駅近くのコンビニで行動食補充
14:07水神社で水補給
14:17日詰神社鳥居
14:29登山開始〜誤ったルートへ
14:37堰に行き当たり引き返す
14:48第2鳥居(正解ルート)
14:50祠
14:53本殿
14:57限界を感じ引き返す
15:04下山終了
15:24出発
16:04「ひない温泉 比内のゆ」
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
(中山(猿間))
 少し寝坊した上に暑気が気掛かりな日。大町の通りを南下し、米代川手前のT字路で左折してその先で国道103号線に右折。十二所を過ぎ、米代川を渡る手前、前方に三哲山の見える変則的な交差点で左折し、猿間集落へ入る。田んぼを抜けて家並みが始まって直ぐ左折すれば良かったのだが、気付かずに2km近く行き過ぎてしまう(老犬神社はその直ぐ近くだ)。引き返して火の見櫓の見える交差点で北西方向の道に入り、小さなカーヴをうねうね曲がる内に、猿間林道(未舗装車道)に入る。数分で「砥石沢と石沢分岐の鉱排水処理場」に行き当たるので、そこに駐輪して右の道を50mばかり進むと、処理場の奥に、丈高い雑草に半ば隠れた鳥居と祠が見える。

(中山(猿間)〜中山(日詰))
 元来た道を逆走するが、余りに暑く水の蓄えも大分減って来てしまったので、国道103号線へ出たところで一旦三哲神社に寄り道(行き方は2018/06/25の記録 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1541261.html を参照)。冷たい水をたっぷり貰う。足を洗っていると、真夏なのに数分で凍えて来る。
 その後は国道103号線に戻り西進。大滝温泉駅を過ぎた辺りで大滝温泉スキー場跡を経由して南の比内方面に抜けるルートが有る筈なのだが、どうも見付けられなかったので、取り敢えず国道103号線をその儘西へ進み、中山のT字路で左折して国道285号線に入る。比内の道の駅等を過ぎた先のX字の交差点で左折し、県道22号線を南下。そこから7km近く直進し、水神社で再度水を補給してから、日詰の集落を過ぎた辺りで、右手の山の麓に(Google地図に拠ると)「山の神神社」の鳥居が見えて来る。
コース状況/
危険箇所等
(中山(猿間))
 一応鳥居と祠を潜った先から山腹に取り付くのだが、薮を避けて脇の道から入ることも出来る。何だったか忘れたが何かの標柱が壊れて倒れているのが目印。地肌が剝き出しになっている急斜面から登るらしいのだが、『大館トレイルガイド』では「広く刈り払われてはいても、歩くのが不安になるほどの急登」と形容されている斜面は崖に近く、とても素直に登れる様な代物ではない。トレッキングと云うよりクライミングの世界だ。崩れ易く泥の多い滑り易い急斜面を、両手を使って数少ない木や草に掴まりながら文字通り一歩いっぽ、恐るおそる足場を慎重に確認しながら登ることになる。少しでも気を抜けば直ぐにでも滑落しそうだ。
 最初の崖を登り切った後も急登が続く。広い所では幅2m以上、一応は進んで行ける程度の刈り払いが為されているが、踏み跡は不明瞭で、薮の薄い箇所のどの辺りを歩くかは自分で判断しなければならない。薮の濃い箇所も少なくなく、地形からルートを読み取るのは難しいのでマーキングテープを使用しなければならないが、先人達の残して行ったものであろう色の褪せたテープが要所要所に残っていて励まされる。目印を付けたくなる箇所と云うのは大体似通って来るらしい。
 第1ピークまでは『ガイド』では25分と書かれているが私は30分掛かった。一旦休憩して第2ピークまでは10分と書かれているところを私は9分。その後笹薮漕ぎをして山頂へ。木々に遮られて眺望は殆ど無く、全体的にうらぶれた雰囲気が漂っており、笹薮に囲まれていてはゆっくり休む気にもなれなかったが、やや薄い笹薮の中にピンクのテープに油性ペンで書かれた手製の標識が巻かれており、人の繋がりの存在に多少ほっとする。
 下山時はマーキングテープを使用しておいたことが正解であったことを確認。薮山は登山時に比べて下山時は道を見失い易い。

(中山(日詰))
 鳥居の向かって左手脇から轍の跡が続いているが、雑草が多く地面は全く見えない。道なりに進んで行くと一旦右にカーヴし、そこから左にまたカーヴするが、足首から膝丈程度の高さの草に覆われた轍を辿って行くと、10分も行かない内に砂防ダムの堤に突き当たって行き止まる。引き返してよく探すと、道が左にカーヴする辺りで、左上方の尾根の上に鳥居が見える。よく見るとその下の枝にオレンジ色のテープがぶら下がっている。その下は用水路。直ぐ脇に太い倒木が尾根から道まで続いているのでひょっとしてこれを渡るのかと一瞬焦るが、これもよく見るとちゃんと通路が付いている。改めてここから登山開始。
 見えている小さな第2の鳥居を潜ると直ぐその奥に小さな社が見える。その脇の踏み跡を辿って行くと、5分程度で本殿に行き当たる。さてその先を………と思ったのだが、ここまででもう随分疲労が溜まっていた。暑さと湿気が体中をグズグズに侵蝕している感じ。ここから更に1時間近く登ってまた下りて来なければならないのか………と思うと、途中でバテるのが容易に想像出来たので、無理をせず、本日の山行はここで終了にしようと決断。頑張れば何とか登れないことは無いだろうが、頑張り過ぎは宜しくない。
その他周辺情報  下山後は県道22号線を北上し、扇田の街中へは入らず左の犀川に沿うルートを直進。扇田駅の手前で右折してうねうね曲がると、「ひない温泉 比内のゆ」が見えて来る。扇田の西の外れの辺り。入浴料320円。建物は極く新しい。3つの浴槽はそれぞれ温度が違うので自分の好みが選べる。露天は無いがガラス張りの日本庭園付き。サウナ&水風呂有。

感想

(中山(猿間))
 『大館トレイルガイド』では「山域一の峻峰」と紹介されており、トレッキングと言うよりクライミングなのは最初の崖のみだが、続く登山道も急登の連続。しかも踏み跡も不明瞭なら薮も濃い。体力的にも精神的にもきつく、ストレスの溜まる道中。山頂に辿り着いても迎えてくれるのはしょぼくれた笹薮の薄暗がりのみ。何と云うか、マゾヒストもとい敢えて自分から困難を選択してそれを克服することに悦びを見出すタイプの人向け。

(中山(日詰))
 この日は途中で撤退したので何とも言えないが、取り敢えず最初の尾根に取り付く箇所は見失い易いのには注意。また地面が見えない程下生えが茂っているのは最初のみの様だが、取り敢えず足が濡れる備えはしておいた方が良いだろう。

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