権現岳(天女山ルート)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,421m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道に積雪凍結はありませんでした。 登山ポストは天女山Pから登山道を上がったすぐ左側にあります。 |
写真
感想
来年の八ヶ岳完全縦走の準備登山です。
プラス、冬山三回目なのであまり難しくないコースという事で選びました。
晴れる率の高い八ヶ岳の最南端なので晴れを期待します。
ピストンなので踏み跡が無かったりしたら戻るつもりです。
ゲートにつくと先着者が3台。
まだ暗かったけど、道ははっきりしているのですぐに歩き始めました。
富士山は雲海から頭を出しています。
前三ツ頭から三ツ頭への稜線気持よいです。
前三ツ頭の直前の登りはこのコースで一番キツイ登りでした。
三ツ頭から見る赤岳と阿弥陀岳、凄い迫力です。
硫黄岳から見てのインパクトを上回ります。
権現だけの鎖場を過ぎてからの登りは踏み跡が無いと結構分かりにくいと思います。
雪山でのウェアリングの実験をしました。
ウールの長袖にハードシェル、薄いウールの手袋にウェット素材の手袋でスタート、フリースはザックの中です(ウールの帽子かぶってます)。
天ノ河原でハードシェルを脱ぎ、ウェットの手袋を厚いウールの手袋に代えます。
1800m位から日陰に雪がでてきます。
前三ツ頭の登り始めまでは気持ちのよい樹林帯の尾根歩きです。
ウールのアッパーから出た汗が霜柱のように凍っています。
2000m位からは道が全面雪になったけど凍ってはいません。
三ツ頭でハードシェルを着て、オーバーグローブも付けます。
体は寒くないけど、手先は冷たいです。
ソックスはウールの中くらいの厚さ、シューズは冬用で快適でした。
帰りはハードシェルは着たまま、オーバーグローブは三ツ頭で外しました。
気温はマイナス15℃、風速10m(推定)ですが、フリースは必要ありませんでした。
お湯が沸くのを待っているときが寒かったくらいです。
前々回ポットのお湯がぬるくなってっしまったので、今回はお湯を沸かしてラーメンを作ってみました。
プリムス・ソロという早くお湯の沸く道具を持って行ったのですが、ガスが普通のだったので揮発が悪くずいぶん時間がかかってしまいました(間抜けです)。
煮込むタイプのラーメンを、火力が弱いと油断していてメール書いてる間に吹きこぼしてしまいました。
しかしあっという間に凍ってしまい、被害はほとんどありませんでした。
強い風の中ラーメンを作るだけでも大変なんですね。
脱いだオーバーグローブや小袋は飛びそうになるし、後から入れるラーメンの豚骨油をウールのグローブに付けてしまうし散々でした。
反省して次回のために山専ボトル買ってしまいました。
アイゼンは最後まで付けませんでした。
雪が良い状態だったので全く問題ありませんでした。
但し、下りの2000mから1800mで3回転びました。
最初はともかく、2、3回目は慎重に歩いていたのですが・・・。
ハードシェルを着ていて良かったです。
ウェアリングは暑い寒いだけでなく転倒時の安全にも関係するんですね。
夏は虫対策で長袖を着ているのですが、転倒時にも怪我を内輪にしてくれると思います。
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