星空も日の出も熊も見た大雪山黒岳

2018年09月01日(土) 〜 2018年09月02日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 20.1km
• 登り: 2,072m
• 下り: 1,671m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:50
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:00

13:20 7合目リフト終点
14:50 15:00 黒岳山頂
15:20 黒岳石室

2日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:30
• 合計: 7:00

6:45 黒岳石室
8:10 8:20 北海岳
9:20 9:40 間宮岳
10:00 中岳
10:20 10:25 北鎮岳分岐
10:40 10:45 お鉢平展望台
11:30 12:15 黒岳石室
12:45 12:50 黒岳
13:45 7合目リフト乗り場

登山道は整備され手軽に山頂まで行けることから、幼児を連れた親子登山や小学校の集団登山が多く見られました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

黒岳ロープウェイ駐車場

コース状況／危険箇所等

登山道は良く整備されています
ルート図では早朝登った桂月岳がゴールとなって間違っていますが、訂正がうまく出来ないためそのままにしています(_ _)

その他周辺情報

日帰り温泉　黒岳の湯600円　ロープウエイを使用すると100円引き

写真

ロープウエイを降りた5合目を少し歩くと黒岳頂上が見えてきます。
天気はあまり良くないですが雨が降らなければOKです。
ここから300円で7合目までリフトで行けます（ありがたく使用させていただきました）

リフト降り口に登山届提出場所があります。
ここにトイレは有りませんから、ゴンドラ駅で済ませましょう。

1時間30分ぐらいで黒岳頂上到着、冷たい風とガスがかかっていて残念ながら景色は見られません。
景色は明日の下山の楽しみにして、ここから15分ぐらいの黒岳石室に向かいます。

黒岳石室の前にあるキャンプ指定地でテント泊(500円/1人)
全体に傾斜地となっている指定地ですが、その中でも良い場所は張られていましたが、ちょっとした空き地が有りましたので割り込まさせていただきました（有り難うございました）

今日の晩飯は北海道定番のジンギスカン鍋、でも焼いて臭いを出してお客さんを呼び寄せると怖いので、煮込みジンギスカンにしています（汗）

夜中は冷え込みましたが、テントの外に出ると満天の星空、石室前で寒いのも気にならず連れと見とれていました。
こんな絶景を見られたのは昨晩の行いが良かったから？（ビールと焼酎のお湯割りを飲み過ぎて真夜中に我慢できなくなってトイレに行ったから…）

今日は快晴、石室から20分ぐらいで登れる桂月岳で黒岳からのご来光を望めました。
お鉢周りが楽しみです。

雪渓の下で黒い物を連れが発見、「まさか熊じゃないよね？」なんて話していたら黒い物が動き出した「熊だ！」

テン場に繋がる雪渓の下に熊がいるとは！
テン場から300m位、桂月岳登山道から200m位の場所で熊を見てしまいました。

熊さんはしばらくして凌雲岳に向かって去って行きました。
さすが大雪山ですね、熊と人間の棲み分けが出来ています（熊は気をつけているようですが、人間が熊の領分に侵入しないようにしなければ…）

快晴の中、時計回りでお鉢周りに向かいます。
前方に見えるのが北海岳、天気が良いとウキウキしてきます。

北海岳途中から振り返ると、黒岳と桂月岳が綺麗に見えています。
朝は、左の桂月岳登山道で熊を見ました。

北海岳山頂から有毒温泉の向こうに、北鎮岳が大きな山容を見せています。

トムラウシ山も見えています。
今日、トムラウシ山を目指した人は絶景が見えたでしょうね！

間宮岳から見た左北鎮岳と右凌雲岳、ここで半分の距離を歩いたことになります。

お鉢平展望台から歩いてきた稜線を望みます。

ちょっと雲が出てきましたが、昨日見られなかった黒岳からの景色が見られました。
今度は、紅葉の大雪山を見に来なければ…

感想

akiyamazuki

天気は土日ともに晴れ予報、テント泊したくて手軽に登れる黒岳に行って来ました。
初日は山頂にガスがかかり景色は見られませんでしたが、夜中に雲が晴れ満天の星空、思いがけず熊も見ることが出来ました。
ヤマレコユーザーの方が凌雲岳の下部で熊の目撃情報をアップしていましたので、見れるかもなんて話していたら本当に目撃することが出来ました（感謝です）
北海道はヒグマの生息地ということは十分理解しており、山で熊を目撃した経験も何度かあったことから熊対策は十分していたつもりですが、テント場から20分程度で登れる桂月岳ということで熊鈴も熊スプレーもテントに置いて登っていました（汗）
改めてどんな場合でも熊対策を怠らないようにした登山が大切だと思い知らされました（反省です）