乗鞍岳片道切符 平湯尾根〜乗鞍畳平+平湯大滝、大ネズコ

2018年09月06日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.9km
• 登り: 2,115m
• 下り: 675m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:30
• 合計: 7:20

6:40 平湯バスターミナル
6:50 6:50 平湯野営場
9:30 9:40 水場2110m
10:10 10:20 乗鞍権現社
11:30 11:40 姫ヶ原
12:40 12:40 大黒岳（乗鞍）
13:00 13:00 富士見岳（乗鞍）
13:50 13:50 魔王岳（乗鞍）
14:00 畳平バスターミナル

ルートは一部手入力です。

天候

6日　晴れ　風は強め

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

夜行バス　新宿　〜　平湯温泉3：25　待ち時間長い
平湯温泉　〜　畳平　前日台風の影響のためか始発時間7：40になったため下から歩く　

※参考　千町尾根経由で下山の場合　乗鞍青少年自然から高山BTまで　デマンドバスの事前予約が必要。14時台の一本のみ　濃飛バス　高山営業所

コース状況／危険箇所等

平湯尾根
・下部スキー場のゲレンデを行く
・尾根は比較的森林限界が高い。道はしっかりしてるが乗鞍権現神社の分岐から少し下ったところで藪気味あり。
・先日の台風の影響か倒木幾つかあるが通行可
・平湯尾根の水場は道標あり
・桔梗ヶ原は道路を歩きます。

その他周辺情報

・平湯の大ネズコ　平湯野営場から道標でてくる

写真

畳平行きのバス始発が7：40なので諦めて下から登ることにしました。平湯野営場から大ネズコを見に行く

急登を登ると　大きいクロべ（ネズコ）が見えてきました。

森の巨人たち百選　看板には幹回り7.6mになっていましたが実測値は10m弱はあるようです。日本一クラスに匹敵する

樹勢が立派

次に平湯大滝を見に行く、大きな滝です。

展望台からでもまだ距離があるのが残念です。

スキー場跡から登る

振り返るとアカンダナ山

左が四ツ岳で右が猫岳と思われます。

こちらは安房山

笠ヶ岳が飛騨の名峰らしく聳えます

スキー場ゲレンデのトップを過ぎるとここが本格登山道

白猿ヶ池

霞沢岳と思われます

苔が適度にある登山道でした。

水場

金山岩との分岐、乗鞍権現神社　右手のしっかりした踏み跡を行く。金山岩に行く道もうっすらあったが藪に覆われてます。

左手前が硫黄岳、右が四ツ岳　真ん中が大丹生岳、左奥は大黒岳と思われます。懐の深さを感じる乗鞍岳衛星峰群です

尾根上一番藪深いところ

硫黄岳方面に向かう尾根を歩く

振り返ると金山岩方面

金山岩の奥が十石山だがまだ隠れいる様子。中々良い山です。

距離の割にとてもスケールの大きい縦走ができました。

歩いてきた尾根を振り返ります。焼岳や前穂も見える

左から大黒岳、大丹生岳、烏帽子岳、四ツ岳。大丹生岳に向かって歩く

広大なハイマツの海　桔梗ヶ原が見えてきました。左端に乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰が見えます。

姫ヶ原を上から望む、沢沿いの道は荒れて廃道になったようです。

大丹生岳手前のジグザクを登ると道路に出ます。

振り返る縦走路　硫黄岳のピークは西側を巻いてます。

手前が硫黄岳、奥左が金山岩で右に十石山と思われます。

桔梗ヶ原越しになだらかな大黒岳、右に富士見岳、剣ヶ峰、右端手前が魔王岳

振り返ると烏帽子岳が勢い良く尖っているのが見えます。

桔梗ヶ原越しに烏帽子岳と四ツ岳

大黒岳で雷鳥を見かけました。

大黒岳はミニ双六岳のようです。

剣ヶ峰の左手前に位ヶ原のハイマツ

鶴ヶ池と畳平

富士見岳から剣ヶ峰方面

畳平のお花畑

鶴ヶ池越しの大黒岳

畳平からすぐにある魔王岳に登り桔梗ヶ原と四ツ岳を望む

恵比寿岳の直下にある亀ヶ池

槍から穂高連峰の雲が切れて素晴らしい眺めでした。

白雲荘に泊まる予定でしたが先日の台風の影響で急遽銀嶺荘に泊まる。

牛丼で昼飯、次の日は秋雨前線の影響で登山は中止。乗鞍岳の懐の深さがとても印象に残りました。

感想

sarari

今回は台風の影響により栂海新道は中止
変わって畳平〜乗鞍岳〜三本滝とガスで展望に恵まれなかったことがある乗鞍岳に変更

兼ねてより思案していたサブプランで
初日、畳平〜平湯温泉、二日目は乗鞍山頂〜千町尾根と
下り基調で3000m峰を味わう充実プラン。
宿の変更やバス時刻の遅れ、天候の悪化などで
平湯温泉からの登りのみとなったが巨樹、大滝に続き、
乗鞍岳のスケールの大きさも十分に味わい、衛星峰も幾つか登れて満足な山旅。
中でも山スキーで有名な四ツ岳や避難小屋のある十石山は期待以上に良さそうな山と
認識できました。

千町尾根のハイマツの海はまたの機会に訪れたいと思います。