爺ヶ岳中峰、鹿島槍ヶ岳
富山県
長野県
Kobutyo
その他2人 | 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
柏原新道はよく整備された山道、特に危険個所はなく、雪渓トラバースが 1っか所あり。 |
| その他周辺情報 | 登山後は「蕎麦お宿 富士尾山荘」で日帰り入浴。 |
写真
拍手
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
|
|---|
感想
チーム甲斐駒レポート
後立山連峰盟主「鹿島槍ヶ岳」アタック その1
7/20-22 二泊三日で、鹿島槍ヶ岳登ってきました‼️
今年のチーム甲斐駒は3人(諸般の事情により3人は不参加)。
双耳峰で有名な鹿島槍ヶ岳は立山の雄山からも、劔岳からも見ることができる大きなお山。
その圧倒的な気高さのため、一度はその頂きに立ちたいと私の心を掴んではなさなかったお山。
7月20日(金)
03:50 自宅発
04:30 隊長宅発
できたばかりの新名神高槻ICから中央道安曇野IC経由扇沢に向かう。
09:50 扇沢第二駐車場着
駐車場には余裕あり。
10:10 準備を整え、さぁ！行くぞ‼️
この時のウキウキ🎶ワクワク☺感が二日後の衝撃に繋がろうとは知るよしもなかった。
10:20 柏原新道登山口
さて、これから。というときに、あれ？暑いなぁ。北アルプスやのに。ひんやり感がゼロ。なんだか、嫌な予感。
大阪が猛暑だったので、熱中症には気をつけようと水分は、初めて2�箸離魯ぅ疋譟璽轡腑鵑砲僂鵑僂鵑離好檗璽聴�料。それもいつもならば三倍位には薄めるのだけれど、原液で。それ以外に500mlのお茶、万が一のスポーツ飲料。合計3�函６欧襪戮型緤�。ザック重っ。
隊長を、先頭にゆっくり歩き始める。
30分も歩かないうちに、汗だく。私は人より汗っかき。天然のサウナの中を歩く感じ。時折吹く風が心地よい。
柏原新道は本当に整備が行き届いており歩きやすい。しかし、登りだけの道。背中からの太陽が体力を奪う。
何時間もの上り。とうとう、私の右脚太ももが悲鳴をあげる。ストレッチをした瞬間に反対の左脚がこむら返り。芍薬甘草湯もアミノサプリも飲んできたし、エアースプレーもふってきたのに〰️。長めの休憩をとり、だましだまし歩き始める。
「水平歩道」ありがたい。
「雪渓」涙でる。雪をとって首にあて、帽子の中に入れてみる。生き返る。そして、歩き始める。
ヤマレコで、2時間くらいで種池山荘に着いたという女の子のレポートみた。あれって、ほんまなん？と心底思う。
電子版「山と高原地図」のGPSで、位置を確認する。え？あと20分？
がぜん元気でる。鹿島槍ヶ岳の山頂に着くわけでもないのに、自然とあのフレーズが。「誰にも見せない涙があった〰️」栄光の架け橋って、本当に良い歌。
14:55 種池山荘着
部屋にも入らず、まずは生ビールで乾杯✨🍻🎶
17:00 夕食
眠くて眠くてたまらない。食後すぐに横になったらあかんと言われる。子供みたい。19時までは寝たらあかんと言われる。赤ちゃんみたい。明日は頑張って鹿島槍ヶ岳登頂するぞと誓う。やっぱり、眠い。💤😭💤
18:55 就寝
00:55 星がきれいだからと、たたき起こされる。火星がおっきい。天の川もドーン🌌 蠍座も見えるらしい。が、コンタクト外してるし、眼鏡ないし、火星しか見えない。で、写真に残す。やっぱり火星しかない。笑う。
こうして第一日目の夜は更けていった。
(綺麗なお山の写真はその2をお楽しみに。)
(つづく)
後立山連峰盟主「鹿島槍ヶ岳」アタックその2
03:55 目覚ましがなる。準備を済ませる。
05:00 朝食 完食。
05:30 種池山荘出発。
今日は涼しいうえに、快晴。気分は上々‼️早起きは三文の徳を実感する。
昨日尾根まで登っているから、はじめは尾根歩き。
足も軽く口も軽い。お喋りしながら、美しい景色に感激し、picに納めながら歩く。当然予定より遅くなる。隊長、ごめんなさい。
07:00 爺ヶ岳中峰登頂(2669��)。
立山連峰、劔岳、槍ヶ岳等々。かつて頂きに立った⛰️を見て感動の景色に興奮。
せっかく上ったのに、下る。どんどん下る。でも、涼しいからあまり腹はたたない。
雷鳥見つけた！馴れているらしく、動かない。picに納めたが、あとで見たらどこにいるかわからない。
08:15 冷池山荘着。
今日のお宿。ザックをデポして、鹿島槍ヶ岳に向かう準備をする。気持ちはすでに猫耳の鹿島槍ヶ岳。
08:50 冷池山荘発。
ひたすら登る。何気にきつい布引岳への上り。陽射しが強くなる。暑い。暑い。暑い。
10:00 布引岳登頂(2683��)。
しんどかったわりに、通過点の役割の布引岳。
11:00 鹿島槍ヶ岳南峰登頂(2889��)。
山頂付近はざれており、注意しながら登る。ようやく山頂についた。しかし、涙が出るほどの辛さはなく、栄光の架け橋も歌わずじまい。
昼食 食欲なし。少し食べる。水分取りすぎ。
11:30 鹿島槍ヶ岳南峰発。
当然北峰も登頂するつもりで準備していたら、「私はここで待ってるわ。行って来て」て。「いや、往復したら一時間以上かかるし⛰️」「うん、大丈夫」
あっけにとられつつ、隊長と二人で出発することに。
11:50 鹿島槍ヶ岳北峰を目指す。
切り立った岩場をどんどん下るけれど、気持ちが前に進まない。
北峰に登頂するには一旦下り再度上り返さねばならない。そして同じ道をまた戻ってこなければならないという思いが足を止める。
双耳峰の片方は登れず撤退となった。
南峰に戻り、三人で下山する。その帰りの道のりの長かったこと。暑かったこと。あれ？突然隊長の足が早くなる。みるみるうちに見えなくなった。トイレかな？
14:00 冷池山荘着
この日もお部屋にはいる前に、🍺で乾杯。それを楽しみに隊長は急いだらしい。なのに乾杯したら17秒で中ジョッキ一杯飲んじゃって、物足りない様子。知らない隣のおじさんはもっと早かった。
眠い。横になりたい。昨日のデジャブ。3人とも疲れきっていた。
部屋が暑い。標高2600�辰箸六廚┐覆ぁ�
17:00 夕食 完食。
眠い。横になりたい。
19:00 就寝 熟睡。
鹿島槍ヶ岳はこのお山の威圧感や大きさの素晴らしさも去ることながら、そこに至るまでの景色も含めて素晴らしいことに気づかされた。
北峰に登れなかった悔しさは残るものの、達成感とだるさが私を包んでいた。
次は北峰→八峰キレット→五竜岳に向けて縦走したいと、新たな目標が沸き上がっていた。
明日は下山し帰阪。またあの暑い柏原新道を下らなければならない。下山後に驚くべきことが待っているとは思いもしなかった。(つづく)
後立山連峰盟主「鹿島槍ヶ岳」アタックその3
04:00 鹿島槍ヶ岳に向かう同室の方の足音で目覚める。
05:00 出発の準備をして朝食。食欲なし。帰りたくないと口にしたら、小屋のアルバイトの男の子に、「いたいですよね。」と言われた。
05:40 冷池山荘出発。爺ヶ岳南峰経由種池山荘へ。涼しい。寒いぐらい。爺ヶ岳南峰までは復路の方が登りがきつい。
しかし、難なくクリア。昨日よりも景色もよい。が、携帯の充電切れのため一切pic取れず。仲間にお願いした。
爺ヶ岳南峰では、今回の山行きで初めて富士山も拝めた。360°の絶景。心に留めようと思った。
09:00 種池山荘でしばらく休憩。今朝扇沢から種池山荘まで登ってきたという青年と会う。キレット小屋で一泊し、明日五竜から下山するという。頑張れ‼️と、行く道の無事を祈る。
心を残したまま下山する。
どんどん下る。1100�辰魄豕い鵬爾襦２爾蠅覆里暴襪ぁ�暑い。大阪の暑さを思う。
ふと、隊長との差が拡がっていることに気づく。隊長に車のキーを渡し、先に下りてもらうことにする。トイレか？
12:05 登山口まであとすこしのところで仲間の携帯に電話。車のバッテリーが上がっているという。ないない。バッテリー変えたとこやし。駐車場まで走る。一気に走る。まだ、元気が残っていることに驚きつつ走る。やっぱり、あがってる〰️😅
隊長は先に下山し、車を冷やし、扇沢ターミナルでアイスクリームを買って待っていてあげようと思っていてくれたらしい。なんと優しい。涙でそうになる。
JAFのひとは、「一時間はエンジン止めないで走ってください」と。え、温泉は？え、昼ごはんは？と頭のなか、グルグル(@_@)
しかも、少し申し訳なさそうに、「クーラーはつけないで」と。その時の外気温は34℃。
最後に車内で熱中症なるかと思った。
14:30 穂高温泉着
きっちり一時間走り、穂高温泉へ。そして、美味しいお蕎麦をペロリ。
そして、大阪へ。
22:00 帰宅。
今回の山行きも、無事に目標を達成できた。3人での山行きで不安もあったし、暑さで足がつるとかの問題はあったけれど、素晴らしい景色を堪能できたし、楽しくて充実した経験となった。仲間に感謝です。ありがとうございました。
山って良いですね、仲間って良いですね❤️
冷池山荘での雷鳥事件は抱腹絶倒だったけれど、それは3人の秘密と言うことに。
おしまい。
チーム甲斐駒オフィシャルレポーター Masako.Y
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