快晴!のんびり縦走 天狗岳→硫黄岳

2011年12月27日(火) 〜 2011年12月29日(木)

• GPS: 47:35
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,590m
• 下り: 1,577m

コースタイム

27日
9:20発　小海駅(タクシー)
9:50着　稲子湯　10:15発
12:25着　みどり池　13:05発
15:22着　中山峠
15:30着　黒百合ヒュッテ(泊)
28日
7:05発　黒百合ヒュッテ
8:33着　東天狗岳　8:50発
9:25着　根石岳
10:18着　夏沢峠　10:40発
12:13着　硫黄岳　穴倉で即席ラーメン昼食　13:20発
14:55着　赤岳鉱泉(泊)
29日
7:25発　赤岳鉱泉
8:10着　堰堤広場　8:25発
8:53着　美濃戸山荘前
9:50着　美濃戸口　10:25発(バス)

天候

27日　快晴・風弱い
28日　快晴・硫黄岳付近でちょっと風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

小海→稲子湯　タクシー4700円
美濃戸口→茅野　バス900円　12/29〜1/4まで、なんと一日6往復!

コース状況／危険箇所等

稲子湯前に登山ポストあり

稲子湯〜みどり池　トレースがしっかりあって歩きやすい

みどり池〜中山峠　トレースが明瞭。中山峠直下の標高差50mほどが急傾斜。登りの場合、アイゼン必要ないほどだった。

中山峠〜天狗岳　トレース明瞭。

天狗岳〜硫黄岳　東天狗岳直下の痩せ尾根は、慎重に下れば問題なし。鉄橋がまだ雪に埋もれていないので、アイゼンが引っかからないよう注意。入山者は少ない。先行者2名とすれちがい2名のみ。しかし、トレースは明瞭。硫黄岳頂上直下は、アイゼンがきまって気持ちよく歩けた。

硫黄岳〜赤岳鉱泉　トレース明瞭。

赤岳鉱泉〜美濃戸　数ヶ所、アイスバーン状態なので、下りはアイゼンあればがんがん下れる。

写真

12/27 10:11

稲子湯前の登山口

12/27 12:00

トレース明瞭。道標もいたるところにあり、迷う心配ない。

12/27 12:00

「はっても30分」とあったが、私は30分かかった。這ったのか?

12/27 12:39

みどり池前のしらびそ小屋。

12/27 12:39

みどり池は単なる雪原。

12/27 12:39

稲子岳か。雰囲気抜群。

12/27 15:27

中山峠。

12/28 8:46

東天狗岳頂上。西天狗岳はまだ雪が少ない。3月に来た時は、真っ白でさらに美しかった。

12/28 8:46

硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳が見える縦走路を望む。

12/28 8:47

槍ヶ岳が見えた!

12/28 9:12

西天狗、東天狗を振り返る。

12/28 9:30

根石岳頂上。

12/28 9:52

箕冠山の分岐。オーレン小屋方面は、雪が深いため通行止めとなっていた。

12/28 9:53

樹林帯をいく。

12/28 10:22

夏沢峠。誰もいない…

12/28 11:29

硫黄岳頂上直下。

12/28 11:33

この風景とても気に入った。アイゼン、気持よくきまるし、風も弱いし。

12/28 12:21

硫黄岳頂上。つま先が冷たく痛い。下りかけたらすぐに温まる。風もちょっとあったので、それだけ冷え込んでいたのだろう。のんびりしてたら、一人だけ登山者が過ぎていった。ほとんど独り占め状態。

12/28 12:21

硫黄岳からの赤岳。やっぱりいいな。

12/28 13:08

穴蔵の中。即席ラーメンで昼食。風が弱いといっても、ここがなければのんびりできないだろう。

12/28 13:27

赤岩の頭経由の下山路。

12/28 18:04

赤岳鉱泉の夕食。美味しかった。

12/29 7:54

美濃戸へ下る北沢ルート。数ヶ所、こんなアイスバーン状態。アイゼンでがしがし下る。

撮影機器：

IXY DIGITAL 20 IS CANON

docomo PRIME series N-06A NEC

感想

saeki

好天に恵まれ快適な縦走となった。気温は低く、黒百合ヒュッテで夜はマイナス17度まで下がった。夜、針のような三日月が出ていたが、月の影の部分も黒く見えた。こんな月を見たのは初めて。

3月に来た時に比べると、まだ雪は少ない。西天狗岳がまだら状態だった。

東天狗岳直下の痩せ尾根も、普通に下れた。

この縦走路は人が少ないわりには、トレースも明瞭で不安なく歩けた。

硫黄岳も独り占め状態。

赤岳鉱泉は30名ほどの宿泊客がいた。年末年始の混雑の直前で比較的静か。

美濃戸口まで戻ると、遭対協の指導員が入山者に登山カードを提出してもらっていた。聞くと、年末年始の入山者は、例年5百名ほどになるという。

小屋2泊なんていう贅沢、静かでのんびり縦走ができた。