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Yamareco

記録ID: 158761
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳・赤岳〜やったら出来た、積雪期の登頂〜

2011年12月29日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:41
距離
12.6km
登り
1,262m
下り
1,251m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

赤岳山荘5:35-7:03赤岳鉱泉7:30-7:53中山展望台7:56-8:02行者小屋8:25-9:30文三郎・中岳分岐9:35-10:03赤岳山頂10:21-10:50地蔵尾根分岐10:53-11:31行者小屋12:15-13:57赤岳山荘
天候 晴れたり曇ったり

山頂付近(2800m位から上部)はガス少々
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘駐車場 (1000円/1日)

普通車FFスタッドレスで問題なく行けました
コース状況/
危険箇所等
登山道の状況

赤岳山荘-赤岳鉱泉(北沢)  アイゼン無し      積雪0〜20cm
赤岳鉱泉-行者小屋     アイゼン無し      積雪10〜30cm
行者小屋-赤岳(文三郎道)  アイゼン・ピッケル必要 積雪10〜30cm
赤岳-行者小屋(地蔵尾根)  アイゼン・ピッケル必要 積雪10〜30cm 凍っている所多い
行者小屋-赤岳山荘(南沢)  アイゼン無し(下りでは滑りやすい)

積雪量はあくまでも自分の主観です。
北沢の様子

アイゼン無しで大丈夫
皆さんアイゼンは装着されていませんでした
2011年12月30日 22:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:36
北沢の様子

アイゼン無しで大丈夫
皆さんアイゼンは装着されていませんでした
赤岳鉱泉のアイスキャンディー

初めて見ました
2011年12月30日 22:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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12/30 22:40
赤岳鉱泉のアイスキャンディー

初めて見ました
赤岳鉱泉
2011年12月30日 22:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:39
赤岳鉱泉
行者小屋への道の様子

ここからは積雪が少し増えました

アイゼンしている方としていない方それぞれいました
2011年12月30日 22:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:39
行者小屋への道の様子

ここからは積雪が少し増えました

アイゼンしている方としていない方それぞれいました
中山展望台

八ヶ岳の稜線がすぐそばに見えます
2011年12月30日 22:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:39
中山展望台

八ヶ岳の稜線がすぐそばに見えます
横岳

中山展望台から
2011年12月30日 22:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:39
横岳

中山展望台から
赤岳

中山展望台から
2011年12月30日 22:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:38
赤岳

中山展望台から
阿弥陀岳

中山展望台から
2011年12月30日 22:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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12/30 22:38
阿弥陀岳

中山展望台から
行者小屋

ここからアイゼン・ピッケルの登場です
2011年12月30日 22:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:43
行者小屋

ここからアイゼン・ピッケルの登場です
行者小屋での気温-15度(朝8:00)
2011年12月30日 22:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:42
行者小屋での気温-15度(朝8:00)
文三郎道への道の様子

積雪増えてきましたが多くの方が歩かれているので歩きやすいです
2011年12月30日 22:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:42
文三郎道への道の様子

積雪増えてきましたが多くの方が歩かれているので歩きやすいです
文三郎道と阿弥陀岳方向の分岐

左方向へ行きます
2011年12月30日 22:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:42
文三郎道と阿弥陀岳方向の分岐

左方向へ行きます
階段登場

文三郎道の階段はそんなに埋まっていませんでした
2011年12月30日 22:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:55
階段登場

文三郎道の階段はそんなに埋まっていませんでした
蓼科山

山頂にガスがかかっている
2011年12月30日 22:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:41
蓼科山

山頂にガスがかかっている
文三郎道を見上げる

階段が続きます
中途半端に埋まっていて、自分は少しだけイヤでした
2011年12月30日 22:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:41
文三郎道を見上げる

階段が続きます
中途半端に埋まっていて、自分は少しだけイヤでした
中岳と阿弥陀岳

ここからの見る中岳は立派な一つの山ですね
2011年12月30日 22:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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12/30 22:55
中岳と阿弥陀岳

ここからの見る中岳は立派な一つの山ですね
2011年12月30日 22:45撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:45
クライミングの方々

かっこいいです
2011年12月30日 22:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:44
クライミングの方々

かっこいいです
文三郎道と中岳への分岐
2011年12月30日 22:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:44
文三郎道と中岳への分岐
権現岳が見えました

その奥の南アルプスはうっすらとしか見えません
2011年12月30日 22:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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12/30 22:44
権現岳が見えました

その奥の南アルプスはうっすらとしか見えません
横岳の山頂にもガスが

これから行く赤岳にもガスがかかっていました
しかもすごい速さで流れていました
2011年12月30日 22:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:44
横岳の山頂にもガスが

これから行く赤岳にもガスがかかっていました
しかもすごい速さで流れていました
ガスの間からうっすらと太陽です
2011年12月30日 22:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:44
ガスの間からうっすらと太陽です
キレット分岐

ここから鎖場が続きます
2011年12月30日 22:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:43
キレット分岐

ここから鎖場が続きます
鎖場

鎖しっかり使えます
2011年12月30日 22:45撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:45
鎖場

鎖しっかり使えます
鎖場を振り返って
2011年12月30日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:49
鎖場を振り返って
もうすぐ山頂

この梯子ともう一つ梯子を登れば山頂です
2011年12月30日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:49
もうすぐ山頂

この梯子ともう一つ梯子を登れば山頂です
山頂到着

山頂標に大きなエビの尻尾が付いているのを期待していたのですが・・・

これじゃまるで夏山ですね
2011年12月30日 22:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:47
山頂到着

山頂標に大きなエビの尻尾が付いているのを期待していたのですが・・・

これじゃまるで夏山ですね
横岳・硫黄岳
2011年12月30日 22:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:47
横岳・硫黄岳
太陽に照らされる阿弥陀岳

自分が山頂にいる時間はガスが晴れてくれました
2011年12月30日 22:46撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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12/30 22:46
太陽に照らされる阿弥陀岳

自分が山頂にいる時間はガスが晴れてくれました
権現岳
2011年12月30日 22:46撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:46
権現岳
北峰から南峰を見る
2011年12月30日 22:46撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:46
北峰から南峰を見る
北峰から横岳・硫黄岳
2011年12月30日 22:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:49
北峰から横岳・硫黄岳
阿弥陀岳と諏訪湖
2011年12月30日 22:53撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:53
阿弥陀岳と諏訪湖
地蔵尾根へ向けて下山中、山頂を振り返って

ここは凍っている所が多く、強風もあって緊張しました
2011年12月30日 22:53撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:53
地蔵尾根へ向けて下山中、山頂を振り返って

ここは凍っている所が多く、強風もあって緊張しました
強風で雪が舞い上がっています
2011年12月30日 22:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:52
強風で雪が舞い上がっています
鎖の脱皮
2011年12月30日 22:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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12/30 22:52
鎖の脱皮
氷の模様
2011年12月30日 22:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:52
氷の模様
地蔵尾根分岐
2011年12月30日 22:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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12/30 22:52
地蔵尾根分岐
分岐から赤岳山頂
2011年12月30日 22:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:51
分岐から赤岳山頂
地蔵尾根上部の様子
2011年12月30日 22:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:51
地蔵尾根上部の様子
行者小屋
賑わっています

この後、南沢を登ってくる人数十人とすれ違いました
2011年12月30日 22:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:51
行者小屋
賑わっています

この後、南沢を登ってくる人数十人とすれ違いました
南沢上部の様子
2011年12月30日 22:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:56
南沢上部の様子
凍る南沢

春まで沢の時間は止まります
2011年12月30日 22:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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12/30 22:50
凍る南沢

春まで沢の時間は止まります
最後にいつもの
2011年12月30日 22:53撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 22:53
最後にいつもの
撮影機器:

感想

今年は積雪が少なく、もしかした自分にでも登れるのではないかと思い、今年最後の山行に赤岳を選びました。

結果は、最高!!
こんな技術も体力も装備も無い自分にでも出来てしまいました。
でも、現状以上の雪山は無理だということも感じました。

今回は、ただ赤岳に登ること。
欲張って阿弥陀岳や横岳に行こうという事は考えず、コースタイムも気にしないこと。
安全に帰って来ること。

朝5:30、暗い中北沢から赤岳鉱泉に向けて歩き始めます。
気温は-9度。
林道に積雪はちょっとだけ。堰堤広場からの登山道には10〜20cm位。
ゆっくりのんびりあせらず歩きます。

赤岳鉱泉で朝食休憩。
気温は-12度。
ゆっくり歩きましたが汗をかいてその汗が凍っていました。

行者小屋へは積雪も増えました。
途中、中山展望台にも寄りました。
登山道から5分ほどの登りなので是非寄ってみて下さい。

行者小屋では、アイゼンとピッケル、オーバーグローブを装着します。
ここの気温は-15度。
風が無いのでそこまで寒くは感じません。

ここから山頂への挑戦です。
地蔵尾根と文三郎とどちらから登ろうか考えましたが、理由無く何となく文三郎へ。
しばらくは樹林帯をのんびり進みますが、阿弥陀岳への分岐を過ぎると急登が始まります。
階段はまだ出ていましたが、中途半端な感じでちょっと歩きにくい感じがしました。鎖はほぼ全て出ていたので、夏には使うことは無かったのですが、今回はありがたく使わせて頂きました。

キレット分岐を過ぎると岩場の鎖場の連続になりますが、夏には延々と続く様に感じましたが、今回はあっさりと通過。
ただ、このあたりから風が強くなってきました。

竜頭峰分岐を過ぎ、梯子を2つ登ると山頂に到着。
雪もほとんど無く、山頂標にびっしりあると思っていたエビの尻尾も全然無く、写真では冬山の感じはしませんが、気温は-18度、風も強く時々耐風姿勢を取りながら下山、地蔵尾根へ向かいます。

地蔵尾根までの下山も大変。雪も凍っていてピッケルもささりにくく、風で体が不安定になり、ビビリながら下ります。
地蔵尾根に入り少し下ると風も収まり一安心。雪を楽しみながら下りる余裕も出てきました。樹林帯に入りしばらくすると行者小屋に到着。

行者小屋で雪山装備を外し、昼食。
外のベンチでカップヌードルごはんを作って食べましたが、食べるそばから冷えてしまい、最後の一口では凍ってしまいました。気温はマイナス10度でした。

南沢の下山はノーアイゼンでしたが、非常に多く歩かれていて登山道は滑りやすくなっています。転倒はしませんでしたが何度もスリップしてしまいました。

何とか無事に下山出来ました。

そして最後は下山後のコーラ。
今年一年お疲れ様でした。



来年の予定は元旦の塔ノ岳、初日の出撮影です。天気次第ですが、、、

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コメント

kecchoさん、新年おめでとうございます
2011年の登る納めをされてこられたんですね、お疲れ様でした。

冬山は気象状況によって簡単にも難しくもありますが、
まずまずのお天気に恵まれたようで何よりでした。

寒いところで温かいものを食べたいのは山々ですが、
その為には立ち止まらなくてはならず体は冷える、
テルモスのお湯以外を使う場合はガスも時間も使う、
テント以外でのガスは使わないようにしてます。

でも展望に恵まれて2011年の山納めが無事に出来て良かったですね。
2012/1/3 13:59
noborundaさん、明けましておめでとうございます
なんとか登り納めを無事に終えることが出来ました。

寒い所でのガスを使っての食事はやめた方が良いですね。身にしみて実感しました。
それ以外はとても良い山行になりました。

また、本年もよろしくお願いいたします。
2012/1/4 8:03
プロフィール画像
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積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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技術レベル
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