八ヶ岳・赤岳〜やったら出来た、積雪期の登頂〜


- GPS
- 08:41
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,262m
- 下り
- 1,251m
コースタイム
天候 | 晴れたり曇ったり 山頂付近(2800m位から上部)はガス少々 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
普通車FFスタッドレスで問題なく行けました |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の状況 赤岳山荘-赤岳鉱泉(北沢) アイゼン無し 積雪0〜20cm 赤岳鉱泉-行者小屋 アイゼン無し 積雪10〜30cm 行者小屋-赤岳(文三郎道) アイゼン・ピッケル必要 積雪10〜30cm 赤岳-行者小屋(地蔵尾根) アイゼン・ピッケル必要 積雪10〜30cm 凍っている所多い 行者小屋-赤岳山荘(南沢) アイゼン無し(下りでは滑りやすい) 積雪量はあくまでも自分の主観です。 |
写真
感想
今年は積雪が少なく、もしかした自分にでも登れるのではないかと思い、今年最後の山行に赤岳を選びました。
結果は、最高!!
こんな技術も体力も装備も無い自分にでも出来てしまいました。
でも、現状以上の雪山は無理だということも感じました。
今回は、ただ赤岳に登ること。
欲張って阿弥陀岳や横岳に行こうという事は考えず、コースタイムも気にしないこと。
安全に帰って来ること。
朝5:30、暗い中北沢から赤岳鉱泉に向けて歩き始めます。
気温は-9度。
林道に積雪はちょっとだけ。堰堤広場からの登山道には10〜20cm位。
ゆっくりのんびりあせらず歩きます。
赤岳鉱泉で朝食休憩。
気温は-12度。
ゆっくり歩きましたが汗をかいてその汗が凍っていました。
行者小屋へは積雪も増えました。
途中、中山展望台にも寄りました。
登山道から5分ほどの登りなので是非寄ってみて下さい。
行者小屋では、アイゼンとピッケル、オーバーグローブを装着します。
ここの気温は-15度。
風が無いのでそこまで寒くは感じません。
ここから山頂への挑戦です。
地蔵尾根と文三郎とどちらから登ろうか考えましたが、理由無く何となく文三郎へ。
しばらくは樹林帯をのんびり進みますが、阿弥陀岳への分岐を過ぎると急登が始まります。
階段はまだ出ていましたが、中途半端な感じでちょっと歩きにくい感じがしました。鎖はほぼ全て出ていたので、夏には使うことは無かったのですが、今回はありがたく使わせて頂きました。
キレット分岐を過ぎると岩場の鎖場の連続になりますが、夏には延々と続く様に感じましたが、今回はあっさりと通過。
ただ、このあたりから風が強くなってきました。
竜頭峰分岐を過ぎ、梯子を2つ登ると山頂に到着。
雪もほとんど無く、山頂標にびっしりあると思っていたエビの尻尾も全然無く、写真では冬山の感じはしませんが、気温は-18度、風も強く時々耐風姿勢を取りながら下山、地蔵尾根へ向かいます。
地蔵尾根までの下山も大変。雪も凍っていてピッケルもささりにくく、風で体が不安定になり、ビビリながら下ります。
地蔵尾根に入り少し下ると風も収まり一安心。雪を楽しみながら下りる余裕も出てきました。樹林帯に入りしばらくすると行者小屋に到着。
行者小屋で雪山装備を外し、昼食。
外のベンチでカップヌードルごはんを作って食べましたが、食べるそばから冷えてしまい、最後の一口では凍ってしまいました。気温はマイナス10度でした。
南沢の下山はノーアイゼンでしたが、非常に多く歩かれていて登山道は滑りやすくなっています。転倒はしませんでしたが何度もスリップしてしまいました。
何とか無事に下山出来ました。
そして最後は下山後のコーラ。
今年一年お疲れ様でした。
来年の予定は元旦の塔ノ岳、初日の出撮影です。天気次第ですが、、、
2011年の登る納めをされてこられたんですね、お疲れ様でした。
冬山は気象状況によって簡単にも難しくもありますが、
まずまずのお天気に恵まれたようで何よりでした。
寒いところで温かいものを食べたいのは山々ですが、
その為には立ち止まらなくてはならず体は冷える、
テルモスのお湯以外を使う場合はガスも時間も使う、
テント以外でのガスは使わないようにしてます。
でも展望に恵まれて2011年の山納めが無事に出来て良かったですね。
なんとか登り納めを無事に終えることが出来ました。
寒い所でのガスを使っての食事はやめた方が良いですね。身にしみて実感しました。
それ以外はとても良い山行になりました。
また、本年もよろしくお願いいたします。
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