浅間山(前掛山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.9km
- 上り
- 1,135m
- 下り
- 1,126m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:40
天候 | はれ時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは一つ目の鳥居をくぐったすぐ左側にありました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
食器
ヘッドランプ
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
噴火警戒レベルが1に下がったので、以前から登りたいと決めていた前掛山(浅間山)へ出かけてきました。
仲間と合流して向かうので朝早く、浅間山荘の前の駐車場についたのはまだ7時前でした。
駐車場にはすでに多くの車があり、料金を支払う際に聞いてみると、警戒レベルが下がってから急に登山者が増えたとのことでした。考えることはみんな同じということでしょうか。
駐車場の奥にある鳥居をくぐってすぐ左手に登山ポストがあり、しっかり届け出て出発です。
登りはじめは緩やかで道幅も広く、ずっとこのままならいいのにな〜と思いながら進んでいきます。
たのしくおしゃべりしながら登っていたので、あっという間に一の鳥居に到着。小さな沢をまたぐ橋を渡って、休まず進みます。
少し傾斜が出てきましたが道は歩きやすく、気持ちのいい早朝ハイクを楽しめました。そしてまたもあっという間に二の鳥居に到着。といっても目の前に鳥居はなく、朽ちたような木が崩れてありました。どうやら鳥居が崩れてしまったようです。
少し息が上がっていたので、ここで一呼吸おいて軽く休憩を取りました。
ここからしばらく進むと道端に薪が積んであり、登り途中の火山館へ歩荷のお願い看板もありました。体力に自信がない私はごめんなさい、と一言つぶやき先へ進みます。
このあたりから登山道は少し急になり、薪をもっていなくても足が重く歩みが遅くなりました。呼吸を整えながらゆっくり一歩づつ進みます。
だんだんと空が近く、景色が光に包まれると、道が緩やかになり目の前に牙山が現れます。岩壁が朝の光の中で険しくそびえて絵になります。
「カモシカ平」の看板がある草原を過ぎると、足もとが火山灰の白い道になり、流れる沢が茶褐色に変色していました。火山を感じる景色に合わせて、どこからか硫黄のにおいも流れてきます。
沢を跨ぎさらに進むと鳥居が見え、火山館まで到着しました。
ベンチに座り荷物を置いて少し休みます。お借りしたトイレは相変わらずきれいで感動です。
火山館を出発しようとすると、ちょうど外に出てきたご主人が「気を付けて行ってらっしゃい!」と声をかけてくださいました。こうして前も送り出していただいたことを思い出し、あたたかい気持ちになりました。
お社の横から登り笹原の道を行き、湯ノ平分岐をすぎてしばらく緩やかな樹林帯の登り。火山館の休憩の甲斐もあり、ここはテンポよく進みます。
そして浅間山への登山口、賽の河原分岐に到着。気合を入れて登りにかかります!
しばらく木々に遮られた道が急に開け、目の前にあこがれの浅間山が!大きさがわからなくなるほどの近さで、その存在をただただ見上げてしまいました。
そして振り返ると、青空の下で外輪山がきれいなウェーブを描いていました。こちらもまた絶景です。
すばらしい景色に囲まれて、登山道は浅間山を巻くように伸びています。景色に励まされた私たちは、目の前の登山道をひたすら登り続けました。
浅間山は大きく、行けども行けどもゴールが見えない道でした。
特に立入禁止告示板までの登りは傾斜もあり、足元はザレて歩きづらく、とても大変で何度も立ち止まってしまいます。そのたびに「先は見ないで、目の前を進むことを考えよう!」と仲間に励まされました。
やっと立入禁止告示板まで登り切り、とりあえずシェルターまでヘロヘロになりながら歩き続けました。
そして立ち止まって改めて見上げる浅間山と、これから向かう前掛山への稜線との壮大な景色に圧倒されました。この景色はここまで登ってこないと絶対に見ることができなかったわけで、それを思うと登山の奥深さを感じました。
空腹を満たしたかったので、シェルターの前で腰を下ろしてパンを口にします。
少し元気になった気がして、いよいよ前掛山へ。ザックはシェルターの前にデポすることにしました。
前掛山に向かって緩やかに伸びる稜線には風が吹き、ひんやりと冷たい空気が漂っています。見上げていた外輪山はいつのまにか同じ高さになり、浅間山の山頂も間近に見えました。
最高の稜線歩きの終着点が前掛山で、浅間山(前掛山)の標識が迎えてくれます。標識の横には謎の手形もありました。
残念なことに浅間山はちょうどガスに包まれ、その頭を隠してしまっていました。寒さもあり、早々に戻ることにします。戻る途中にガスがはれたりするのもまた、山あるあるでした。
シェルターの前の私のザックはブルーでよく見えていました。ブルーは自然界にない色だから見つけやすいらしいと歩きながら仲間が教えてくれましたが、確かにその通りですね。
シェルターまで下りて無事にザックを回収し、下山します。ザレた下りは滑りあぶなく、ゆっくり下りて行きました。
そう言いながらも下りは早く、どんどん高度が下がります。外輪山と浅間山がその高さを示してくれていました。
そして順調に賽の河原分岐まで下り、歩きやすい道で湯ノ平分岐を経て火山館へと戻ってきました。
昼を過ぎて気温が上がったのか暑くてあまり食欲がありませんでしたが、コーンスープで栄養を補給し、休憩します。飲料水とかかれた蛇口からお水をいただきましたが、冷たくなくてがっかりでした。
休憩を終えて出発、ここからは下りなので少し楽になりました。それでも足は上がらなくなっているのが自分でもわかったので、転倒に気を付け下りていきます。
二の鳥居まで来て、分岐を不動滝方面へ下りてみました。下りてすぐに滝があらわれ、緑の森の中の滝に光が差し込みとてもきれいでした。
ところがよく見ると滝つぼからは硫黄で茶色くなった水が流れていて、少しがっかりさせられました。
不動滝コースは沢沿いの道で、いくつか沢を渡りながら下っていきます。
一の鳥居まで下れば、あとは緩やかな道。ホッとしつつ、のんびり歩いて駐車場まで向かいました。
無事に鳥居をくぐると、ガレージで同じ姿の二匹の犬が同じ方向に吠えて迎えてくれました。愛らしい姿に思わず笑ってしまいます。奥には厩舎もあり馬もいて、朝は子豚も見たしなと、早朝からのハードな一日を動物たちの癒しで締めくくることができました。
警戒レベルが下がり無事に登頂できてよかったです。
浅間山、いいですね〜
自分も狙ってましたよ(笑)
どうやら体調も良くなり山行きまくり状態ですね!
それより何でうちのチャッピーが・・・
それも二匹!!
おはようございます‼️
やっぱりいくなら今のうちですよね!
完全復活なんてとんでもなくて、かなりヘロヘロになりまして、キツかったです(>_<)。
でも終わってみれば楽しいから忘れちゃいますね☆
youさんもぜひ、今のうちに行ってくださいね♪
初めまして!
わたしも同じ日に浅間山に登ってました!
もしかしたら山頂でお会いしてるかもしれませんね(^^)/
山頂では時折ガスってましたが終始良い天気の山行でしたよね☀️
またどこかでお会いできるといいですね☺️
はじめまして☆コメントありがとうございます♪
山頂で会ってます、浅間山標識で写真を撮っていただきました!ザックにちぃたんが(*´ω`*)とおもったので、よく覚えています!撮影ありがとうございました。
レコ拝見しました、火山館でのランチがあまりにも美味しそうでヨダレが(笑)。。。平日登山同志、きっとまたどこかのお山でご一緒になるのを楽しみにしています!
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