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Yamareco

記録ID: 1594312
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

紅葉と槍穂絶景の十石山

2018年09月23日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.3km
登り
1,061m
下り
1,051m

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
0:50
合計
6:40
8:30
10
8:40
8:40
50
9:30
9:30
10
9:40
9:40
110
五合目
11:30
11:30
30
森林限界
12:00
12:00
10
12:10
12:10
0
12:10
12:40
0
避難小屋裏展望地
12:40
13:00
90
14:30
14:30
30
15:00
15:00
10
 前日はお天気がイマイチの予報だったのだが、ふたをあけると3連休の初日は思った以上に天気の回復が早かったみたいで、これなら泊まりで行くべきだったかなとすこし後悔するも後の祭り。まあ有名どころはどこも激混みが予想されたので、それを言い訳に自分を納得させる。
 んで、中日の日曜は天気予報でもお出かけ日和との事で、これはくすぶってるわけにいかない。どこに行こうか迷っているうちに、時間だけは過ぎてゆくマズイパターン!23時過ぎにになってしまう。レコでいろいろと紅葉の進んでいる場所を探しまくったが、もうひとつフィットしてこれは良さそうと言う場所がなかなか見つからず、で時間ばかりが過ぎてしまったのだ。
 最後の最後で目に留まったのが、槍穂エリアでみつけた焼岳の紅葉情報だった。焼岳のナナカマドはいい具合に色づいているとの情報。ここから自分の行きたい山リストに挙がっていた十石山が思い浮かんだ!どうせなら行ったことのない山、それで紅葉がしっかり進んでいて、明日のお天気が見込めるエリア、この3つにみんな当てはまる。こうして23時過ぎにようやく行き先が決まった!実はダブルヘッダーで翌日は焼岳を登ろうかと思ったが、その野望は露と消えた。明日は車が自由だが、あさっては妻がどうしても車が必要とのお言葉!残念だが日帰りが精一杯だった。
 そそくさと山支度を初めて、準備が整い眠りについたのは12時を過ぎていた。起床を3時として睡眠時間3時間は厳しいけど、お天気が見込める午前中に山頂に着くには、8時すぎには登山口を出発したい!逆算すると3時過ぎには家をでないと間に合わない!のだ。昼間から準備しておけばよいものを、ぎりぎりまで優柔不断で、いつもの悪い癖が出た!というわけでとんだドタバタの準備で山行きとあいなった。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白骨温泉からのピストンです。登山口は白骨温泉〜林道を少し上がったところ。
登山口の駐車スペースは4台ぐらい。少し手前の路肩に2〜3台スペースあり。
登山口駐車のまん前に大きな倒木あり、道路を塞いでいました。片側1台分は通れるようにしてあった。この先は通行止めみたい。この場所には何もユーティリティーはなく、白骨温泉の入り口(坂を上ってきて温泉に入る30m手前の左側)に公衆トイレと駐車場(5台ぐらい)。その先白骨温泉入口分岐の先右側に駐車スペース10台ぐらい。水は水道がどこにあるかわからず。下で準備して行ったほうが無難。
コース状況/
危険箇所等
 大木の倒木が道を塞いでいる箇所が多数ありましたが、帰路にはすべてノコで幹が切られ、処理されていました。ありがたや!
 緩やかな傾斜の道が山頂まで続き、ずっと登り一辺倒の道ですが、ペースを掴んで歩けば、かえって歩きやすいと感じました。ただ登山道はトラバース部分が片傾斜していてちょっと歩きにくい。さらに上部は道が深く掘れて、粘土質ですべりやすく、雨が降ったりしたら、川のようになって大変そうです。
 笹の下ばえと下部はカラマツ、中腹からはしらびそ主体の樹林帯をずっと登ります。ところどころナナカマドやミネカエデ、ダケカンバといった広葉樹が混じって、混生林を成しています。5合目を過ぎてしばらく行くと、背丈もだいぶん低くなって、明るい感じの樹林帯で開放感はあり、時々穂高や霞沢岳、八ヶ岳や南アルプス、中央アルプスが見えてくるし、広葉樹の紅葉がすばらしいいい感じの道ですね。森林限界を越えると頂上までずっと笹の道。ナナカマドが点在して紅葉が映えます。
 東側の展望は抜群、穂高から八ヶ岳、富士山、南アルプス、中央アルプスまで丸見えです。ダケカンバの林相も美しい。最後の花畑ノガレバを登りきるとその向こうに初めて、しかも直ぐ先に避難小屋が見える。 
 みなさんのレコで紹介されてるように、立派な2階建ての30人ぐらいは泊まれそうな小屋は、すばらしいロケーションにあり、いつか泊まってみたいです。小屋の直ぐ裏手(ほぼ平坦に徒歩1〜2分)が槍穂の絶好の展望地で朝焼け、夕焼けを帰路の心配せずにゆっくり堪能できますね。ただし水とトイレはありません。トイレは小屋の注意書きによると、場所は決まっていて外の青空トイレのようです。見に行ってませんが・・・
 山頂は南側に200mぐらい行ったところでハイマツに囲まれた一角に三角点あり。
頂上はハイマツの中で何も見えないが、5mも戻ると、穂高側はすばらしい展望があり、こちらも捨てたものではないです。
乗鞍高原経由で白骨温泉へ。途中の林道からの乗鞍眺望。頂上のレーザードームもくっきり。
2018年09月23日 07:39撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 7:39
乗鞍高原経由で白骨温泉へ。途中の林道からの乗鞍眺望。頂上のレーザードームもくっきり。
もう上部はすっかり色づいているのが見えて、十石山にも期待が膨らむ。
2018年09月23日 07:39撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 7:39
もう上部はすっかり色づいているのが見えて、十石山にも期待が膨らむ。
登山口から駐車スペースを振り返る。目の前は道路を塞ぐ倒木。
2018年09月23日 08:30撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 8:30
登山口から駐車スペースを振り返る。目の前は道路を塞ぐ倒木。
何だろう???
2018年09月23日 08:38撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 8:38
何だろう???
サラシナショウマ
2018年09月23日 08:43撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 8:43
サラシナショウマ
下部のコシアブラはまだ色づいていなかったが、緑がきれい。紅葉すると、独特の淡いクリーム色になる。
2018年09月23日 09:24撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 9:24
下部のコシアブラはまだ色づいていなかったが、緑がきれい。紅葉すると、独特の淡いクリーム色になる。
道を塞ぐしらびその大木
2018年09月23日 09:27撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 9:27
道を塞ぐしらびその大木
ガマズミの実も真っ赤。熟してくると黒く変色していく。
2018年09月23日 09:39撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 9:39
ガマズミの実も真っ赤。熟してくると黒く変色していく。
5合目の真新しい標識。
2018年09月23日 09:43撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 9:43
5合目の真新しい標識。
ツリバナ
2018年09月23日 10:05撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:05
ツリバナ
ゴゼンタチバナの実もいっぱい。
2018年09月23日 10:13撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:13
ゴゼンタチバナの実もいっぱい。
快晴の青空に映えるナナカマドの紅葉。真っ赤でなく朱色
2018年09月23日 10:26撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:26
快晴の青空に映えるナナカマドの紅葉。真っ赤でなく朱色
やっぱ、紅葉は晴れてると発色が違います。
2018年09月23日 10:28撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:28
やっぱ、紅葉は晴れてると発色が違います。
中腹のナナカマドががほどよい色づき。
2018年09月23日 10:31撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:31
中腹のナナカマドががほどよい色づき。
こちらは黄色く紅葉したナナカマド。
2018年09月23日 10:36撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:36
こちらは黄色く紅葉したナナカマド。
ナナカマドとミネカエデ
2018年09月23日 10:37撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:37
ナナカマドとミネカエデ
ミネカエデの黄葉がすばらしい。
2018年09月23日 10:44撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:44
ミネカエデの黄葉がすばらしい。
2018年09月23日 10:45撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:45
標高で2200mぐらいだろうか、コメツガもまばらになって、明るい雰囲気になってきた。このあたりが紅葉が最も美しかった。
2018年09月23日 10:49撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:49
標高で2200mぐらいだろうか、コメツガもまばらになって、明るい雰囲気になってきた。このあたりが紅葉が最も美しかった。
これは真っ赤なナナカマド。いい色づきだ!
2018年09月23日 10:51撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:51
これは真っ赤なナナカマド。いい色づきだ!
ミネカエデ
2018年09月23日 10:51撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:51
ミネカエデ
枯れ木と紅葉
2018年09月23日 10:52撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:52
枯れ木と紅葉
針葉樹との混生林の紅葉
2018年09月23日 10:53撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:53
針葉樹との混生林の紅葉
ナナカマドの大木
2018年09月23日 10:54撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:54
ナナカマドの大木
真黄色に色づいたミネカエデ
2018年09月23日 10:55撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:55
真黄色に色づいたミネカエデ
標高があがるとダケカンバの黄葉が絶好調!
2018年09月23日 10:57撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 10:57
標高があがるとダケカンバの黄葉が絶好調!
ナナカマドとダケカンバ
2018年09月23日 11:01撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:01
ナナカマドとダケカンバ
初めての十石山だが、思っていた以上の紅葉に全然足が進まなくなった!ダケカンバがいいね!
2018年09月23日 11:02撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:02
初めての十石山だが、思っていた以上の紅葉に全然足が進まなくなった!ダケカンバがいいね!
うろこ雲がドンドン流れて陽が照ったり翳ったりとめまぐるしく光線状態が変化、じっと待って、日が照った瞬間にシャッターきる。
2018年09月23日 11:03撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:03
うろこ雲がドンドン流れて陽が照ったり翳ったりとめまぐるしく光線状態が変化、じっと待って、日が照った瞬間にシャッターきる。
ミネカエデとダケカンバのW黄葉
2018年09月23日 11:04撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:04
ミネカエデとダケカンバのW黄葉
おー!穂高連峰じゃありませんか!霞沢岳もかっこいい。
2018年09月23日 11:11撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:11
おー!穂高連峰じゃありませんか!霞沢岳もかっこいい。
遠くの八ヶ岳連峰も顔をだす。ところどころ眺望が効くようになってきた。
2018年09月23日 11:13撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:13
遠くの八ヶ岳連峰も顔をだす。ところどころ眺望が効くようになってきた。
これはこの日最高の真っ赤な色づきを見せるナナカマド。
2018年09月23日 11:15撮影 by  X30, FUJIFILM
1
9/23 11:15
これはこの日最高の真っ赤な色づきを見せるナナカマド。
最高です!
2018年09月23日 11:16撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:16
最高です!
いろんな紅葉
2018年09月23日 11:18撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:18
いろんな紅葉
三段紅葉!お見事!
2018年09月23日 11:20撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:20
三段紅葉!お見事!
さまざまな木の紅葉が、笹の緑の中なので余計にひきたつ。
2018年09月23日 11:20撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:20
さまざまな木の紅葉が、笹の緑の中なので余計にひきたつ。
中央アルプス遠望
2018年09月23日 11:20撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:20
中央アルプス遠望
森林限界も間近か、ずいぶんと開けてきて、この景色!
2018年09月23日 11:23撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:23
森林限界も間近か、ずいぶんと開けてきて、この景色!
紅葉を前景に、穂高もくっきり!
2018年09月23日 11:30撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:30
紅葉を前景に、穂高もくっきり!
ナナカマドの紅葉と穂高
2018年09月23日 11:30撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:30
ナナカマドの紅葉と穂高
やっと森林限界!この上には大きな木々はない。ナナカマドは台風の影響だろうか?縮れて枯れかかったものが多かった。全部が真っ赤になったらどれほどきれいだっただろうか。
2018年09月23日 11:35撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:35
やっと森林限界!この上には大きな木々はない。ナナカマドは台風の影響だろうか?縮れて枯れかかったものが多かった。全部が真っ赤になったらどれほどきれいだっただろうか。
ダケカンバがいい雰囲気です。
2018年09月23日 11:36撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:36
ダケカンバがいい雰囲気です。
ナナカマドとダケカンバ
2018年09月23日 11:36撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:36
ナナカマドとダケカンバ
南アルプスから中央アルプスが一望。甲斐駒と仙丈の間にうっすらと富士山が見える。
2018年09月23日 11:38撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:38
南アルプスから中央アルプスが一望。甲斐駒と仙丈の間にうっすらと富士山が見える。
眼下に沢渡が見下ろせる。
2018年09月23日 11:40撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:40
眼下に沢渡が見下ろせる。
八ヶ岳〜南アルプス遠望
2018年09月23日 11:42撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:42
八ヶ岳〜南アルプス遠望
ハイマツとダケカンバの林相
2018年09月23日 11:42撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:42
ハイマツとダケカンバの林相
上部は一面の笹原
2018年09月23日 11:45撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:45
上部は一面の笹原
最後詰めの草原帯
2018年09月23日 11:47撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:47
最後詰めの草原帯
ここを上りきると目前にひょっこり避難小屋が見えた。
2018年09月23日 11:55撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 11:55
ここを上りきると目前にひょっこり避難小屋が見えた。
稜線から振り返る槍、穂高、霞沢岳と避難小屋。三角点への稜線も槍・穂側はとても展望がよい。
2018年09月23日 12:01撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 12:01
稜線から振り返る槍、穂高、霞沢岳と避難小屋。三角点への稜線も槍・穂側はとても展望がよい。
頂上の三角点で記念撮影。登ってこられた年配のご夫婦に撮っていただきました。ありがとうございました。
2018年09月23日 12:07撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 12:07
頂上の三角点で記念撮影。登ってこられた年配のご夫婦に撮っていただきました。ありがとうございました。
頂上直下のガレバ。半分地すべり状態で登山道にもひび割れが!
ここは少し山側を歩いたほうが安心。
2018年09月23日 12:10撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 12:10
頂上直下のガレバ。半分地すべり状態で登山道にもひび割れが!
ここは少し山側を歩いたほうが安心。
超解像ズームで富士山!左端の甲斐駒右の仙丈が岳の丁度間のくびれた部分の奥にうっすら富士山!
2018年09月23日 12:21撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 12:21
超解像ズームで富士山!左端の甲斐駒右の仙丈が岳の丁度間のくびれた部分の奥にうっすら富士山!
セルフタイマで記念撮影
2018年09月23日 12:33撮影 by  X30, FUJIFILM
1
9/23 12:33
セルフタイマで記念撮影
で、頂上から避難小屋北側の小ピークへ移動!目の前に広がる絶景を贅沢に眺めます。笠が岳が近いです。
2018年09月23日 12:17撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 12:17
で、頂上から避難小屋北側の小ピークへ移動!目の前に広がる絶景を贅沢に眺めます。笠が岳が近いです。
黒部五郎岳・水晶岳・鷲羽岳など北アルプス中央部に位置する山々が連なって見える。手前の低いやつが焼岳。十石山は標高が2525mで焼岳より高いんです。見下ろす感じ。
2018年09月23日 12:17撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 12:17
黒部五郎岳・水晶岳・鷲羽岳など北アルプス中央部に位置する山々が連なって見える。手前の低いやつが焼岳。十石山は標高が2525mで焼岳より高いんです。見下ろす感じ。
槍の穂先が良く見える。だけどこの角度からだと、穂高のほうが圧倒的に存在感ありますネエ!中央が奥穂、右が前穂、左が槍。おすもうの三役そろい踏み的光景。
2018年09月23日 12:18撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 12:18
槍の穂先が良く見える。だけどこの角度からだと、穂高のほうが圧倒的に存在感ありますネエ!中央が奥穂、右が前穂、左が槍。おすもうの三役そろい踏み的光景。
こちらは霞沢岳。その向こうの奥に表銀座の山並みが!
2018年09月23日 12:18撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 12:18
こちらは霞沢岳。その向こうの奥に表銀座の山並みが!
振り返って南側の乗鞍連峰!
2018年09月23日 12:18撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 12:18
振り返って南側の乗鞍連峰!
超解像ズームで焼岳!遠くは左から抜戸岳、黒部五郎岳、水晶岳
2018年09月23日 12:24撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 12:24
超解像ズームで焼岳!遠くは左から抜戸岳、黒部五郎岳、水晶岳
超解像ズームで槍!
2018年09月23日 12:19撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 12:19
超解像ズームで槍!
超解像ズームで奥穂〜吊り尾根〜前穂!
2018年09月23日 12:19撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 12:19
超解像ズームで奥穂〜吊り尾根〜前穂!
下山時は高曇り状態に!すこし色合いが落ち着いてる。
2018年09月23日 13:06撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:06
下山時は高曇り状態に!すこし色合いが落ち着いてる。
森林限界のナナカマドは色づきがもうひとつ!これからの木もけっこうありましたが、色づく前に枯れてしまいそうな感じでした。
2018年09月23日 13:08撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:08
森林限界のナナカマドは色づきがもうひとつ!これからの木もけっこうありましたが、色づく前に枯れてしまいそうな感じでした。
ナナカマドの実はいっぱい。でも縮れて色づきの前に枯れかけてる。
2018年09月23日 13:10撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:10
ナナカマドの実はいっぱい。でも縮れて色づきの前に枯れかけてる。
これは比較的きれいなナナカマドの黄葉
2018年09月23日 13:10撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:10
これは比較的きれいなナナカマドの黄葉
ナナカマドの実と前穂高・霞沢岳
2018年09月23日 13:12撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:12
ナナカマドの実と前穂高・霞沢岳
ダケカンバの林相がきれい。
2018年09月23日 13:14撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:14
ダケカンバの林相がきれい。
ナナカマドと中央アルプス
2018年09月23日 13:16撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:16
ナナカマドと中央アルプス
ナナカマドの実が真っ赤
2018年09月23日 13:18撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:18
ナナカマドの実が真っ赤
ここで森林限界にも別れを告げる。
2018年09月23日 13:19撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:19
ここで森林限界にも別れを告げる。
振り返って笹原とナナカマドの森林限界部分。
2018年09月23日 13:19撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:19
振り返って笹原とナナカマドの森林限界部分。
少し下って一箇所穂高がクリアにみえるところあります。
2018年09月23日 13:24撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:24
少し下って一箇所穂高がクリアにみえるところあります。
笹原のダケカンバ
2018年09月23日 13:29撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:29
笹原のダケカンバ
本日一番の紅葉ナナカマドともお別れ!光線状態が変わってますます真っ赤に!
2018年09月23日 13:32撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:32
本日一番の紅葉ナナカマドともお別れ!光線状態が変わってますます真っ赤に!
ダケカンバと穂高
2018年09月23日 13:35撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:35
ダケカンバと穂高
ミネカエデとダケカンバ
2018年09月23日 13:38撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:38
ミネカエデとダケカンバ
しらびそ混生林のミネカエデとナナカマドのコラボ
2018年09月23日 13:39撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:39
しらびそ混生林のミネカエデとナナカマドのコラボ
しらびそ混生林のミネカエデとナナカマドのコラボ
2018年09月23日 13:44撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:44
しらびそ混生林のミネカエデとナナカマドのコラボ
しらびそ混生林のミネカエデとナナカマドのコラボ
2018年09月23日 13:47撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:47
しらびそ混生林のミネカエデとナナカマドのコラボ
ナナカマドの実をアップで撮ってみた。
2018年09月23日 13:48撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:48
ナナカマドの実をアップで撮ってみた。
ミネカエデ
2018年09月23日 13:57撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 13:57
ミネカエデ
同じ木でも色づき方がさまざま!
2018年09月23日 14:02撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 14:02
同じ木でも色づき方がさまざま!
3色の色づきのナナカマド。真っ赤なやつ、すごい発色!
2018年09月23日 14:04撮影 by  X30, FUJIFILM
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3色の色づきのナナカマド。真っ赤なやつ、すごい発色!
ヌメリスギタケ
2018年09月23日 14:46撮影 by  X30, FUJIFILM
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ヌメリスギタケ
かなり下って、白骨温泉が見えてきた!
2018年09月23日 14:52撮影 by  X30, FUJIFILM
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かなり下って、白骨温泉が見えてきた!
下部のカラマツ林。紅葉は未だ先だが、紅葉したら見事でしょう!
2018年09月23日 15:04撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 15:04
下部のカラマツ林。紅葉は未だ先だが、紅葉したら見事でしょう!
シラカバの純林。
2018年09月23日 15:08撮影 by  X30, FUJIFILM
9/23 15:08
シラカバの純林。

感想

 当日は3時おきでなんだかんだで少しで遅れ3時半ごろ出発。幸い道路は空いており、ほぼ予定通りに8時すこし前には白骨温泉にたどりつく。ここで朝ごはんとトイレを済ませて、登山口には8時20分ごろ到着。すでに駐車スペースには2台の車があったが、ラッキーなことにまだ停めるスペースがあり、駐車が一番心配だったが、事なきを得た。
 車での行程では南ほどお天気が悪く、松本までは雲だらけだったので、お天気裏切られるのでは?と心配したが、乗鞍に入ると快晴のお天気にほっとした。出発から快晴の気持ちの良い天気に、心も弾み、ルンルン気分での出発。
 少し登り始めて、帽子を忘れたことに気がつき、急いで車に戻って持ってってきたが、これで5分ロス。まあ直ぐ気づいたので良かった。このところ何だかんだ忘れ物が多くて困ってしまう。歳のせいにしたくないが、物忘れが最近とみにひどくなってる。
 前半はひたすら笹原&樹林帯のがまんの登り。300mぐらい標高かせいで、一旦平坦になり、少し登って5合目の標識あり。半分の標高2000mと書いてあったが、イメージ的には4合目で、標高2000mまでは行ってない気がする。このあたりまでにおおきなしらびその木が5本ぐらい倒れていて、台風被害だろう、登山道をさえぎっていた。これらの倒木も、帰路にはきれいに処理されており、行きはアスレチックのように、乗り越えて言ったが、帰りはその必要はなくなった。整備された方がたのご苦労に感謝。
 5合目からは、少し傾斜が増して、しばらくその後もひたすら登る感じ。200mぐらい標高稼ぐと、立派な大木のしらびそ林が疎林になって、笹原&若い背丈の低いしらびそ&広葉樹混生林に替わって、明かるい日差しが差してくる。気温は10℃ぐらいだと思うが、陽射しを受けると全然寒さを感じない。風もほとんど無く、優しいお天気だ。このあたりから紅葉が俄然進んできて、標高2200mから2400mぐらいがちょうど紅葉見頃だった。ナナカマドの赤が主体で、ミネカエデとダケカンバの黄葉が彩を添えて見事な紅葉である。しらびそとの混生林で下ばえの笹が緑なので、単調さがなく、彩り豊かな光景があった。その上の森林限界を越えるあたりからは、逆に葉っぱが痛んでもう見ごろを過ぎているものもしくは紅葉せずに落葉してしまうものが結構あって、この中腹あたりが最も美しかったと思う。
 森林限界を越えると笹原の道を急な登りが待っており、最後があとちょっとと思っていると地味にキツイ!標高差では最後200mぐらいありそう。ただし見晴らしは抜群で、東側の山々が180度は全部見える。富士山も甲斐駒と仙丈が岳の間にうっすら顔を見せた。穂高は前穂は見えるが、奥穂は少し陰、槍までは見えない。霞沢〜八ヶ岳〜南アルプス〜中央アルプスと大展望だ。ダケカンバの林相も美しく、紅葉と山々を一緒に撮れるポイントだ。
 ずっと小屋が見えないのだが、最後急なガレバを登りきると左から回りこむようにトラバース気味に稜線に導かれ、目の前の至近距離に避難小屋が現れて、ほっとする。やっと着いた!って感じの出現はうれしい。小屋の向こう側に行くと笠が岳がバーンと姿を見せる。穂高方面は北側の丘に登らないと見えない。稜線は基本さえぎるものはなく、見晴らし抜群。南側へ稜線を3分ほど緩く登っていくと、潅木の中に標識とともに三角点がある。この稜線の頂上少し手前西側は崩壊地になっており登山道も崩れかけているので注意!三角点の5mほど手前までは北側と西側に開けており、北アルプスの大展望が楽しめる。三角点の先は潅木帯が続き、踏みあと程度で道はない。戻って小屋の北側の丘に行くとやはり北アルプスの大展望が開ける。ハイマツに囲まれて雰囲気もよい。ここの頂上にたつと360度の大展望が楽しめる。
 笠が岳〜抜戸岳〜黒部五郎岳〜水晶岳〜鷲羽岳〜野口五郎岳、手前に焼岳が眼下に見える。その右にドーンとメインの絶景:槍ヶ岳、奥穂、吊り尾根、前穂と続き、霞沢岳が大きい。その奥は表銀座の山々。常念は丁度霞沢岳の裏に8割ぐらい隠れているが、ピラミッドの一部が見える。「一見の価値あり」の眺めです。
 避難小屋はみなさんのレコの通り、立派な小屋でした。昼ごはんを小屋でゆっくり食べさせていただきました。トイレは無くて、青空トイレみたいです。場所だけ指定がありました。(見てないけど)穴でも掘ってあるのでしょうか???ちなみにお水は見当たらず、残雪期以外は背負い上げた方が無難です。でもロケーション抜群、夕焼けや朝焼け見るには絶好で、一度は泊まってみたい小屋ですね。今度は残雪期に来てみたいです。

 

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コメント

穴場ですね。
槍穂と紅葉、まさに穴場的なお山ですね。
行きたくなります。
2018/10/2 17:19
Re: 穴場ですね。
しゅうさん、ご無沙汰です。
すっかり寒くなりましたね!
これから秋本番というのに、
毎週末、お天気悪くて、悔しいですね!
さて、十石山、私も、初めて訪れたのですが、思った以上に、良い山でした。何より、静かなのがいい。
景色も、焼岳に劣らない素晴らしいものでした。
機会あれば、行ってみてください。
それではまた!
2018/10/3 17:57
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