笠ヶ岳(体調やや不良、笠新道-笠ヶ岳山荘泊)
- GPS
- 08:59
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,755m
- 下り
- 333m
コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:58
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険ではないが、岩場の連続、ただアルプスはそれらの岩が足を置きやすいように平たく整備されているのがすごい。聞いた話ではありますが、ネパールの人がこの敷石作りが上手く、その人達を呼んで整備をしていると今回の山行きで聞きました。 |
その他周辺情報 | 笠新道には途中水場がないので、笠新道の登山口の水場で十分な補給が必要です。 |
写真
装備
備考 | 背付き携帯椅子(少しでも軽くしたいのですが、約450g)に座ってた時の個人的至福感からよく持参します。 |
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感想
翌朝2時に目が覚め、何とか降りれそうな体調と判断し、3時出発のつもりで、同室の人に迷惑かけないように、山荘の受付のある場所に全荷物を移動して準備を始めましたが、身震いする位寒くなり、あわてて厚手の下着を重ね着して、その上に登山シャツ、薄いゴアテックス雨具、その上に軽ジャンバー、その上に防寒用に持っていた冬用の厚手のゴア雨具を着て、ネックウォーマーを付けて少し寒気は収まりましたが、吐き気、軽い頭痛が起こり、ヤバイと思い、また部屋に戻り布団に入って、出発するか、待つか、悶々と悩んでいました。単独行で一番怖いのは、稜線で体調悪化し、動けなくなることです。
そうだ、ホッカイロがあったとこれを腹にあて、布団にくるまっていると、少し暑くなり下腹に力が入って来るのが分かりました。よし行けると判断して出発しようと決めたらもう4時を回ってました。布団をたたんで下に移動して靴を履き、ヘッドライトの電池も新品に変え、装備を整え歩き始めたのは4時40分でした。食欲は無く、宿からもらっていた弁当はそこで食べて荷物を減らすことは出来ず、ザックにしまいました。雨は降っていましたが風が強くないのがラッキーでした。笠新道分岐までの稜線で、時に風で寒く、登りでは暑く、汗をかきすぎないよう、体を冷やし過ぎないよう、ネックウォーマーや雨具の帽子で調節して歩きました。笠新道分岐頃でヘッドライトは不要となり、杓子平までの道を急ぎ?ました。ここまで来れば、後は岩場で転倒さえしなければ無事降りられると少しホッとしました。
この頃から雨は更に強くなり、稜線でこうならなくて良かったと思いました。雨具など防水機能の落ちていないものを用意していたのですが、全身びっしょりの感じでした。
笠新道の下りも長く、スピードは落ちましたが無事に登山口にたどり着けました。
1日目 わさび平小屋泊
15:32 新穂高温泉
16:38 笠新道登山口
16:50 わさび平小屋
2日目
笠ヶ岳登山(上記)
3日目
下山
4:40 笠ヶ岳山荘 発
6:00 笠新道分岐
6:57 杓子平
10:02 笠新道登山口
アルプス単独登山で体調不良の中、しっかりとした体調コントロールで乗り切るところ、お見事です👏
経験豊富ならではの判断ですね。
石畳の話など、現地でしか知り得ない情報は凄く勉強になります。
コメントありがとうございます。
とてもお褒めいただく行動ではありません。ただ、自分の体力、実力、天気状況などを必死に考え、迷いながらの結果、たまたまラッキーだったということではないでしょうか。
進行か撤退か、いろんな状況で判断が難しいですね。
連休中お出かけになっているのでは?と思っていました。体調不良の中良く頑張られましたね。
私たちも18年前、新穂高温泉→ワサビ平小屋(泊)→笠新道→杓子平→笠が岳山荘(泊)→笠が岳→秩父平→弓折岳→鏡平山荘(泊)→新穂高温泉と歩いたこと、この時笠が岳山荘で大いびきをかく人がいて眠れず、玄関で寝ようとしたことがあった (^^♪ ことを懐かしく思い出しました。
コメントありがとうございます。
体力の低下を痛感しています。(^_^;)
アウトドアの趣味の割に、寝つきは悪く、すぐ目が覚めます。いつも、耳栓は必携です。また、一睡もしないまま、歩くこともしばしばです。(^_^;)
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