記録ID: 1596368
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍
徳本峠越え featuring 霞沢岳
2018年09月23日(日) 〜
2018年09月24日(月)
ooinuno
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 16:05
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 3,111m
- 下り
- 2,337m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 6:15
2日目
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 8:41
13:37
ながらく頭の隅っこで気になっていた道だったけど、北陸からは無駄に遠回りのアプローチに二の足を踏んでいたところ、このたび新幹線の恩恵に与って、訪問叶う。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
松本ー新島々：松本電鉄上高地線・\700 新島々ー安曇野支所前：上高地バス・\280 復：上高地ー平湯温泉：\1,160 平湯温泉ー富山：濃飛バス・\2,060 富山ー金沢：高速バス・\930 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
整備も草刈りもきちんとされてました。 ただし崩壊部分もしばしば。 天候や水量の加減で状況は違うでしょう。 |
写真
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ウェストンの『日本アルプス』を読んだ。
めっぽう面白く読んだ。
多分、この挿画に惹かれてしまったのだ。
めっぽう面白く読んだ。
多分、この挿画に惹かれてしまったのだ。
原生林かと思うけどむしろ開発の先鞭だったはずで、
つまり回帰中？
つまり回帰中？
最近と思われる土砂崩れ
既に踏み越える道ができていて渡渉に支障なし
既に踏み越える道ができていて渡渉に支障なし
いわくの碑文
成政といい、秀綱といい、
この時代から山はあったんだなあ
成政といい、秀綱といい、
この時代から山はあったんだなあ
下ノ廊下を思い出す。
渓谷の深さは段違いでも流れの豪快さは負けてないかも
渓谷の深さは段違いでも流れの豪快さは負けてないかも
この奥地ではかけがえのない憩いの場だったのだろう、
もはや廃墟だけど、今もなお
もはや廃墟だけど、今もなお
中丿沢の橋
この付近で一度支流に誘われて道を誤る
支流も本流に負けず劣らず
この付近で一度支流に誘われて道を誤る
支流も本流に負けず劣らず
最後の渡渉はごく小さく呆気なく終わる。
力水の水場から峠のラストスパート・えんえんつづら折りの坂道が始まる
力水の水場から峠のラストスパート・えんえんつづら折りの坂道が始まる
ここに来てダケカンバやクマザサ、ナナカマドなど、山らしい植生が目立ちはじめる
そして‥‥
かつてはこの展望から上高地が始まるわけだ
最高のプロローグじゃないか！
かつてはこの展望から上高地が始まるわけだ
最高のプロローグじゃないか！
午後はテントでのんびり
カルボナーラはそもそも山の料理と聞いて
美味しくできたけど、器はもっと選ボーナ
カルボナーラはそもそも山の料理と聞いて
美味しくできたけど、器はもっと選ボーナ
突然開けた西側、初めて間近に見る乗鞍岳
こうして次目指す山がまた増えてゆくのであった
こうして次目指す山がまた増えてゆくのであった
朝焼けの明神を拝みたかったけど、
樹林に阻まれてなかなか展望が開けない
樹林に阻まれてなかなか展望が開けない
笠ヶ岳
昔一度だけ登ったけどいい山だったなあ
遠くから見てもいい山だなあ
昔一度だけ登ったけどいい山だったなあ
遠くから見てもいい山だなあ
徳本小屋に戻りテント撤収後、速やかに下山開始
明神がみるみる高くなってゆく
明神がみるみる高くなってゆく
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ロングTシャツ（アンダー）
ズボン
靴下
アンダーソックス
グローブ
ダウン
ソフトシェル
雨具
靴
帽子
着替え
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
ランタン
筆記用具
スケッチブック
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
三脚
テント
テントマット
シェラフ
iPhoneSE
バッテリー
充電器
|
|---|
感想
いにしえの道は、とても歩きやすい道でした。
よくある石積みや木段などはなく、ただ踏み固められただけの平坦な（もちろん坂）道が続く。
こんな道がなぜ風雪に耐えて植生に犯されずにいるのかといえば、永い年月をかけてじっくり踏み込まれたことで熟成されたからだろう。道が自然にうまく溶け込んでいるように見えた。周囲の木々は人の道をわきまえつつ伸び伸びしていた。
今時の登山道がどれだけ堅牢に整備してもこんな風に熟成する間もなく、直ちに崩れ去ってしまうのは単に登山者が多すぎるから。
こうして歳月を経て仕上がった道、ということは、先人たちが歩んだ道とまったく変わらぬ道を僕らは今も引き継いでいるに違いない。
とか、思いながら歩いたのでした。
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