記録ID: 8690057
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍
北アルプスの徳本峠とジャンクションピーク(上高地→徳本峠→ジャンクションピーク)
2025年09月15日(月) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 984m
- 下り
- 983m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:16
5:31
2分
河童橋
11:42
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●沢渡(さわんど)駐車場 上高地へは年間を通してマイカーでは入れません。自家用車(自動二輪を含む)は、釜トンネルから上高地までは通行禁止のため、沢渡駐車場(松本市方面から)又は平湯温泉のあかんだな駐車場(高山市方面から)からシャトルバスまたはタクシーなどを利用します。 こちらの駐車場は、駐車台数約2000台、営業時間は24時間で、普通車の駐車料金は1日当たり800円。上高地バスターミナルまでのシャトルバスは往復で2800円。始発は週末が5時、平日は6時のようですが、下記リンク先で時刻表を確認してください。 https://www.kamikochi.or.jp/access/sawando/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
霞沢岳(かすみざわだけ)は、北アルプスの常念山脈最南端に位置する標高2646 mの山。日本二百名山に選定されています。 標高2140 mの徳本峠(とくごうとうげ)からは、この山に向かって登山道が南に延びているのですが、縦走路から外れるため歩く人は少なくて。しかし、梓川を挟んで穂高連峰と向き合っていることから大変眺望が良い山です。 今回は上高地からクラシックルートを徳本峠まで登り、スタジオジャンクションを経てジャンクションまでを往復しています。 ●上高地バスターミナル〜徳本峠〜ジャンクションピーク ・上高地バスターミナルの標高は1504m、徳本峠が2140m、ジャンクションピークは2428mですので、一気に1000m程高度を上げます。 ・白沢出合(分岐標識あり)からクラシックルートに入りますが、道幅は広くて明瞭。その先で道が細くなると、左手の斜面を九十九折に登りながら沢沿いに高度を上げて行きます。 ・小さな沢の渡渉が2回あり、その後に、梯子のある渡渉箇所を過ぎると、峠までは残り800m。一旦、勾配が緩くなり、道はトラバースしていきます。 ・峠手前200m地点に分岐(標識あり)があり、霞沢岳は右手へと折れます。山頂までは4.3km。スタジオジャンクション(壊れかけの木製標識あり)を過ぎると、ジャンクションピークの急登となります。 ・ジャンクションピークからか霞沢岳までは、一旦鞍部に下って、登降をしながら、K1、K2ピークを経て山頂(2646m)までを歩くことになるので体力を要するルートです。 ●全体的に ・徳本峠は、釜トンネルが開通し、上高地までバスが乗り入れるまでは、島々から上高地へのメインルートだったそう。現在、島々宿登山口からは、土砂崩落による通行止めが続いています。 ・天然の水場は、渡渉箇所にありますが、沢水を直接汲むことになりますので、念のため煮沸消毒または浄水をしたい感じでした。 ・私のau携帯は、上高地バスターミナルから明神館までは電波が入っていましたが、クラシックルートに入ると不調でした。 |
その他周辺情報 | ●徳本峠小屋 宿泊のキャパは14名と小振りな小屋ながら、営業開始100年を越えているそう。さすがクラシックルートにある小屋ですね。ドリンク販売のほか、昼食はカップ麺500円とあります。テント場もあり、大変ありがたい存在です。 http://tokugo.com/ ●道の駅風穴の里 さわんど駐車場からは松本市街地に向けて12.5km、車で14分の場所にあります。 https://fu-ketsu.com/wp/ ●湯の華銭湯瑞祥・松本館 長野道松本ICまでは2.3km、車で5分の場所にある日帰り入浴施設です。湯は上山田温泉から運んでいるそう。営業時間は、平日9時30分〜0時、土日祝日6時〜0時、毎月第3火曜定休。大人800円。 https://zuisho-matsumoto.com/ |
写真
縦走路(中村新道)入口。大滝山までは5時間20分。更に蝶ヶ岳までは2時間。
https://chougatake.com/ootaki/
https://chougatake.com/ootaki/
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
|
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感想
三連休の北アルプスは、土日曜が雨。祝日の月曜にようやく☀晴れマークが出ましたので、上高地から霞沢岳に登ろうと出かけてまいりました。
中間点の徳本峠(とくごうとうげ)は、釜トンネルが開通するまでは、島々から上高地に抜けるメインルート上にあり、徳本峠小屋は開設100年を超える歴史があるそう。島々宿登山口は、松本電鉄新島々駅から上高地行きのバスに乗り、島々バス停で下車してアクセスするようですね。いつか、このクラシックルートを歩いてみたいものですが、現在、登山道の途中に土砂崩れがあり通行止めになっているようです。
さて、歩き始めの上高地は気温21℃。樹林帯の中はひんやりと涼しく、快適に登って行きました。しかし、徳本峠に近づくと足が疲れて、息も切れるようになりまして。運動不足の上に、今日は荷が重くてどうにもペースが上がりません。ジャンクションピークまで登ったところで、また調子の良い時を狙って来ようと考え、本日はここまでと決めました。
徳本峠小屋のおじさん曰く「今日は天気が悪い」と。雲が多くて、穂高連峰の稜線は姿を現さず終いでしたが、それでも上高地に来ると気持ちが上がりますね。
私が登山を始めるきっかけの一つとなったのは、1993年(平成4年)に見た涸沢カールの紅葉でした。「この世界に、こんな美しい景色があるんだ」と感動したものです。
それが9月末だったと記憶していますが、今年は記録的な猛暑で上高地の紅葉は10月20日頃がピークなのだそう。
もう一度、今シーズン中に再訪できると嬉しいと思っているところです。
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