これぞ日本晴れ！しかも貸切！越百山〜南駒ケ岳日帰り周回

2018年09月28日(金) [日帰り]

• GPS: 13:41
• 距離: 25.3km
• 登り: 2,802m
• 下り: 2,780m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:03
• 休憩: 0:39
• 合計: 13:42

距離 25.3km 登り 2,802m 下り 2,794m

3:59 スタート地点
4:30 伊奈川ダム上駐車場
5:09 5:12 福栃平(南駒-越百分岐)
5:50 5:51 下のコル(四合目)
6:04 上のコル
7:08 7:09 上の水場
8:18 8:21 越百小屋
9:09 9:12 越百山
10:53 11:08 仙涯嶺
12:20 南駒ヶ岳
14:09 14:12 北沢尾根三角点
15:55 16:03 南駒ヶ岳登山口（四合目）
16:28 16:29 福栃平(南駒-越百分岐)
17:08 17:09 今朝沢橋分岐（二合目）
17:41 ゴール地点

天候

快晴！快晴！快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

8月16日の豪雨により、道路が崩壊。そのためゲート2km手前で駐車せざるを得ない（涙

写真

9/28 3:59

長丁場に備え早めの出発。

9/28 4:14

コレが噂の小屋番さんFJ
このステッカーください！

9/28 4:57

登山口に到着するまでに林道の崩壊箇所多数
昨日の雨で浅い渡渉箇所が4か所ありました（往路は…）

9/28 5:02

林道の舗装面は砂礫で覆われています。

9/28 5:03

約1時間で福栃橋分岐に到着しました。
右へ向い、越百山を目指します。
周回して帰りは左方面から戻ってきます（何もなければ…）。

9/28 5:10

他のレコにもありました。
コスモのコは「co」ではなく「ko」

9/28 5:32

5合目近く？の水場
登山道から徒歩0分です。

9/28 6:18

ササ藪はしっかりと手入れされています。
小屋番さんありがとうございます。

9/28 6:37

7合目手前の展望台
何もみえません。

9/28 7:19

開けてきました。

9/28 7:34

7号目手前展望台から歩くこと約1時間。これぞ展望台
御嶽山、乗鞍岳　がバッチリで乗鞍岳の右側には北アルプス連峰も。
今日1日よろしくお願いします。

9/28 7:41

少し歩を進めると、目指す南駒ヶ岳と北沢尾根も

9/28 7:43

右端のピークは2700m地点
そこから左は北沢尾根の激下りです。
計画では、約5時間後にあの尾根を下っているはず…

9/28 7:48

仙涯嶺と南駒ケ岳とで織りなすV字
あの下りと登り返しも厳しそうです。

9/28 7:51

アップ！

9/28 7:59

んっ　あれは？
赤い屋根がトレードマークの越百小屋にようやくたどり着きました。

9/28 8:05

南駒ヶ岳を眺めながら、気さくな越百小屋のオーナーさんとFJ談議。
早く登山口駐車場までの通行止が解除されることを祈ります！

9/28 8:16

「絶好の登山日和＝絶好の布団干し日和」の画

9/28 8:16

小屋と青空
左の丸太階段を登ると10秒で、展望台から福栃山（2436m）が見えます。

9/28 8:55

小さく見える赤い越百小屋から約40分
標準タイム40分なのに到着しません。
「まだぁ〜？」
（あとで見直したら1時間だった）

9/28 9:03

「もうすぐですぅ〜」
ほんとか？

9/28 9:03

振り返れば御嶽山の向こうに白山も

9/28 9:05

「ついたぁ〜！」

9/28 9:05

眼下には伊那谷　飯島町の町並み。
左から、甲斐駒〜仙丈〜北〜農鳥〜・・・〜光岳
そして　富士山！
ココは日本を感じる360°の大展望。
最近涙腺が弱くなり、感動のあまりナミダが出る！

9/28 9:10

越百山（2613m） 山頂貸切
シャッターを押してくれる人も、カメラを置く適当な岩もありません。
その結果　作品題名「青空と土」

9/28 9:17

こちらの方が富士山わかると思います。
「平」の縦棒の延長線

9/28 9:18

「至」の「エ」の字の縦棒の延長線

9/28 9:21

くどいようですが、
アップ　ココ！

9/28 9:20

これから向かう、仙涯峰と南駒ヶ岳
その℣字の向こうには空木岳

9/28 9:20

疲れも吹き飛ぶ笑顔、その1。
ビール腹を凹ますのに必死！

9/28 9:22

その2
このヒトは下戸なので問題なし。

9/28 9:27

方角　南
紅葉の進む　南越百山（2569m）
往復25分のコースタイム。「サクッと行ってきましょうか？」のfw1518さんの甘い誘いでしたが、冷静にこの先の行程を考え、諦めました。

9/28 9:32

方角　西　赤い越百小屋方面
遥か向こうには　伊吹山　鈴鹿・養老山系も確認できました。
画素数低くてすみません…

9/28 9:39

名残惜しいですが、次の目標は仙涯嶺

9/28 9:45

振り返って越百山

9/28 9:53

越百山から15分
険しい℣字が大きくなりました。

9/28 9:53

とりあえず余裕の表情、その1

9/28 9:54

その2

9/28 10:15

富士山も見守ってくれています。

9/28 10:26

こんなところを越えてきました。

9/28 10:28

いよいよ核心部です。

9/28 10:28

余裕？のv字ポーズ

9/28 10:37

仙涯嶺　偽ピーク

9/28 10:37

歩いてきた稜線
真ん中のピークは行かなかった南越百山

9/28 10:37

少し残念な、ナナカマドと南駒ヶ岳

9/28 10:40

仙涯嶺頂上手前はザレザレで滑る。

9/28 10:48

もがいています。
猛暑で登った、オベリスク手前のアリ地獄を思い出す。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1530881.html

9/28 10:52

作品題名「青空と砂礫」

9/28 11:03

甲斐駒〜仙丈〜北岳　アップ

9/28 11:03

南駒ヶ岳と御嶽山

9/28 11:10

今回初めての鎖場

9/28 11:12

その2
高度感Max！

9/28 11:13

少し平和な稜線も現れます。

9/28 11:13

振り返ると、こんな感じ。

9/28 11:18

伊奈川の源流
ケサ沢

9/28 11:19

越えてきたアトラクション

9/28 11:22

迫りくる岩稜と南駒ヶ岳

9/28 11:26

楽しい尾根歩きが続きます。

9/28 11:32

振り返ったところ

9/28 11:32

時々ザレ場も

9/28 11:35

伊那谷

9/28 11:45

遠見尾根とケサ沢

9/28 11:45

ペンキマークがほとんどなく迷う場面もありました。

9/28 12:00

空木岳（2864m）と赤梛岳（2798m）

9/28 12:00

またまた偽ピークから
南駒ヶ岳　空木岳
その間　遥か彼方に木曽駒ヶ岳

9/28 12:01

中央にエビス岩（20180928命名）
伊那谷側から巻きながら登ります。
あれがピークか…

9/28 12:09

また偽ピークでした。
ガックシ…

9/28 12:34

さらに20分
南駒ケ岳到着です。
歩いてきた越百山からの稜線を振り返ります。

9/28 12:28

本日、唯一出会ったホモサピエンス　新潟県から来られた方に撮ってもらいました。
空木〜南駒ヶ岳ピストンだそうです。

9/28 12:33

空木と遠くに木曽駒ヶ岳（小さな突起は宝剣？）

9/28 12:36

こうして見ると中央アルプスの縦走路も厳しい。

9/28 12:35

小さな祠と
昨日、頂上まで登山が可能になった御嶽山。

9/28 12:36

コスモ↑
宇宙を指している？
さて、宇宙とは逆方向の地球の中心方面へ向かいますか。

9/28 12:47

ここからが大変
時々ペンキマークはありますが、次の足をどこに置くかを都度考えさせられる超テクニカルルートでした。

9/28 12:50

地震があるとやばそうなコアストーンだらけです。

9/28 12:50

来てます！
ヒザ((´∀｀*))

9/28 12:55

こんな岩稜帯（時々砂礫）を越えてきました。

9/28 13:01

鎖場
背景には赤梛岳から空木岳への稜線
あの稜線まで回って日帰り周回する人…
信じられません。

9/28 13:16

残念なナナカマド（その2）とこれから進む北沢尾根
この画はハイマツのヤブ漕ぎへのプロローグに過ぎなかった
( ；∀；)

9/28 13:43

景色を楽しむ余裕等なく、ひたすら下を向いてハイマツのヤブ漕ぎに隠れた踏み跡を探しながの稜線を進み、ふと気が付けばガスも…

9/28 13:50

葉っぱが綺麗なら結構絵になるこんな場所も通過し…

9/28 14:30

やっとヤブ漕ぎから解放されたと思ったら、まだ、登山口まで1時間40分…

9/28 15:06

カエルさんの「ガンバってケロ！」
の励ましを受けながら…

9/28 15:39

ようやく登山口へ…
しかし疲労困憊で思考回路がマヒ
今朝の福栃橋登山口ではなく、ケサ沢の登山口。しかも大雨で登山道が寸断されていました。
そこからが今回のクライマックスだったかもしれません。

9/28 15:57

ピンクのリボンを頼りに約20分、ケサ沢の巨石を乗り越え、流木の隙間をくぐり、最後は護岸から突き出た仮設の桟橋によじ登り正規の登山道へ。
逆ルートで周回される方はこの階段の先はすごいことになっています。

9/28 16:04

福栃橋への林道

9/28 16:22

無事　福栃橋に戻ってきました。

9/28 16:30

今朝はヘッドランプで全体像がよくわかりませんでしたが…

9/28 16:43

大変な災害です。

9/28 17:25

林道の状況、伊奈川ダムから流れ落ちる水の音
自然の力の大きさを感じざるを得ません。

9/28 17:41

何とか日没までに到着できました。
カエルさんありがとう。

撮影機器：

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

EX-ZS210 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

kato62228

　9月に入り、休暇と天気予報がかみ合わず、もやもやしていましたが、ズバリ秋晴れ予報の下、厳しい行程でしたが、予報通りすばらしい青空を背景にした稜線歩きができました。しかしながら、年齢的に「コースタイム×0．XXでのコース設定・登山計画」は、限界かなぁ　と考えさせられました。
　fw1518さんにペースを落としてもらい、何とか無事周回できました。fw1518さんありがとうございました。これに懲りずにまた、よろしくお願いします。
　中央アルプスのアプローチの遠い山域は静かな山を満喫できます。今回の越百山〜仙涯嶺〜南駒ケ岳の稜線歩きは北アルプスの稜線歩きの魅力に近いものがあると感じました。
　一方、登山者が少ないゆえのヤブ漕ぎ等が多くなることは否めません。もう少しヤブ漕ぎがなかったらもっと魅力が…
　※　そもそもハイマツも登山者や登山道などに遠慮することなく自然に生えて当たり前ですので、理不尽で自分勝手な人間の独り言です…

fw1518

「裏銀座へ行くか白峰三山に行くか」遅めの夏休みを取り2泊3日の工程を計画してましたが9月は『晴れ』がちっとも続かない。
ならば日帰りでどこか周回できないかと検討した結果が今回のコース。
爽やかな秋晴れのもと、日本のアルプスの中心にいるような大展望を満喫しました！
しかし8/16の豪雨による林道の崩壊で予定の駐車場よりかなり手前で停める必要があり、往復1時間のロス。これが最後（下山道）に効いてきて膝がガクガクになり日没ギリギリでの終了でした。
でも大満足の周回路。こんなにいいコースなのに登山者がいない。大桑村の観光課はもっとアピールしたほうがいいと思います。でないとそのうち行けない『幻の山』になっちゃいますよ〜