下ノ廊下(欅平〜黒部ダム)
- GPS
- 12:04
- 距離
- 34.6km
- 登り
- 6,823m
- 下り
- 6,446m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 4:58
天候 | 10月7日(日):曇りのち雨 10月8日(月):晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新魚津07:00発-宇奈月温泉07:41着 (41分) (富山地鉄本線 宇奈月温泉行) ¥930 宇奈月始発07:57発-襷平09:12着 (1時間15分)(黒部峡谷鉄道 欅平行) ¥1980 10/8(月) 黒部ダム14:05発〜扇沢14:21着(16分)(立山黒部アルペンルート)¥1540 扇沢14:30発〜信濃大町15:05着(35分)(関電アメニックス・アルピコ交通) ¥1360 北アルプス交通 http://kitaalps-kotsu.k-amenix.co.jp/ 立山黒部アルペンルートオフィシャルガイド http://www.alpen-route.com/ 阿曽原温泉小屋 http://azohara.niikawa.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
仙人池ヒュッテ・池の平小屋の、今シーズンの営業終了に伴い、剣沢二又・真砂沢、二箇所の吊り橋の撤去が行われる予定とのこと。今後、剣沢方面・ハシゴ谷方面からのコースを歩かれる方は渡渉してもらわねばなりません。 |
その他周辺情報 | 日電歩道(にちでんほどう)は、富山県黒部市の仙人谷ダムから中新川郡立山町の黒部ダムまでの黒部川上流沿いに約 16.6 km にわたって延びる歩道。 黒部峡谷の核心部「下廊下」(下ノ廊下)を通る上級者向け登山道[1]であり、コース沿いにはS字峡・十字峡・白竜峡などの景勝地がある。仙人谷ダムでは黒部川の下流方向へ欅平まで続く水平歩道に接続している。 |
写真
感想
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1日目:10/7(日)
欅平駅〜水平歩道始〜蜆谷トンネル〜大太鼓〜オリオ谷〜折尾ノ大滝〜阿曽原温泉小屋泊
欅平駅09:50-10:40
水平歩道始・終点10:43-11:23
蜆谷トンネル11:28-12:51
大太鼓13:16
オリオ谷13:18-13:23
折尾ノ大滝13:24-14:48
阿曽原温泉小屋泊
【山行4時間47分・休憩11分・合計4時間58分】
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2日目:10/8(月)
阿曽原温泉小屋〜権現峠〜関西電力人見平宿舎〜仙人谷ダム〜東谷吊橋〜半月峡〜十字峡〜白竜峡〜黒部別山谷〜新越沢二股〜内蔵助谷出合〜黒部ダム
阿曽原温泉小屋06:51-07:09
権現峠07:33
関西電力人見平宿舎07:42
仙人谷ダム07:44-07:56
東谷吊橋08:00-08:33
半月峡09:15
十字峡09:26-10:05
白竜峡10:43
黒部別山谷10:56-11:33
新越沢二股12:34
内蔵助谷出合12:40-13:42
黒部ダム
【山行6時間15分・休憩36分・合計6時間51分】
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欅平から来た水平歩道は仙人谷ダムで終わり、ここから日電歩道の区間となる。ダム堰堤では仙人温泉方面への登山道(雲切新道)が分岐している。
ダム堰堤を右岸側へ渡り、右手側にダム湖を見ながら自動車が通れるほどの幅の道を進むと、黒部川が東谷と合流する箇所に到着する。ここには長い吊橋が架かっており、これを渡って再び左岸側に戻るとすぐジグザグの急な登りになる。黒部川第四発電所の送電線出口が対岸に見えるあたりで平坦な道になり、ほどなくしてS字峡である。ここでは黒部川の流れが S 字にカーブして岩にぶつかり白く泡立っている。この少し先では関電の作廊谷宿舎が対岸の高みに建っているのが目に入る。この付近での川床からの高さはおよそ 90 m ほどである。
しばらく進んで木々が多くなってきたところで再び吊橋が架かっている場所に出るが、ここは十字峡と呼ばれる地点で、西側から流れてくる剱沢と東側からの棒小屋沢が同じ地点で黒部川に流れ込み、十字を形づくっている。吊橋を渡って少し先にある小さな平地から、十字峡の全景を見渡せる河原近くの見晴らし台に下りることができる。
十字峡を過ぎ、2 箇所ほどの徒渉や滝の水しぶきを浴びる場所を通過し、岩をえぐった道を進んでいく。やがて登場する木の梯子を連続して 50 m ほど登り、桟道を 100 m ほど進んで再び梯子を降りると、両岸が数 m の幅まで狭まり急流になっているところに出る。対岸からはタル沢が細く流れ込んでいる。この付近が白竜峡と呼ばれる区間である。
白竜峡から 20 - 30 分前後で黒部別山谷に至る。ここはスノーブリッジと呼ばれるアーチ橋状になった雪渓が遅くまで残っている地点であり、時期によってはこの雪渓の上を横断することになる。黒部別山谷の先にある大ヘツリと呼ばれる箇所では、白竜峡と同様に梯子と桟道で迂回する区間がある。その先は河原近くまで下りたり灌木帯に入ったりしながら進んでいき、内蔵助谷を渡るとすぐに内蔵助平方面からの道と合流する。
やがて黒部ダムの堤体が見えるようになったところで、道は木橋で右岸側へ渡る。渡ったところからはダムまで登り坂となり、樹林帯の中をジグザグに登っていく。道がコンクリート舗装になった先に関電トンネルトロリーバス黒部ダム駅の登山者用出入口があり、登山道としてはここが終点となる。
この出入口からトンネル内に入り、案内標識に従いトロリーバスのプラットホームを経由して進むと黒部ダム駅構内である。または階段を登ってダム展望台に出ることもできる。ロッジくろよんおよび平ノ小屋、奥廊下・五色ヶ原方面へは、黒部ダム駅を出て黒部ダム堰堤を対岸へ渡り、黒部ケーブルカー黒部湖駅構内を経由する。
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