快晴の奥穂高〜新穂高・鍋平駐車場往復〜

2018年10月08日(月) 〜 2018年10月09日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,387m
• 下り: 2,387m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:39
• 休憩: 0:23
• 合計: 8:02

6:12 スタート地点
6:45 7:00 新穂高登山指導センター
7:57 8:00 穂高平小屋
8:50 8:55 白出小屋
14:14 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 6:34
• 休憩: 1:41
• 合計: 8:15

5:33 穂高岳山荘
6:13 6:45 穂高岳
7:17 8:00 穂高岳山荘
10:17 10:20 白出大滝
11:26 11:30 白出小屋
12:06 12:15 穂高平小屋
13:00 13:10 新穂高登山指導センター
13:48 ゴール地点

とても良い天気で、松本市内から上高地を通り過ぎる際に、
多くの車があり、上高地は大変な賑わいだろうな、と思いました。
自分は、安房トンネルを越え、新穂高へ。
駐車場はこちらも満車に近い鍋平駐車場でしたが、
新穂高センターからは、各地に分かれていき、
静かな山旅となりました。
新穂高センターからは、以前、槍、南岳への登山道を経験しているので
奥穂高への道は初めてでした。
紅葉の美しさ、ひたすら小屋まで登る岩の道の厳しさ、
小屋まで到着できた際は感動でした。

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

連休の最終日前日の夜（7日夜）、19時頃市営新穂高第3駐車場に着くも、
満車。最終日にはきっと家で休みたいだろうという考えは甘く、
満車。かなり上に上った、P8鍋平登山者用駐車場へ移動。
こちらもすでに多くの車がありました。
翌朝見ると、鍋平も満車に近い車の数でした。

コース状況／危険箇所等

白出沢(しらだしざわ)コースを往復。樹林帯を抜け、沢に降りて反対側の登山道へハシゴで登り、そこからしばらく切り立った狭い絶壁に付けられた、鎖やロープなどのある道は気を付けなくてならないところ。

その他周辺情報

ひがくの湯
新穂高温泉地内にある日帰り入浴と食事が楽しめる施設。
https://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=1704
サンダルで移動する、登山の湯が
今回は湯量が少なく、湯の花いっぱいでした。
ここは、歯ブラシはもちろん、筋肉痛のスプレーや湿布
風邪クスリ等も完備されていてとても助かります！
あと、うまか棒！！
今回は、ラーメン定食（１０００円）を
いただきました。

写真

10/8 6:07

P8鍋平登山者用駐車場
上から2段目
すぐ舗装された道路に出れる通路があります。

10/8 7:02

駐車場から
舗装路10分登り、
山の中を20分降りて、
やっと新穂高センターへ到着。
帰りにこのコースを登り返すのは
キツイです！
センターでトイレ、休憩、いざ出発。

10/8 8:03

林道をひたすら歩く事約1時間。
途中穂高平小屋へ行ける登山道があるのですが、
案内では台風で通行不可、となっていたので
林道を進みました。
小屋でしばし休憩。

10/8 8:22

再び林道を小一時間歩く。途中快晴の空に、笠方面の絶景を堪能。

10/8 8:51

いよいよ白出沢コースへの分岐。
まっすぐ進めば槍方面。
今回は奥穂高を目指します。

10/8 9:23

とても歩きやすい登山道をゆるやかに進むと
黄色く色ずいた木々が。

10/8 9:38

紅葉の樹林帯を抜けると、
笠の雄姿が一望できるところに。
7月に行ったなー、
ガスってて見えなかったなー
雷鳥さんどうしてるかなー
と思いつつ先に進みます。

10/8 9:56

樹林帯を抜けると沢。日陰気持ち良くしばし休憩。
あたりは谷間に色ずたい木々がきれいでした。

10/8 10:50

進むと一度沢に降り、流れてもいいようにワイヤーで繋がれた
木の橋を渡り、沢から木のハシゴで反対側の狭く、鎖や、鉄の棒、ロープなどが設置してある、片側が沢に向けて切れた、このルート唯一少し危険な箇所を通ります。
通り過ぎて来た、谷間の道と美しい紅葉。
あたりは赤や黄色のきれいな葉の共演が楽しめます。

10/8 11:20

谷間の道を過ぎ、少し木の多い箇所を通り抜けると、一気に奥穂高山荘まで続く、ひたすら岩岩だらけの道への始まりが見えました。紅葉が美しい。

10/8 11:26

岩の谷間を過ぎると、小さくきれいな、可憐な花が
咲いていてくれました。癒されます。

10/8 11:32

素晴らしい紅葉。
これからの苦行の前のしばし憩いの時。

10/8 11:32

振り返ると今通って来た道。
そして奥には笠ヶ岳。
ここで、下山方に水を分けていただきました。
このコースは沢はありますが、
水場という看板はありません。
ありがとうございます！

10/8 11:33

最初は紅葉の中を進む。

10/8 11:56

次第に高度をあげていく。
笠にだんだん近づいていきます。
笠に雲がかかってきました。

10/8 11:56

岩また岩。
どこまで行っても岩。
よく見れば、白や黄色の
くの字や丸のマークが付いています。
マークにそって登れば歩きやすい。

10/8 14:51

岩、岩、息も絶え絶え、
やっと山荘の裏手に到着。
そして表側に回ると、
目の前は、常念や蝶が岳の山域が！
やっと小屋についたという実感がわきます！

10/8 14:51

奥穂高めざしてみんな登って行きます。

10/8 14:51

山荘前で遅めの昼食としました。
明日も晴れの予報。
山頂へのアタックは明朝にしました。
今日はこの辺でよかろう。

10/8 15:32

チェックイン。多くの人。
この小屋はカードが使えるのが便利です！
まだ人も少なく、雷鳥という部屋に泊まります。

10/8 17:12

夕方、陽が沈んで行きます。
落陽、です。
笠の美しいシルエット。

10/8 17:12

ひたすら登ってきた道と、
夕陽、そして笠ヶ岳。

10/8 17:16

登山者もいなくなった奥穂高へのルート。
静かになった山荘前。
空気がおいしい。

10/8 17:23

再び暮れ行く一日。

10/8 17:44

夕食。6時前、第二班。鯖、大根の煮物、豚の角煮など、
肉、魚、野菜、果物、
みんな美味しかったです。
ごはん、味噌汁、もちろんお代わりしました！

10/9 5:13

翌朝。
5時過ぎに朝食。

10/9 5:13

ご飯のすすむおかずと卵、のりの朝食です。
飛騨名物朴葉味噌が各卓ごとにつきます。ご飯・みそ汁はもちろん、おかわり。

10/9 5:53

朝食頂いて、すぐに小屋を出発。
まだ薄暗い中、山頂めざして登ります。
最初の岩場、ハシゴ、鎖などは注意が必要ですが、
問題なし。
進んでいくと、ご来光となりました。
常念、蝶方面。
美しいご来光です。

10/9 5:53

まだ小屋のテン場が見える高さですが、槍が見えて来ました。
朝日に輝いています。

10/9 5:53

雲海に浮かぶ笠ヶ岳も。

10/9 5:59

少しずつ標高を上げながらご来光を拝みます。
南アルプス方面に富士山も見えて来ました！

10/9 5:59

笠の小屋のあたりにも朝日がさしてきました。
笠の小屋でも多くの方がご来光を眺めているんだろうな。

10/9 5:59

涸沢、北穂高、の奥に槍。
そしてさらに奥には北アルプスの名峰。

10/9 6:01

山頂が近づいてきました。

10/9 6:02

のぼって来た道と槍。

10/9 6:12

山頂目の前。
祠が立派な台座の元に鎮座されております。

10/9 6:13

山頂到着！
ご来光と山頂の祠より！
穂高神社嶺宮
日本アルプス総鎮守

10/9 6:14

山頂から槍方面。

10/9 6:14

笠ヶ岳もすっかりご来光に照らされています。
雲海の笠。

10/9 6:15

総鎮守の裏手から笠を見る。

10/9 6:26

奥穂高と槍の共演。
こっちほうが10mほど高い。
奥穂高岳標高3,190m
槍ヶ岳標高3,180m

10/9 6:26

どこの高さが3190mでしょう？
祠の場所？？
祠はもともと岩があるところを
崩れないようにしたのでしょうか。
いずれにせよ
青空に浮かぶ奥穂高山頂。

10/9 6:27

西穂高方面に進む人。
かなりの人が向かって行きました。
こちらを行けるのは相当なエキスパート
なんですよね。

10/9 6:27

先日行った、御嶽や乗鞍が見えます。
数日前は、御嶽山頂からこちらを望むことができました。

10/9 6:27

遠く南アルプス方面も。
光輝いています。

10/9 6:27

お陽さま、八ヶ岳、南アルプス方面。
素晴らしい雲海。
富士山がまだかすかに見えます。

10/9 6:30

美しい雲海。

10/9 6:30

何度も槍方面に見入ってしまします。

10/9 6:36

まだ陽のささぬ上高地。
西穂高方面、乗鞍、御嶽。

10/9 6:48

山頂の祠から少し下がった、
岩と岩の隙間から。

10/9 6:48

だんだん降りていきます。

10/9 6:49

雲海と笠。
笠の奥は、雲海がまるで海と
海に浮かぶ島々の様に見えます。

10/9 6:49

焼、乗鞍、御嶽と名峰が並びます。

10/9 6:56

登山者の安全を祈る

モニュメント

10/9 6:57

朝日に輝く、
常念、蝶方面。

10/9 6:58

涸沢方面のテント場は
まだ陽があたっていません。

10/9 6:58

だんだんと降っていきますが、
絶景が続き立ち止まってしまいます。
今回は、都合により大キレット縦走は諦めましたが、
次回必ず大キレットを通り、北穂高山荘に
泊まりたい！
朝日を見たい！
と思うのでした。

10/9 6:58

笠ヶ岳方面は
本当に美しい雲海です。

10/9 7:05

奥穂高小屋が見えるところまで降りてきました。

10/9 7:06

笠に穂高の山陰。
この後は、鎖やハシゴで慎重に。

10/9 7:39

小屋に戻って来ました。
もうほとんどのお客様は出発していました。
今回は、新穂高往復だけとしていたので、
のんびりと方ずけし、くつろいでいました。
昨夜は多くのお客様で賑わっていたストーブまわり。

10/9 7:42

常念＆蝶の縦走もしてみたいです。
上高地方面から来られている方がやはり多いと
思います。裏側の新穂高方面へ下りる人は
自分が出発するときはいませんでした。

10/9 7:43

もう一度小屋と山頂方面の雄姿。

10/9 8:00

いよいよ下山です。
陽が当たってなく、風が強く寒い。
岩につぐ岩。
を一歩ずつ、慎重におります。

10/9 8:13

ずいぶん降りましたが、笠の綺麗な姿が目の前に。

10/9 9:23

なが〜い
ながい
岩だらけの登山道から
紅葉に近づいて来ました。

10/9 9:38

そしてナナカマドの紅の中に。

10/9 9:39

朝日に輝く紅い葉と実。

10/9 9:39

振り返って紅葉。

10/9 9:44

輝く太陽。
登りはとても大変ですが、
下りはルートをしっかり見ていけば
歩くにくくはないです。

10/9 9:47

ここから見ると
すごい斜面を登って、降ってきたなと思います。

10/9 9:49

紅葉に乾杯

10/9 10:17

細い滝となって、
急峻な岩壁を水が
流れ落ちています。

10/9 10:31

そして、岩壁に付けられた細い岩場の道を下っていきます。
鉄の棒につかまりながら降りて行き、振り向きざまに
紅葉と。

10/9 10:53

沢まで降り、そして樹林帯へ入って行きます。
黄色く色ずいた葉もあります。
笠方面が木で、、。
こんなに降りてきた。

10/9 10:53

黄色に色ずいた葉。

10/9 11:02

笠の雄姿が見える展望所まで戻って来ました。
そして、樹林帯を通り、林道との分岐まで戻る。
そこから、穂高平小屋まで1時間、新穂高センターまで1時間。
そして最後に、
鍋平の駐車場まで、
汗をかきかき、
40分をかけ
戻りました！

撮影機器：

iPhone 6s Plus Apple

感想

kaorukapapa

10月8日まで御嶽山の山頂へ行けると知り、
今回の登山の5日前に急所、御嶽に行っており、
まだ完全に足が回復してなかったため、
また3日目は天気が怪しかったため、
足を気にしながら、山頂へと続く道すがら、
今回は奥穂高岳、だけにしました。
快晴の穂高。
大キレットの縦走はとても良かったと思いますが、
今回は眺めだけでも大満足でした。
次回、ぜひ北穂高岳の小屋から
朝日を見てみたいです。