紅葉の涸沢、で考えさせられたこと


- GPS
- 33:01
- 距離
- 39.5km
- 登り
- 1,209m
- 下り
- 1,199m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:26
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 10:31
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題なしです。 |
その他周辺情報 | 和楽亭(日帰り温泉15時から) ひらゆの森(日帰り温泉と夕食) |
写真
感想
学生の時以来久しぶりに涸沢へ行くことにした。しかも紅葉の季節は初めてだ。
しかし、スタートから波乱。台風25号の到来である。少し早目の5日の夜に出発したが、徳島と淡路島の間の大鳴門橋を渡ってすぐに大鳴門橋が強風で通行止めに!
この次の明石海峡大橋が通行止めになれば、淡路島で台風通過まで足止めの心配があったため、ノンストップで本州へ何とか上陸できた。翌土曜日は移動日としていたので、ゆっくり向かう。岐阜の平湯温泉(和楽亭)でくつろいだ。その日は、断続的に雨が降り続いた。
翌日曜日、この日の目的地は横尾。理想的には涸沢までテントを運びたかったが、体力的に自信がなかったので、今回は横尾とした。そのため、時間的には余裕があったので、シャトルバスを大正池で降り、第1の楽しみの焼岳の紅葉を見ることに。黄葉の紅葉のタイミングはちょうどよかったが、台風の残りの雲が厚く、少し残念だった。そこから、河童橋、明神池、徳澤園をゆっくりめぐりながら横尾へ着いた。もう足にはまめができた。テントでゆったりした。
翌朝は4時に起きたが、何分手際が悪く、出発は6時前になってしまった。ちょうど日の出になっていたので、屏風の頭(と思う)のモルゲンロートを拝むことができた。横尾橋渡る前に人が立っていて、涸沢から屏風ノ頭へのパノラマルートは地図上では点線で一般ルートではないことを強調していた。とても事故が多いようだ。私が使っているアプリでは実線になっていたので、アプリも点線にした方がいいのではないかと感じた。アプリだけ見る人はきっと自分でも行けるコースだと錯覚するだろうと思った。現に、年配の人からパノラマコースってどうなんでしょうねと聞かれた。眺めは最高のようなので、みんな興味があるようだ。
涸沢までのルート途中の紅葉は見ごろを迎えていて、右も左も、前も後ろもきれいだった。この日、下山する人は多かった。ここでベテランの人が、「最近の人は山のルールを知らん人が多い」と言ったので、どういうことかと確認したら、「登山は登りが優先」を守らない人が多いと言っていた。なぜ登りが優先なのか。事故はほぼ下山中に起こる。なぜ下山中が多いかというと、登りは足元をしっかり確認しながら登れるけど、下りは見えにくいからだそう。下山者を優先して足でも滑らせれば、待っている登りの人も巻き添えを食らう可能性もある。登り優先は、知っていたけど、理由はそこまで知らなかった。一つ勉強になった。会社の山メンバーにも教えてあげようと思った。
涸沢の紅葉は終わりが近づいていたけれど、まだ残っている木もあり、十分楽しめた。これからも各地の紅葉を訪ねて歩きたいと思った。
これからも一歩先の絶景を求めて…
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