紆余曲折の白山遠征
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,579m
- 下り
- 1,579m
コースタイム
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 4:15
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 8:30
かなりゆっくりペースで休憩を多くとっています。
天候 | 雨のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り:福井北ICから北陸道→舞鶴若狭自動車道→山陽道を経て、神戸→姫路。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
往路:別当出合→砂防新道→南竜道→エコーライン→室堂(泊) 復路:室堂→御前峰→お池めぐり→室堂→展望歩道→南竜道→砂防新道→別当出合 |
その他周辺情報 | 帰り道にあった『白峰温泉総湯』に立ち寄りました。 料金650円、シャンプー、リンス、ボディーソープあり。 大浴場、サウナ、水風呂、露天風呂あり。 別当出合で、割引券が手に入ります。 |
写真
装備
備考 | ザックカバー忘れた。グローブ忘れた。レインハット忘れた。 |
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感想
日本百名山、日本三名山、そして日本三大霊山に名を連ねる白山ですが、この三連休に照準を合わせて遠征を計画していました。
しかし運悪く台風25号が接近中。
リスクを冒さないハイカーを標榜する私としては、天気が悪い日に無理していくことはないと判断し、早々に計画中止を提案致しました。
しかしながら、リーダーO氏がリアルタイムで情報を更新し、台風はかなり日本海の北側を通過するので然程影響はない事、白山室堂の山小屋に確認したところ登山に支障はないとの情報を得た事、ハイカーが普段より少ないので駐車場も止めやすくて逆にチャンスである事、台風通過後は天気は回復し快晴になる事等、必死で計画続行を推し進めようとします。
既にモチベーションが下がっている私とやる気満々のリーダーとのせめぎあいで、最終的に計画を1日ずらすというちょっと押し切られた感のある折衷案で落ち着くことになりました。
ということで、一旦キャンセルした山小屋を1日ずらして再度予約をしてみた所、何とか雷鳥荘の6畳部屋の確保に成功。但し、山小屋のお兄さんに、もう絶対キャンセルしないで欲しい。例え大雨が降っても登ってくるように何度も念を押されてしまった。
山行は一日延期となったが、高速道路等の通行止めを考慮して、山行前日の土曜日には金沢まで移動し前泊して、万全の態勢で白山に登ることになりました。
本来この時期は、週末はマイカー規制がかかり市ノ瀬駐車場に車をとめ、そこから別当出合まではシャトルバスに乗り換えねばなりませんが、台風のおかげでバスは早々に運航中止となり、マイカーで別当出合まで通行可能となっておりました。
市ノ瀬で登山届を提出し、センター職員の方から山の状況等の情報収集をしたところ、私たちの当初の計画では砂防新道から登って観光新道で下山する計画でしたが、観光新道は下山で使うと少し危険がある事、この時期は紅葉が素晴らしいので展望歩道を使って南竜経由で下山した方がオススメであるとの事でした。
よって地元のプロの方の意見に従う事に致しました。
別当出合まで車を進めると、駐車場は7割がた埋まっていましたが、ハイシーズンの3連休にしては少ない方のようです。天気が悪いからこんなもんでしょう。
少し小雨の降る中、山行開始です。ガスガスで展望は全くききませんが、昼からは晴れるという天気予報を信じましょう。
昼過ぎに甚之助避難小屋に到着しましたが、まったく晴れる気配なし。しかも雨が強くなってきました。避難小屋内は当然の如く満員ですが、席が空いたのでスペースを確保し昼食にします。
小屋の外で待っておられる方もいたので、速攻で食事をすませ席を譲って小屋から出ます。混んでるときはお互い様、これもハイカーとしてのエチケットマナーです。
南竜分岐からエコーラインに入りますが、相変わらず真っ白な世界が続きます。
エコーラインも後半、弥陀ヶ原まで来ると何とガスが晴れてきました。
するとあたりの景色が一気に開けます。もう少し早く晴れて欲しかったが贅沢は言ってられません。
白山室堂に到着し、ちょっと休憩です。
ほんとは初日にお池めぐりをするつもりでしたが、天候を考慮して登山スタートを遅らせたため翌日に延期です。
室堂到着してしばらくすると、これまでの悪天候がどこかに行ってしまい、いきなり快晴になりました。山の天気は変わりやすいと言いますが変わりすぎです。
あっというまに大勢のハイカーが展望スポットに殺到し、パシャパシャ写真撮りまくりです。当然我々も写真撮りまくりました。
感動の夕焼けを見終わり、日が落ちると一気に気温が下がります。寒いです。
本日のお宿は、個室(3〜4人部屋)の雷鳥荘です。
山小屋にしては少しお値段が高いですが、リーダーO氏のイビキを考慮し、他の方の迷惑にならないための配慮です。但し、同部屋の私たちへの配慮は無しです。
この雷鳥荘、まだ建設されて比較的新しいのかかなり快適でした。
トイレは何とウォシュレットです。山小屋にウォシュレットって初めて見ました。
調査したことが無いので未確認ですが、おそらく私の勘では、日本一標高の高い場所にあるウォシュレットではないでしょうか。
一つだけ残念なのが、夜8時に強制的に消灯されてしまい、全ての電源が使えなくなることでしょうか。山小屋なので仕方のない事ですが、8時に寝るのは中々つらいです。
酸素が薄いせいか、リーダーのイビキのせいかはわかりませんが、ほとんど眠れず朝4時に起床。御前峰まで登ってご来光を拝み、お池めぐりをして室堂まで戻ってきて朝食です。
下山は紅葉の景色抜群の展望歩道から南竜を抜けて砂防新道に至ります。
普通、懐の深い山はアップダウンとか登り返しとか、ちょっとフラットな所とかあるものですが、白山の場合、登りはひたすら登るだけ、下りはひたすら下るだけの印象です。
来週で白山室堂の山小屋もシーズンオフとなり、また来年まで閉鎖になるようなので、最後の最後で好天に恵まれて楽しい山行ができて結果オーライです。
ちなみに、別当出合まで下山してきたときには、駐車場は満杯で路上駐車が1キロ以上も続いておりました。
いや、お会いするのは二度目です。
アルプス展望台で後ろ姿を撮っていただいたみたいで
室堂を出発する時にすぐ前に3人パーティの方たちがいらしたのですが、GREENLABELさんたちだったみたいです。
私のレコの写真にも後ろ姿が写ってますよ
あの日はいい天気に恵まれて最高の白山を楽しめましたね!
こんばんわ〜
アルプス展望台でお会いした方でしたかw
写真を撮る姿がサマになっていたので、プロの写真家の人だと思っていましたww
展望歩道からの紅葉やアルプスの景色良かったですね〜♪
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