浅間山【黒斑山 前掛山 剣ヶ峰】

2018年10月13日(土) [日帰り]

• GPS: 09:26
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,907m
• 下り: 1,885m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:31
• 休憩: 1:21
• 合計: 9:52

7:35 浅間山荘登山口
7:56 7:57 一ノ鳥居
8:09 8:13 二ノ鳥居
8:46 9:00 浅間火山館
9:03 9:04 湯ノ平分岐
9:41 10:04 トーミの頭
10:15 10:20 黒斑山
10:38 10:38 蛇骨岳
10:55 10:57 仙人岳
11:12 11:14 虎ノ尾
11:22 11:45 Jバンド
12:42 12:42 賽の河原分岐
13:26 13:27 立入禁止告示板
13:43 13:47 前掛山
14:07 14:07 立入禁止告示板
14:27 14:27 賽の河原分岐
14:37 14:37 湯ノ平分岐
14:41 14:42 浅間火山館
15:56 15:58 剣ヶ峰
16:52 16:54 剣ヶ峰三合目
17:26 17:27 浅間山荘登山口
17:27 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

浅間山荘 無料駐車場に停車
7時にならないと開けてもらえないようです。
日帰り専用で、夜間はとめられないようです。

コース状況／危険箇所等

浅間山荘スタート
天気予報では曇りだったので、晴れているうちに浅間山の山容をカメラにおさめたくて、草すべりで外輪山に登り、Jバンドから降りるコースをとりました。Jバンドから上がった方が楽な気もします。草すべりは急登かつ、下山者が多かったため、ペースが上がりませんでした。黒斑山付近は、相変わらず泥濘み多し。
賽の河原ゴールドカラマツは少し枯れ気味でした。
今週初めくらいがピークだったのでしょうか？？
前掛山は問題なし。
剣ヶ峰は一般登山道ではないため、道も不明瞭で何度もロストしかけました。また、危険箇所多数でした。

その他周辺情報

浅間山荘天狗の湯800円
日帰り入浴は5時までとのことです。

写真

10/13 7:32

初浅間山荘スタート

10/13 7:56

一ノ鳥居

10/13 8:11

二ノ鳥居は崩壊しています。
再建費用の募金を登山者に呼びかけていました。

10/13 8:33

信仰の山のクラシックルートなので、石造物が多くあります。

10/13 8:38

牙山

10/13 8:44

火山性のガスが出ています。

10/13 8:45

牙山

10/13 8:47

火山館
バイオトイレ200円
水場などがあります。ここで一休みして、水を補給しました。

10/13 8:59

浅間神社

10/13 9:03

湯ノ原分岐
左へ折れ、草すべりへ向かいました。

10/13 9:05

草すべり
目指すは左上に見える、トーミの頭です。

10/13 9:16

草すべり途中から

10/13 9:18

草すべり途中から
草すべりはかなりの急登でした。

10/13 9:22

剣ヶ峰

10/13 9:50

トーミの頭
雲がかかってしまいました。

10/13 10:20

黒斑山

10/13 10:37

黒斑山〜蛇骨岳の間から

10/13 10:42

蛇骨岳

10/13 10:45

蛇骨岳付近から

10/13 10:55

仙人岳

10/13 10:56

仙人岳から

10/13 10:56

剣ヶ峰と賽の河原

10/13 11:02

虎ノ尾

10/13 11:13

虎ノ尾先端

10/13 11:21

Jバンド

10/13 11:24

鋸岳

10/13 11:26

賽の河原

10/13 12:33

カラマツの黄葉

10/13 12:35

賽の河原

10/13 12:38

賽の河原

10/13 12:38

賽の河原

10/13 12:42

賽の河原分岐

10/13 13:27

立ち入り禁止の看板

10/13 13:28

前掛山シェルター

10/13 13:29

シェルター

10/13 13:35

前掛山遠景

10/13 13:43

前掛山山頂
風が凄かったです。
火口もギリギリ見えました。

10/13 13:47

前掛山終点
この先に三角点があるとのことですが、進入禁止のようなので我慢です。

10/13 14:16

前掛山中腹から
浅間山は本体(前掛山)を登るのもよし、浅間山を見ながら、この外輪山の尾根を歩くのも気持ちがいいんですよね。

10/13 14:35

湯ノ原分岐近くの石仏

10/13 14:39

色づく実
秋ですね。

10/13 14:42

火山館
下山者で大混雑していました。
再び小休止と水の補給をし、最後のピーク秘峰剣ヶ峰へと進みました。

10/13 15:03

牙山
登ってみたいですね。
剣ヶ峰への道は、鬱蒼とした樹林帯を進みますが、時々開けた場所に出ます。
さっきまで賑わっていた、喧騒はなくなります。替わりに鳥や動物の鳴き声が響き渡る、幻想的な世界に突入です。

10/13 15:07

天狗の露地
当初地図に地名が載っていて、何だろうなと思っていました。天狗の露地には、噴石でできたクレーターが数多くあります。
写真だと分かりづらいですが、かなり大きいです。

10/13 15:20

剣ヶ峰登り口
巨大なクレーターを過ぎた辺りで、踏み跡をロストして、プチパニックになり右往左往しました。
テープ多めで踏み跡は明瞭ですが、時々わからなくなります。以後踏み跡を辿る、テープを探す、ログを見て進む方向を確認する、を繰り返します。

10/13 15:40

奥から黒斑山、浅間山、剣ヶ峰
三者が映った珍しい構図かな？正直この辺りは写真を撮る余裕もありませんでした。
日没も迫る中、かなりの急登で朝からの疲労も溜まり、思うように登れません。30歩登ったら少し休むを繰り返しました。苦しい時間でしたが、さらに追い討ちをかけるように、道がほとんどわかりませんでした。踏み跡、テープ、ログを繰り返します。

10/13 15:43

黒斑山と浅間山の大絶景
のはずですが、残念ながら雲で見えません。しかし浅間山の存在感は凄まじく、背後からずっと見守ってくれているようです。

10/13 15:44

あと少しの所で、断崖絶壁の岩場に着きます。
岩場に登ると絶景ポイントです。かなり脆い岩場なので、慎重に登りました。

10/13 15:49

あと少しで頂上ですが、岩を縫うように登っていきます。

10/13 15:57

剣ヶ峰頂上
剣がモチーフの看板です。晴れていれば、浅間山が写り込むはず…

10/13 15:59

少し進みともう一つあります。

10/13 16:07

東側が開けた尾根を降ります。
踏み跡明瞭ですが、左右からクマザサがせり出していて、膝上くらいの藪漕ぎです。

10/13 16:11

突如、岩尾根

10/13 16:13

9合目
また、クマザサ藪漕ぎ

10/13 16:15

ヒサシゴーロ尾根
クマザサ藪漕ぎ、樹林迷路、岩尾根を何度も繰り返します。

10/13 16:18

樹林迷路を抜けるとまた、突如現れる岩尾根
思わず「あれ、見たことあるぞ」一瞬タイムループをしているのかと思いました。

10/13 16:31

人の痕跡を見つけると、ホッとします。

10/13 16:37

5合目
あれ、8〜6とばしちゃった…

10/13 16:46

4合目

10/13 17:05

支尾根出会い、二合目
写真では明るいですが、この辺りで17時頃、
かなり薄暗かったです。
足の疲労がピークに達し、膝が笑っていましたが心は泣いていました。

10/13 17:15

登山道との合流
ここから登って行くのは、難しい感じがしました。天狗の露地への急坂を下るのは厳し過ぎます。

10/13 17:27

17時半ゴール

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

モンブラン

この週末は土日の連休で、皇海山クラシックルートを計画し、準備や研究を重ねてきましたが、まさかの天気予報、傘マーク。(チーン)
皇海山は諦め、日帰りのゴールド浅間に予定変更です。

規制レベル1になって初めての黄葉シーズンですから、多くの登山者で賑わっていました。
浅間山の方も天気予報通りで、あいにくの曇り空でしたが、時より射す太陽に照らされた、ゴールドカラマツの煌きは素晴らしかったですね。一見の価値ありです。

剣ヶ峰への挑戦は、かなり難しかったです。
前掛山の賑わいからの、静寂の世界は孤独感が凄まじかったです。GPS(ヤマレコ アプリ)が無かったら、完全に遭難していたと思います。日没のリミットが迫る中、疲労状態で道迷いの恐怖との戦いは精神力がかなり削られましたが、達成感も凄まじかったです。秘峰の名に恥じない山でした。