剣山系 矢筈山
- GPS
- 06:03
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 442m
- 下り
- 435m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
8月から何度も計画したが、台風の為二度も延期になり、やっと待望の矢筈山へ出掛けてきました。秋になり日暮れが夏より短くなるので早朝から出かけるより、前日に登山口の落合峠近くの避難小屋で仮眠して、朝早く落合峠から出発です。多い時には沢山の車が停まっているそうで、指定の駐車場に車を停めました。まだ誰も居ません。
準備をして落合峠に向かう。峠には一台だけでした。
期待してた「雲海」は無く快晴で視界も良く気温もヒンヤリのベストコンディション。標識に従い四国笹に覆われた足許も見えない坂道を登ります。
笹原は見るには素敵な草原ですが、実際は朝露にグッショり濡れた笹薮漕ぎです。撥水加工のズボン、少しくらいの雨なら問題無いのですが腰位の笹薮では中まで滲みてきます。
ストックで露を払いながら登りましたが、靴の中まで滲みてくるので露岩を見つけ堪らずスパッツ着ける。
標高も少し上がり樹林帯の中へ入ると少しは益しになるが根が張り出し余計に歩き辛くなる。ススキ原の三角点を過ぎ、標高1654mを越え、目の前にCa1810のサガリハゲへの分岐点ピークへの登りです。ロープも張られた急な尾根を登る。
少し傾斜も落ちてくると立派な指導標のサガリハゲ分岐です。分岐からは目的地の樹木に覆われた矢筈山山頂が望めます。ルートはCa1810を通らず左へ斜面をトラバースして矢筈山手前のコルへ向かいます。斜面一帯には花の終わった「ミカエリソウ」の群落の中を通るが、濡れた笹も下へ向かって生えてるので滑り落ちない様に新調に通り抜けると、目の前には雲の上に頭を出した剣山と次郎笈、更に高ノ瀬、三嶺までの稜線が一望です。
コルから頂上までは両側がスッパリと切れ落ちた稜線の登り、時には岩峰を巻いたりしながらスリル満点の尾根歩き、最後は大きな岩の裾を周り込めば目の前が頂上です。
山頂からの眺めも素晴らしく、北の方角には瀬戸内海の島々、西の方角には烏帽子山寒峰、東の方角には黒笠山と剣山次郎笈、南の方角には三嶺西熊山天狗塚、正に剣山地の展望台です。少し長いお昼を済ませ下山にかかると、今日初めて単独の若い登山者とすれ違う。
来た道を慎重に降り、落合峠を見下ろす岩の上で改めて展望を楽しみ、戻ってきました。
当初は烏帽子山も登る計画でしたが、矢筈山往復で時間を使い過ぎ体力的にも烏帽子山往復は無理と諦めました。
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