空木岳【大反省の日帰り縦走】
- GPS
- 07:10
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,158m
- 下り
- 2,956m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
極楽平から空木岳までの縦走路は西からの冷たい風が常に吹き抜けていました。それほど強風ではなく、風を通さないアウターを着ていれば寒さを感じない程度でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
携帯トイレ
|
---|---|
備考 | スマホ用のバッテリーを忘れたと思いこみ急遽コンビニで購入。帰宅後、ザックの中にバッテリーはしっかり入っていました |
感想
ヤマレコの山行記録は5年前に一度登録したっきりでしたが久々に登録することにしました。非常に反省点の多い日帰り縦走をしてしまい、記録に残しておいた方がよい、と考えたからです。
空木岳の日帰り縦走は以前から考えており、タイミングを見計らっていましたが、この秋は週末ごとの台風の襲来などで山行計画がことごとく潰れておりフラストレーションが溜まっていたところ、天気に問題のなさそうな週末を久々に迎えることになりいっちょ行ったるかということでチャレンジすることにしました。結果、下山途中で日が暮れてしまい、長い長い池山尾根の登山道のほとんどをヘッドランプの明かりひとつで下ることになってしまいました。反省点は以下のとおりです。
【反省点】
・ロープウェイの始発時間が遅く、かつ日が短い10月に決行してしまった。
・大して脚力がないにもかかわらず、12時間半のコースタイムを多少は巻けるだろうと甘い認識をしてしまった。
・少なくとも始発のバスに乗らなければならなかったが(乗れていたとしても暗闇の中を歩くことになったのは変わりないが)、寝坊して40分ロスしてしまった。
・駒峰ヒュッテに着いた時点で16時であり、普通に考えれば夕闇が迫っていることから小屋に宿泊することを考えるべきであったが、なんとか下りれるだろうと判断してしまった。
【悪いながらもよかった点】
・暗闇の中、ルートを慎重に辿ることができた。ルートをロストしたと思ったことが何度かあったが、すぐにおかしいと気付き、登山道に戻ることができた(スマホのGPSアプリの効果が大きかったし、比較的ルートが明瞭だったこともあると思います)。
・樹林帯に入っており、風もなく寒さもなく、また水や食糧にも余裕があったため、なんとなれば持参しているツェルトでビバークしたらいいや、と開き直りパニックにならずに済んだ。
そうは言っても、小地獄・大地獄のヤセ尾根の鎖場を通過した際は、なんでこんなことになってしまったんだとかなり後悔しつつ、泣きそうになりながら慎重に下りました。帰宅後、日経新聞の夕刊を読んでいたら“サバイバル登山家”服部文祥氏のコラムにこんなことが書いてありました。
「ただ、余裕をもった登攀を繰り返すだけでは、登山者として成長はできない。」「登山では、登れるか登れないか不確定なルートにチャレンジし、自分の能力を総動員して、なんとか登って無事に下りてこられたときが、もっとも面白い。」
このコラムを読んで少しだけ救われた気分になりました。反省だらけの登山をしてしまったことは今後の戒めとしつつ、自分で蒔いた種とはいえ、難局をなんとか乗り越え登山者として少しだけ成長できた気がしたので…。
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