記録ID: 161735
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
裏高尾縦走(高尾山口―高尾山―陣馬山―生藤山―石楯尾神社)
1980年03月20日(木) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,573m
- 下り
- 1,354m
コースタイム
高尾山口駅6:35―高尾山―小仏峠―景信山―陣馬山―和田峠―生藤山―16:15石楯尾神社(総歩行時間7時間、休憩時間2時間35分)
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路は石楯尾神社バス停からバスで上野原駅へ出た。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高尾山から陣馬山への道はよく歩かれたハイキングコースで、随所に小屋もあって問題はないが、広い登山道の霜柱が溶けてぬかるみとなり、歩きにくい個所があった。和田峠から先は歩く人が減るが、歩きやすい道なので割合と順調に歩けた。 石楯尾神社は平安時代中期の文書「延喜式」にも掲載されているとされる由緒ある神社だが、どの神社が延喜式に載っている石楯尾神社にあたるかについては議論がある。 生藤山の南側にある水場「甘草水」は確かこの時も枯れていた。最近の登山地図では飲用不適となっているようだ。 |
感想
中学生のころ、父と二人で裏高尾縦走路を生藤山まで歩いた時の記録です。
東京周辺のハイカーで、高尾山に続く登山入門第2課が、陣馬山方面への縦走だった人は多いに違いありません。
それ以前に金時山や大山、八ヶ岳や入笠山に登ってはいましたが、山道をこれだけ長く歩いたのは初めての経験で、その後の山登りにも自信がつきましたし、とても楽しい一日だったので30年以上たった今でも時折父と話すと話題に出る山行です。
春先の気候のいい時期で、高尾山から先陣馬山までは景信山を除けば大した登りもなく、快調に歩いたのを覚えています。陣馬山から先は上り下りも激しくなりましたが、途中の連行山や茅丸が、名の知れた生藤山よりも高く、1000mを越えているのに驚いた記憶があります。もう一つ覚えているのは、春先なので今から考えると不思議なのですが、小仏峠の茶屋でたしかアケビの実を売っていて、実を開けた中身の外見にしりごみしつつも食べたことです。
高尾山は遠足でも登る山ですが、そこから奥に山並みが延々と続き、それをどこまでも歩いて行けるのは首都圏のハイカーにとってとても幸せなことだと思います。走って登るもよし、ゆっくり植物を見ながら登るもよし。茶屋で甘酒を飲むのもまたよし。老若男女、色々な人に様々な楽しみ方を提供してくれるのがこの山域のいいところかもしれません。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:982人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する