木曽駒ヶ岳


コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:07
天候 | 風雪のち晴れでも強風。翌日、晴れ強風のち無風の晴れ。雲ひとつなし。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
菅の台バスセンターから、バスで30分。 しらび平からケーブルカーで8分弱かかります。 料金は往復で約4,000円で、ちょっと割高感がありました。 →https://www.chuo-alps.com/day-climbing/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届けは、管の台バス停でも、ロープウェイの千畳敷駅でも定住化可能でした。 宝剣岳の直下は、とても危険。 軽アイゼンがベストな選択だったと思います。 写真に核心部をアップしました。 また、そこにたどり着くまでも、足のかけ場が雪で埋もれてみえず、両手足で滑らない場所を確認しながら登りました。 滑落すると重大な事故に繋がる可能性があるので、もしここで天候が不安定な時、登っていて恐怖心を感じた時は勇気の撤退を選択するのは、賢明な判断だと思います。私は、アイゼンの装着なしに渡ったことに不安を覚えて、宝剣岳山頂でアイゼンを装着しました。アイゼン装着で、恐怖は薄れました。 後から登ってきた方も、同じ道をピストンするか、空木岳方面に抜けるか悩んでいました。 もし、宝剣岳の登頂に不安な方は、最初に木曽駒ヶ岳の登頂をお勧めします。 宝剣岳から引き返せないとなると、木曽駒ヶ岳に後から向かうのはモチベーション的にも体力的にも、それなりのロスが生じてしまいます。 私は、宝剣岳が、山荘から近いからと最初に向いましたが、最終的に宝剣山荘を経由する予定であれば、どちらから登っても時間的には同じです。 中岳から木曽駒ヶ岳へ向かう下り斜面は、それほど危険ではないですが、日陰で雪融けが遅かったので、やはり軽アイゼンなどあれば、楽に登り降りができそうでした。 |
その他周辺情報 | 下山後は、こぶしの湯↓に立ち寄りました。 https://www.chuo-alps.com/family/ ロープウェイ内で宣伝されている施設です。 露天風呂のロケーション、まあまあでした。 まだ落葉が終わってないせいか、冠雪があったせいか、過ぎには春霞のようなかすみがかかって、露天風呂に浸かって南アルプスの眺望が見れませんでした。 館内に食事処もあります。 ソースかつ丼がお勧めのようでしたが、相も変わらずカツカレーを食べてしまいました(笑) カツカレーも満足する味でした。 麺類には、信州そばもあります。 また、紅葉シーズン、その他のシーズンもかもしれませんが、観光客が多く集まる場所ということもあり、温泉施設はたくさんあって、困ることはありません。 複数回来られた方には、木曽駒ヶ岳以外の楽しみも充実していると思います。 駐車場も余裕があります。 ただ、周りの景色が似ているので、自分が停めた場所はちゃんと覚えておいた方が、良いかもしれません。 私は、下山時に忘れていて、登ったり降りたりを繰り返して疲れました(笑)。 |
写真
山頂直下の核心部。
登りの際、足の置き場に雪が積もっているし、幅も製紙し、ここで行くか退くかしばらく悩みました。
軽アイゼン装着したら、下りは怖くありませんでした。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ストック
カメラ
|
---|
感想
今年は台風で、山の予定も中止が続き。
山小屋でも、同じように消化不良なシーズンを過ごされたと言う話を多く聞きました。
今回は、まだ営業中の山小屋があるところで、木曽駒ヶ岳か下ノ廊下のどちらかで迷いました。下ノ廊下はコース難易度も高そうだけど、秘境と呼ばれるところに結局惹かれ、気持ちは傾きましたが、阿曽原温泉が満員で予約不可。ならば、気持ちを切り替えて、雪を見に行こうと木曽駒ヶ岳に決めました。
初木曽駒ヶ岳です。
千畳敷に到着した時の天気は風雪で、ロープウェイでは登山の格好をした人も見かけましたが、いざ歩き始めようとすると登る姿が見当たらず、少々不安に。
なので、最初は途中すれ違う人たちに状況を聞きながら、不安を静めながら登りました。
雪よりも、天気の急変による雷を心配していました。
直前の天気予報の解説にあったので。
小屋の受付の方に聞くと、実際、前日も夕方くらいに少し雷鳴が響いていたようでした。
でも、少し行くと、雪も降ったりやんだり、登山者の姿もそれなりに見えてきて、一安心。
乗越浄土に着く頃には、地面はほとんど雪で覆われていたけど、坪足のままでまったく問題もありませんでした。
夕方以降から、次第に雲はクリアになって、星空も広がり始めたけど、風だけが止まず。
積もったさらさらの雪が、風に舞って吹き付けてくるので、寒かった。
風は、高気圧によって、徐々におさまる予定でしたが、夜気温もだいぶ冷え込んだようで、寒さで目を覚ますと、風の音が気になりました。明け方になっても風は強く、御来光を見る時は、上下ダウン。でも、足先が冷えて、なかなか感覚が戻りませんでした。
寒さに耐えての御来光は、きれいでした。
朝食を済ませて、活動を始めようとした頃には、いくぶん風も弱くなってきて、木曽駒ヶ岳山頂についた時には、完全な無風状態に。風がなくなると、無音の世界にいるようなくらい静でした。
あまり普段意識していない、音、を意識させられました。
先週に続き、今週も望んだ山行になって、消化不良もだいぶ解消された気がします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する