雲取山〜飛竜山(日帰り)
- GPS
- 10:10
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,444m
- 下り
- 2,351m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 10:07
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
還り:丹波18:20発の奥多摩駅行きバス利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢から雲取山は、歩き易い道です。 雲取山から三条ダルミは、まあまあの道です。 三条ダルミから飛竜権現までの道は、あまりよい道ではありません。道の左側が切れ落ちていますし、笹薮の中を歩く部分が多いです。笹は繁っていて道がはっきりしない場所もあり、道幅も20センチくらいしかありませんので、左側の谷に滑落しないように注意が必要です。途中、倒木もあり、倒木を越えるために通常のルートを迂回する場合は、足が滑りやすいです。 飛竜権現から飛竜山へは、これまでの道に比べれば少しはましです。ここをピストンして再び飛竜権現に戻ってきました。 飛竜権現から、前飛竜を過ぎる辺りまでは、岩場の多いけっこう足元が危ない道です。注意して行きましょう。 前飛竜を過ぎた辺りから、サヲウラ峠までは、なだらかで歩きやすい道でしたがサヲウラ峠から丹波までは、けっこう急な下りで、膝がどうにかなりそうでした。 |
その他周辺情報 | 丹波のバス停周辺には、食堂などの飲食店はありません。自販機もありません。バス停の車庫にトイレはありますが、バス停の電灯は尽きません。バスが来るまで、真っ暗で寒い中、1時間半待つのはけっこう辛かったです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
手袋
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ナイフ
ツェルト
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感想
かねてより、雲取山と飛竜山を日帰りで歩けないだろうかと思っていた。しかし、歩行距離は比較的長く、三条ダルミを過ぎると、もうエスケープルートもほぼ無いような状態で、丹波まで歩ききるしかないというコースなので、なかなか一人では行く気になれず、かと言って、誰でも誘って一緒に歩けるようなコースでもない。しかし、幸いにして、健脚の山仲間が一人いて、その彼に声をかけたところ、快く同行してもらえることになった。
ルートは、鴨沢から雲取山に登り、三条ダルミ、狼平、北天のタルを経て飛龍山に登り、前飛竜、熊倉山を経て丹波に下山。全部で26キロ程度なので、ものすごく長いという程でもない。しかし、三条ダルミから飛竜までの道に不安がある。
計画としては、朝一番のバスで鴨沢で下車し、登山開始とする。ヤマプラで計算した標準コースタイムは、12時間22分である。休憩は昼食に10分程度、他に適時小休止を入れることで、休憩時間は無視することにする。このコースを、倍率0.7の速度で歩くと、丹波を3:45発のバスに乗って帰って来れるだろうと考えた。
ところが、実際に歩いてみると、雲取山から飛竜山への道のりが想像以上にはかどらない。特に三条ダルミから北天のタルまで、98分で歩く予定であったが、実際は、113分も掛ってしまった。この時点で3:45のバスは無理だと考え、次の6:20のバスに乗れれば良いという気持ちで歩いた。
雲取山から飛竜山へのコースは、笹薮の中に細い踏み跡があるような部分が多く、しかも、左側が切れ落ちている箇所が多いコースである。部分的には笹が茂って、道が判り難い場所もある。かなり歩きにくく、慎重に歩かなければならず、スピードも上がらないのだ。予定コースタイムを計算するのに、標準コースタイムの0.7倍などと単純計算はできない場合もあるということを今回は学んだ。
さて、6:20のバスに乗ればよいからと、油断してゆっくり歩くわけにもいかない。暗くなってから、ヘッドライトをつけて歩くようなことは避けたい。それに、飛竜山へ北側から直登するルートを見過ごして、気付けば飛竜権現に来ており、そこから、飛竜往復で時間をロスしている。少し急がなければならない。
前飛竜辺りまでは、岩場の多い道ではあったが、そこを過ぎれば尾根も広くなり、歩きやすくなったので、かなり時間を短縮できた。
ところで、この日は、天気に恵まれ、最高の登山日よりであった。飛竜山方面から眺める奥多摩の山々というのも新鮮で、雲取山から石尾根の山々が見え、また手前に三頭山、その奥に御前山、さらに遠くに大岳山という並び方は、いつも見ている風景とはガラッと変わっている。そして、奥多摩の山域の広がり方というを実感した。富士山は、16日に笠取山から眺めた時よりもさらに冠雪の量が増えて、優雅さが増したように感じた。
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