【荒船山】田口峠からピストン
- GPS
- 06:10
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,327m
- 下り
- 1,352m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※トンネル出口の田口峠の看板ところは駐車場ではなく、退避場ですのでそこに駐車は厳密にはマナー違反です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【田口峠〜兜岩山分岐】 全体的に踏み跡薄く、また場所によっては広い尾根になり道が不鮮明になります。 普通の登山でもそうですが、普段以上に進行中に違和感を感じた時点で足を止め、現在位置を特定してください。でなければ戻れなくなります。 【兜岩山分岐〜星尾峠分岐】 ローソク岩基部の分岐は必ず谷側に進んでください。ローソク岩側まで道が付いており、またローソク岩直下にも巻くような道がついてますが先がありません。そのまま突き進むと進退窮まり、落ちます。 また、正規の道も急斜面のトラバースが続くため、足元には十分注意が必要です。ほかにも痩せ尾根の通過等、西上州らしい道が続くことになります。 【星尾峠分岐〜艫岩】 特にありません。艫岩で落ちないようにするぐらいですが、よほどのことがないかぎり落ちないでしょう。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
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感想
10月21日の今日、前日は夕方まで降っていた雨のあと、夜はスカッと晴れたかつ寒気が入ったがため、今季初霜が車の窓ガラスおりるほどに寒かったわけです。冬近し。
先週の蓼科山飲み会の後に紅葉を見に行こうと思い立ち、群馬のテーブルマウンテン、荒船山に登ってきました。
何気に自宅から登山口(田口峠)までは20kmも無く、さっと行って帰ってこれる系の山だったらいいなぐらいに思ってたわけですが...西上州ゆえそんな甘くはなかった感じでした。
【田口峠〜兜岩山分岐】
まず田口峠から兜岩山分岐ですが、そもそもそんな人気でもない登山口なので、踏み跡が薄いどころか、ところどころ怪しい感じに消えかかっており、また前日の雨の後ということもあって2回ほどスリップダウンしてしまいまいました。現在進行形で肩が痛いです。(カメラを守るために変なこけ方した)
ひたすらに雑木林の中を突き進むことになり、いやというほど紅葉を堪能することはできます。そしてちらちらと林の隙間から見えるロウソク岩を見てビビる感じです。実際登りはしないですが、前情報が無いと大変な目にあう可能性がある道だったりはします。
【兜岩山分岐〜星尾峠】
兜岩山分岐から数分ほど歩くと妙に不安になるロウソク岩分岐に到達します。ここで地図をしっかり見てる、または前情報が無ければ間違いなくそのままロウソク岩に足を進めてしまうほどに、しっかりした道が付いています。
ロウソク岩も直下基部までは綺麗な道が付いていますが、そこから左にさらに"道らしきもの"がついてます。しかし明確に罠であり、そのまま進むと90度の崖でセミになるため、間違っても進んではいけません。ザイルと装備がそれなりにあれば突破はできるでしょうけれども...。(当該写真にキャプションいれときます)
ロウソク岩から少し戻ったところに正規の分岐があり、そこから一度谷側に降りるように進めば超絶心もとない急斜面のトラバースがあります。よくよく地図みたら点線扱いでした。なるほど納得となるでしょう。雨ふった後は要注意です。ずるっと2回ほど行きかけましたがなんとか踏みとどまれました。
さらに進めば西上州らしい痩せ尾根歩きになったりと、気が抜けない道が星尾峠まで続く感じです。
妙義山ほどの殺意は感じませんが、隙あらばって感じの殺意を感じる程度には西上州らしさがあります。
【星尾峠〜艫岩】
超平和。何も危険がない感じです。まさに船の甲板みたいな感じでまったいらな道を2kmも歩けるところです。まぁ艫岩あたりでふざけまくると落ちて死ぬことになることは間違いないので、決して艫岩でふざけ合ってはなりません。
艫岩からは真正面に浅間山、西側に蓼科山、さらに奥には北アルプスの名峰が見えています。東側に目を向ければ妙義山方面と、絶景を堪能できます。足元を見ると膝が震えますが...。西上州らしい高度感を満喫できます。
ちなみに悲しい事件が起きている場所でもあるので、あまり長居はしたくない感じでもあります。("荒船山 しんちゃん"あたりで調べると...)
往路はまだ地面が乾いていない状況を考慮しても大変苦労しましたが、復路は程よく乾いており、わりかし楽になりました。大体登り(往路)はどれだけきつい斜度でも精神的には楽なんですが、珍しく下りの往路の方が気が楽な山に会えた、そんな不思議な山でした。多分田口峠の往路の方が必然的にキツイ下りを降りることが多いからだった、ような気がします。(上り下りが多いコースなので)
おまけになってしまいましたが紅葉は綺麗でした。恐らく来週あたりは更に標高が下がって、妙義山あたりでピークを迎え始める感じになるかと思われます。行くかどうかは不明ですが...。
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