上越のマッターホルン(大源太山〜七ツ小屋山〜シシゴヤノ頭)
- GPS
- 08:20
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,244m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・渡渉がありますが、水量が少なかったので、問題なしでした。水量が多い時は、それなりの対策が必要かもしれません。 ・大源太山の登りは、急登で山頂に近づくと岩場もありますが、晴天2日目で乾いていたので、ロープを使うこともありませんでした。 ・大源太山の下りは、高度感があるので、感じ方に個人差があるでしょう。最初の岩場は、ホールドが少な目ですが、太い鎖があるので問題ありません。 ・シシゴヤノ頭からの下りは、少し泥濘があり滑りやすい所もあるので、スリップに注意が必要です。ジグザグに下りますので、地形図で想像していたより、傾斜は緩く感じました。 |
写真
感想
二百・三百名山の区切りが付く(完了していません)まで、全国の山を回っていたので、地元新潟で登っていない山がそこそこありました。新潟県には、「越後百山」と「新潟100名山」があるようですが、手始めにヤマケイの分県登山ガイドから、登っていない山を選んでみました。真っ先に候補に上がったのが、大源太山でした。
昭文社の山と高原地図(1999年版)では、シシゴヤノ頭ルートは記載されておらず、七ツ小屋山までの往復ルートが紹介されていました。ヤマケイの分県登山ガイドでは、周回ルートが紹介されていましたが、先にシシゴヤノ頭へ登る反時計回りでした。
今回歩いてみて、反時計回りのメリットは、急な岩場が登りになること位と感じました。謙信ゆかりの道分岐〜シシゴヤノ頭は、展望が少なく長いので下りが良いこと、大源太山への登りは、比較的早く展望が開けること、ガスが上がるまでに山頂に立てる期待が持てること、等から個人的には時計回りの方に魅力を感じました。下山したら駐車場に10台以上(先行者の空きスペースを含む)の車がありましたが、反時計回りで会ったのは、単独行と1組のペアだけでした。
下山して後片付けをしている時、数人の熟年グループが下山して来ました。時間が無かったので、大源太山だけの往復とのことでした。これなら要注意個所は渡渉程度なので、天候悪化、体調不良、時間不足の時などにはいいでしょう。
ヤマケイの分県登山ガイドでも、昭文社の山と高原地図でも、上越のマッターホルンとの記載があります。越後をよく知らない人は、この「上越」という地域名に、混乱するかもしれませんね。生まれ育ちが新潟でないパートナーも、新潟へ来てしばらくは混乱していました(^^;
大源太山の「上越」は、JR上越線と同じように、上州(上野国)と越後国を意味しています。上越国境と言えば、現在の群馬県と新潟県との県境を指します。
もう一つの「上越」は、越後を3ブロックに分けた地域名で、都(京都)に近いほうから上越、中越、下越と呼んでいます。この地域名では、大源太山は「中越」になります。
市町村合併で上越地域に上越市が出来て、更にややこしくなりました。上越市を通るのは、北陸新幹線で、上越新幹線は通っていません(^^;
既に10月下旬ですが、利用容量の月間、全体とも余裕がありましたので、写真を多くしました。それぞれの山頂やピークなどで撮っているので、似た写真が多くなっていますm(_ _)m
コメント
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素晴らしい山歩きをされていて羨ましい!
前回、巻機山へ行った時に大源太山を見ていたのですが
いくら考えても名前が出てこないんですよ^^;
そんな時はすぐに地図を見ればいいのに
面倒くさがりなんで他の人に頼ってしまう自分が居ます(/_;)
おバカな私は知らない事ばかりなので
phkさんの感想にふむふむと感心しながら読まさせて頂きました!
ありがとうございました。
天気も展望も素晴らしかったですね〜♪
お疲れ様でした〜(^^)/
いい山歩きは、お互い様ですね(^^)/
白馬、飯豊、巻機、男体、日光白根、と百名山の連続(・_・)
もう少しすると、新潟はどんよりした日の連続で、山歩きには最悪の時期です(-_-メ)
でも、上越国境を越えると、まだまだ良い天気が続きますので、ストレスが溜まったら解消にいいかも。
榛名山あたりなら、ほぼ中間なので、ツインズもありでしょう(^^)
その北東の子持山は、三百名山にも入っていませんが、たまたま登って気に入りました。
早速、新潟県境のレコ拝見しました。ありがとうございます。
大源太登っている人のレコ拝見していると、皆さん楽しそうでついつい釣られてしまいそうです。
県境稜線からみても行きたくなる山でしたから…
参考にして私も近いうち時計回りを考えています。
(相棒が行くいかない問題もありますが…)
そうそう
上越問題。私も違和感を感じている一人です。
上越新幹線が通る湯沢は中越です。上越県境というと三国を思い浮かべてしまいます。
パートナーの彼女は、ホールドが少なく、太い鎖が設置されている岩場を、どうするかが問題でしょうね。
大源太山は、厳密には上越国境上ではありませんし、地域で言えば中越になりますね。
しかし中越は、中越地震や中越沖地震で有名になりましたが、新潟県をよく知っている人以外で、場所を言える人はどの位いるでしょうか?
単純に「越後のマッターホルン」でもいいような気がします(^^;
金城山のコメント「彼女がいるとどれだけ大きいのか、急なのか高いのか、見晴らしがいいのか、分かり易い写真が撮れる気がします」に同感です(^^)/
私も登山道の写真には、パートナーを入れたものが多いです。
それに「写真の腕が未熟」とは思えません。構図もいいですし、いつも綺麗ですよ(^^)/
初めましてasarenと申します
訪問履歴からお邪魔しました。
7月に同じ時計回りで周回しましたが、山頂からの展望が、こんなにも素晴らしい事を拝見させて頂き知りました。(^^ゞ
周回は気持ちいい稜線歩きが多く、お気に入りのコースにもなったので、機会があったら秋に歩いてみたいと思いました。
素晴らしい写真の数々、楽しませて頂きありがとうございます。
こんにちは。
初めての山へ行くときは、必ずレコを確認しています。私の方こそ、ありがとうございましたm(_ _)m
はい、いい天気でした。今は、天気のいい時しか山へ行かないので、当然ですが(^^;
大源太山は、馬蹄形縦走路から少し引っ込んでいるので、谷川岳から白毛門まで見えるんですね。七ツ小屋山は標高が高いですが、方向によっては良し悪しと思いました。
レコの一部を拝見させて頂きましたが、健脚ですね(^.^)
白馬岳(蓮華温泉から)、飯豊山(弥平四朗から)、平ヶ岳、中ノ岳〜丹後山周回などは、距離が長いだけでなく、累積標高もなかなかの筈です。
縄文杉が目に留まりました。私達は、1日中雨でしたので、うらやましい。
屋久島まで行ったのなら、宮之浦岳も登りたかったでしょうが、社員旅行なら仕方ないですね。
実は、笠倉山(晩秋の魚沼アルプス)も、参考にさせて頂きましたm(_ _)m
大源太山の翌日に登ったのですが、色々調べたいことがあって、遅れました。
これから投稿します(^^;
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