蕨山→鳥首峠→名郷→伊豆ヶ岳


- GPS
- 08:51
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,197m
- 下り
- 2,141m
コースタイム
金比羅神社跡8:35
大ヨケの頭9:28
藤棚山10:05
10:33蕨山展望台10:42
有間山(橋小屋ノ頭)11:14
ヤシンタイノ頭11:40
滝入ノ頭11:57
鳥首峠12:31
名郷13:43
伊豆ヶ岳登山口13:59
古御岳登山道合流14:46
15:04古御岳15:10
伊豆ヶ岳15:25
16:42正丸駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:西武秩父線の正丸駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪があるところもあるものの登山コース上に積雪はなし。 滝入ノ頭から鳥首峠への下りはやや傾斜が急でなおかつ崩れやすい道なので注意。 自分で登っていて言うのも変ですが、名郷から古御岳付近の登山コースへ出る道は途中まではよいものの、最後の登りが崩れやすい道であまりおすすめできません。分岐に従って逆コースを名郷に下るルートはやめておいたほうがいいでしょう。 |
写真
感想
★河又名栗湖入口バス停〜蕨山まで
バスを降りて、地元の人にどこまで行くか聞かれたので蕨山と答えた。かなり遠いよ、と言われ気を引き締めました。気温は3℃ぐらいだった。登山道への取っ掛かりが分からず迷うもののさわらびの湯入口向かいの墓地と入口を共有していた。登山案内の看板があった。ゆっくり登っていく。やがて見晴らしがよくなって、双眼鏡をのぞいくと棒ノ嶺の頂上らしきところが見えた。後になって気がついたがここが見晴台と呼ばれる場所だったようだ。さらに進んで金比羅神社跡を過ぎる。登山道脇には小さな木を守るためか白い布で覆われていた。笹も適度にあって気持のよい道であった。小さなアップダウンを繰り返して、やがて林道を超え、林道とほぼ平行して進んだところが大ヨケノ頭だ。いいペースでここまで来た。ほんのわずかな箇所だが、ここから下る道は崩れやすくちょっと慎重になった。藤棚山を越えてさらに進み、木や坂の感じが奥多摩っぽくなってきた。それもそのはず。奥多摩と行ってもいいところを歩いているからだ。最後の急登を登って着いたのが蕨山展望台。この日は晴れていたものの空はもやっとしていてあまり遠望はきかなかった。
★蕨山〜鳥首峠〜名郷まで
蕨山展望台からやや急な坂道を下って進み、分岐を左へ。ちょっと行ったところにベンチがあって分岐がある。少し登れば蕨山最高点だ。ちらちら雪も見えるものの歩行には全く問題はない。まっすぐ進んでゆったりとした道を下って、逆川乗越に到着。ここからさらに進んでいくと、急登が始まる。傾斜が急だけではなくこの坂は長い。奥多摩のピークを目指す坂道と大差ない。なんとかタタラの頭に到着。せっかく頑張って登ったのにここからまた下り始める。進行方向左側は木が完全に伐採されており、見晴らしが非常によい。三ツドッケ方面がはっきり見えた。1つピークを越えると、完全に片側が崖となる道を行くことになる。見るのはやや怖いが進むのには問題なし。アップダウンが続くがコルの部分では風の通り道なのか冷たい風が吹いてくる。コルのところが景色としては一番いいのでウインドブレーカーのフードをかぶってやり過ごす。林業関係者が使用したと思われるロープもところどころにある。北東方面の見晴らしがさらによくなって両神山や浅間山が見えた。鳥首峠という看板があってもう峠かと思ったもののただの指導標であった。この看板からの下りが崩れやすく、道が本当に合っているか何度も確認したほどだ。慎重に下って、さらに狭くて崩れやすい道。ここはロープがあって何とかなったが、少し前の下り道でもロープが欲しかった。鳥首峠からはまずジグザグに下って高度を落として道なりに進んで崩れ気味の沢を3つ超えます。3つ越えるとやがて工場が見えてくる。工場に沿って進む。大きい工場なのかなかなか車道に合流しなかった。指導標がしっかりあったので不安はありませんでした。工場そのものは撮影禁止でした。工場に飽きてきた頃に車道に出ました。ここから長い車道歩き。時々大きなトラックが通るのですれ違うのがちょっと怖かったです。民家がちらほら見えてきて、ようやく名郷に到着。
★名郷〜古御岳〜伊豆ヶ岳〜正丸駅
以前に伊豆ヶ岳〜子ノ権現まで歩いた時に名郷へ下る指導標を発見したので、今回は名郷から登って見ました。このルートは登山地図にも地形図にも載っておらず不安でしたが、迷ったら引き返せばいいやと行ってみました。名郷バス停からややバス通りを戻って、左に分岐する林道があるのでそこへ入って行きます。林道はかなりの坂道ですでに山道が始まっているかのようでした。10分ほど歩いて林道が終わり、そこが登山口になります。伊豆ヶ岳方面を指し示す指導標有り。あまり歩かれてはいないものの、登山道ははっきりしておりわかりやすいです。ピンクのテープもところどころあります。始めは沢道をやや詰めるようにして進み、そこから折り返してジグザグに高度を上げていきます。やがて尾根に合流しました。ここに高圧鉄塔があって、現在地の確認に役立ちました。ここにも指導標があります。忠実に尾根道を進んでいきます。迷うような分岐もなくわかりやすい尾根道でした。尾根を進んでいくとやがて傾斜が急な坂道となります。ここからの登りが枯葉が多く崩れやすい道で登るのに非常に苦労しました。そして疲れました。ストックや大きな木でなんとか支えながら登っていきました。なんとか登山道へ合流、名郷方面の指導標がありました。靴の中に入った枯葉や枯れ木をここで落として、古御岳へ進みました。さきほどの登りで体力を消耗したからか、古御岳への急登がばかにきつく感じました。それでもしっかり整備されている登山道をありがたく思いながら、一歩一歩進みなんとか古御岳へ登頂。これほど巻きたいと思ったピークは他にはありませんでした。古御岳で少し休憩するもののあまり遅くなって暗くなったらまずいと思って出発。少し休んだからか、古御岳の下りと伊豆ヶ岳への登りは意外と容易かった。伊豆ヶ岳山頂でこの日初めて登山者に会いました。女坂迂回路で下り、正丸駅へ直接向かうルートを取りました。このルートの途中にも崩れやすく下り難い箇所がありましたが、この日越えてきた道に比べればかわいいものでした。沢沿いに出て薄暗い中を進み、車道へ合流した時はよくやったなあと思いました。駅までの道も一度歩いたことがあるけど長く感じるぐらいの疲労でした。初めて日没でヘッドランプを使ったのも伊豆ヶ岳であり、伊豆ヶ岳は自分にとってはまさしく試練の山でした。
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