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Yamareco

記録ID: 163534
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

秋空の下の霞沢岳と、紅葉の島々谷

2003年10月17日(金) 〜 2003年10月19日(日)
 - 拍手
GPS
48:10
距離
34.4km
登り
1,734m
下り
2,536m

コースタイム

10/17;13:30 上高地-14:20-30明神-16:30徳本峠(泊)
10/18;7:00徳本峠-8:00ジャンクションピーク-10:40-11:00 K1ピーク-11:30-12:10霞沢岳-12:40 K1ピーク-16:00徳本峠(泊)
10/19;6:30徳本峠-8:40岩魚留小屋-11:00二俣-12:40島々集落―13:40新島々駅
天候 10/17 晴れ
10/18 曇りのち晴れ
10/19 晴れ
過去天気図(気象庁) 2003年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き;四国(新居浜)-(フェリー)-大阪-(JR)-松本ー(電車、バス)-上高地
帰り;新島々駅-(電車)-松本ー(JR)-新居浜
コース状況/
危険箇所等
・明神から徳本峠までの道は、よく整備されていて問題なし。
 峠手前の沢に水場あり(峠の小屋周辺は水場がない)
・霞沢岳への道は、踏み跡もはっきりしているが、K1ピークの手前、泥壁状の急登があり、特に下りは要注意。
・徳本峠から島々谷を行く道は、この2003年当時は、よく整備された道だった。
 (ただし、2004年の台風で一度荒れて、その後は長く通行止めとなっていた)

※ 島々谷を通る道の状況は、最新の情報をご確認ください。
10/17 上高地より、定番の穂高連峰の写真
2012年01月15日 11:11撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:11
10/17 上高地より、定番の穂高連峰の写真
同じく上高地より、梓川の清流と穂高連峰
2012年01月15日 11:11撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:11
同じく上高地より、梓川の清流と穂高連峰
河童橋より、梓川と穂高連峰、
2012年01月15日 11:11撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1
1/15 11:11
河童橋より、梓川と穂高連峰、
明神への道より、明神岳(5峰)を仰ぎ見る
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
明神への道より、明神岳(5峰)を仰ぎ見る
明神から徳本峠へと登高する、明神岳が背後に大きい
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
明神から徳本峠へと登高する、明神岳が背後に大きい
10/18 徳本峠の朝焼け
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1
1/15 11:12
10/18 徳本峠の朝焼け
霞沢岳への縦走路、ジャンクションピーク付近より、南側の谷を望む
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
霞沢岳への縦走路、ジャンクションピーク付近より、南側の谷を望む
ジャンクションピーク付近より、目指す霞沢岳(左)が望めた。右のピークはK2ピーク
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
ジャンクションピーク付近より、目指す霞沢岳(左)が望めた。右のピークはK2ピーク
K1ピーク直下より、K1を望む
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
K1ピーク直下より、K1を望む
K1ピーク付近より、晩秋の穂高連峰を望む
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
K1ピーク付近より、晩秋の穂高連峰を望む
K1ピーク付近、ダケカンバと抜けるような青空
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
K1ピーク付近、ダケカンバと抜けるような青空
K1ピークより、手前に六百山、その向こうは穂高連峰
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1
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K1ピークより、手前に六百山、その向こうは穂高連峰
K1ピークより、眼下に上高地を見下ろす。帝国ホテルらしき赤い屋根が見える。遠望は笠が岳。
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
K1ピークより、眼下に上高地を見下ろす。帝国ホテルらしき赤い屋根が見える。遠望は笠が岳。
K1ピークより、手前にK2ピーク、その奥が霞沢岳本峰
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
K1ピークより、手前にK2ピーク、その奥が霞沢岳本峰
K1ピークより、常念山脈を望む
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
K1ピークより、常念山脈を望む
K1ピークから、六百沢の下、上高地を見下ろす。なかなかの高度感
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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K1ピークから、六百沢の下、上高地を見下ろす。なかなかの高度感
K1ピークの少し先、ハイマツに霧氷が着いていた
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
K1ピークの少し先、ハイマツに霧氷が着いていた
霧氷のついた木々、晩秋の景色
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
霧氷のついた木々、晩秋の景色
霞沢岳山頂より、青空のもと、穂高連峰を眺める。最高の気分
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1
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霞沢岳山頂より、青空のもと、穂高連峰を眺める。最高の気分
霞沢岳より南方を望む、左端中景が霞沢岳南峰、
右奥には乗鞍岳、中央の奥にはうっすらと御嶽も見えた
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
霞沢岳より南方を望む、左端中景が霞沢岳南峰、
右奥には乗鞍岳、中央の奥にはうっすらと御嶽も見えた
霞沢岳山頂より、穂高連峰、
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
霞沢岳山頂より、穂高連峰、
霞沢岳から下山の途中、対岸の明神岳が鋭くそびえているのが見えた
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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霞沢岳から下山の途中、対岸の明神岳が鋭くそびえているのが見えた
10/19 徳本峠付近より、朝焼けの穂高連峰
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
10/19 徳本峠付近より、朝焼けの穂高連峰
(同じく)朝焼けの穂高連峰
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
(同じく)朝焼けの穂高連峰
木々に隠れるようにして、小さい徳本峠の小屋が建っている。
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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木々に隠れるようにして、小さい徳本峠の小屋が建っている。
徳本峠からの下山の途中。「シモバシラ」
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
徳本峠からの下山の途中。「シモバシラ」
徳本峠から島々谷に降りてゆくと、季節が逆戻りし、黄葉の森が朝日に輝いていた。
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
徳本峠から島々谷に降りてゆくと、季節が逆戻りし、黄葉の森が朝日に輝いていた。
岩魚留小屋にて(営業はしていなかった)。小屋の前には大きな桂の木が黄葉していた。
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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岩魚留小屋にて(営業はしていなかった)。小屋の前には大きな桂の木が黄葉していた。
島々谷の清流沿いに下ってゆく
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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島々谷の清流沿いに下ってゆく
島々谷より、谷の周りを囲む山やまは、黄葉が盛りで、明るい秋の風景を作っていた
2012年01月15日 11:12撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:12
島々谷より、谷の周りを囲む山やまは、黄葉が盛りで、明るい秋の風景を作っていた
沢を絡むようにして、道は続いてゆく
2012年01月15日 11:13撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1/15 11:13
沢を絡むようにして、道は続いてゆく
島々谷沿いの道、所どころ木の桟橋があった
2012年01月15日 11:13撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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島々谷沿いの道、所どころ木の桟橋があった
島々谷から、周辺の山を見上げると、紅葉が美しい
2012年01月15日 11:13撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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島々谷から、周辺の山を見上げると、紅葉が美しい
紅葉が盛りの森
2012年01月15日 11:13撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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紅葉が盛りの森
明るいホホの木の黄葉
2012年01月15日 11:13撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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明るいホホの木の黄葉

感想

【山行No 316】

※ 北アルプス南部にありながら、あまり目立たない隠れた名峰 霞沢岳と、
  紅葉が期待される島々谷とをセットにして、2泊3日での山行を計画してみた。

10月16日(木)
 ・明日中に、徳本峠まで入山する予定なので、
  久しぶりに、大阪行きのフェリーで前夜出発にした。
  フェリーは以外と混雑していた。

10月17日(金)
 ・大阪港に早朝着、新大阪より新幹線で名古屋へ、さらにJRで松本に向かう。
  木曽谷はまだ紅葉には早いが、今日は天気が良く、車窓から御嶽などの姿も見えた。
 ・松本には11時に到着。ここから上高地に入る。
 ・途中のバスの車窓からは、思いのほか素晴らしい紅葉の山やまが見れた。
  燃えるような、赤、黄色の色の洪水といった感じ。

13:20-30 上高地
 ・さすが紅葉シーズンの真っ盛りだけに、平日だというのに、恐ろしいほどの
  観光客の人並、まるでラッシュアワーの東京のようだ。びっくりした。
  穂高の写真を数枚撮っただけで、逃げるようにして明神へと向かう。

14-20-30 明神
 ・ここから、梓川ごしの明神岳の姿が、なかなかかっこいい。
 ・明神分岐より、徳本峠への道へに入る。
  さすがに、こちらに向かうと、途端に人影が少なくなった。
  下るハイキングの人たちが数名いただけで、日差しも山影に隠れてしまい、少し淋しい山道。
 ・周辺の樹相は、針葉樹中心で、紅葉はあまり見かけることがなかった。
 ・道は、標高=1650m付近より、本格的な登りとなる。
  今回は、食糧、コンロなどを入れ、13kgの荷物だが、ちょっと重く感じる。
  しかし振り返ると、木々の間より、明神岳が素晴らしく高くそびえており、
  なんとも絵になるかっこいい姿だ。
 ・標高=1900m付近に、水場(枝沢)あり。
  ガイドブックでは、徳本峠には水場がない、とのことなので、ここで水を補給する。
  その先、標高=2000m付近にも「最後の水場」と標識のある水場あり。
 ・だんだんと日が暮れてきて、最後の急登は、日没と競争している感あり。
  ちょっと焦り気味で登る。

16:30 徳本峠(小屋)到着 (標高=2150m、気温=5℃)
 ・峠にでて少し歩くと、木々の間に隠れるように建っている徳本峠小屋の前に、ひょっこりと着いた。
  日没(約17時)前になんとか到着できて、ほっとした。
 ・予想通りの小さな山小屋。
  しかし今日は、台所を工事中とのことで、小屋のおじさんも忙しそうだ。
  予想通り食事は出ないとのことで、食糧、コンロを持ってきて正解だった。
 ・今日の泊り客は、合計7人。部屋は小さいが人も少ないので、割と心地よい。
  コタツとストーブもあり、中は温かい。
 ・カップラーメンの夕食を済ませ、あとは全員コタツに入りながら山の話などして、楽しい時間を過ごせた。
  小屋のおじさんからは、日本酒も出てきて、ちびちびと飲む。
 ・寝るのは2Fの狭苦しい寝床。ストーブのせいで2Fは温まっているが、
  ちょっと頭痛がするのは、ストーブからの一酸化炭素のせいかもしれない。

10月18日(土)
 ・朝、6時前に起き、外に出てみる。昨日はあんなに秋空だったのに、
  今日は少し冬型になっているようで、西の方から雲が流れてきている。
  しかし、天気予報は、曇りのち晴れなので、予定通り霞沢岳往復とする。

7:00 徳本峠 発
 ・最初のジャンクションピークまでの登りは、以外と急な坂道。
  モミの森が続き視界はあまりないが、木々の間より、曇天の下の薄暗い穂高連峰が、ちらちらと見えた。
8:00-10 ジャンクションピーク(標高=2430m、気温=3℃)
 ・ここは展望あるかと思っていたが、展望があるのは南側のみで、穂高の方は見えなかった。
  パンを食べながら少し休んでいると、昨日同宿だった中年女性2人組が、後ろからやってきた。
  霞沢岳まで同じコースをたどるのか、と思い聞いてみたが、今日中に下山予定なので、ここで引き返すとのこと。
 ・せっかく標高を稼いだのに、ここから下りとなり、200mを下る。
  道はまあまあしっかりしていて、赤ペンキの印や、赤テープも多い。
8:50 小池のあるコル(標高=2260m)
 ・この先は、緩やかな起伏をじわじわと登る感じ。
  相変わらず西の方は、灰色の雲だ。
  しばらくいったところで、霞沢の源頭部に出る。すさまじくガレている。
  霞沢の下部は、紅葉の木々が多く、遠目でも割ときれいだ。
 ・次のピーク、K1が見えてきた。
  最初はダケカンバのある林を斜上し、最後は100mほどの急な坂をよじ登る。
  どろと小石が混じったような坂で、足元が安定せず、登りにくかった。
 ・しかし、ちょうどこのころから、上空を覆っていた灰色の雲が薄れてきて、
  青空がずいぶん広がってきた。対岸の穂高連峰も見えてきて、良い感じだ。
  このあたりで、早くも下山にかかる対向者とすれ違う。
  今日は結局、ここで出会った2名と、上高地から早足でピストンの健脚1名、
  加えて山頂にいた2人組みを入れ、合計5人しか出会わなかった。
  上高地のまじかにそびえているのに、何とも人影の少ない山だ。
 
10:40-11:00 K1ピーク(標高=2580m、気温=4℃)
 ・苦労して登ってきた甲斐があり、ここからの展望は素晴らしい!
  穂高は正面に大きくそびえ、さらに常念岳、焼岳、笠が岳なども見え、素晴らしい展望の山頂だ。
  見飽きることがなく、スケッチなどをして、ちょっとゆっくりした。
 ・ここから、K2ピーク越しに霞沢岳本峰も見えている。
 ・縦走路は、ハイマツと岩の多い道。眺めも良くて、アルペン的な道で、いい感じだ。
11:15 K2ピーク
 ・K2ピーク付近は、昨晩に着いたのだろうか? ハイマツなどに樹氷が少し残っていた。

11:30-12:10 霞沢岳山頂(標高=2645m、気温=9℃)
 ・K1からは思ったよりもスイスイとこれて、以外と早く到着。
  山頂には、同宿だった男性2人組がいた。これから上高地まで下山するそうな。
 ・2人組が去ると、急に静かな山頂となった。風も弱く、耳鳴りがするほどの静寂。
  周辺の展望は、K1ピークよりさらに良く、穂高連峰などに加え、南の方には
  乗鞍岳、御嶽が近く、その先はるかに、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、浅間山など、
  なじみの山々が四周を囲んで出迎えてくれた。
  山々に祝福されているような、うれしい気分。
  秋空のもと、展望も良いし、山には自分一人きり。なんともいい感じ。

 ・帰りは来た道を帰る。
12:40 K1ピーク
 ・登りも難儀した急な坂は、下りになるとさらに手ごわくなった。
  グズグズの小石混じりの泥道は、こけるとそのまま、上高地側の崖から転げ落ちそうなので、
  へっぴり腰で慎重にくだる。
  その先のトラバース状のところも、霜が溶けて、チョコレートを溶かして流したようになっており、冷や汗もの。
 ・難場を越えると楽な道にはなったが、ジャンクションピークまでの登り返しは、
  足もそろそろ疲れてきたので、踏ん張りどころ。
15:20 ジャンクションピーク
 ・あとは峠まで下るだけだ。
  島々谷が、夕暮れの日差しの中で、最後の美しい紅葉を見せてくれていた。

16:00 徳本峠(小屋)着
 ・以外と時間がかかり、結局、丸一日がかりの往復となった。
  小屋に戻る前に、水場に降りて水を補給。
 ・今日は土曜日のせいか、泊り客が多く、20名ほど。狭い小屋の中は混んでいる。
  今日は、小屋での夕食もできるようだったが、自分は再びカップラーメンで夕食を済まし、
  夕食後は、さっさと2Fの寝床に潜り込む。
 ・その後、みなが寝る頃になって、布団の取り合いのようなことになって、
  小屋の中がちょっと騒然となった。山の中での我の張り合いは見苦しい。
 ・トイレのため、外に出てみると、小屋の中のゴタゴタとは無縁のように、
  頭の上には満天の夜空が広がっており、天の川もくっきり見えていた。

10月19日(日)
 ・今日は島々谷を下る日。
  6時ころ日の出。小屋から少し行ったところから、穂高連峰の少し赤くなった姿も見えた。
6:30 徳本峠 発(気温=-2℃)
 ・今日は雲一つない上天気で、早朝の静かな森の中を下ってゆくのは気持ちがいい。
  最初の急な下りは、モミなどの巨木が多い。
  枯れ草(シモバシラか?)には面白い形の霜がついていた。
7:10-20 力水(標高=1820m)
 ・ちょろちょろの水が出ている水場。
  しかし昨夜から少しのどが渇いていたので、ゴクゴクと飲む。加えて水 1Lを補給。
 ・力水の水場を過ぎたあたりから、紅葉の本番となった。
  斜めからの朝日を浴びて、どの葉も輝くように美しい。
  また、紅葉の森独特の、甘いような香りも秋らしい。
 ・道は谷沿いの道にかわる。谷沿いの道には木の桟橋が多い。
  露出している岩は、美濃帯の堆積岩で、黒くて堅そうだ。
8:40-50 岩魚留小屋(標高=1260m、気温=+10℃)
 ・小休止とする。小屋は、山小屋というより古い民家のような感じで、無人のようだ。
  小屋の手前には、でっかい桂の木がそびえている。
 ・ここから先も谷沿いの道、紅葉がなかなかきれい。谷の中にも日が差してきて、まばゆい光のパレット。
  この付近、やたらと木の桟橋が多く、濡れているので滑りそうでヒヤヒヤする。
  島々谷の道は、遊歩道のようなものかとばかり思っていたが、
  以外と整備されてなく、結構本格的な山道だった。
9:30 離れ岩
 ・だんだんと季節が逆戻りして、このあたりより紅葉も少なくなってきた。
  落ち葉を踏みしめて先に進む。
11:00-10 二股分岐(標高=930m)
 ・ようやく、島々谷の行程も半分を過ぎた。
  ここからは、砂利道の林道歩きとなる。
  最初は周辺の山々の紅葉の風景を眺めながらのんびり行くが、
  途中よりなんだかトイレに行きたくなり、ちょっと焦る。


12:40-50 島々集落
 ・ようやく、島々谷の長い道のりが終わった。
  おあつらえ向きに、水洗のトイレがあったので使用し、スッキリ。
 ・足もだいぶ疲れたので、ここから新島々までタクシーで行こうかと思い、
  ケータイで呼ぶも、タクシーが出払っているとのことで来てくれない。
  ガックリ、しょうがない、歩くか...
 ・車の多い道を排気ガスを浴びながらの最後の4kmはさすがにちょっと疲れた。

13:40 新島々駅着
 ・ようやく長い道のりも終わり。さすがに22kmも歩くと、足が棒になった。
  期待していたのに、残念ながら、駅にはビールがなかった。

 ・あとは、松本電鉄で松本に出て、それからJRにて四国に帰る。
  四国(新居浜)には、夜10時過ぎに到着。 

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