名水湧く下越の藪山「鰈山」

- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 331m
- 下り
- 319m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:45
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
序盤は刈り払いされた林道。以降は背丈を越える灌木混じりの激薮。 |
写真
感想
1.下越三面(みおもて)山塊には入山者が少なく、個性的な薮山が散在するため毎年紅葉期に訪れている。
2.今回はその名も面白い薮山「鰈(カレイ)山」に登った。村上市に合併前の旧朝日村と旧山北町の境界尾根に立つ標高700M強の中高山であるが、海魚の名が付けられた由縁は定かではない。(山頂台地の700Mの等高線だけを眺めればカレイの魚形に見えなくもないが、まさかそんなことで・・・)
3.周辺山域には他にも「葡萄山」や「日本国」など奇抜な山名のピークが多く、変わり者?にはそれだけで惹かれる不思議な魅力の山域である。
4.今回のルート序盤は車両の通行も可能な立派な林道で始まったが、それも電力巡視路故か、入山口から1キロ余で終点となってしまった。
5.以後は廃道化して背丈を越える草と灌木の激薮に変わり、所々薮下に僅かな踏み跡は残るものの “薮荒れ”はなく、入山者も殆どいないことを物語っていた。
6.それでも太い灌木や有棘蔓草は比較的少なく、相対的には漕ぎ易い薮だった。幸運にも薮中で見付けた「サルナシ」は美味しく(入り会い権者にはスミマセン)、しばし幼少期の想い出にふけることが出来た。
7.山頂は地形図通り細長い台地の北端にあるが、樹林に囲まれ展望はなかった。
8.帰路は往路をピストンしたが、前方眼下に広がる三面山塊や遥か東方に聳える冠雪の朝日連峰がひときわ美しかった。(連峰西部は未踏のため、山座同定が出来ず残念。)
9.今回紅葉最盛期を少し外してしまったが、毎年一度は遠征する大好きな三面山塊の空気と清らかな湧水を存分に味わうことが出来た。楽しい一日に感謝、有り難う。
コメント
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これは最早ルートなしの藪漕ぎでしょうか。私には到底できません。読図もできない私には無理と写真を見て思いました。朝日連峰が綺麗に眺望出来て良かったと思います。tonkaraさん山行はどのようにしてお決めになるのでしょうか。今回のルートではカミさんの許可も出ません。凄いですね。
gijin さん こんにちは
コメント有り難うございます。
今回は藪化した廃林道を辿る藪山アタックです。腰痛が全快しておらず、10キロ程度の安楽ルートを選択しました。😓
私の山歩きは、入山(登山)者が居らず、自然荒廃のない静かな未踏の藪山を単独で歩くことを基本としています。その為山中で人と出会うことは稀で、あっても年間1〜2回です。(本年は1回のみ)
藪山は無尽蔵にありますが、その中から特に登りたいと感じる山は実はそれ程多くはありません。登高意欲が刺激される要素には、山容や林相、市街からの隔絶度等色々なものがありますが、多分に感覚的かつ個人的なものです。例えれば、"一目惚れ"の様なものでしょうか。😀
大好きな山歩きも近年の体力衰退から、残り少ないことを予感させられております。😥
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