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Yamareco

記録ID: 1641703
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白神山地・岩木山

藤里駒ヶ岳

2018年11月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:27
距離
6.4km
登り
640m
下り
637m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:53
休憩
0:35
合計
3:28
11:12
67
スタート地点
12:19
12:19
42
13:01
13:35
32
14:07
14:08
32
14:40
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
素波里園地から未舗装林道を走ること12km。小岳よりはましだけど、それでも長い林道走行。分岐から先は急な坂になっているので要注意。登山口には3台分程度のスペースがある。トイレなどは無し。
コース状況/
危険箇所等
山頂直下の岩場が浮石が多く注意を要する。岩場の先もかなりの急傾斜なので特に下りではスリップに注意が必要。
その他周辺情報 まだ地理院地形図にも反映されていませんが素波里園地から県道317号湯の沢温泉へ抜ける新しい道ができています。この道を使うと10分ほどで湯の沢温泉へ抜けることができ便利。ゆとりあ藤沢という施設が400円で入浴できます。広くて気持ちいいです。
小岳下山後、今度は藤里駒ヶ岳へ向かいます。この長い林道、もう一度来るのは大変なので今日のうちに一気に登ってしまいましょう!
小岳下山後、今度は藤里駒ヶ岳へ向かいます。この長い林道、もう一度来るのは大変なので今日のうちに一気に登ってしまいましょう!
粕毛林道から駒ヶ岳樺岱林道(仮称)へ。この写真は行きに撮ったものなので、小岳方面は左からきている道です。駒ヶ岳方面は看板がある右の方向。
粕毛林道から駒ヶ岳樺岱林道(仮称)へ。この写真は行きに撮ったものなので、小岳方面は左からきている道です。駒ヶ岳方面は看板がある右の方向。
植林地の中の急坂を登っていきます。四駆にしていても落ち葉で空転したりします。
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植林地の中の急坂を登っていきます。四駆にしていても落ち葉で空転したりします。
駐車場が見えてきました。これは車から降りて撮った写真なのでジム爺さんが写りこんでます。撮影位置が駒ヶ岳登山口。ジム爺さんがいるあたりが樺岱登山口。
駐車場が見えてきました。これは車から降りて撮った写真なのでジム爺さんが写りこんでます。撮影位置が駒ヶ岳登山口。ジム爺さんがいるあたりが樺岱登山口。
樺岱登山口から登ります。なおややこしいですが、行先や経由地が異なるわけではなく、どちらから登ってもほぼ同じ道を進むことになります。
樺岱登山口から登ります。なおややこしいですが、行先や経由地が異なるわけではなく、どちらから登ってもほぼ同じ道を進むことになります。
明るいブナの林の中をジグザグを描きながら登って行きます。道はまだ出来立てという感じで地面が固まりきっていません。歩いた感じフカフカしています。
明るいブナの林の中をジグザグを描きながら登って行きます。道はまだ出来立てという感じで地面が固まりきっていません。歩いた感じフカフカしています。
途中で何度も別の道と交差します。初めは作業道なのかなと思ったのですが、駒ヶ岳登山口から登ってきた道だと気づきます。ツートンと私、別々の道に進んでみたりしました。
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途中で何度も別の道と交差します。初めは作業道なのかなと思ったのですが、駒ヶ岳登山口から登ってきた道だと気づきます。ツートンと私、別々の道に進んでみたりしました。
すぐに合流します(笑
このように二本の道は絡み合うように登って行きます。新道のほうが傾斜が緩めに設計されていますし、ブナの林の中を行くので景色が良いです。
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すぐに合流します(笑
このように二本の道は絡み合うように登って行きます。新道のほうが傾斜が緩めに設計されていますし、ブナの林の中を行くので景色が良いです。
なめこ祭り開催中!
うがー!今日家に帰るなら収穫していくのに!採っても腐らせてしまうのがオチなので手を着けませんでした。残念。
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なめこ祭り開催中!
うがー!今日家に帰るなら収穫していくのに!採っても腐らせてしまうのがオチなので手を着けませんでした。残念。
やがて二本の登山道は一本になります。中腹まで来ると少し傾斜が緩くなり、あちこちにブナの巨木が見られるようになります。
やがて二本の登山道は一本になります。中腹まで来ると少し傾斜が緩くなり、あちこちにブナの巨木が見られるようになります。
「28」番の札が出てきました。山頂までカウントダウンされていきます。
「28」番の札が出てきました。山頂までカウントダウンされていきます。
25番。代わり映えのしない景色が続きます。
25番。代わり映えのしない景色が続きます。
同じところを歩いているんじゃないかと錯覚しそうですが、数字は確実に減っていきます。
同じところを歩いているんじゃないかと錯覚しそうですが、数字は確実に減っていきます。
倒木がいたるところにあります。新しい倒木も多かったので、先日の台風の影響かもしれません。
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倒木がいたるところにあります。新しい倒木も多かったので、先日の台風の影響かもしれません。
広い緩斜面はやがて一本の尾根筋に収束していきます。
広い緩斜面はやがて一本の尾根筋に収束していきます。
1076ピークの西をトラバースするころになると行く手に藤里駒ヶ岳本体が見えてきます。藤里駒ヶ岳の山肌は雪崩に削られたのか急峻な姿をしています。あそこを登るんか?
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1076ピークの西をトラバースするころになると行く手に藤里駒ヶ岳本体が見えてきます。藤里駒ヶ岳の山肌は雪崩に削られたのか急峻な姿をしています。あそこを登るんか?
標高1000mそこそこですが、すでに森林限界を越えつつあります。周囲の景色が良く見えるようになってきました。
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標高1000mそこそこですが、すでに森林限界を越えつつあります。周囲の景色が良く見えるようになってきました。
藤里駒ヶ岳へは「吊尾根」と呼べそうな細長い尾根が続いています。あれ?そういえば「樺岱」とやらはどこのことだったんでしょうかね? 目印の一つもなかったように思うんですが。
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藤里駒ヶ岳へは「吊尾根」と呼べそうな細長い尾根が続いています。あれ?そういえば「樺岱」とやらはどこのことだったんでしょうかね? 目印の一つもなかったように思うんですが。
いやらしいことに吊尾根に向かう下り坂に雪が残っていました。凍結しているわけではないのですが、雪の下の落ち葉との共同作業で我々を転ばせにかかってきます。やめてー。
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いやらしいことに吊尾根に向かう下り坂に雪が残っていました。凍結しているわけではないのですが、雪の下の落ち葉との共同作業で我々を転ばせにかかってきます。やめてー。
山頂直下はヤセ尾根の急登。ここまで比較的なだらかな地形だったものが一気に険しさを増す。
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山頂直下はヤセ尾根の急登。ここまで比較的なだらかな地形だったものが一気に険しさを増す。
特にこのガレ場が難関。浮き石が多くうっかり変な場所に足をおいたら滑落する危険が…。
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特にこのガレ場が難関。浮き石が多くうっかり変な場所に足をおいたら滑落する危険が…。
ロープや鎖も設置されていますが位置が微妙で使いづらいです。
ロープや鎖も設置されていますが位置が微妙で使いづらいです。
ガレ場上部には木のハシゴが。
ガレ場上部には木のハシゴが。
梯子の上には急な土の斜面。この区間、とにかくスリップには要注意です。
梯子の上には急な土の斜面。この区間、とにかくスリップには要注意です。
難所を登りきって山頂に到達! …と思いきや、まだ先がありました。どちらも見渡しても切れ落ちており周囲とは隔絶された空間になってます。
難所を登りきって山頂に到達! …と思いきや、まだ先がありました。どちらも見渡しても切れ落ちており周囲とは隔絶された空間になってます。
山頂に到着。意外なほどに広くて平坦な山頂でした。
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山頂に到着。意外なほどに広くて平坦な山頂でした。
こっちの方角には午前中に登った小岳があるんですが、どれが小岳なのかイマイチわかりません…。
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こっちの方角には午前中に登った小岳があるんですが、どれが小岳なのかイマイチわかりません…。
岩木山が秀麗な三角錐を天に突き上げています。
雲が取れましたね。
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岩木山が秀麗な三角錐を天に突き上げています。
雲が取れましたね。
白神山地核心部とその向こうに白神岳。
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白神山地核心部とその向こうに白神岳。
田代岳とその周辺の山々。
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田代岳とその周辺の山々。
素波里湖がちらっと見えます。
素波里湖がちらっと見えます。
山並みの向こうに日本海が光っていました。
山並みの向こうに日本海が光っていました。
山頂には方位盤が設置されており、山座同定の答え合わせをしようと思ったのですが、方位しか書いてませんでした。いやいや、普通こういうのには周囲の山の名前書くでしょー。
山頂には方位盤が設置されており、山座同定の答え合わせをしようと思ったのですが、方位しか書いてませんでした。いやいや、普通こういうのには周囲の山の名前書くでしょー。
下山は同じ道を戻りますが、せっかくなので「駒ケ岳登山口」の方に降りてみました。
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下山は同じ道を戻りますが、せっかくなので「駒ケ岳登山口」の方に降りてみました。

感想

小岳ほどではないにしろ、やはりアプローチに長い林道走行を要するということでアプローチのハードルが高い藤里駒ヶ岳ですが、幸いなことに林道が通行可能だったので行ってきました。小岳と併せて登ったので比較的マイナーな樺岳ルートからの登山です。
近年、樺岳下部のぶなの美林を歩くためにコースが再整備されたようです。歩きなれない人のために傾斜をゆるくしたようですが、それよりアプローチの林道が難易度高いように思うのですが(笑
登山口から樺岳までの1時間は、確かにブナ林は美しいのですが景色の変化は少なく若干冗長な感じがします。樺岳をすぎると一転ヤセ尾根の急勾配を歩く区間が出てきて登山らしくなります。
山頂からの景色も良く岩木山や白神岳がよく見え、広大な手付かずの自然を眺めることができます。

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