雨のち晴レ!雲取山 静かな平日の紅葉狩り
- GPS
- 07:28
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,794m
- 下り
- 1,762m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 7:27
天候 | 曇り時々雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6:00過ぎに到着したときには10台ほど 14:00に戻ったときにも15台くらい |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山口〜堂平〜七ツ石山(巻道) 歩きやすいなだらかな道だが何箇所か道が細くなって崖側が急斜面になっている。下山時に滑落事故が頻発しているので注意 ■奥多摩小屋〜小雲取山〜雲取山 道は整備されているここから少し傾斜がきつくなってくる ■雲取山頂〜雲取山荘〜(巻道)〜小雲取山 山頂から雲取山荘まで100m標高差があるので上るのも下るのも地味にきつい 雲取山荘からの巻道は以前は笹で覆われていたが業者の人が手入れして歩きやすくなっている。ただ道は細く切り株や段差がそこそこあるので山道に慣れていない人は少し大変かも |
写真
感想
標高2017mで有名な雲取山。
昨年は標高と同じということもあって多くの登山客が訪れたみたいですが、2018年になっても都心に近い百名山ということもあって登山客は多く、週末は早朝から駐車場はいっぱいになるということでなかなか行く機会がありませんでした。
今回運良く平日に休みを取ることができたので、深夜に出発して早朝6:00に登山口に到着したら車はなんとたったの10台!土日は路肩に列ができるほど車があふれるというのに平日と休日でここまで違うものかと少し驚きました。
登山道は頂上周辺以外はなだらかで整備された歩きやすい道。
しかしながら登るに連れてガスが濃くなってきてしまいには小雨も降ってくる始末。
気温も下がり寒風に凍えてテンションはだだ下がり↷
なんでこんな中を歩いているのかと思いながら頂上までの道のりを進んでいきます。
山頂には自分と同じく朝から登ってきた数人のソロの方と、前日三条の湯に泊まっていたグループの方のみで7〜8人くらいでした。
バッジを買うために訪れた雲取山荘も天気の悪い平日ということもあってか休業中かと思うくらいの静まりっぷり。
ここまでは正直もっと天気のいい日に来ればよかったかな〜と思ってました。
潮目が変わったのは下山時の小雲取山付近から。
それまで覆っていたガスが抜けて日が差してきて周辺の紅葉がバッチリ見えた!
こうなると一気にテンションMAX!
脳内で稜線上の道をマリオの無敵状態のBGMを流しながらルンルン気分で歩いていく!
いや〜来てよかった!
そのまま勢いで七ツ石山を経由して下山。
途中で七ツ石山のご主人と会い軽くお話をすることができました。
去年の登山客はすごかったこと。今度来る時は日帰りピストンではなくぜひ1泊していってとのことでした。
道は殆どの場所が緩やかで歩きやすかったものの、さすがにトータルで20km以上の距離は楽ではなかったです。
最後に、登山口から少し進んだあたりで9月から滑落事故が3件起こっていることについて(すべて下山中)。
自分が通ってみて思ったことは
・道自体はとても歩きやすい普通の登山道
・ただしところどころ一人しか通れないくらいの細いところがある
・そういうところに限って崖側が急斜面になっていて落ちたら10〜20mくらい滑落してしまう
といった感じで普通に歩けばまず滑落することはないですが、日帰りピストンで疲れていたり夜間だったり(3件中2件は18〜19時に発生)すると起きる可能性もあるかなと思いました。
雲取山は都心から近い百名山で登山道も緩やかなので、それほど登山の経験がない方でも登りに来ることが多いと思われます。
けれど実際に登ってみると道はなだらかだけど頂上まで往復で20km以上あり、足腰にかなりの負担がありました。
日帰りピストンの体力基準として
・富士山の御殿場コースや丹沢の蛭ヶ岳を日帰りで往復できる → 余裕
・富士山吉田・富士宮口や丹沢の丹沢・塔ノ岳日帰り → ちょっとキツイけどいける
・高尾山を何回か登ったくらい → かなり厳しい
という感じです。
七ツ石小屋のHPにも書いてありましたが、体力に自身のある方以外は小屋もしくはテント泊のほうがいいかなと感じました。
七ツ石小屋HP 「雲取山 日帰りピストン考(前編)」
http://www.tabayama.jp/nanatsuishi/post-1222/
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