鷹ノ巣山(浅間尾根→ハンノキ尾根→イソツネ山)

2018年11月10日(土) [日帰り]

• GPS: 07:18
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,469m
• 下り: 1,641m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:35
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:17

8:27 峰谷バス停
9:19 9:19 浅間尾根奥口
9:30 9:37 浅間神社
10:48 10:48 鷹ノ巣山の水場
10:52 10:58 鷹ノ巣山避難小屋
11:22 11:31 鷹ノ巣山
11:46 11:46 水根山
12:02 12:03 城山（奥多摩町）
12:09 12:09 カラ沢ノ頭
12:41 12:41 六ツ石山分岐
12:45 12:53 六ツ石山
13:13 13:13 トオノクボ
13:44 13:45 沖ノ指
13:51 13:56 山ノ神
14:24 14:29 イソツネ山
15:44 梅久保バス停

07:37着　奥多摩駅　07:45発　峰谷行き
↓
08:18着　峰谷BS　08:27スタート
↓　　　　09:30　浅間神社　09:37
↓2:27(標準3:00)
10:52　鷹ノ巣山避難小屋　10:58
↓0:24(0:30)　　
11:22　鷹ノ巣山　11:31
↓0:15(0:20)
11:46　水根山
↓0:55(1:00)
12:41　六ッ石山分岐
↓0:04(0:05)
12:45　六ツ石山　12:53
↓0:20(0:30)
13:13　トオノクボ　
↓0:38(設定時間0:40)
13:51　山の神　13:56
↓0:28(0:30)
14:24　イソツネ山　14:29
↓1:15(0:40)
15:44　梅久保BS　16:01バス発
↓0:08(0:10)
16:09　奥多摩駅　16:18(特快)発

天候

☀／☁

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

起点：奥多摩駅→峰谷(みねだに)BS
終点：梅久保BS→奥多摩駅

コース状況／危険箇所等

トオノクボ以降は奥多摩詳細図(西編)・GPS・コンパスは必須。
イソツネ山手前の藪の通過はかなり手間取った。
イソツネ山以降は倒木・落ち枝・落葉で道はないと言っても良い。
最後の梅久保トンネル付近から国道411号に下りる道も分かりにくい。

写真

11/10 8:23

峰谷BS。ここは標高600m

11/10 8:23

バス停のトイレの上に綺麗な紅葉が

11/10 8:31

渡ってみたくなる吊橋。真中辺りまで行ってみると

11/10 8:31

素晴らしい渓流の景色

11/10 8:41

この道案内の看板は見逃してはならない。去年見逃してしまいずっと林道を歩く羽目になった

11/10 8:42

11/10 8:43

急な舗装路を上がると

11/10 8:43

登山道が始まる

11/10 8:55

倒木が多くなっている。跨いだり潜ったりして進む

11/10 9:01

黄葉が美しい

11/10 9:02

榧ノ木尾根方向

11/10 9:05

時々紅葉

11/10 9:06

一旦出た林道から左の登山道へ入る

11/10 9:07

小さい滝だが水の落ち方が気に入った

11/10 9:13

山腹が美しい

11/10 9:14

11/10 9:14

お〜っ。見事な紅葉

11/10 9:19

ここを左へ入る

11/10 9:19

以前はこの擁壁はなかったな

11/10 9:23

落葉の紅葉が綺麗だった2枚

11/10 9:30

浅間神社鳥居に到着

11/10 9:35

門を通過して

11/10 9:36

本殿の横を通る

11/10 10:02

この辺りから紅葉ロードが始まる

11/10 10:05

来た来た

11/10 10:05

ちょっと疎らな感じがむしろ良い

11/10 10:06

黄葉。見事

11/10 10:06

いいねェ

11/10 10:16

しかし紅葉が少ないな。既に散ってしまっている方が多い。確か今年の紅葉は遅れるという情報を聞いた事があったが、ハズレだな

11/10 10:16

これは good

11/10 10:18

これも良い感じ

11/10 10:35

日蔭名栗山かな

11/10 10:46

水場に到着

11/10 10:51

避難小屋が見えて来た

11/10 10:52

鷹ノ巣山避難小屋に到着

11/10 11:03

雲取山でしょうか

11/10 11:06

富士山方向は雲の中

11/10 11:15

登って来た浅間尾根

11/10 11:17

あともう少しで山頂

11/10 11:22

鷹ノ巣山到着

11/10 11:22

二等三角点

11/10 11:23

富士山は相変わらず見えない

11/10 11:23

右にちょこっとだけ見えているのは御前山

11/10 11:32

榧ノ木尾根。左から秒速3mの勢いで雲が右に広がって来る

11/10 11:43

水根山方向へ。巻道は暗くて細くてイマイチ好きではない

11/10 11:46

水根山を通過

11/10 12:03

城山を通過

11/10 12:03

新しい山名標

11/10 12:09

分かりにくいが下りの急坂が始まる。実はここの坂は好きだ

11/10 12:11

見上げた所。根っ子と岩・石で構成されている

11/10 12:19

将門馬場分岐部

11/10 12:20

巻道との合流点

11/10 12:25

マムシグサの実が落ちてチョコっぽいアイスのようだ

11/10 12:29

ここはお気に入りの箇所だが色が寂しい

11/10 12:41

六ツ石山分岐

11/10 12:45

六ツ石山到着

11/10 13:02

落葉が凄くて道が不明

11/10 13:14

地名は書いてないけどトオノクボに到着。ここから榛ノ木(ハンノキ)尾根に入る。踏み跡は全くなし

11/10 13:21

尾根上に規則正しく木々が配列している。白ペンキが登山道を示しているのかは分からない

11/10 13:28

何本か置きに白ペンキの木があるのでやはり目印かも

11/10 13:32

反射板に到着

11/10 13:33

振り向くと絶妙な紅葉が！

11/10 13:33

素晴らしい！

11/10 13:34

う〜ん、感動！

11/10 13:35

黄葉も

11/10 13:45

この辺は踏み跡があったが

11/10 13:51

ここ山ノ神から先は

11/10 13:55

こんな感じ。倒木・落ち枝・落葉で登山道らしきものはない

11/10 13:55

ピンクテープがあり、これは登山用らしい

11/10 13:59

11/10 14:00

詳細図にある藪地点。ピンクテープがあるにはあるが、藪の背丈の所為でそこまで来ないとテープが視認できない。GPSとコンパスを駆使してこの藪を通過するのにかなり苦労した

11/10 14:13

急坂を下る

11/10 14:14

ちょっとした岩場もある

11/10 14:16

石尾根だろうか

11/10 14:17

同じく

11/10 14:24

イソツネ山に到着。山名標は探したが発見できず。さて、ここから以降が大変だった

11/10 14:52

ピンクテープがあるが道は完全にない。倒木と落ち枝と落葉で埋まる斜面をズルズルと下りるが、枝が跳ね上がったり足に引っ掛かったりしていつ転倒してもおかしくなかった。かなり長い時間悪戦苦闘した

11/10 15:20

ん？下が開けて来たか？

11/10 15:30

建物が見えて来たが相変わらず道はなく、苦労して高度を下げて行く。国道411号が見える所まで下りて来たが、高い擁壁となっていてどうすれば下りられるのか判らずウロウロした

11/10 15:42

梅久保トンネルの上を通過。ここを見つけるまで相当無駄な時間が掛かった

11/10 15:43

お墓の横を失礼して

11/10 15:43

やっと国道に出られた。向こうに梅久保バス停が見える。待ち時間で遅い昼食を摂る

11/10 16:12

奥多摩駅に到着して終了

撮影機器：

Xperia XZ Premium SO-04J docomo SONY

装備

個人装備

グローブ 防寒着 雨具 帽子 靴紐 ウェストポーチ 昼ご飯 行動食 飲料 ゼリー飲料 地図（奥多摩詳細図）山と高原地図(奥多摩) コンパス 笛 計画書 ヘッドライト GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 免許証 メガネ スマホ スマホ充電池 乾電池 時計 サングラス 熊鈴 タオル ストック 折畳み傘 トイレットペーパー ポケットティシュー ライター ツェルト

感想

atomheart

　前半は紅葉見物で優雅な一時を過ごせたのが、後半はヒヤリ・ハット場面の連続で、いつ転倒・落下してもおかしくない荒れ放題の斜面を下り、極度の緊張を伴う山行だった。イソツネ山ルートにはもう行かないな。

〈峰谷BS→浅間尾根コース→鷹ノ巣山〉
　重要なのは、峰谷バス停からの林道を経て分岐道に入る最初の道案内の看板を見逃さない事である。これを見逃すとそのまま林道歩きで合流地点まで1時間程歩かなければならなくなる。分岐道に入ればその後は分かりやすい道標に従って進めば問題ない。
　去年は今頃が紅葉の見頃で、標高1,400〜1,500mにある平坦地で素晴らしい紅葉が見られたのだが、今年は既に多くが落葉しておりほぼ終盤となっていたのが残念だった。

〈鷹ノ巣山→トオノクボ〉
　石尾根伝いに進む(巻道もあるが暗くて細くて面白くないので自分は好きではない)が、メイン登山道なので特に問題はなし。六ツ石山方向へ入りトオノクボまで達する。

〈トオノクボ→榛ノ木(ハンノキ)尾根→山ノ神〉
　ここから先は山高地図には載っていないバリ・ルートである。トオノクボからハンノキ尾根に入った途端に踏み跡が皆無となる。尾根上を進めば良くて、尾根のど真ん中は整列した樹木が立っているので割合分かりやすい。但し支尾根に引き込まれないようにコンパスとGPSでの確認を怠らない方が良い。

〈山ノ神→イソツネ山〉
　写真でも紹介したように山ノ神から先は道がない部分がある。そして難所の藪が登場する。藪は完全に自分の身長(173cm)以上の背丈があり、方向感が全くなくなり解らなくなる箇所だ。ピンクテープはあるがどうやら境橋BSへ出る北のルートにつながっているようだった。結局元に戻って足元に気を付けつつ(隠れた池に嵌るかもしれないなどと考え)、GPSとコンパスを頼りにして正道に出られたのであった。
　詳細図に拠ると、イソツネ山には手製の山名標があるとなっていたが探してもどこだか分からなかった。
〈イソツネ山→イソツネ山ルート→梅久保BS〉
　ここからは本当にキツい悪路で厭だった。重なる倒木・無数の落ち枝・滑り易い落葉によって非常に足元の悪い道なき斜面をズルズルと下りる。何度も立ち止まりGPS、コンパスを確認して微修正を繰り返しながら進む。ピンクテープがあるが全く道の態を成していない所に巻いてある。徐々に山肌が暗くなってくるのを感じながら、遭難するかも、と若干の恐怖を覚えていた。自分の踏んだ折れ枝が跳ね返って飛び上がり、一瞬イノシシか熊に見えてビビったりもした。もはやそれは遭難者に見られる幻覚か？
　せっかく国道411号が見える所まで下りて来たのに高い擁壁があり下りられない。どっちへどう行けば良いのか、と右に左にウロウロしてみたが道はない。すると、国道を見るとトンネルがある。そういえばレコにトンネルがどうのこうのという記載があったような。何とかトンネル上まで移動してみて渡ってみると向こう側に下りられた。墓地の脇を通ってUターンすると国道に出られたのであった。見ると道路の向こうにバス停が見えた。あ〜腹減った。

　紅葉観賞＋遭難目前の山行であった。何とか無事下りて来られて良かった。浅間神社で二礼・二拍・一礼のお詣りをちゃんとやっておいた御利益かな(普段はあまりやらない)。





総歩数(door to door)　32,186歩
総歩行距離　21.88km
消費カロリー　1,086kcal