愛鷹山塊の愛鷹山(海抜0mスタート、柳沢登山口から)


- GPS
- 08:52
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 1,513m
- 下り
- 1,444m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:22
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 道は基本的に一本道で指導標もたくさんあり、迷うこともないでしょう。 複数回林道を横切りますが、左右を探せばすぐ登山道が見つかります。 登山道が粘土質の土なため、湿っているととても滑ります。 今回、かなり気を付けて下りましたが、それでも数回滑ってしまいました。 雨天後にこのコースを使う場合、泥だらけになる心構えが必要です。 |
写真
沼津方面です。沼津アルプスの鷲頭山、見る角度もあるだろうけど、相変わらず尖っていて急登ですね
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
愛鷹山に行ってきました。
富士山の好展望があり人気のある黒岳、越前岳ではなく南にある愛鷹山の方。
行こうと思った理由は、電車を使うと最寄りの原駅はすぐ海の近く、標高0mからいけるんじゃね? と浅はかに考えてしまったためです。
まず海岸から柳沢登山口まで徒歩で約2時間かかったので、こっちから登る場合でも自家用車を使うのが賢明でしょう。すでに体力をだいぶ消費……
柳沢の登山道ですが、目に映る光景はひたすら針葉樹林と、その隙間を埋める笹です。展望とかいうぬるいものはほぼありません。色づいた広葉樹も片手で数えられるほどしか見つからなかったので、ここでは精神を鍛えられます。
また高度が上がっていくと、地面の土がむき出しの粘土質のものに代わっていき、とてもよく滑ります。登りでも無駄に緊張を強いられました。通っている人が恐らく少ないため、登山道には木の枝がかなり落ちており、その上を進むなど工夫しました。
山頂は富士山方面だけ展望があります。雲が多かったけど少しだけ富士山も見れたし、その点だけは良かった。
そのまま位牌岳まで行く計画だったので、食事をとって出発。しかし馬場平まで来たところで時間はもう12時30分、あのずるずる滑る泥に加えてろくに変化のない樹林の道を下って帰らなくてはいけない、なんか日も陰ってきた、ということでそこで引き返すことにしました。
愛鷹山山頂で振り返ったとき、進むはずだった方向の山頂がガスに飲まれていたので、未練なく下山できました。
帰りの平沼登山道も柳沢登山道と同様、展望なし、滑る。おまけに疲労の三重苦。景色が変わらないせいもあって、下っても下っても降りられる気配がなく、「なんかループする迷いの森に入りこんでない?」という錯覚に陥りました。アスファルトの地面とか人工物が見えたときはホントに嬉しかった。
そして平沼東海大学をこえた場所がまさかの好展望。茶畑になっていて360度の展望がありました。沼津や富士の市街地、駿河湾、伊豆半島、沼津アルプスや箱根の山、振り返れば堂々と愛鷹山、その後ろに富士山も見えたはず(その時は雲の中だったので)と、素晴らしい光景です。愛鷹山、せいぜい標高200m程度の場所に展望で負けています……
その後、原駅に着いたのが4時ごろ。あのまま位牌岳に行っていれば、下山があと2,3時間は遅くなっていたので、引き返した判断は正解でした。
秋の登山シーズンの日曜、おまけに雲が多かったとはいえ晴れていたのですが、この日はほかの登山者に一人も会いませんでした。
馬場平で遭遇したシカの群れが、山中で会った唯一の哺乳類でした……。
短い区間でしたが、愛鷹山山頂から位牌岳に向けて稜線を歩いていた区間はとても楽しかったです。今度行くならは水神社から登って、行けなかった稜線を繋いでみたいですね。柳沢と平沼はもう遠慮したい心持……
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