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Yamareco

記録ID: 1651264
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ハイキング
奥武蔵

登山詳細図にまで「紅葉」と書かれた甲仁田山へ(長渕BS→二子山入口BS→二子山東尾根ルート→甲仁田山→二子山(雄岳・雌岳)→芦ヶ久保駅)

2018年11月16日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.6km
登り
555m
下り
671m

コースタイム

日帰り
山行
3:33
休憩
0:34
合計
4:07
9:41
18
スタート地点
9:59
96
二子山入口BS
11:35
11:48
26
12:14
12:30
7
12:37
63
13:40
13:45
3
土日が雨模様なら金曜日に休暇を取ればいいじゃない。
と言う事で水曜あたりに決断して本日を休暇にしました。
ところが天候の欄でも書いた様に、今日は晴れ一本の筈が昼前からどんどん雲が出てきて、一時期は完全に曇り状態に。その点はかなり残念。

晴れの紅葉はどの辺りに行こうか(但しお手軽な場所)。
東郷公園・秩父御嶽神社のサイトを見たら紅葉はもう一歩っぽい。
(東郷公園が良い状態ならそこを経由した子ノ権現往復にしようとも考えましたが)

ふと、甲仁田山は紅葉が良いよと言う噂を思い出します。
ヤマレコで検索したら確かにいい感じ。しかも登山詳細図にはわざわざ「紅葉」と言う案内が書いてあるのです。あの登山詳細図に。

と言う事で、日にたった3本しかない横瀬線のダイヤに合わせて10時近くに二子山入口BS付近から取り付いて二子山東尾根ルートを登って甲仁田山へ、その後は二子山へ向かって芦ヶ久保駅に下山するコースを選びました。
天候 晴れ、のち晴れたり曇ったり、のち曇

またか。
天気予報が晴れと言ってもちっともそのまま晴れが維持されません。

昼前から日差しが遮られる時間がちらほら出てきて、二子山から下山している最中は空はほとんどが雲でした。まあ下山中の空って広範囲に見えないのですが。

それにしても昨日の予報は「よく晴れる」だったんですよね。
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き
飯能発8:22の西武秩父行き
そこそこ混むかもと思って8:10に飯能に到着する電車で行ったのですが、全然人が居ません。発車直前の8:20に到着する電車でも席が大分空いていました。

芦ヶ久保発9:29の長渕行き西武観光バス横瀬線。
誰も乗っていませんw
終点で私が降りました。するとその近くで掃除をしていた住民の方が「降りる人が居るんだね」って・・・そりゃ路線も維持出来ませんよ。

実は横瀬町のコミュニティバス「ブコーさん」と言うのもこの路線を走っています。どうしてこう言うダイヤになっているのか分かりませんが、私が乗った西武観光バスが長渕で折り返した僅か30分後(日に3本程度しかな場所だと30分後は「僅か」です)にブコーさんも長渕を秩父市街に向けて走ります。もっとダイヤ調整出来ないのだろうか。
しかも長渕から二子山登山口迄歩いている途中に「回送」のブコーさんが松枝目指して走って行きました。どうしてカラの状態で走らせるのか。


帰り
芦ヶ久保発13:53の飯能行き
ガラガラで来ました。空のボックス席がある程に。
ところが正丸か西吾野で子供の団体が乗車。一気に全車両で半分ほどが埋まります。
そして吾野でハイキング客が沢山乗車。
まさかの満席です。
飯能からはFライナー快速急行に乗り換え。
コース状況/
危険箇所等
・長渕BS→二子山入口BS
県道53号名栗街道です。
あーあ、舗装道路かと思ったものの、この季節はなかなか良いです。
但し結構自動車は走るので注意しましょう。

・二子山入口BS→甲仁田山
バス停付近から取り付きましたが、全く踏み跡などありません。
不明瞭とかそんなレベルではないです。しかも急登。
これは慣れた人でないと足を踏み入れない方が良いです。

尾根に取り付くとそれなりに歩きやすくなりますが、やはり急登もあります。
紅葉の季節なので途中から「きれー」とか言ってあまり気にならなくなりましたが、それでも大変で、紅葉の時期以外はおすすめ出来ません。

・甲仁田山→二子山雄岳
岩場が出現する迄はそう大した事はないです。但し電波塔からどっちに進むのかはちゃんと地図なりGPSなり見て方向を正しく選びましょう。基本はNTT管理道路のすぐ横を歩きます。
岩場はどうクリアすれば良かったのか。
登山詳細図のとおりに南側へまわりましたが、かと言ってまわったままでは下に押し出されるのでどこかで岩に取り付いていかないとなりません。結構大変で、これまた初級者にはおすすめ出来ません。

・二子山雄岳→雌岳→芦ヶ久保駅
例によって雄岳と雌岳の間はかなりのキツイ下り登りです。今は落ち葉の季節なので慎重になりました。
雌岳からの通常ルートは雌岳のすぐ下でロープが必要な程の足が滑る斜面になります。ロープがあるからいいんですけど。
岩茸石山との分岐からはまあまあ楽になります。
その他周辺情報 こんなルートですから、途中にトイレはありません。
お店もありません。
芦ヶ久保駅は電車が行ったばかりでも道の駅があるので30分後の電車までくつろげます。
9:41 長渕BSを出発します。
本当は二子山入口迄乗りたいところですが、この時間はここ迄しか来ません。
ブコーさん、なんとかしてー。
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9:41 長渕BSを出発します。
本当は二子山入口迄乗りたいところですが、この時間はここ迄しか来ません。
ブコーさん、なんとかしてー。
ああ、この季節ならこの区間を歩いても悪くないかも。
但しこの道は名栗げんきプラザと山伏峠を経て名郷に抜ける正丸トンネルさえ無ければ秩父と飯能との主要道になるので結構車が走ります。
ああ、この季節ならこの区間を歩いても悪くないかも。
但しこの道は名栗げんきプラザと山伏峠を経て名郷に抜ける正丸トンネルさえ無ければ秩父と飯能との主要道になるので結構車が走ります。
落石注意標識付近から尾根ルートに登る破線が登山詳細図にありますが、ここがそうかなと思ったものの、上の方が全く踏み跡が無さそうなのでパスしました。
落石注意標識付近から尾根ルートに登る破線が登山詳細図にありますが、ここがそうかなと思ったものの、上の方が全く踏み跡が無さそうなのでパスしました。
9:59 ここが二子山入口BS付近の取り付き・・らしい。
先人の写真から判断しました。
9:59 ここが二子山入口BS付近の取り付き・・らしい。
先人の写真から判断しました。
「不明瞭」とかそんなレベルじゃねー。
踏み跡らしき痕跡皆無。しかも急登。
飯能の低山でこう言う場所は随分慣れましたが、それだって程度と言うものがあって、かなりの急斜面をしかも結構な距離這いつくばって登りました。ここを下った人はどうしたの?
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「不明瞭」とかそんなレベルじゃねー。
踏み跡らしき痕跡皆無。しかも急登。
飯能の低山でこう言う場所は随分慣れましたが、それだって程度と言うものがあって、かなりの急斜面をしかも結構な距離這いつくばって登りました。ここを下った人はどうしたの?
35分奮闘して何とか尾根っぽい場所に。
これで少しは楽になる。
35分奮闘して何とか尾根っぽい場所に。
これで少しは楽になる。
10:37 焼山林道側からの道との合流点らしき場所。
正面方向から登って来ました。そっちはバリケードがあって「やめたほうがいいよ」とされています。
右側に焼山林道からの道と思われる非常に薄い踏み跡がありました。
あっちは少しはマシだったんですかね。
10:37 焼山林道側からの道との合流点らしき場所。
正面方向から登って来ました。そっちはバリケードがあって「やめたほうがいいよ」とされています。
右側に焼山林道からの道と思われる非常に薄い踏み跡がありました。
あっちは少しはマシだったんですかね。
10分程登ったところでちょっとした岩場です。
これが登山詳細図で言う「八角」でしょうか。
先述の落石注意標識から来るとここに合流するみたいですが、それっぽい踏み跡などありません。
10分程登ったところでちょっとした岩場です。
これが登山詳細図で言う「八角」でしょうか。
先述の落石注意標識から来るとここに合流するみたいですが、それっぽい踏み跡などありません。
さらに数分。
お!いい感じになって来ました。
でもさっきまであった日差しが消えた。
これから紅葉の道だと言うのに。
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さらに数分。
お!いい感じになって来ました。
でもさっきまであった日差しが消えた。
これから紅葉の道だと言うのに。
綺麗、なんだが、日差しが欲しい。
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綺麗、なんだが、日差しが欲しい。
いい道、なんだが、日差しが欲しい。
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いい道、なんだが、日差しが欲しい。
11:05 お!日差し復活。
美しい。
2
11:05 お!日差し復活。
美しい。
尾根になってからもキツイのです。
ここも這うようにして登りました。
それだと立ち止まらないと紅葉見物出来ない。
尾根になってからもキツイのです。
ここも這うようにして登りました。
それだと立ち止まらないと紅葉見物出来ない。
紅いモミジに近づける場所で日差しが出てくれて良かった。
3
紅いモミジに近づける場所で日差しが出てくれて良かった。
ここだけ切り出せば良い登山道なんですがw
2
ここだけ切り出せば良い登山道なんですがw
甲仁田山まであとちょっとの場所です。
2
甲仁田山まであとちょっとの場所です。
11:35 甲仁田山の山頂・・らしい。
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11:35 甲仁田山の山頂・・らしい。
山頂の電波塔。
ご覧の通り、この頃から雲に覆われて来ます。
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山頂の電波塔。
ご覧の通り、この頃から雲に覆われて来ます。
11:48 山頂付近をウロウロしてから離れます。
ここのすすきヶ原も撮りようによっては綺麗だったのかも。
11:48 山頂付近をウロウロしてから離れます。
ここのすすきヶ原も撮りようによっては綺麗だったのかも。
電電公社のマークだ!
ここの施設ってそんな時代からの物なんですね。
電電公社のマークだ!
ここの施設ってそんな時代からの物なんですね。
12:00 岩場です。
登山詳細図では南側をまわるみたいな図なので、南側、この写真では左側へ進みました。
が、そのまま行くとどう見ても下に押し出されます。
そこで途中から苦労して上の方向へ。ここってどの辺りを進むのが良かったのだろう。
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12:00 岩場です。
登山詳細図では南側をまわるみたいな図なので、南側、この写真では左側へ進みました。
が、そのまま行くとどう見ても下に押し出されます。
そこで途中から苦労して上の方向へ。ここってどの辺りを進むのが良かったのだろう。
雄岳の岩場展望の場所のすぐ上に出ました。
ここに出るのか!これは知らないと逆方向は行けなかった。
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雄岳の岩場展望の場所のすぐ上に出ました。
ここに出るのか!これは知らないと逆方向は行けなかった。
12:14 二子山雄岳到着です。
ここでお昼にします。
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12:14 二子山雄岳到着です。
ここでお昼にします。
この様に武甲山や二子山一帯は全く晴れていません。
12:30に出発します。
この様に武甲山や二子山一帯は全く晴れていません。
12:30に出発します。
12:37 雌岳です。
這いつくばりの登山で気持ちが疲れ気味だったのと曇り空でテンションが下がって、当初計画では浅間神社コースの尾根コースで下りるつもりでしたが、二子山の通常ルートで下る事にしました。
12:37 雌岳です。
這いつくばりの登山で気持ちが疲れ気味だったのと曇り空でテンションが下がって、当初計画では浅間神社コースの尾根コースで下りるつもりでしたが、二子山の通常ルートで下る事にしました。
12:54 岩茸石山との分岐点です。
今日は通常ルートの左へ。
あとから気づいたのですが、どうもここを下るのは今日が始めてかも。
登りは使った事があります。
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12:54 岩茸石山との分岐点です。
今日は通常ルートの左へ。
あとから気づいたのですが、どうもここを下るのは今日が始めてかも。
登りは使った事があります。
13:04 左に大きく曲げられる場所から。
こっちもまあ紅葉ありますね。
そしてこの頃からです。上空をヘリが飛ぶのに気がついたのは。
この後、下山する頭上を右に左に(東に西に)ヘリが低空でしつこく飛びます。
最初は「軍用ヘリ?」と思ったのが、何度も低空で飛ぶので多分遭難者を探してる?と思いました。これが芦ヶ久保駅付近までずっと続きます。
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13:04 左に大きく曲げられる場所から。
こっちもまあ紅葉ありますね。
そしてこの頃からです。上空をヘリが飛ぶのに気がついたのは。
この後、下山する頭上を右に左に(東に西に)ヘリが低空でしつこく飛びます。
最初は「軍用ヘリ?」と思ったのが、何度も低空で飛ぶので多分遭難者を探してる?と思いました。これが芦ヶ久保駅付近までずっと続きます。
13:40 芦ヶ久保の道の駅に到着。
ふと山の方を見ると・・・
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13:40 芦ヶ久保の道の駅に到着。
ふと山の方を見ると・・・
あ!
救助されてる?
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あ!
救助されてる?
電車は13:53で、若干時間があるので道の駅でもちょっとだけ撮りました。
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電車は13:53で、若干時間があるので道の駅でもちょっとだけ撮りました。
13:48 芦ヶ久保駅に到着です。
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13:48 芦ヶ久保駅に到着です。

感想

確かに紅葉は綺麗でした。これで日差しがずっとあればなおよし。
但しそこに行くまでが大変。焼山林道側から取り付いたらここまで苦労は無かったのか。でも尾根に上がってからもかなり急登となっていて、決して楽な紅葉狩りではありません。

芦ヶ久保駅から直接二子山へ登って雄岳から甲仁田山へ分岐したらどう?と昨晩ちょっと考えましたが、あの途中の岩場を考えるとそれもあまりしたくないです。下りは特にキツイですよね。

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ハイキング 奥武蔵 [日帰り]
横瀬 二子山
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5

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