飯縄山 あのお蕎麦屋さんも！ 南登山道↑西登山道

2018年11月18日(日) [日帰り]

• GPS: 05:43
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,360m
• 下り: 1,246m

コースタイム

初冬の好天、落葉して日差しの入る気持ちいい道をゆっくり味わいながら登りました。

天候

晴れ　稜線上は冷たい西風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

戸隠中社無料駐車場に駐車。路線バス始発(6:42通年運行)で戸隠中社バス停から飯縄山登山口バス停まで移動（480円）

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はなくよく整備された歩きやすい道です。ただし黒土でぬかるんでいると滑りやすいので注意が必要。

その他周辺情報

下山した戸隠中社周辺にはおいしい蕎麦屋さんがたくさんあります。今回のもう一つの目的は「うずら屋」の天ざる1800円。

写真

11/18 6:24

予定時間よりかなり早く戸隠中社に到着。中社の本殿はまだ扉が閉まってましたが安全祈願をして、鳥居右にある「うずら屋」の席予約。6：03分で二番目でした。

11/18 6:42

6:42発は始発となるバス停です。他にお客さんなし。平日は長野市内までの通勤や通学に使われるのでしょう。およそ17分の乗車で飯縄山登山口に着きます。

11/18 7:18

バス停におりたら、登山者用駐車場には数台の駐車。このルート、途中にトイレはなく、携帯トイレブースのみなのでここの公衆トイレで済ませて出発です。しばらくは別荘地内のアスファルト道歩き。

11/18 7:20

この鳥居の手前にも10台程度の駐車が可能なスペースがあります。登山道はここから始まり。中社を出る時は厚い雲が空を覆っていましたが、日差しが出てきました。

11/18 7:31

鳥居の跡らしきものは見つけられませんでした。

11/18 7:32

南登山道の特徴は、登山道に据えられた十三仏をたどる道であること。一番目は不動様。怒ってます。

11/18 7:38

こんな緩やかな道に日が差し込んでのんびりと歩けます。

11/18 7:39

二番目はお釈迦様

11/18 7:41

三番目文殊様。右手に剣、左手に蓮華の花

11/18 7:44

四番目の普賢様も蓮華(たぶん）を持ってます

11/18 7:46

五番目はおなじみのお地蔵様

11/18 7:50

両手を合わせた弥勒様が六番目。遠い未来にこの世を救うための修行中。

11/18 7:53

七番目の薬師如来は薬壺を持ってます。

11/18 7:56

八番目の観音様は十一面観音でしょうか。頭の上にそれっぽい造形。手には花瓶に生けた蓮華。

11/18 7:57

石仏を探しながらの登攀で単調な道も退屈しません

11/18 7:59

八番目の観音様に続いて、両手を合わせた勢至菩薩が九番目に現れたという事は・・・

11/18 8:03

十番目に阿弥陀様。やはりこの8〜10番三仏は善光寺の阿弥陀三尊の組み合わせと同じです。

11/18 8:06

そして次は十三仏にカウントされない馬頭観音。なぜでしょう。馬の守護仏だから？

11/18 8:07

十一番目の阿しゅく如来がある場所は広場になっており、休憩に適地です。ここから傾斜も強くなります。

11/18 8:29

十二番目の大日如来までは少し距離があり、見落としてしまったかと焦りました。

11/18 8:41

そしていよいよ十三番、虚空像様。右手のは剣かな？大きな岩の上に据えられていました。

11/18 8:50

十三仏を巡りながら高度もあげてきました。下界は雲海です。その向こうに北アルプス。

11/18 9:10

飯縄権現の鳥居までたどり着けば稜線に乗ります。この辺りから西風を受けるので少し寒くなります。

11/18 9:13

他の方もレコで紹介されている表示板。ここまでの岩がちな急登で疲れて、この先、数えるの忘れてしまいました。

11/18 9:13

少し低い場所に飯縄権現の祠が祀られている小屋があります。避難小屋としても使用できるようです。山頂から戻ってここでおやつタイムにしました。

11/18 9:14

権現社から山頂へ向かう道。気持ちいい展望がありますが道はぬかるんでいます。

11/18 9:23

魚沼方面の山と雲海。上には横一直線に飛行機雲。

11/18 9:25

飯縄山頂に到着。風が冷たいです。

11/18 9:26

山頂は360度の大展望。北アルプスは白馬三山から、

11/18 9:27

唐松、五竜、鹿島と続き、

11/18 9:27

針の木、蓮華あたりでしょうか

11/18 9:27

北アルプス南部の山だと思いますが同定できません。

11/18 9:27

とんがっているのは槍とその奥に穂高、笠も見えるようです

11/18 9:29

岩岩した戸隠山とその奥に小蓮華山や白馬乗鞍

11/18 9:29

秀麗な高妻山。登頂した日は山頂は冷たい霧雨でした。

11/18 9:33

山頂にあった石仏

11/18 9:34

飯山方面も雲海の下。その向こうに魚沼の峰々

11/18 9:41

ここから眺めると八ヶ岳の山稜の右側に蓼科山が位置します。赤岳も確認できます。

11/18 9:41

奥秩父の方面だと思います

11/18 9:41

浅間の方？

11/18 9:49

山頂は風が冷たく、あまり長居できませんでした。コーヒーとおやつは権現社で風を避けながらいただくことにします。

11/18 10:39

登ってきた南登山道の尾根筋とその向こうに北アルプス。2000mに満たない山ですが展望が素晴らしいです。

11/18 10:53

休憩をとったら西登山口を下山。最初は急な下りでぬかるんでいる個所もあって緊張しますが、やがて緩やかな広い道になります。

11/18 11:47

1時間ほどで萱の宮がある広場に到着。

11/18 12:18

この先はさらに緩やかになって落ち葉のクッションがきいた快適な道になります。カサカサと落ち葉を踏む音が耳に心地いい。

11/18 12:48

林道に出会うとあとは道なりに戸隠の集落に到着。ちょうどお昼時間でお腹も空いてきました。予約を入れておいた「うずら屋」についたら、本日受付終了の貼り紙。さすが戸隠一番の人気店です。店の前には店長さんと警備員さんもいて順番待ちのお客様をさばいていました。

11/18 13:15

予約を入れてあったので、ほとんど待つことなく店内へ。天ざる大盛り（1800円）とそばがき(1200円）をいただきました。香りの立つ絶品の蕎麦だけでなく、気持ちいい接客の名店でした。

撮影機器：

NIKON D3400 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

tobi8549

北信五岳のひとつ、飯綱山は学生時代からよく眺めていた山です。授業のない午後はバイクでバードライン（当時は全区間通行できました）を駆け上がり、蕎麦屋さんやこじんまりした喫茶店に通いました。当時の事を懐かしく思い出しながらいい山行になりました。